御在所岳 ヴィア・フェラータへ。
UPDATE 2023-06-26
【日 程】 2023/06/25(日)
【参加者】 3名
【コース】 御在所岳裏道-ヴィア・フェラータ-富士見岩-御在所ロープウェイで下山
【記 者】 里山
ヴィア・フェラータは、「岩に固定されたワイヤーロープや鉄の足場を使って、クライミング技術がなくても比較的に安全に岩場を登れるように設定されたコース」ですが、コースの「取り付き」に到着して岩壁を見るとワイヤーがない! ハーネスやカラビナ等を使って安全を確保するワイヤー…。
同行のY先輩によると、「クライミング技術を持つ同行者がいないまま、初心者同志がチャレンジすることを避けるために敢えて撤去された」とか。
かくて、ヴィア・フェラータ2度目の私と、初めてのKさんの2名は、Y先輩のロープによる安全確保と指導のもと、ドキドキのチャレンジを始めるのでした。
ヘルメットとハーネスを装着。二人のハーネスを繋げたロープを自身に繋いで、Y先輩が岩を登っていきます。我々にコースを見せながら、難所には道具を使って我々が登りやすいように準備しながら。そして、上まで登ってロープを固定した後、合図をくれます。
さあ、次はKさん、私の順に登ります。登り始めたら自分の力を信じるのみ。安全確保されているので滑落する心配はないけれど、途中で鉄の足場がない所も多く、そうなれば、岩の上で次の足場をどこにするか、手はどこに置くかを自分で決めなくちゃなりません。どうにかよじ登って、ホッとする。次の岩場まで登って、またドキドキ。これを繰り返して高度を上げていきます。
実は、登っている間、3人とも写真を撮ることを忘れていました。初心者2人は高度感に緊張していたし、それ以上に、Y先輩は我々の安全に配慮するために集中していたようです。
岩場登りは、何度も経験して上手になります。「この岩肌を安全に登るために、自分の手足をどう使うか」はとても感覚的な事柄で、「練習してナンボ」の世界です。昨年から金毘羅山で岩場歩きの練習をして来ましたが、もっと練習したいと思いました。そして、訪れたご褒美の絶景‼
富士見岩まで登り切った我々は、ロープウェイ駅にて名物のカレーうどんに舌鼓を打ち、ちょっと贅沢ですが、ロープウェイから普段の登山では見られない景色を堪能しながら、下山したのでした。
快晴の鎌ヶ岳
UPDATE 2023-02-13
【日 程】 2023/02/11(土)
【参加者】 会員2名
【コース】 カズラ谷登山口-鎌ヶ岳-鎌尾根-宮越山-水沢峠-宮妻峡 周回コース
【記 者】 Koume.S
12月末の寒波の暴風と吹雪の中、入道ヶ岳から鎌ヶ岳周回コースをあえなく途中下山した事もあり、今日は、鎌ヶ岳へリベンジです。
朝から快晴。宮妻峡駐車場に車をとめ、カズラ谷登山口を8時50分スタート。
昨日の雨や気温が高かった事もあり、雪が残っているか心配していると、標高670m辺りから、登山道に雪が現れました。木々の隙間から、東に伊勢湾がキラキラと輝いて見えます。
しばらく急登が続き、切れ落ちた場所も出始めたのでアイゼンをつけて進みます。
雲母峰との分岐のある稜線に出て、北側に三角に尖った鎌ヶ岳の岩壁が見えます。尖った三角の山容の山って、やはり惹かれます。
岳峠からピッケルを使いながら、急登を登り、コルに出て、西に向って岩場を登ると、鎌ヶ岳頂上に着きました。360度広がるパノラマ。北には御在所岳、雨乞岳、御池岳が見えます。東に伊勢湾、遠くにうっすら御嶽山、乗鞍岳まで見える最高の景色。南には前回飛ばされそうな暴風だった入道ヶ岳が見えます。しばらく写真を撮って、景色を楽しみました。
岳峠に戻り、鎌尾根を歩きます。何度もピークがあり、長い痩せ尾根が続きます。踏み抜きに注意し、足を滑らさない様に慎重に歩きます。雪が溶けた砂地のザレ場もあり、バリエーションにとんだ鎌尾根。登ったり下ったり予想以上に長く感じました。
西端尾根分岐を下った風の当たらない場所で、鎌ヶ岳と伊勢湾を眺めながら、ゆったり山ごはんを満喫。
不思議なキノコ岩斜面が見え、風化した花崗岩の砂で滑りやすく、気を付けながら宮越山を目指します。しかし案内板には、宮越山が一向に出てこない。水沢岳は別名「宮越山」とようやく気が付いたのが、山頂。(地図にも宮越山と書かれていました)
