夏山に向けて、岩トレーニング 〜大原金毘羅山〜個人山行

UPDATE 2023-06-26


【日 程】 2023/06/24(土)
【参加者】 会員3名
【コース】 大原江文神社-Y懸尾根-江文神社
【記 者】 Koume.S


840分江文神社スタート。

これから始まる夏山の岩場歩きの練習。昨夜雨が降った様で、Y懸尾根の取り付きはまだしっとり濡れていて、取り付きの足元ではヒル様がウェ〜イ!っと元気よくダンスしています。早速足まわりに、ディート入りのスプレーをかけてヒル対策。今日は夏山練習なので、クライミングシューズではなく、普段の登山靴を履いての練習。ソールが厚い分感覚が掴みにくいので、注意が必要。濡れた岩は想像以上によく滑る為、確実に置き場所を選びながら、足裏や指先にしっかり力を入れる様に気をつけます。押しが弱ければ滑るとY師匠にレクチャーを受けて、次に手足を置く場所も考えながら、手の使い方にも気をつけて丁寧に登る練習。山頂までロープ無しだったので、特に緊張して注意を払いながら登りました。

山頂でしばし休憩して雑談した後は、トップロープの支点構築。ロープの角度が60度以上になると力がかかる事や、ビレイデバイスの使い方、ビレイの方法などを教わりながら、トップロープで岩を慎重に登り、懸垂下降も練習。

まだまだ緊張してギコチない自分。これから夏山に向けて何度も繰り返し、岩場やロープの使い方を練習しないといけないと実感しました。

昼すぎに下山。近くの「麒麟」でランチを期待し立ち寄ったが満席。場所を変え、サンマルクでゆっくり山の話をしながら、パン食べ放題でお腹を満たし帰宅。

教えていただける事に感謝しながら、今日教わった事を夏山歩きにいかせる様に頑張りたいと思います。

金毘羅山Yケン尾根。今日は、いいお天気。
Y師匠の懸垂下降は、さすが👍
支点構築の説明。抜けない様に確認しながら。
慎重に登ります。
私の懸垂下降💦

御在所岳 ヴィア・フェラータへ。個人山行

UPDATE 2023-06-26


【日 程】 2023/06/25(日)
【参加者】 3名
【コース】 御在所岳裏道-ヴィア・フェラータ-富士見岩-御在所ロープウェイで下山

【記 者】 里山


ヴィア・フェラータは、「岩に固定されたワイヤーロープや鉄の足場を使って、クライミング技術がなくても比較的に安全に岩場を登れるように設定されたコース」ですが、コースの「取り付き」に到着して岩壁を見るとワイヤーがない! ハーネスやカラビナ等を使って安全を確保するワイヤー…。
同行のY先輩によると、「クライミング技術を持つ同行者がいないまま、初心者同志がチャレンジすることを避けるために敢えて撤去された」とか。

かくて、ヴィア・フェラータ2度目の私と、初めてのKさんの2名は、Y先輩のロープによる安全確保と指導のもと、ドキドキのチャレンジを始めるのでした。
ヘルメットとハーネスを装着。二人のハーネスを繋げたロープを自身に繋いで、Y先輩が岩を登っていきます。我々にコースを見せながら、難所には道具を使って我々が登りやすいように準備しながら。そして、上まで登ってロープを固定した後、合図をくれます。
さあ、次はKさん、私の順に登ります。登り始めたら自分の力を信じるのみ。安全確保されているので滑落する心配はないけれど、途中で鉄の足場がない所も多く、そうなれば、岩の上で次の足場をどこにするか、手はどこに置くかを自分で決めなくちゃなりません。どうにかよじ登って、ホッとする。次の岩場まで登って、またドキドキ。これを繰り返して高度を上げていきます。

実は、登っている間、3人とも写真を撮ることを忘れていました。初心者2人は高度感に緊張していたし、それ以上に、Y先輩は我々の安全に配慮するために集中していたようです。

岩場登りは、何度も経験して上手になります。「この岩肌を安全に登るために、自分の手足をどう使うか」はとても感覚的な事柄で、「練習してナンボ」の世界です。昨年から金毘羅山で岩場歩きの練習をして来ましたが、もっと練習したいと思いました。そして、訪れたご褒美の絶景‼

富士見岩まで登り切った我々は、ロープウェイ駅にて名物のカレーうどんに舌鼓を打ち、ちょっと贅沢ですが、ロープウェイから普段の登山では見られない景色を堪能しながら、下山したのでした。

 

