沢登り講習会 白滝谷

UPDATE 2023-09-06


【日 程】 2023/09/02(土)
【参加者】 4名
【コース】 坊村支所前🅿️〜牛コバ〜白滝谷〜登山道〜牛コバ〜坊村支所前🅿️
【記 者】 へっぴりゴシ


坊村駐車場に8時半、各京都府山岳連盟のやその他の参加者騒然22名がワイワイガヤガヤ勢揃い。

今回は沢登り初心者向けの講習会ということで、昨年までの交流会とは異なり、
初心者の方へ最終目的地までの到達を目的とせず、細かなところを教えることを目的としたスタイルの
新たな試みの沢登りでした。

集合場所で、沢登りは色んな技術が複合的に必要でリスクの多い山行と言うことを改めて指導頂いたのちに出発
私はサポーターとしてN師匠のもとで3班に参加。3班体制で、各班5名程度のグループ分けでスタート。
白滝谷は初心者向けの小さな滝が続くルートで、私の沢登りデビューの場所。

担当した3班は、ZツクラブとH火の山岳会に所属の方々で、会の話や今年の夏の山行の話など雑談しながら
1時間ほどで入渓点へ到着。違う会どおしが交流しあう場でもあるのでチョ〜新鮮。

N師匠から、岩に足を置くポイントや、岩に乗せる足裏の部分など細かな指導を受けながら上流へと進みます。
進みながらもルートの選び方の指導や地図読みしながら、岩や滝壺などのヘツリ方を、メンバー自ら考えてやってみて、
体の使い方や足を置く岩の見定め方など実感してもらいました。教えるのと共に、教え方も勉強になりました。

3班は熱心な指導により最終折り返し地点の白滝までは行けませんでしたが、「昨年までの交流会とは異なり、
より細かな指導がもらえ、質疑応答が聞けて良かった。」
各山の会でも登山の技術を伝えて行く事が難しくなっているのが課題で、「1回限りでなく続けてステップアップの講習会を設けて欲しい」などの意見が聞けました。

お昼休憩をしていると、白滝まで行った1班2班のメンバーの方々が下山してきて合流。
下山途中に全体の集合記念写真を撮影し、皆無事に駐車場まで下山しました。

沢登りの技術だけでなく、色んな人の話を聞いて沢山の刺激をもらえた講習会でした。
また週末登山がんばろっ!

ちなみにこの日は、この時期には珍しくヒルの被害ゼロでした♡

初心忘るべからず、白滝谷の沢登り

UPDATE 2023-07-31


【日 程】 2023/07/30(日)
【参加者】 会員3名
【コース】 葛川市民センター🅿️〜牛コバ〜白滝〜夫婦滝〜登山道〜牛コバ〜葛川市民センター🅿️
【記 者】 へっぴりゴシ


この日は6時亀岡発、7時三条京阪駅ピックアップで滋賀県坊村へ白滝山の麓にある白滝谷の沢登りへ出かける。

メンバーはY師匠とN師匠との3人。私へっぴりゴシが岩デビューした時に初めて手ほどきから教わった、私にとっての永遠の師匠達との久々の沢登り山行。初心に返った気分でワクワク♬

8時前に葛川市民センターPをスタート。既に汗だくで早く沢に浸かりたいが、入渓ポイントまでがまた遠い(•́-•̀٥)林道を歩き牛コバを超え、南南東へ進む事約1時間。ようやく入渓ポイントに到着。まずここまでの道のりでのヒル被害チェック!3人とも大丈夫の模様。

ザックをおろし入渓準備していると、Y師匠「あぁ~!昼飯を車に忘れた!」ってコンビニで買った冷麺を車に忘れる。常習犯、前科・・・・数えきれず。
ハーネス&ガチャ類セットし入渓。ヒャぁ~!冷たくて気持ち良い~♡

細々とした段差やヘツリが続き、所々でN師匠からハンドジャムなどの細かなテクをご指導いただきました。地味だけど、初心者には色々な学びができる白滝谷。私の沢デビューも確かこの沢。その当時は滑るわ、躓くわで、青アザだらけで帰った覚えがあります。

