お肉と八ケ岳ブルー 〜赤岳&硫黄岳&ジョウゴ沢IC〜

UPDATE 2024-02-12


【日 程】 2024/02/10(土)~2024/02/11(日)
【参加者】 会員3名+会員外2名
【コース】 【1日目】赤岳山荘Pー南沢=行者小屋ー文三郎尾根ー赤岳ー地蔵尾根ー赤岳鉱泉(泊)
【2日目】(硫黄岳組)赤岳鉱泉ー赤岩ノ頭ー硫黄岳ー赤岩ノ頭ー赤岳鉱泉(合流)ー北沢ー赤岳山荘P
     (ジョウゴ沢組)赤岳鉱泉ージョウゴ沢ICー赤岳鉱泉(合流)
【記 者】 へっぴりゴシ


昨年末の山友との焼肉忘年会での出来事
肉をつっつきながら
「私って、今まで2回赤岳鉱泉へ行って、夕飯でステーキに当たった事ないんだよね~」
っとひとりがポツリ
肉を食べながら肉の話をする肉食獣たちw
「私は雪山に行きたい!」「だったら今度雪山とくっつけて、赤岳鉱泉へステーキを食べに行こう!」
ってことで、その場で赤岳鉱泉を予約📞(*´罒`*)ニヒヒ

金曜の夜から京都を出発して、翌朝4時に赤岳山荘Pに到着。

【1日目】
連休初日だけどもまだこの時間は駐車場は多くの空きスペース
準備してヘッデン灯して4時半に登山開始
2日目の天気の持ちがイマイチだった時を心配して、当初2日目に赤岳の予定を、
初日に赤岳へ登ることに変更
南沢を通って行者小屋を経由する頃、阿弥陀岳が朝日に照らされ始めて今日の天気の良さを確信✨
岩稜と急登で下りに文三郎尾根使うのは危険と師匠が判断し、黄金に輝く阿弥陀岳と中岳を眺めながら、寝不足で足が重いがゆっくりと急登の文三郎尾根を進み、岩稜帯から赤岳山頂へ
…私は初アイゼンデビューの時に師匠と文三郎を下りましたが、師匠どう言うことでしょー_(;ω;`」_)_
山頂で待っていたのは、見渡す限り360度の絶景と、くっきりはっきりと雲から顔を出す富士山🗻素敵ング♡
時折突風で雪煙で顔を叩かれるも、北アルプス~南アルプス、乗鞍、妙高に妙義山、チョコのアポロのような形の蓼科山やガトーショコラの浅間山もぜーんぶ見えて感動!すんばらしぃ〜
あの山にもこの山にも行ってみたいって今後の目標が膨らむ
こちらも大概急登の地蔵尾根を安全に降って、12時に本日のお宿の赤岳鉱泉へ到着、果たして今晩の夕飯メニューは?….
ステーキ♡‼️受付横に書かれている黒板のメニューに「ステーキ」の文字♬
あるメンバーお初の赤岳鉱泉ステーキ♪
夕飯まではまだまだ時間が有るので、メンバーが持ってきてくれたツマミを突付きながらビールで乾杯🍻
飲みやすい五一ワイン🍷も加わり夕飯まではの時間をお喋りしまくって過ごす
これが今回の山行のメインのひとつ(笑)

お待ちかねの夕飯は間違いなく美味しく、豚汁もサイコーでした。やっぱり赤岳鉱泉のご飯は美味しいなぁ♡
師匠は「ステーキが前より分厚くなったんじゃないかなぁ?」って
肉食獣なメンバー一同ご満悦

7時過ぎにはそれぞれ布団へ入って、気がつけば就寝
山では寝れない小心者の私もこの日初めて早朝2時まで爆睡zzZZ

【2日目】
この日はゆっくり出発しようって事で、6時半に美味しい焼きシャケ(?マス?)の朝食をいただき
8時頃に出発。硫黄岳組とジョウゴ沢IC組に分かれて活動を開始