滋賀県高島 三国山 隊長に続く個人山行

UPDATE 2023-06-23


【日 程】 2023/06/18(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 黒河越林道入口ー明王ノ禿南東尾根入口ー明王ノ禿と三国山分岐ー三国山ー黒河峠ー黒河越林道ー黒河越林道入口
【記 者】 いちご大福


黒河越林道入口付近に路駐。アスファルト道を少し歩くと、左手にピンクテープを発見。入口は、ここらしい。

木々をくぐりながら進んでゆく。すぐに尾根を登り始めるのだが、予想通り踏み跡はかすかにあるのか?ないのか?という状況。早速、ショートカット。ルートファインディングをしながら、急登に臨む。険しくなればなるほど「オモロいな」とT子隊長「満足感が違うな」とTき先輩。行手が阻まれた際には、「どうするT子?」と大河ドラマ風ツッコミをしながら突き進む隊長。歩き始めから約2時間45分後、突然展望のよい登山道に出た。明王ノ禿を眺めながら、少しほっこり。

藪漕ぎで力を使い果たした私は、シャリバテで足が重い。ランチをとってから、高島トレイルポイント3の三国山に到着。

黒河峠への道のりは、陽射しを浴び、お花を愛でながらの歩きに一転。キンコウカ・コアジサイ・ササユリなどに出会い、さらに目が輝く。

黒河越林道は単調でしんどいが、温泉が待っていると思うと頑張れる。最後は、白谷温泉でお互いダニチェック!大丈夫そうだわと安心&スッキリして帰路についた。

本日の山行リーダーは、探検隊の隊長にしか見えませんでした。山を深く味わい、たくさん大笑いした最高の1日となりました。感謝。

明王ノ禿を東から見る
キンコウカ
サワフタギ
シソバタツナミソウ
ベニドウダン
ササユリ
コアジサと

弾丸フェリーで九州へ・・・(山行報告 / 番外編)

UPDATE 2023-06-21


【日 程】 2023/06/12(月)
【参加者】 会員5名
【コース】 1日目 6/11(日)(19:05)大阪港出港
2日目 6/12(月)(6:55) 別府港着港~《高千穂観光ドライブ》~別府港に戻る(17:30)~別府港出港(18:45)
3日目 6/13(火)(6:35) 大阪港着港
【記 者】 dekopon


はじめに
昨年12月、天候によりキャンセルをした「さんふらわあ弾丸フェリー」ですが、3月にも、またまた6月計画でお誘いをしました。もちろん「由布岳リベンジ」が目的なのですが、4月から新造船になった【さんふらわあでの船旅を楽しむ】という、もう一つの大きな目的を実現したかったのもあります。
4/3、 さっそく一番リーズナブルな「弾丸フェリー亀の井バス利用プラン」を予約し、由布岳登山を計画しました。
それにあたり、公共交通機関利用のために、亀の井バスにも経路や時刻を確認し、『由布岳縦走登山計画』は準備万端でした。
ところが、今回も停滞前線の影響で、お天気はあまりよろしくない予報。
せっかく由布岳に登るのに、小雨やガスガス登山は嫌や。
でも新造船の「船旅」は楽しみたい♥
そうや、由布岳に登らないFさんが
「レンタカーを借りて、一人で高千穂観光をする。」
とか言うてたなあ~。
高千穂といえば、「日本神話のゆかりの地」  ほな、「名案」がある!
私たち4人は【レンタカーの割り勘要員】になればいい!
で話はまとまり、
◎さんふらわあの船旅を楽しむ  ◎由布岳は後日リベンジ計画を立てる
ということで一件落着。

これより先は、山行報告【番外編】になります。関心のある方はお読みください。
( by dekopon )

『コスパ最高の船旅』編
<大阪→別府>
ターミナルビルから乗船口への通路は旅の入り口。わくわくドキドキ♡
さんふらわあ🚢むらさきに乗り込むと、まだ新の匂いと共に煌びやかな非日常の世界が広がります。
吹き抜けの大階段は圧倒される美しさ、なんて素敵な豪華客船♡
一気にテンション上がりました。
乗船後、共有スペースのソファで乾杯&夕食♪
まもなく、出港合図の銅鑼が船内に響き渡り、その迫力に、気持ちもさらに高揚。
部屋はプライベートベッドルーム。以前より何もかも進化していて快適です。しかもラッキーなことに一部屋16名定員のところ、私達5人の貸切。
次に登りたい山の計画や由布岳リベンジの話で盛り上がりました。
展望浴場でゆったりと寛いだ後は気持ちよく、いつの間にか夢の中へ・・・。
多少の揺れはあるもののぐっすり眠れ、目覚めたらもう別府港でした。

