巨石と展望が魅力の行者山〜剣尾山〜横尾山 

UPDATE 2024-03-11


【日 程】 2024/03/03(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 能勢温泉Pー登山口ー行場巡り・行者山ー剣尾山ー横尾山ー能勢温泉P
【記 者】 moto kame


フロントガラスが凍るほど、冷えこんだ朝。道中の気温表示はー1°C。空は青く、最高のお天気になる予感(*´-`)

登山口には行者山の史跡と由来が書いた看板があり、行者山は奈良時代、役行者が行場を開いたとされる。剣尾山は飛鳥時代、山頂付近に月峯寺を開き、護摩を焚いている時、不動明王の降魔の剣が降ってきたというところである。

鳥の囀りを聴きながら、木の階段を登っていくと大日如来坐像が刻まれた大きな大日岩が現れる。そこから、行場巡りの看板に従って左手に進むが、胎内巡りは穴が埋もれてしまったのか、残念ながら、不明瞭で確認できず、登山道に合流すると直ぐに行者山の標識がある。

東側の尾根道は陽があたり、ぽかぽか暖かい。しかし、昨夜からの冷え込みで、足元には4、5センチに育った霜柱があちこちに見られ、まるでお花のよう。その姿を見るのもそれを踏むザクザクという感触もまた、楽しい🎵

ふと視線を感じ、前方をみると木陰に大きなニホンジカ発見。里山でニホンジカを見られるのは珍しいらしい。(ニホンジカに関する看板あり)

暫く歩くと六地蔵があり、この辺りは月峯寺跡で、10数棟の建物があったとされ、広範囲で石垣や井戸、礎石などが残っている。見渡しながら、暫し、古に思いを馳せる。

そこから、急登を登りきれば、剣尾山山頂だ。360°見晴らしは最高。風もなく暖かいので、早めのランチタイムとしよう♪

そこから、横尾山へ続く北側の道は先程とは打って変わって、雪がうっすら積もり、気温も低い。
摂丹国界標石の辻を下り、登り返すと右手に深山が直ぐそこに見え、境界を実感する。

横尾山から暫く下るとそこは21世紀の森。
小鳥のテラスやしかの路、かわせみの路、おにやんまの路、かぶとむしの路となんとも楽しそうな名前がついている。今回はおにやんまの路から水辺の広場へと。
そこには上高地を彷彿させる景色があり、水面がキラキラ輝いていた。

低山ながら、色んな楽しみが盛りだくさんの山行だった🎵

 

 

 

 

 

 

 

 

続・紀泉アルプスはオーシャンビュー♥

UPDATE 2022-12-24


【日 程】 2022/12/17(土)
【参加者】 会員3名+会員外2名
【コース】 箱作駅8:19下車~南海バス阪急スカイタウン線乗車8:32~桃の木台7丁目バス停下車8:40~俎石山登山口9:00~第一展望所9:42~俎石山10:35~大福山10:55~見返山(11:45-12:05)~札立山12:45~飯盛山13:52~大曲山14:20~提灯講山15:00~飯盛山登山口15:44~みさき公園駅16:00
【記 者】 dekopon


「強い冬型」の寒波到来予報を受け、弾丸フェリーメンバーは由布岳を延期して紀泉アルプスの続きを歩くことにした。

目指すはJR阪和線の箱作駅。バス待ち時間に体が凍え始める程の冷たい風。大阪湾から吹きつける風はけっこう強い。
バスを降りた桃の木台七丁目から俎石山登山口までは徒歩約20分。緩い坂を登っていくと、高台にいくつもの白いドームが!
そこは、大型のドーム型テントを配置したリゾートグランピング施設だった。大阪湾を臨む絶景の展望緑地。星空も夜景もすてきだろうな♥と想像しながら先を急ぐ。

前回の最後のピーク、大福山に繋ぐためには、まずここから俎石山を目指す。1時間半ほどの行程だが、登山道脇やシダの葉にはうっすらと積雪が残っており、昨晩降雪があったことを伺える。道中の、第一展望所、俎石山北展望台からは、関空、紀淡海峡、淡路島までがワイドに見下ろせ、最高の景色。さっきのSKY DOME 阪南にも負けへんよ♥

