お楽しみ付き🍺西山ハイク個人山行

UPDATE 2023-06-14


【日 程】 2023/06/03(土)
【参加者】 会員5名+家族1名
【コース】 JR山崎駅(7:40 )~旗立松展望台(8:15~8:25)~天王山山頂(8:35)~柳谷観音(10:05~10:15)~西山古道ゲート~立石橋(11:25)~西代里山公園(11:35~11:55)~天然水のビール工場 京都(12:40)・ガイドツアー(13:00~14:10)


【記 者】 dekopon


コロナ渦で中止になっていたSビール工場のガイドツアーが再開しており、夏に向かう今、楽しみにしているファンが多く訪れています。「西山ハイキング&ガイドツアー」はハイカーお馴染みのコース。当会でも計画してみました。

毎月の予約開始日には電話が集中して長時間つながりにくい上に、土日の分はすぐに埋まってしまいます。9時半につながるように待機して電話をかけ続けましたが、先をこされてしまうとずうっと通話中が続きます。携帯片手に、家事をしながらもかけ続けます。ようやくつながったのは11時半でした。それでも、13時開始のツアー6名分を確保できたので万々歳です。

それに合わせて、約5時間のハイキングコースを組みます。当日は、15分前までに到着できるよう、組んだコースタイムを意識しながら歩くのが課題です。休憩時間は都度2~3分しか取れません。

大山崎駅を出発し、大山崎山荘の横を通って天王山に向かい、旗立松に着いたとき、展望台の上にシニア男性の姿が見えました。景色の説明をお願いしたら、待っていたよ!と言わんばかりに快く引き受けてくださり、10分ほど丁寧に説明をしてくださいました。親切な「大山崎ふるさとガイドさん」で、歴史を辿る大山崎町巡りの際には、是非ガイドをお願いしたい気持ちになりました。

木陰の中の天王山ハイキングコースを経て柳谷観音さんで大休憩をし、さらに谷沿いの西山古道ルートを下山していきます。小さな沢を越えるのに14もの手作り橋が架けられています。日常的に高齢者のハイカーが多いので、全ての丸太橋に補強工事がされ、安心して歩けるように整備されています。「NPO法人 京おとくに・街おこしネットワーク」さんの溢れる地元愛です。

歩く道々、落ちている白い花を見つけては木々を見上げ、これはネジキの花、これはソヨゴの雄花、これはソヨゴの雌花・・・と、みんなで何度も確認しながら花の違いを覚えたハイキングでした。

さて、西代里山公園に下山して昼食を済ませた後は、目的地まで、ひたすらアスファルト道を進むのみです。
のどカラカラで到着するので、最初の一杯の美味しいこと! 3種類のビールを飲み比べる楽しみもあります。20分間の試飲を一番喜び、残さず飲み干したのはSさんひとり。来年以降はあなたに担当を譲りま~す!  (by dekopon)

お花と湖とジブリを楽しめた三十三間山例会山行

UPDATE 2023-06-14


【日 程】 2023/06/10(土)
【参加者】 会員10名+体験1名
【コース】 倉見登山口~三十三間山~轆轤山~黒龍大明神~倉見登山口
【記 者】 たくみ


福井県若狭市と 滋賀県高島市の県境にある三十三間山へ行ってきました。山名には諸説ありますが、京都の三十三間堂の棟木を山中から切り出したことに由来するとも言われています。

倉見登山口には20台ほど置ける無料駐車場にトイレも完備(協力金100円)されています。登山口から林道を抜け、涼しげな沢沿いを歩きます。風神の滝でマイナスイオンを浴びた後は、樹林帯に入り山頂までひたすら登りです。木々の間から指す日差しが心地よいですが、蒸し暑さで汗が止まりません。ホッコリ手書きの看板やかわいいお花に元気をもらい、みんなでワイワイお喋りをしながら稜線へ出ると、一気に展望が開けます。

三方五湖や若狭の町、若狭湾や雄大な山並みを眺めながらの気持ちいい稜線歩き。すばらしい景色にウットリしました。山頂は木々に囲まれていたので、少し降りて見晴らしの良い場所でランチタイムです。日差しもそれほどきつくなく、心地よい風が吹く中、フカフカの芝生の上で少しお昼寝するメンバーも。気持ちよさそうでした。