<別府→大阪>
次回の由布岳リベンジのため、由布院行きのバス乗り場を確認して帰りの船に乗り込みました。デッキで湯けむり上がる別府の街を眺めながら、また近いうちに来ることを誓いました。
楽しみにしていた夕食「瀬戸内ビュッフェ」は、次回のお楽しみとなりましたが、翌朝、メニュー豊富なモーニングビュッフェでお腹と心を満たし、大満足の船旅を終えました。
帰宅後、二人は普段通り、仕事に向かいました。 (by motokame)

『高千穂観光ドライブ』編
人数が増えたので、事前予約していた車をグレードアップして出発。
高千穂峡への道のりは、片道3時間弱、峠を幾つも越えるがっちり山道でした。
カーナビで検索するに、有料道路を使うより所要時間が短いと選んだ道は、運転するには面白い道でしたが、下車後に食欲減退した人を数名作り、楽しみにしていた帰路の『晩餐ビュッフェ』がなくなりました。
「ごめんね。それ、たぶん車酔いです。」    (by里山)

『観光(山行)報告』編
前日にFさんからから古事記に書かれているお話を簡単明瞭に説明してもらい、どこに立ち寄るかも決めて、さぁ、出発です。
・まずは「高千穂神社」。
鳥居をくぐり手水舎で手と口を清め重厚な狛犬に迎えられて神殿へ。
樹齢800年と言われる「秩父杉」や2本の杉の幹がひとつになった「夫婦杉」など、緑の木々に囲まれた神社は神聖でまさにパワースポット。身が引き締まり、パワーをもらった気がしました。
・次に向かったのは「高千穂峡」。
写真でもお馴染みの「真名井の滝」と「玉垂の滝」。
自然のすごさを感じた新緑の高千穂峡はまぶしいほどに素敵な場所でした。
・最後は、天照大神が洞窟から出てきてくれるようにと八百万の神様が集まって出てこさせる方法を相談したとされる「天安河原」。
大きな洞窟の中は神秘的で幻想的な雰囲気を醸し出していて、言葉では表現できないような感覚になりました。
ここでは至る所に石が重ねて積んであるのが目にとまりました。石を積み、願い事をすると、叶うと言われているそうです。

宮崎名物チキン南蛮丼も食べ、まだまだ他にも見所がいっぱいの高千穂でしたが、あきらめきれないのは『弾丸フェリーで由布岳登山』   (by カワセミ)

🌋そこで、『由布岳縦走登山リベンジのお誘い』編
一昨年に九重山に行った時です。別府港から湯布院の温泉街を右手に見ながら進んだ先に現れたドドーンと大きな山!それが私と由布岳の出会いです。
いつか登りたいなぁと胸に秘め、この6月の計画に思いを寄せていたのに・・・。
いや、悲しんではいられません。由布岳に行きたいのです!
 もう一度、チャレンジします! 
「由布岳を東から西へと縦走してみたい」 「フェリーも山も気になるなぁ」
と思われた方を再募集します。

9月/10月/11月日曜夜初~月曜登山~火曜朝帰宅】の日程で実施を考えています。
また募集をかけますので何でもお尋ねください。
ポチっと、いえ、伝助に○をお待ちしています!  (by  いろは)

大原 金毘羅夏山トレーニング

UPDATE 2023-06-19


【日 程】 2023/06/17(土)
【参加者】 6名
【コース】 大原江文神社…Yケン尾根…上部のコル…下山…江文神社
【記 者】 kamemaro


久しぶりの金毘羅岩場歩きのトレーニング。Yケンの取り付き9時と少し遅かったので、先行者がありしばらく待たされた。

6人が連なる3本のロープを上から確保 岩登りで6人も連なるとは異常ではあるが、今日は時間がかかっても「安全」、安全第一!

最初はぎこちなかったメンバーも、中程まで登ってくると少しは思い出したか、スピードも上がる。各岩場ごとに待ち時間がある。木陰の狭いテラスで夏山のことや、どうでもよい話に心地よい時間が過ぎる。

さあ、登ろう! ロープの結び方も、言わなくても何とか結んでいる。固定したロープも不要なようだ。登り終えたメンバーの笑顔が嬉しい。

「カメロックスでのボルダリングのおかげで動きが楽にできた!」 目に見える効果はありがたい。

下りでメンバーの一人がポテン!と転倒したが、ナースの適切な処置で大事にならなかった。いろんなメンバーがいることは、心強い。

涼しい場所で仕事をしていると、暑い日差しの中で一日中活動する登山はキツく、自律神経の変調を来すこともあるようだ。

日常のチョットしたトレーニングで予防できることもある。