展望には恵まれないけれど、大阪府唯一の一等三角点がある俎石山から府県境のやせ尾根を経て、和歌山県に入る。
大福山山頂には弁天様を祀った祠がある。ここでは、「出勤簿」というノートに登頂日を記入するシニア男性と一緒になった。ケース内には4,5冊の古い大学ノートが保管され、個人名のページにはぎっしりと登頂日が書き込まれている。低山あるある「健康登山」の山として親しまれているのだろう。

前回は、大福山から奥辺峠を経て六十谷駅に下山したが、今回はみさき公園駅まで歩くので、あと5つの山といくつかの小ピークを越えて進まなければならない。大福山を下り始めると手袋をはめていても、私の軟弱な指先はかじかんでくる。いつものことながら、この指先温度センサーと温度計を見比べてみる。0℃を指している。やっぱり! 自分の指先温度センサーにちょっと感心してみる。雑木林の日陰ルートでは体も温まらないが、風が当たらないことだけは有り難かった。

ベンチのある日差しの暖かい見返山に到着。短時間ランチとする。
この先、進路は西へ。府県境東西ルート上の見返山、新池展望台、札立山、どの山にも素晴らしいビューポイント地点があり、ベンチも整備されていて、一服するのにちょうどいい。そこからは、南方面に和歌山市街、和歌山湾に注ぐ紀ノ川、紀ノ川に架かる数本の橋が見渡せる。

札立山から和歌山県を離れ、大阪府の泉南に入っていくと、最後の展望所がある飯盛山。山頂のウッドデッキに立つと、大阪湾の向こうに、淡路島~明石海峡大橋、六甲山地の大パノラマが満喫できる。幕末の頃、山頂には紀淡海峡に進入する異国船を見張る番屋があったというのも頷ける。

ついでにルートから西方にそれる大曲山も制覇して行こうと、地形図にない登山道を探検気分で進む。尾根を間違ったために時間はかかったが、こういう時こそ拡大して地形を確認できるスマホ地図のメリットを感じた♥

ルートに戻り提灯講山まで進むと小雪がちらつき始めたため、みさき公園駅まで一気に下る。
メンバーの足並みが揃っていたので、オーシャンビューを楽しむ休憩も含め、コースタイム通りに下山した。

◆タイム7:17(休憩0:54) 距離16.3km 標高差409m 登り716m 下り772m 

大福山で大福餅を頬ばる ♥♥♥

UPDATE 2022-12-04


【日 程】 2022/11/26(土)
【参加者】 会員3名+他会員2名
【コース】 山中渓駅8:30~第一パノラマ台9:20~四ノ谷山9:37~雲山峰11:20~地蔵山11:50~井関峠12:37~せん法ケ嶽12:49~大福山(13:15~13:45)~奥辺峠14:20~小川神社分岐15:08~六十谷駅15:44
【記 者】 dekopon


目指すは阪南市、JR阪和線の山中渓駅。大阪駅で紀州路快速和歌山行きに乗り換え、天王寺。そこで近鉄組と合流予定。
ところが近鉄組の乗る電車に遅れが発生とのlineが届き、無事に合流できるかドキドキ。
走って走って、無事に近鉄から阪和線に乗りついでくれたふたりとうまく合流でき、ホッ。
山中渓駅到着まで、向日町駅からちょうど2時間の小旅行。長い!
でもでも、一駅前の時刻でアラームを設定しておけば、車内で睡眠を確保できるという知恵を乗客の兄さんの姿から学ぶ。

11月末なので日没を気にして、今回は南海みさきこうえん駅下山をJR六十谷駅に変更し、ゆっくりと紀泉アルプス前半コースを楽しむことにする。

山中渓駅から南下、銀の峰ハイキングコースに入り、最初の歓声は第一パノラマ台。ウッドデッキから眺める淡路島、関空。
「お~!絶景♥ この景色ええや~ん♥」
初めて眺める大阪湾の景色に声が揃う。この後もまだまだ海を眺める山歩きが続くと思うとわくわくする。

三等三角点のある四ノ谷山を過ぎ、快適な尾根道を進んでいると、「あっ!」と足が止まる。
何を見つけたのか! それは枝に付いている大量のヤシャブシの実。
「これ、クリスマスリースの材料になるんです♥ 採っていいですか♥」
お花の先生であるOさんは、目を輝かせながらヤシャブシの実を拾い集めるのに精を出す。

