妙号岩 岩登りトレーニング 初心者奮闘記?

UPDATE 2024-03-20


【日 程】 2024/03/17(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 妙号岩/六甲山系

【記 者】 S.S


「易しい岩場です。一から指導します。」

なんて魅力的なフレーズでしょう。岩登りの知識と経験は普段の登山にも役に立つと思っていたので、渡りに船と参加を即決。

 

朝6時に亀岡を出発。岩場に着いて、シューズ、ハーネス、ヘルメットと一式借りて、装備を整える。まずY師匠が上まで登って準備をしてくださって、OさんFさんとスルスルと登られて、ついに私の番。わずかな凹凸や割れ目に手足を置いて登り始めてすぐ次にどう進めばよいかわからなくなる。下からアドバイスをもらうがそこまで手足が伸びていかない。手足4つが安定していないと次の一手一足が進んでいかない。ルートを見つけていくのが難しく、うまく見つけないと袋小路に入ってしまい、動けなくなってしまう。どうにかこうにか上まで登れて、ほっとしたのも束の間、降りるのがとても怖い。確保してもらっているので大丈夫と頭ではわかっているが、怖いものは怖い。「足の裏全体を岩につけて」「足の幅を広げて」とアドバイスされるが、そんなに簡単にはできない。やっと下についてしばらく茫然自失。

二回登って、次の岩場に移動。今度は難しくなって、途中リタイア。

お昼を食べ終わるか終わらないうちに、予報どおり雨が降ってきて、急いで下山して帰宅の途に着く。

「楽しかったです。また行きたいです。」と言いたいが、正直言って、少し怖かったです(特に降りるのが)  でも、あまりのダメダメさにもう少しうまくなりたいとは思います。またどこかへ連れて行ってください。お願いします。(できればもう少し簡単なところへ)

雨が降らなかった高御位山

UPDATE 2024-02-24


【日 程】 2024/02/23(金)
【参加者】 会員8名
【コース】 鹿島神社駐車場-鹿嶋神社-別所奥山-鷹ノ巣山-高御位山-長尾山登山口ー🅿
【記 者】 わんわん


今日は初リーダーの日。朝4時半、雨雲レーダーを確認すると9時~12時は雨予報・・・。高御位山は岩の山。濡れた岩場を歩くのか・・・。自分に登れるのか・・・。

不安な気持ちでいっぱいになり先輩二人に朝から電話(詫)。「雨は弱い」「行ってみないとわからない」「行って無理なら他の遊びしよう。観光。行先はみんなで考えたらいいから」と言っていただき(涙)集合場所へ。そこで大先輩がルート変更を決めてくれる(感謝)。

8時に到着。加古川は曇りです!行ける!でも雨は頭の中にあり、ついついペースが速くなるし方向も2回間違う(汗)。岩場の4割は濡れており、滑りそうで怖い。いつもより慎重に歩を進める。足を置く位置・ロープを持った時は身体を起こすこと・休憩後に歩き出す道を確認してから休憩すること・自分の進む方向を上から確認しておくこと・下山後にどこから登ってどこに降りたか確認すると勉強になること、など今日もたくさん教えてもらいました(感謝)。

今日の山行はベテランさんがいないと行けなかったと痛切に感じる。山の会は層が厚いわ~。

帰りは鹿嶋神社を参拝して名物蒸したての柏餅を食べます。焼きもちが想像より美味しい(喜)。次に来るときは豆崎登山口から登り、焼きもちを2個食べようと決めて帰りました。

新六甲新縦走①

UPDATE 2023-12-24


【日 程】 2023/12/23(土)
【参加者】 会員16名
【コース】 山陽塩屋駅から神戸電鉄丸山駅まで、
指定された地点を通過しながら。

【記 者】 T.Y


六甲全山を数回に分けて縦走するコースの第一弾。この日は会員16名が参加し、4グループに分かれて塩屋駅をスタート。企画してくれたYさんから地図が配られ、そこに記された10個のポイントを辿りながらグループごとに活動しました。