その頃から沢の流れや様子も変わっているようで、記憶にあるのはほんの数箇所だけ。そういう意味でも沢登りは難しいんだなぁ~って実感。
途中、大きなスラブの綺麗な滝を眺めたり、ナメの滝を登りながら、落差8mの白滝へ到着。
ここはロープを出して、リードはN師匠。2番手のへっぴりゴシはタイブロックで登ると宣言し、リードのN師匠をビレイした後に自分も登攀開始。開始直前にタイブロックからロープ固定に切り替えて登攀。最後まで登りきったところでN師匠から「何か問題に気づかへん?」と指摘。タイブロックで登ると打ち合わせたのに、登攀直前でロープ固定へ変えた事で、トップに登ったN師匠とのコミュニケーションはそこで崩壊🥵N師匠がとっさの機転でトップビレイにシステムを変えてくれたので問題は回避できたが、沢の音で会話もかき消される沢登りでは意思疎通も無く登攀システムを変えることはタブーの祖業。すごく反省するとともに、指導を受けることで勉強できました。

他にも二人の師匠からビレイループにかけるデバイスの順番なども指導してもらい、今回は初心に返って色々と気づくことができた沢登りでした。

最後の夫婦滝まで到着し、左岸を高巻きしながら一般登山ルートに復帰。
お昼の小腹を簡単に満たして、靴を履き替えて下山開始。少し薄くなりかけの登山道を下山している途中。へっぴりゴシの前に蜂の群れ・・・ん?っと思ったのは束の間、左手の甲に一匹一生懸命お尻を丸めて刺そうとしている蜂。「痛っ!」って思ったと同時に、左のお尻のホッペにも痛み。振り払いながら小走りに退散し蜂に刺された事を2人に伝えると、Y師匠がすぐさまザックからポイズンリムーバーを出し、左手を吸引。続いてお尻の痛みを伝え、躊躇なくズボンを下ろし二人の師匠へお尻を披露。N師匠は私の白いケツに爆笑。Y師匠は一生懸命リムーバーで吸引してくださり、その後は腫れたり、痛みが増すことなく無事に駐車場まで下山。サッと取り出せる場所にポイズンリムーバーを入れていたY師匠のパッキングに感心し、見習おうと思いました。

下山後にもヒルcheck。3人ともヒル被害ゼロ。

帰りは私のわがままで、「朽木温泉てんくう」まで行ってもらい、NY(入浴)タイム。温泉の駐車場では、忘れたお昼ご飯の冷麺を食べるY師匠。既に冷麺は茹で麺(笑)。

お風呂でさっぱりした後に、京都へ帰る。

今回の様な色々と勉強ができるこういった機会はありがたく、また2人の師匠と登りたいへっぴりゴシでした。

後ろ姿だけはアベンジャーズ
細かな段差でこれまでの経験の復習
はーい!白滝にとうちゃこ
右岸を登ります
奥のスラブの滝を撮影するするのに必死
最後の夫婦滝

滋賀県高島 三国山 隊長に続く

UPDATE 2023-06-23


【日 程】 2023/06/18(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 黒河越林道入口ー明王ノ禿南東尾根入口ー明王ノ禿と三国山分岐ー三国山ー黒河峠ー黒河越林道ー黒河越林道入口
【記 者】 いちご大福


黒河越林道入口付近に路駐。アスファルト道を少し歩くと、左手にピンクテープを発見。入口は、ここらしい。

木々をくぐりながら進んでゆく。すぐに尾根を登り始めるのだが、予想通り踏み跡はかすかにあるのか?ないのか?という状況。早速、ショートカット。ルートファインディングをしながら、急登に臨む。険しくなればなるほど「オモロいな」とT子隊長「満足感が違うな」とTき先輩。行手が阻まれた際には、「どうするT子?」と大河ドラマ風ツッコミをしながら突き進む隊長。歩き始めから約2時間45分後、突然展望のよい登山道に出た。明王ノ禿を眺めながら、少しほっこり。

