春の花を求めて~山門水源の森

UPDATE 2025-03-27


【日 程】 2025/03/26(水)
【参加者】 3名
【コース】 長浜市 山門水源の森 四季の森コース(反時計回り)
【記 者】 里山


数日前は、こちらの南西に位置する蛇谷ヶ峰で雪山ハイキング、そして今日は、春のハイキング。贅沢な山遊びを満喫している一行。

お目当ては、キタヤマオウレン。「山門水源の森」が発信してくれているHPのおかげで、開花のピークに訪れることが出来ました。花の可憐さは、写真で一目瞭然。
 選んだ「四季の森コース」は、「四季の森」の南側が急斜面の狭いトラバース道なので油断できませんが、最長コースの「ブナの森コース」なら尾根道to尾根道。最高地点の守護岩を少し登れば「余呉トレイル」の稜線歩きが出来そう。四季のお花の種類も豊富だそうで、いいとこ見つけちゃった気分。(整備されているとはいえ、しっかり山道。軽登山靴が必要です。)

 山門湿原のわきから西を見上げれば、山頂にはまだ雪。冬は湿原も雪に閉ざされるのだと思うと、尚、ありがたい春の山遊びです。

山門湿原
キタヤマオウレン
ショウジョウバカマ
マルハナバチ⁈活動中

体力アップトレーニング企画 ダイトレ①二上山駅~屯鶴峯(ダイトレ起点)〜二上山〜大和葛城山

UPDATE 2025-03-24


【日 程】 2025/03/22(土)
【参加者】 会員2名
【コース】 二上山駅~屯鶴峯(ダイトレの起点)〜二上山〜大和葛城山
【記 者】 T.Y


夏山に向けたトレーニングとして、ダイヤモンドトレール(通称 ダイトレ)を4分割して歩こうという企画の第一弾。この日のコースは二上山駅を出発し、屯鶴峯(ダイトレの起点)〜二上山〜大和葛城山まで約18キロを歩行するロングコース。

 

9:00に二上山駅を出発したものの、ダイトレの起点にたどり着くまでしばらく続く車道の脇をビクビクしながら黙々と歩行。ようやく起点となる屯鶴(どんづる)峯にたどり着き、山道に入れたことで一安心。ダイトレ起点碑を見つけて写真撮影し、改めてダイトレ走破に向けて気持ちが高まる。

 

ダイトレ北登山口から最初の目的地となるピークは二上山へ向かう。雌岳と雄岳の中間にある馬の背を経て、まずは雄岳に登頂。その後、再度馬の背を経て雌岳に到着。この日は好天の行楽日和ということもあり、日時計のある山頂広場にはたくさんの登山客。残念ながら、山頂の桜の開花は見られなかったものの、見晴らしの良い山頂で一息つき、体力を回復。

 

二上山を下ったあと、ゴールの大和葛城山に向けて、アップダウンを繰り返しながらも、ひたすら登り続ける。しっかり整備されたコースに感謝しつつ、延々と続く階段を、心拍数が上がり過ぎない一定のペースで進む。時折、遠くに見える大和葛城山のピークに「遠いな〜」とつぶやきがらも、Hさんの「良いトレーニングやね〜。」という前向きな言葉を励みに、最後まで気持ちを切らさず登り、16時前に大和葛城山の山頂に到着。ゆっくり休憩したあと、ケーブルにて無事下山。

 

歩行時間7時間、距離17.8キロ、登り1755m、下り983m。がんばりを労い、最後は京都駅で食事&ビールのご褒美。Hさん、山行おつかれさまでした&企画ありがとうございました。

ダイトレの起点碑
どんづる峰の岩肌
梅の花
樹林帯は木陰で風もあったおかげで快適に歩行
大和葛城山に登頂
大和葛城山からみた次回目的地の金剛山
たくさん歩いたご褒美

鳩吹山(岐阜県可児市)

UPDATE 2025-03-21


【日 程】 2025/03/20(木)
【参加者】 会員6名
【コース】 可児川下流域自然公園P~カタクリ登山口~鳩吹山~天神山~両見山(西山)~P 
下山後、カタクリ群生地  滝樹神社(滋賀県甲賀市)
【記 者】 ひろさん


 スプリングエフェメラル

 「エフェメラル」は、「儚い」とか「短命」とかの意味があるそうで、雪溶け後、春を待ちかねたように一斉に咲き出し、夏には地上から一切の姿を消してしまう早春の花たちのことで、「春の妖精」にたとえられる。

 そんな春の妖精さんたちに会いに、岐阜県の鳩吹山にGO!