地図に記されたポイントを手掛かりに、グループごとに地図をみて相談しながら進んでいきます。途中、一般の全縦走コースから外れるポイントもあったため、全縦走の案内に惑わされながらも地図アプリに頼らず各ポイントをクリアしていきました。ただ、慎重に進みすぎたことで時間切れになったため、残念ですが8個目のポイントまでとし、当初予定の鵯越駅より近い丸山駅に向かい、この日の山行を終了としました。

この日のルートは低山ではあったものの、須磨アルプスの名物である馬の背や、高取山に向かう岩場の登りなど、変化を楽しめる山行でした。また、朝からかなり冷え込みましたが、天気は見事な快晴で、神戸の海が見えるビューポイントから見事な景観が見られて、楽しい一日をなりました。

個人山行を企画してくださったYさん、ありがとうございました。第二弾は2月に予定されていますので、ぜひ多くの会員の方の参加をお願いします。

満足度120% 絶景の小豆島2days

UPDATE 2023-12-02


【日 程】 2023/11/23(木)~2023/11/24(金)
【参加者】 宿泊組:会員10名  日帰り組:会員2名
【コース】 23日(木) 8:30 神戸港発 ジャンボフェリー ~ 11:55 坂手港着
碁石山 ~ マルキン醤油 ~ エンジェルロード ~ 温泉 ~ 夕食 ~ 旅荘「古浜」着(泊)
24日(金) 寒霞渓 ~ オリーブ園 / ランチ ~ 皇踏山
17:00 土庄港発 国際両備フェリー ~ 18:10 新岡山港着 ~ 京都着22時頃

【記 者】 dekopon


■はじめに
海を眺める山歩きシリーズで小豆島の碁石山をずっと意識してきた。
・6月 小豆島町役場から小豆島観光資料を取り寄せる。
・7月 タイミングよく、BS朝日「そこ山」で本庄まなみさんの「皇踏山」「星ケ城山」を観て、3座ともめざしたい思いが募る。そのためには2日必要。「錦秋の寒霞渓」シーズンを狙う。
・9月 メンバー募集と共に、相談チームを編成し、観光も含めて案を練り始める。
・仕事調整できた人も含め、宿泊組メンバーは10名と車2台。調整が無理だった2名は日帰りで参加。
・繁忙期の為、フェリー予約開始日に乗船予約。リピーターの多い素泊まり旅荘「古浜」を見つけ、1棟借りで予約。
・駐車場、温泉、観光地、食事場所、スーパー等の情報も相談メンバーで探し合い、欲張り案達成のためにタイムスケジュールを綿密に調整する。

ところが当日、「阪神タイガース、オリックスバファローズ優勝記念パレードに合わせて、三宮フェリーターミナル付近で交通規制が行われるため、代替ルートでお越しください。連絡バスも運休です。」という連絡が入る。徒歩組も大回り迂回ルートを歩いて港に到着、無事合流。

ジャンボフェリー内では、残っていた検討案件、「碁石山~マルキン醤油~エンジェルロードの時間配分」についてミーティング。結果、船内からタクシー1台を手配し、さぬきレモンうどんで腹ごしらえをして下船する。

■碁石山 (12:22駐車場S~13:15洞雲山~13:50碁石山~14:31駐車場G)
坂手港から車2台と予約タクシー1台に乗り込む。車利用で長いアスファルト道をカットして山上に向かい、メインの岩場歩きと海を眺める絶景を堪能しようという作戦。碁石山駐車場には2台の京都ナンバー車が先着していた。見た目ベテランさんの雰囲気。さすが、同じことを考えている。
洞雲山経由で登山開始。ウバメガシのトンネル山道を進む。乾燥した土の上は、硬く茶色いその落葉で覆われている為、滑る滑る。ウバメガシは備長炭の原料になるとKさんが教えてくれた。小豆島八十八ヶ所の霊場洞雲山から碁石山へと続く遍路道が登山道となっており、岩場交じりの急斜面に取り付いて岩の尾根に上がると片側が切れ落ちた岩場の稜線に出る。そのピークからは、バーンと開けた瀬戸内海とぽっかり浮かぶ島々が目に入る。「おおおーっ!」とあがる大歓声。さらに、心弾む岩場歩き。我々はこの絶景を楽しむために小豆島に来た。