私はICお預けして硫黄岳の方へ
夜中に少し降った雪で昨日は黒かった大同心の岩肌も白くなり、霧氷の白に八ヶ岳ブルーが映えて、終始感動♡
途中、缶ビール片手に景色を眺めていたおじさん、東京から還暦の記念に八ヶ岳登山に来たとの事だったので、
エアー乾杯で祝福🎊おめでとう!
「東京駅でビール飲んでてもこんな祝福されないもんね、やっぱり山はサイコ=」と喜んで頂けました(^ ^)
こちらも嬉しい気分を頂きました♬
森林限界を越えたら、ドドーンっと八ヶ岳連峰が目の前🏔️硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳…
赤岩ノ頭で防風対策を整えて山頂を目指す。
途中に見えた山頂付近の雪煙も、山頂に着く頃には風も穏やかになりゆっくり景色を眺められる
「2日連続で天気がいいって、ホント私たちって持ってるなぁ=」って、この日何回耳にしたことか・・・
山頂から先ほどの還暦のおじさんが見えたので、おじさんの登頂を待って
皆でバンザーイバンザーイ&記念撮影をして再び還暦の祝福
私も還暦には山でお祝いしたいなぁ(o˘◡˘o)それまで元気に安全に山を楽しもう
10時に下山開始し、約束していた11時に赤岳鉱泉へ下山。ジョウゴ沢IC組と赤岳鉱泉で合流し赤岳山荘Pへ

帰りはもちろん温泉「望岳の湯」♨️で汗を流し、美味しいご飯(もちろん肉)食べて京都へ…
充電完了です

朝日に輝く阿弥陀岳と中岳
やっぱり富士山は眺める山♡
北アルプスの山々・・・また行こっ
YMCAちゃいます、師匠のYの字ポーズ
どこの山でも稜線歩きはやっぱり大好物
昨日登った赤岳と阿弥陀岳をバックに赤岩ノ頭へ
硫黄岳山頂から…またいつか縦走しよ
この後、踏み跡の無い雪原で天使の形つくって遊ぶ

赤岳鉱泉ステイ

UPDATE 2023-04-05


【日 程】 2023/03/25(土)~2023/03/26(日)
【参加者】 会員5名+非会員1名
【コース】 25日 京都ー美濃戸口ー赤岳鉱泉 泊
26日 アイスキャンディ登攀or鉱泉周辺散歩ー美濃戸口ー茅野ー京都
【記 者】 norokame(文)


25日 今年最後のアイスに行きたい組に便乗してクリスマス・イブのリベンジに「2日とも雨」の予報が外れることを期待しながら東へと向かう。京都は黄砂で周囲の山も見えない。美濃戸口では4頭の鹿の歓迎を受け、雪の無い林道を美濃戸へと乗り入れた。駐車場の車の台数からすると今日の鉱泉はガラガラかな?

ここからの林道の雪は踏み固められて氷になっていたり、その上を水が流れていたりと、歩きにくいことこの上ないので、アイゼンを装着し、土の上もジャリジャリと歩く。林道終点の橋を渡ると雪道だ。薄暗くなりそうな頃、夕食で賑わう鉱泉小屋に到着。予想以上の客だ。急にお腹がグゥ~!テーブルの上をチラッと見ると、ステーキだ!(ラッキー**)

26日 夜中の雨は屋根をたたいていたらしいが、今朝は小降りのようだ。

我が家のディナー以上に品数豊富な朝食をゆっくりと頂き、今日の行動を確認し合う。アイスキャンディ組は行動あるのみ!

さて、散歩組はどこにしようか・・・。このままぬくぬくと小屋にいたい気持ちもなくはないが、それじゃあ亀岡山の会の名がすたる!ってんで(ホントはランチのためにお腹をすかさないと・・・)アイゼントレーニングを兼ねて美濃戸中山へと登りに行く。山々はガスって展望もないし、小雨やらみぞれやら降ってるし、さぶっ!・・でも、私達3人、やっぱり雪の上を歩きた~い!