山頂から水沢峠までは、かなりの激下り。鎌ヶ岳からこの水沢峠まで以外にも長かったぁ〜。
水沢峠から前回も通った谷筋を東側へ下ります。前回見た大きな氷瀑は、どうなっているのかと見上げると、この気温のせいで、氷瀑は、溶けて、チョロチョロと水が流れ、下の方に申し訳ない程度に氷柱が残っていました。少し残念。気を取り直して、ガレ場の浮き石に気をつけながら、黙々と下ります。長い林道を歩き、宮妻峡駐車場に16時半到着。
快晴の中、鎌ヶ岳から見る山々と伊勢湾の景色に癒された1日を過ごせました。鈴鹿セブンマウンテン、私は4座目!今シーズンたくさんの雪山に行ける事に感謝です。
爆風急登氷瀑の入道ヶ岳
UPDATE 2022-12-25
【日 程】 2022/12/24(土)
【参加者】 会員2名
【コース】 宮妻峡登山口-入道ヶ岳-水沢峠-宮妻峡登山口
【記 者】 Koume.S
クリスマス寒波の予報の中、入道ヶ岳、鎌ヶ岳の周回コースを歩こうといざ出発。
宮妻峡駐車場は、ひっそりとして車2台。やっぱり天気が悪いから?クリスマスイブだから?なんてまた人に会わない登山になりそうな予感。
宮妻峡登山口から登る新道コースを8時30分出発。昨夜降ったのか、斜面には、うっすら雪。登り始めの雪にややテンションが高め。あれだけ先週雪見たのに(笑)登り始めてすぐに雪が降りはじめます。
入道ヶ岳の山頂に10時到着。昨日のヤマップを見ると、雪はうっすら、青空が広がり、鳥居が写る広い頂上は、見晴らし良さそうな穏やかな所だったのに。今日は、恐ろしい爆風で、飛ばされそう。先週の東天狗岳も凄すぎたけど、また今週も爆風登山。『でも標高は、入道ヶ岳の方が低いから寒さは、ましなはず。』なんて、東天狗岳を基準に考えてしまう。
そそくさと頂上を後に北西へ向かう、途中東側の脇道へ曲がると、小ぢんまりと木々に囲まれた場所に椿大神社の奥宮がある。安全登山を祈願して、またスタート。
雪も多くなり、軽アイゼンをつけ、急登と急な下りの連続の水沢峠までの道。雪は、深々と降り、ザックにも積もり、周りの山々の景色も真っ白で、何の眺望も見えないのが残念。
水沢峠分岐に12時着。北側には、宮越山が見え鎌ヶ岳へと続く。この雪での足元悪いのと爆風のお天気の中、予定の鎌ヶ岳への周回コースを進むと、16時を過ぎ、もしや下山は、ヘッデンを付けての登山になる。でも鎌ヶ岳へ行きたい。苦渋の決断。リスクを考え、後ろ髪を引かれながら、水沢峠を東へ下る決断。『悪天候だから仕方ないよね。またリベンジ出来るはず。』と自分にいい聞かせながら、下山。
尺五の谷へ降りると、15m程の大きな氷瀑が目の前に現れる。(実は私、こんな氷瀑見たの初めてでかなりびっくりしたのです)全くこんな滝があるとは、知らず、お宝を探したかの様な感動。あの時無理して鎌ヶ岳に行っていたら、出会えなかったなぁって、プラス思考。ほんとにすごい迫力でした。
雪は深々と降り続き静寂の山の中、鹿の鳴き声だけが響きます。辺りは、ふかふかの誰も踏み跡のない雪の中をラッセルしながら歩きます。
宮妻林道を歩いて、風の避けられる場所でツェルトに入り、お昼ご飯。お腹を満たした後は雪の中、宮妻峡駐車場に14時30分到着。
爆風、急登、氷瀑の入道ヶ岳。2週連続の雪山。色んな意味で、とても満喫しました。
帰りに湯の山温泉希望荘の温泉により、ゆっくり身体の芯まで温まり、京都に帰りました。
「鈴鹿の上高地」に惹かれて♥♥♥
UPDATE 2022-11-18
【日 程】 2022/11/16(水)
【参加者】 会員2名
【コース】 武平峠西駐車場7:38 ~ 茨谷登山口7:59 ~ 沢谷峠~クラ谷分岐8:30 ~ コクイ谷分岐9:50 ~ 鈴鹿の上高地10:36 ~ 根の平峠11:15 ~ 県境稜線縦走路 ~ 国見岳12:42 ~ 御在所山13:30 ~ 武平峠西駐車場14:50
【記 者】 dekopon
「鈴鹿の上高地の紅葉って、ホンマ、素晴らしいんですよ!!」
と興奮して画像を見せてくれる山友。
そこから入手した情報を頼りに、地図やネットでもルートの状況を調べてみる。
谷筋を行くため、何度も渡渉を繰り返すそう。
“そんないいとこなら、来年の例会の下見に行ってみましょ!”