下山後はマルキン醤油でしょうゆソフトを食べ、2つの目的を達成。
ここで、日帰り組とお別れし、日帰り組は徒歩でフェリー乗り場へ向かい、坂手港17:45発のフェリー内で爆睡して神戸港に戻ったそうだ。

■次なる目的地は小豆島で唯一の酒造が営むモリクニベーカリーで朝食用のパンを仕入れること。しかし、「酒造りに専念するためにパン部は3月まで閉店する」との貼り紙があった。残念だがパンは地元スーパーで仕入れることにし、小豆島町を出て、次なる目的地、土庄町へ向かう。

■4つ目の目的地とは、干潮時に海の中に現れる砂州「エンジェルロード」と夕陽。
「日没16:55 砂の道17:03まで」を確認しているので、16時すぎに到着できたのはベストタイミング。運よく駐車場も空いていた。
砂の道を歩いて楽しんだ。消えゆく砂の道を慌てて渡った。オレンジ色に染まっていく空やきらきら輝く水平線の美しさを堪能した。日没後、うす暗くなるまでの時間はゆったりと流れていった。

■その後、買い出し、オリーブ温泉、海鮮料理、土庄町を出て小豆島町のお宿に向かう。
旅荘「古浜」到着20時半。以降23時半まで「みっちりミーティング」。
個室5部屋、大部屋1部屋を使用させていただき、ゆっくりと体を休ませることができた。

■寒霞渓 (7:02 こううん駅駐車場S~登山口~三笠山~ケーブル利用~10:40 こううん駅駐車場G)
2日目6時半に古浜のおばちゃんに見送られ、小豆島町を出てまたまた土庄町、寒霞渓のこううん駅に向かう。当然、到着1番乗り。
小豆島が世界に誇る絶景は、日本三大渓谷美、日本三大奇勝とたたえられているそう。そんな自然の景勝を5つ目の目的地、寒霞渓で紅葉シーズンに楽しみたかった。
裏神懸8景の奇岩や木々の紅葉を愛でながら、時間も気にせず写真をいっぱい撮りまくり、楽しみながら石畳の登山道を登る。三笠園地に到着した時には1時間遅れ。Sリーダーから、展望スポット「空の星」や三笠山、売店など近辺の見どころをゆっくり楽しもうとのアドバイスがあり、足を延ばしたいと計画に入れていた星ケ城山は次回送り(?)にすることとした。

観光バスも到着し、人が増えてきた。今日が平日で良かったと思った。ロープウェイから青空と紅葉と奇岩と瀬戸内海と島々を眺めながら、我々の心もルンルン紅葉色。5分間の空中散歩を楽しみ、こううん駅に下山した。(モンベル割引有)

■さあ、ランチめざして、11時オープンのオリーブ園へ。6つ目目的地のレストランでは、タイミングよく10人の座席が確保でき、ホッとする。食後、オリーブ繁る園内をのんびり散策、お土産タイムも楽しんだ。

■皇踏山(12:48 オリーブタウン駐車場~14:04 皇踏山~15:44 駐車場)
碁石山で、我々より1日早く小豆島入りしていたらしい京都組にフリーペーパーを渡し、良かったところをたずねたら「皇踏山」と返事が返ってきた。最後の目的地に期待感膨らむ。
オリーブタウン駐車場に車を置き、街歩き単独行動のFさんとお別れして、9名は街中の路地を通って登山口に向かう。
登山道は急な登り坂が続き、滑りやすい。帰りにはこの道を下らなければならないことを念頭において登っていく。木々の間からちらちらと見える海を楽しみにしながら歩を進め、見晴台に到着した。
「おおおーっ!すごーい!」 絶叫しながら欄干まで駆け寄る。昨日とはまた違った絶景が楽しめる!
岩場ばかりの山頂(P394)からの眺望も素晴らしい。土庄町の山なので、エンジェルロードもバッチリ見える。
Eリーダーのもと、幻の城伝説のある山城跡周回コースを周れて大満足。
さあ下山、ズルっと滑りこけないようにと木の枝を掴んだりしながら慎重に下り、予定通りの時間帯にオリーブタウン駐車場に下山した。皇踏山は低山ながら、ガッツリ登山だった。