中山乗越まで上がると、なんと、大同心が見えるではないか!一気に気分が盛り上がり、一つ目のピークへあがる。晴れていればここから赤岳や阿弥陀岳が目の前に見えるはず。二つ目のピークへ向かうが、途中からトレースは無くなり、みぞれは雪に変わり、引き返すタイミングとする。

小屋へ戻り、ストーブを囲んでコーヒーやらココアやらレモネードやらでアイス組が終わるのを待ちつつ談笑。あ~のんびり~・・・・

アイスクライミングデビューのSぐちさんのうれしそうな顔ったら・・・それぞれのクライミング目標を終えたアイス組より一足先に下山を始めるが、すぐに追いつかれ、そして追われるように最後の楽しみの「温泉」と「ほうとう鍋」目指して車へと帰着。

お天気には恵まれなかったけど、こんなのんびりも、たまには、た・ま・に・は、いいかなあ~って。

 

 

晴れていれば赤岳、阿弥陀岳が見える。
ステーキ、ポトフが絶品🌟
大同心、小同心。
小雨の中、果敢にチャレンジ! S女史。
ビレイヤーと共に。アイスキャンディの高さ!

北アルプスの風に吹かれて〜西穂独標〜

UPDATE 2023-03-20


【日 程】 2023/03/19(日)
【参加者】 会員4名+会員外1名
【コース】 京都−西穗高口駅−西穗山荘−西穂丸山−西穂独標(往復)
【記 者】 Koume.S


「北アルプスの空気をすいに行きませんか?」のお誘いにメンバーの意見一致。夜中の3時半頃に京都を発ちました。 

土曜まで、北アルプスは雪予報。一転して今日は、朝から雲一つない青空。高山に入ると雪景色が広がり、雪の北アルプスの山々が見られました。やっぱり雪山はサイコー。

730分に新穂高ロープウェイの駐車場に到着。9時始発のロープウェイ2本乗り継ぎ、西穂高口駅で降ります。途中のロープウェイでは槍ヶ岳(の先っちょ)やジャンダルムなどを眺められました。西穂山荘まではアップダウンを繰り返しながら、樹林帯の登山道を進みます。前日に降り積もった新雪も先行の登山客で踏み固められ、ハイウェイになってます。途中でアイゼンを付け黙々と進むと、視界が開け今から登る西穂独標、西穂高山頂、笠ヶ岳、双六岳、また南側には、焼岳、遠くに白山がくっきり見えます。今日は、霞なく最高の景色。1時間ほどで西穂山荘に到着。ここから西穂丸山まで登ると、開けた稜線では頬と耳が痛くなる様な西風。下界は穏やかでも流石アルプスと思いながら、フードを慌てて被りました。西穂丸山を過ぎたところでハーネスを付け、ヘルメットを被り、目の前に迫った独標手前まで登ると、たくさんの登山客で渋滞。降りてくるパーティを待ちながら、独標を見上げると岩が剥き出しになり、鎖のかかった険しい斜面。Y師匠の指示でロープを準備し、1人ずつタイブロックを付けて慎重に登ります。13時過ぎに西穂独標に着きました。意外だったのがその時の独標はお日様が当たり、風もなく暖か。みんなで記念撮影。見渡せば周りの穂高岳、迫力ある北アルプスの山々、カッチョイイ。今回は時間の都合で行けないけど、「次は、あの尖った西穂高山頂に登頂したい!」と次の目標が出来ました。

独標からの下山もロープを付け、1人ずつ安全のためにピッケルを使い、後ろ向きに足の置き場を確保しながら慎重に降ります。
ピストンで西穂山荘まで下山し、山荘前で軽くお昼を食べました。
ロープウェイの西穂高口駅まで樹林帯をY師匠のお決まりの軽やかな足使いに続き下山します。
ロープウェイを乗り継ぎ、1530分に駐車場に到着。

帰りに岐阜の郷土料理⁈けいちゃん丼、けいちゃん唐揚げ定食を食べ、満腹で京都、亀岡に帰りました。
北アルプスの空気吸い、風にあたり、雪山を満喫。今週も満足な1日を過ごしました。