そんなこんなで、下見の話がまとまり、行ってきました。
【結論】 沢谷峠からクラ谷分岐を経てコクイ谷出合に向かうルートは、確かに楽しいけれど、遭難多発注意看板があちこちで目に付く。このアスレチックルート、技術を磨く練習になるけれど、みんなに歩いてほしいけれど、もし、ここでアクシデントに見舞われたらどうする? 引き返すことも困難。先は長い。無理したらあかんな。
そんなことも話しながら、渡渉が終わり、ピンクリボンに誘導されて馬酔木の中を進んで行くと、広~く穏やかな上高地に到着した。素晴らしかったであろう紅葉は落葉し、落ち葉の絨毯が一面に敷き詰められている。
“うわあ~!ええとこやん!”
“紅葉がきれかったやろなあ!”
“キャンプもできそう!”
“みんなで来たいなあ! そうやん、別ルートを計画すれば来れるやん。”
ということで、来年は朝明渓谷から「鈴鹿の上高地」を目指すことにまとまったのであります。乞う御期待を!
京都府山岳連盟 沢登り交流会へ行って参りました〜鈴鹿・石谷川本流〜
UPDATE 2022-09-08
【日 程】 2022/09/03(土)
【参加者】 会内外 11名
【コース】 白糸の滝上流〜七ツ釜〜白雲の滝〜一般登山道下山
【記 者】 へっぴりゴシ
最近の天気はホンマ読めない💧
海水温度が早く下がらないかなぁ
昨晩から今朝まで前線が降らした大量の雨☔️
この日は京都の岳連の皆さんと石谷川への沢登り
いろんな会の方と接する機会は貴重で、刺激になります。
…し・か・し、きっと前日の雨の増水で中止だろうと思い込んで、皆さんと亀山PAで合流し、入渓ポイントへの 途中、道路から見えた下流の川は、茶色い水で白く波立った川…こ、これ行くの?って思い恐る恐る到着
しかし、車から降りると「あれ?あまり濁流の轟音じゃない!」 何とか入れそうな水量
白糸の滝の上流から入渓
しかし、脚を入れると水の流れは早く、油断すると脚が持っていかれそう(꒪◊꒪ ))))
少し登るといきなり轟々と流れる小滝が現れる
前に天気のいい日に来た事があるメンバー曰く、水量少なく癒しの沢だった…っての事、その時とは水量増えてガラリと景色は変わったみたい(笑)
しかし、今日は11名!色んな岳連の会からレベルの高い方来てるっぽく、安心感♬
アベンジャーズに守られての沢登りなので、増水も楽しく、大胆に濁流の中の岩にジャンプしても”何だかいけそぉ〜な気がするぅ〜♬”って吟じながらの錯覚(笑)
七ツ釜やいくつかの滝は流石に増水で登れず、撒いたり、ヘツッたりしながら楽しむ。
途中からパラパラと雨も降り出したが、大きく天気崩れる事なく、最後に白雲の滝 水飛沫を上げて轟々とマーライオン以上に上流から水が吹き出し、喋ってる声が聞こえないくらい
左岸の滝の横をロープを張ってもらい、PETZLのタイブロックを使って壁を登攀
勢いある滝を横に眺めながらスリルを楽しむ
最後は白雲の滝をバックに全員で記念撮影📸楽しかったぁ〜♫
下りはヒルの巣窟の山道を一気に降って駐車した場所へ
っで、恒例の駐車場でヒルチェック
みんなの足元に大小様々なヒルが取り付いてて、ディート光線噴射!ビーーーーーム!!
私は二番目に歩いてたから被害無し✌️
今日も多くのヒルを駆除してYさん大満足
京都までの途中のPAで、いつもの如く小腹を満たし、ご帰宅
今日も楽しい山行、お疲れ山