■土庄港に向かう。観光センターでFさんと合流し、新岡山港行の国際両備フェリーに乗船。ツアー観光バスも乗船してきたので自由席は満席。運よく座れた我々は全員爆睡して睡眠を確保。そして、安全運転で無事帰京。

■振り返れば、どこを切り取っても全てが「ラッキー!できすぎ!」の濃い濃い小豆島2daysでした。全て皆様のご協力のおかげです。(共有した写真は430枚)

■帰り、土庄港で何人かが手にしていたのは、「小豆島一周サイクリングマップ」。
それって、「次回はサイクリングで周ろうやー。」ってことなのかな? 

碁石山から
夕日のエンジェルロード①
夕日のエンジェルロード②
寒霞渓 石門にて
寒霞渓 空の玉
オリーブ園 風車
皇踏山から

怖かった!湖南アルプス・堂山

UPDATE 2023-10-29


【日 程】 2023/10/22(日)
【参加者】 会員6名+別動班3名
【コース】 天神川林道ー迎え不動-不動堰堤ー鎧ダムー山頂ー天神川林道
【記 者】 norokame


「湖南アルプス」へハイキングに行きませんか?って誘いました。ネットで検索してもガイドブックを見ても、湖南アルプスは初心者向きのハイキングに最適、って案内されてますよね!

私もずっとそう思っていましたが、今回の堂山はそうじゃない!と確信しました。

徒渉あり、岩場あり、ざらざらのすべりやすい所あり、との注意書きは確かにあります。しかし、行かれた方ほとんどがスリルがあって楽しいコースだったと締めくくっています。

それなら行けるか!と思ってしまいました(^-^;

林道から下りたらまず徒渉。この日は水量も少なく問題は無し。シダが生い茂るがしっかりした登山道の急登を行くと、鎧ダムの河原に出る。広いひろい河原と真っ青な空、気持ちの良い風にすっかりハイキング気分。上流に向けて進み、林の中へ。ここでの道迷いが時々あるとか。里山特有の脇道があるが、やがて山頂が見える尾根に上がると、ざらざら道や岩場の通過が出てきた。

最初の難所、ざらざらの下りには途中から短いロープがあるが、そのロープにつかまる前に滑りそうだ!左右は切り立ってきて落ちないように要注意!そのあとは岩場の通過が続く。狭い所を抜けるのにザックが引っかかり、力を入れて抜けようとして前のめりに転げ落ちたメンバーがいて肝を冷やす!幸い広い一枚岩のバンドで止まったので事なきを得たが、その後は緊張感でよけいに体が硬くなったメンバーもいたようだ。

這々の体で山頂に到達して、昼食をとりながら別コースからのメンバーを待つ。その間にも岩場を右往左往しているハイカーが何人もいた。「そこはコースとちがいますよ~!」と叫んでみたり。

とんでもないハイキングコースだ!といいながら、下山にかかる。こちらは主に谷沿いのコースとなり、濡れた岩で滑らないように要注意!

今後の山域やコース選定に一石を投じた(私の中では)山行でした。ネットの情報は、その裏も読み取ることが必要かとつくづく思い知らされました。

 

<こちら別動班>すこーし体力に自信のある三人は、同じ堂山へ向かうもルートを変え読図をしながら登りました。堂山山頂へは本隊(⁉)より遅れて到着したので、着いた時には『昼食→お茶の時間』も終わっていました。皆さんには先に下山の途についていただき、急いで昼食、そして出発。なんとか追いつき一緒に下山できました。(by里山)

堂山 岩々しています。