西穂山荘前より (閲覧注意:フワフワしますw)

樹林帯を歩きながら木々の間から、西穂高岳が見えます。
遠くに白山がくっきり見えます。
中央が西穂高岳頂上。黒い岩肌が独標。
丸山からは急登を登ります
青空きれいだけど、風は、きつかった。強風でハイマツが露出している斜面。
独標手前の斜面は、ロープを1人ずつ結び、慎重に登ります。
次は、西穂高山頂目指したい!
下山時に真っ白に立ちこめるガス

急峻なる雪山 〜烏ヶ山〜

UPDATE 2023-03-05


【日 程】 2023/03/04(土)
【参加者】 会員3名+会員外1名
【コース】 鏡ヶ成高原Pー南峰ー烏ヶ山主峰のピストンコース
【記 者】 Koume.S


今週も5時すぎのまだ暗い早朝、昨年6月に行った烏ヶ山に向かって、京都を出発。

三角に尖ったカッチョイイ烏ヶ山が眺められる休暇村奥大山前の鏡ヶ成高原駐車場に車を停め、835分出発。1時間弱ブナ林が広がる緩やかな斜面を歩きます。

しばらく登り、北側には昨年8月末に個人山行で行った甲ヶ山個人山行で行った甲ヶ山、その西側に大山が見えはじめました。今日は、青空が広がり、周りの景色もはっきり見えます。だんだん急登になり、急斜面のトラバースを先日教えてもらった足の運び方に気をつけながら進みます。正面に烏ヶ山の主峰が見え、南陵へ続く細尾根を進みます。コルでアイゼン、ヘルメットを装着。ピッケルを手に持ち、慎重に一歩ずつ。激急登をピッケルを使いながら、ほぼ四つん這いになりながら3点支持。

南峰のヒカル岩(サントリー天然水のCMで宇多田ヒカルさんが座った岩)付近に到着。6月に座って写真を撮った岩も雪の下に。岩がゴロゴロしていた南峰も深い雪が積もり別の印象。ここから主峰まで左右キレキレの細い稜線。緊張しながら一歩ずつ慎重に一度下ります。コルは雪庇の踏み抜き注意!登り返しの主峰への急登は、雪も緩んでいる為に安全を期してロープを繋いで登ります。所々かたくて足が入りにくい雪の斜面もあり、しっかり蹴りこみ確認しながら慎重に…。ようやく烏ヶ山山頂に到着。頂上の大きな岩も雪に覆われて、簡単に登れる高さになっていました。北側の大山がくっきりきれいに見え、4人で写真撮影。

ここからピストンで下山します。山頂からの急坂は後ろ向きになり、足元を確認しながら降ります。

尾根を下山中に主峰の東側斜面で、全層雪崩が2度起こりました。はじめてみる雪崩は、爆音と共に本当に怖かった。人が登る斜面では、無かったのが救いでした。

緊張しながら、尾根を下山し、途中日当たりのいい斜面で緊張も解けたところで、軽くお昼ご飯を食べました。

そこから毎度のY氏の下山の早い事。下山後の楽しみが待っているからか、あっという間に姿が米粒大、後ろ姿を追いかけて13時過ぎ下山。

休暇村の温泉で汗を流し、蒜山PAで、ご飯を食べて、今週も満足で帰路へ。

6月には、広大な裾野に緑が広がり、ごつごつした岩山の烏ヶ山。雪山の尖った厳しい印象の冬の烏ヶ山。どちらも違った魅力のある山でした。

↓↓↓閲覧注意!フワフワして酔います(笑)

雪の烏ヶ山ー尖ってかっこいい。
南峰に続く細い尾根。
中央左の黒い岩が烏ヶ山主峰。
この雪の下にヒカル岩があるはず。
主峰に続く稜線は、キレキレ。トレースを慎重に歩きます。
手前が烏ヶ山主峰。その奥が大山。一度下ります。
頂上で記念撮影。奥の大山がきれいです。
尾根の下山。早いの早いの。