ランチ後は轆轤山(ろくろ山)へ。大きなアップダウンもなく、眺望も良いので、食後の重たいお腹でもなんとか気持ち良く歩けました(笑)。山頂は開けており360度の素晴らしい展望でしたが、風をまともに受けて何度も帽子が飛ばされそうになりました。こんな環境でも樹木は低い姿勢でしっかり根を張って、健気に花を咲かせていました。遠くから見えた地面の丸い模様はコケの群生で、こちらもよく見ると小さな花を付けており、素敵なアートに見えました。

下山路はジブリ感のある巨岩や御神木(岩)などの見どころもあり、意外と楽しめました。そこを過ぎると、あとは駐車場まで長〜い林道歩きです。ここが地味に疲れました。

登山道には小紫陽花やアブラギリ、エゴノキ、ヤマボウシなど、この時期ならではのお花が見られました。雲が多めでスッキリ快晴とまではいきませんでしたが、梅雨の時期にしては上出来なお天気。

予定より早く下山できたので、帰路途中の道の駅若狭熊川宿で行列に並んでバナナシェイク「サンキューバナナ」を堪能。お土産に焼き鯖寿司も購入し、心もお腹も満たされた一日になりました。

清掃登山 京都一周トレイル

UPDATE 2023-06-05


【日 程】 2023/06/04(日)
【参加者】 9名+一般参加者1名
【コース】 ケーブル比叡駅-瓜生山-北白川(京都一周トレイル)
【記 者】 里山


京都山岳連盟では、毎年6月の第一日曜日に「清掃登山」を行っています。いつもの年は亀岡の牛松山で行っている活動ですが、今年は「京都一周トレイル創設30周年」と聞き、「たまには、遠征しましょう。」と比叡山へ。

2日前には全国各地で線状降水帯の被害が出ていましたが、その大雨は、幸い京都では猛威を振るわず、新緑の中、好天に恵まれた一日となりました。私たちは、ケーブルの山上駅からの下山ルートでの清掃活動でしたが、逆に登ってくる登山者の多さにびっくりしつつ進みます。

途中、同じルートを逆向きに登りつつ清掃活動しているよその団体とすれ違い、お互いの手元にあるゴミ袋を見ながら「ここから先は、清掃活動が終わっているな。😊👌しめしめ」とみんな思ったハズ。あちらの団体が持っているゴミ袋に対して、こちらの量が少なかったので、一瞬「負けた-…。」と思いましたが、登山道では、生活圏に近い方がゴミが多いのは、「登山あるある」です。終わってみれば、うちの成果は、用意したゴミ袋の1/3にも満たなくて、登山客のマナーが向上してきているのだと少しうれしくなった次第です。

実は、当会で登山に行く山は、大なり小なり登山道がある山です。「先達が、地元の方たちが安全に山を楽しめるように心砕いて下さっている山」ばかりです。そして、自然に目を向ければ、登山をする我々は、そこに生息する動植物の生活の場にお邪魔しながら山を楽しませてもらっています。
普段から、自分が通った跡を残さずに山道を通過したいものだと考えていますが、清掃登山は、その考えを再確認する良い機会でした。

来年は、また牛松山で清掃登山を行えたらと考えています。毎年決まった日程で行いますので、皆さん来年以降も(一般参加の方も含めて)積極的に参加してくださいね。

追記】
清掃登山は、京都府山岳連盟所属の各団体によって府下16の山域とコースで行われました。当該の清掃登山に参加して下さった皆さんのほかに、当会から京都府山岳連盟登山学校のスタッフとして別ルートで活動された方もいます。個人で別ルートの清掃をされた方もいます。皆さま、お疲れ様でした。

 

 

ミヤマキリシマに会いに〜九重山、由布岳例会山行

UPDATE 2023-06-02


【日 程】 2023/05/27(土)~2023/05/28(日)
【参加者】 会員7名
【コース】 1日目 長者原登山口-雨ヶ池-坊がつる-法華院温泉山小屋テント場-立中山-テント場
2日目 法華院温泉山小屋横テント場-雨ヶ池-長者原登山口…<車移動>… 由布岳正面登山口-マタエ(西峰と東峰の分岐)-西峰-東峰-正面登山口

【記 者】 Koume.S


九州の山。そういえばまだ登った事がない。私は、すぐに参加をぽちっと押しました。

金曜日の夜23時亀岡を出発。久しぶりに週末いい天気予報。                     愛媛県三崎港に6時すぎに到着。着いてすぐにY師匠から、ザックの選び方やパッキング方法などのレクチャーを受けました。ザックのパッキングをやり直したり、背負ってみたり。みんな真剣です。