藪漕ぎで力を使い果たした私は、シャリバテで足が重い。ランチをとってから、高島トレイルポイント3の三国山に到着。

黒河峠への道のりは、陽射しを浴び、お花を愛でながらの歩きに一転。キンコウカ・コアジサイ・ササユリなどに出会い、さらに目が輝く。

黒河越林道は単調でしんどいが、温泉が待っていると思うと頑張れる。最後は、白谷温泉でお互いダニチェック!大丈夫そうだわと安心&スッキリして帰路についた。

本日の山行リーダーは、探検隊の隊長にしか見えませんでした。山を深く味わい、たくさん大笑いした最高の1日となりました。感謝。

明王ノ禿を東から見る
キンコウカ
サワフタギ
シソバタツナミソウ
ベニドウダン
ササユリ
コアジサと

比良 堂満岳 

UPDATE 2022-05-10


【日 程】 2022/05/08(日)
【参加者】 会員9名+体験1名
【コース】 イン谷口~正面谷~大山口~青ガレ~金糞峠~堂満岳~金糞峠~前山~北比良峠~ダケ道~カモシカ台~大山口~正面谷~イン谷口
【記 者】 AKKOKKA


午前8時前、大山口手前のイン谷口 ℗を出発する。本日のお目当ては「シャクナゲ」
新緑も空気も綺麗。いきなり レンゲツツジがお出迎え。 鮮やかな黄色とオレンジに釘付けになる。
渡渉して青ガレへ。落石に注意しながら慎重に高度を上げて行く。
ピンク色の可愛い「イワカガミ」にほっこりする。しばらくすると金糞峠へ到着。
小休止後に堂満岳を目指す。

あっ! 咲いてる! 一面とはいかないがお目当ての「シャクナゲ」が・・
濃いピンクや淡いピンクに歓声が上がる。
数年前のシャクナゲは見事だったとか・・・
堂満岳の頂上で色とりどりのザックの写真を撮り後にする。

その後 前山・北比良峠を目指す。シャクナゲは残念ながら裏年のようでここでも余り見れなかった。
それでも イワウチワ・イワカガミ・ミツバツツジ・キランソウ・アケビ この季節の花々に会えて嬉しかった。
北比良峠で琵琶湖を眺めながら昼食。 お天気は良いが風が冷たいので長居は無用。
ダケ道ではカエルの合唱。可憐な花 シロヤシオ。カモシカ台を経て14時に下山した。

 

 

 

 

 

キレンゲツツジ
イワウチワ
イワカガミ
シロヤシオ
アケビ

権現山~蓬莱山 雪山トレーニング

UPDATE 2022-01-15


【日 程】 2022/01/09(日)
【参加者】 8名
【コース】 平バス停(9:20)-権現山-蓬莱山-打見山-ロープウェイ山頂駅(14:20)
【記 者】 たくみ


JR堅田駅からタクシーで平バス停へ。
登山口からしっかりと雪が積もっており、軽アイゼンを装着して登り始める。
防寒対策をしっかりしてきたが、無風で日差しもあり思いのほか暑く、汗が噴き出る。こまめなレイヤリング調整に忙しい。
権現山からはふかふかの雪にテンションが上がる。ここでワカンに履き替え、トレーニング。
トレースが付いているのでその上を歩いてもいいのだが、我々はノートレースの雪上を先頭を順番に交代しながらラッセルして歩いた。
自分で自分のワカンを踏んでバランスを崩して転倒したり、雪に埋もれたアセビの木を踏み抜いて雪に深く埋もれたり、慣れない雪山歩きは想像以上に疲れた。だが、素敵なご褒美も。
動物のかわいい足跡や雪庇、シュカブラ(風が作り出す雪の模様)は、雪山ならではの光景。
小女郎ケ池に向かう途中の新雪ゾーンでは、みんなで雪にダイブ!童心に返って楽しんだ。

蓬莱山までの稜線は、前を見れば真っ青な空と真っ白な雪の美しいコントラスト、右を見れば水墨画のように湖東の山々が浮かんで見えるびわ湖、振り返れば雪を被った山々等、360度の絶景を楽しみながら歩いた。
スキーヤーで賑わっているびわ湖バレイスキー場の脇を通り抜けて打見山へ。ロープウェイで一気に山麓駅へ下山し、バスでJR志賀駅へ。

今回は風もなく穏やかな天候が見方してくれたが、冬期の山行は体を冷やさない為にも休憩や装備の脱着はできるだけ短時間で行う等、無雪期以上に気を付けなければならない事を学んだ山行となった。

【追記】
※堅田発細川行の江若バスは、2021.3月のダイヤ改正で、冬季12/1〜3/21間は運行休止になっています。
それ以外の期間は、土日のみの運行です。

※雪原を楽しく歩行中、雪山装備品のトラブルあり。
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