「目をキラキラさせて、きのこ以外の物を取る人なんて、うちの会にはいない。」
とFさん。

良いコースを知ったと大満足のOさんは、ヤシャブシ袋を下げてルンルン♥
足取りも軽く、皆で紀泉アルプス最高峰の雲山峰に向かう。

さてさて、到着した雲山峰山頂は和歌山県になるらしい。眺望はないが、祠が祀ってあり、ロープでササユリが保護されている。あちこちでササユリ保護の看板を見かけたが、6月上旬に歩けば優しいササユリのお花も楽しめるようだ。

いったん、井関峠に下り、せん法ケ嶽を経て大福山に向かう登り道、だんだんお腹も空いてきた。
大福山では、先着のカップルが、海を眺めながらランチ中だったが、そこへ到着した我々、
「あ~、着いた着いた。ここも海が見えてええな~♥。 さあ、ご飯食べよ。」
Oさんがここまで運んでくれた大福餅と記念撮影後、
「大福山はやっぱり大福餅やね~♥♥♥」
と、海と大福餅とOさんの心配りを味わいながらいただく。

今回の目標はここまで。
さて、あとは、奥辺峠から和歌山市六十谷駅に向かって下山するのみ。紀ノ川に注ぐ千手川上流の右岸をどんどん下って行くが、いったい何頭のイノシシが掘り返したのだろう?と思えるほど、ずっとゴロゴロ石とフカフカ土の混じった道が続く。
これって全然足に優しくなーい!と歩きにくい道に飽き飽きしながら、最後の下り道だけは余分だったなあと思いながら、電車が入ってくる1分前に六十谷駅に辿り着く。座席に座ったとたん、睡魔に襲われ・・・ZZZ

紀泉アルプスは心地よい登山道です。
機会をみて、次は「箱作駅~紀泉アルプス続き~みさきこうえん駅」を計画します。

和泉山地 / 岩湧山

UPDATE 2022-11-14


【日 程】 2022/11/12(土)
【参加者】 会員8名+体験1名
【コース】 滝畑ダムバス停-カキザコ-岩湧山頂上-五ッ辻-根古峰-越ヶ滝分岐-紀見峠駅
【記 者】 T.Y


本日の例会山行は、会員8名に体験参加の方1名を加えた9名で岩湧山へ向かいました。

河内長野駅に集合しバスで滝畑ダムバス停に向かいます。目的のバス停に到着し、しばらく歩いた先にある登山口から10:08に登山を開始しました。

登山口からしばらくは緩やかな登りが続きます。このコースはダイヤモンドトレールの一部として良く整備されており、とても歩きやすい山道でした。それでも登りはペースが上がりすぎないよう注意して進みます。

そしていよいよ稜線に出たとき、一面にススキの草原が広がり、思わず全員から「おー!」と声があがりました。雲一つない青空に黄金色のススキが映える景色がとてもきれいで、山頂へ向かう足取りも軽くなります。

山頂手前の西峰にある開けた場所で、お昼のモグモグタイムに。あたり一面をススキに囲まれた眺望の良い場所でおいしくご飯を食べて元気を回復(^^♪その後、岩湧山山頂(897.7M)で記念撮影し、下山を開始しました。

下りは足元に気を付けながら少しペースアップして軽快に進みます。その途中、メンバーが山道脇に「フユイチゴ」を発見。緑の葉っぱの下に小さな赤い実が隠れている様子に「かわいい~!」という声が上がりますが、、、その後、隠れていたフユイチゴたちは次々と見つかり、パクリ、パクリ、と女性陣の口の中に吸い込まれていくことに・・・( ゚Д゚)

そんなこんなで楽しい山行は続きましたが、下山した際には最後のご褒美として真っ赤な紅葉が迎えてくれました。そして、15:20にゴールの紀見峠駅に到着。全員けがなく元気に下山することができました。本日は大変おつかれさまでした(^^)

滝畑ダムバス停の近くにある登山口より登山開始
登山開始後、しばらく登りが続きますが、道が良く整備さされていました。
山頂へ向かう途中、ススキが一面に広がります。
雲一つない青空に、黄金色のススキが映えます。
山頂付近。一面のススキの向こうに眺望が広がります。
紀見峠駅に向かう途中。下山のご褒美にきれいな紅葉が見れました。

大和葛城山

UPDATE 2022-05-23


【日 程】 2022/05/21(土)
【参加者】 会員5名+体験3名
【コース】 葛城山ロープウェイ🅿️→登山口→北尾根コース→ダイヤモンドトレイル合流→自然研究路→山頂(散策)→櫛羅の滝コース→葛城山ロープウェイ🅿️
【記 者】 いろは


(さらに…)