730分フェリー出発。840分大分県佐賀関到着。

車で長者原駐車場まで向かいます。くじゅう登山口を1040分出発。長者原自然研究路の登山コースを歩き、木々の新緑に癒されながら、進みます。歩きながら、京都山岳連盟のフリーペーパーを下山される方に渡します。「京都から来ました。また京都トレイル来て下さい。」と声をかけながら。ソロですれ違った女性にミヤマキリシマの様子を聞くと、(計画していた大船山は、虫の食害でほぼダメだけれど) 立中山は、きれいに咲いているとの事。立中山に行き先変更。ミヤマキリシマに会いに行きましょう。

木道を歩き、雨ヶ池に到着。ミヤマキリシマが何ヶ所かピンクの鮮やかな色を付け、咲いています。登山道から坊がつるの広大な緑が見渡せ、遠くに色とりどりのテントが見えます。

13時前に坊がつるに到着。その南西にある法華院温泉山荘横のテント場に設営。荷物をデポして、立中山を目指して、出発。登り始めは、ムシの影響で、枯れていたものの、頂上付近は、鮮やかなピンクから薄いピンクが広がり、とてもきれいに咲いていました。

下山して、テントの中で、食事をすませ、法華院温泉で、汗を流し、湯の花の浮かんだ白いお湯で、疲れを癒します。

21時頃に就寝。早朝出発のため夜中の2時に起床。お湯を沸かして、朝ごはんの準備。夜中に食べるチキンラーメンは、美味しかった()。テントを撤収し、3時頃に出発。                    ヘッデンをつけて、途中暗闇に光る眼、夜中ずっと鳴き続ける鳥(トラツグミ)も気にしながら、足早に進みます。途中ようやく夜が明け、Y師匠が「早く歩けー。行くぞー」と喝をいれます。

長者原駐車場に530分到着。

由布岳までは、車で、40分ぐらい。途中コンビニで、食料を買い足し、正面登山口に到着。無料駐車場は、既にいっぱい。となりの駐車場に停め、630分頃、正面登山口よりスタート。

由布岳は、双耳の東峰、西峰の2つの岩峰「豊後富士」の愛称の山。

つづら折りの登山道をひたすら登り、緑の周りの山々の景色に癒されながら、進みます。

ようやく中央部のマタエ(鞍部)に到着。鎖のある西峰へは、Y師匠、HSの3人が登ります。献花の前で手を合わせ、緊張しながら、Y師匠の後に続きます。

岩は、持ちやすかったのですが、こんな高い所まで、岩にシャクトリムシがいて、3点支持をしながら、ムシを掴まないかヒヤヒヤ。

まわりは、ガスガスになり、景色は、残念ながら見えません。途中トラバースが1ヶ所あり、特に慎重に登ります。西峰1583メートルの頂上に着き、写真撮影。

足の置き場に気をつけて、鎖を使いながら、来た道を下ります。次は、全員で、東峰に登り、頂上でまた写真撮影。  

それから、急いで下山します。つづら折りの登山道の長いこと。こんなに長かったっけって、いつもの下山あるあるです。

下山後、港までの途中、温泉により、さっぱりと汗を流した後、佐賀関港から愛媛県へ。関鯖やトリ天も食べたかったけど、時間が足りなくて、またの機会に。

帰りのSAで、お腹を満たして、瀬戸大橋経由で、京都、亀岡へ。往復で車1200キロ走行+フェリーの旅。皆さんお疲れ様でした。すごく欲張りな充実した山行になりました。

今回の山行でもたくさんの事を教えていただきました。                     「安全に、楽に、楽しく登るために、必要なこと。末長く登山を続けて行くために。」Y師匠より。

くじゅう登山口からスタート。木道、新緑、青空きれいです。
新緑がきれいな登山道。色々な木々の名前が書かれた看板を見ながら、歩きます。
坊がつるに到着。色とりどりのテント🏕️
ミヤマキリシマに会えましたね♩
立中山の頂上周辺のミヤマキリシマきれいでした。
夜中の3時から、ヘッデンをつけて出発。
由布岳は、牧歌的な風景が広がり、きれいでした。
由布岳 西峰。Y師匠に続いて登ります。