 前日、亀岡では朝からみるみる積雪。

 急遽、参加予定者に「この積雪と明日朝の氷点下の冷え込みで凍結の可能性があるから、念のためチェーンアイゼンと防寒着持参」と連絡したが、当日、登山口Pに降りてみると、天気は最高、暖かく「上着いらないね」という陽気に恵まれた。

 登山前に、カタクリ群生地を通るも、一輪も開花株を見つけられず。

 スプリングエフェメラルの花たちは、お日様の光と温度がないと開かない、なんとも気難しさが愛おしい。

 下山後に期待しようということで、鳩吹山へ向かう。

 少し急登だが、1時間で山頂へ。313メートルの低山ながら、御嶽山や白山、遠くは槍ヶ岳までの大展望が開ける素敵な山。

 登山道も整備されていて、休憩場所もたくさんあって、地元の方たちに大切にされていることがわかる。

 天神山、両見山(西山)のピークハントして、あっという間に周回してPに戻る。

 お目当てのカタクリ群生地に戻り、目を皿のようにして開花している株を探す。

 と、いくつか、開花したカタクリを発見。

 カタクリさんは、私に似てはずかしがりやで内気な性格?なので、うつむいてしか咲かない。

 なので、みな、寝転がるような姿勢から撮影に夢中。

 紫に色づいたつぼみが無数に立ってきていたので、来週には見頃を迎えそう。

 花に合わせるのは難しいが、だからこそ、出会えた時の感動は大きい。

 私の計画は、むしろ下山後がメインだったりする。

 今回も、以前からチェックしてあった各務原市のカフェに寄ったり、信楽にある滝樹神社のユキワリイチゲの群生地にわざわざ立ち寄ったり。お付き合いいただいた皆様に感謝。

 

登山口から少し上がると木曽川から御岳などの大展望が広がる
鳩吹山登山口から少し上がったところの休憩所 早速おやつもぐもぐタイム
鳩吹山の山頂 ここからの展望も最高
やっと見つけたカタクリの花 これが一面に咲いたら圧巻
つぼみの状態もかわいい。 もうすぐ開花しそうなつぼみが無数に
各務原市のカフェで山脈モンブランと山脈コーヒー 人気のお店で待ち時間必至
滝樹神社のユキワリイチゲ群生地 皆、かわいい!と写真を撮るのに夢中
滝樹神社のユキワリイチゲ 夕方、ぎりぎり間に合った

八木城跡 お花見ハイク🌸

UPDATE 2024-04-16


【日 程】 2024/04/07(日)
【参加者】 会員15名 外2名
【コース】 亀岡国際交流会館~西尾根~八木城跡(城山)~東尾根~亀岡国際交流会館
【記 者】 AKKOKKA


2024年度の始まりハイクは今年も八木城跡 (城山)へ
絶好のお花見日和🌸
お天気も良く足取りも軽い
今日はお山初めての可愛いお嬢がママに抱っこされて参加
終始ご機嫌でニコニコ😊 癒される~

1時間足らずで山頂に着く
わーー満開🌸 
青空にピンクが映えてウキウキ(⋈◍>◡<◍)。✧♡

ここからは周回する組と山頂でまったりする組に分かれる
まったり組みは、早めのランチを各々で済まして・・・
何しよう・・・そうだ! 翌週にあるテント泊に備えて
ツエルトの張り方やテントの張り方講習
(・_・D フムフム なるほど・・・
広い山頂でテント泊もいいねなんて話も盛り上がり・・・

まったりゆっくりしたいけど、午後からの総会に向けて下山する
可愛いお嬢はママに抱っこされてスヤスヤ💤🌸

2024年度も例会 個人山行と活発な会になりますように




十津川村探訪(玉置山・果無集落)

UPDATE 2024-02-25


【日 程】 2024/02/24(土)
【参加者】 会員3名
【コース】 西吉野福寿草群生地~車~谷瀬の吊り橋~車~十津川村バイカオウレン群生地(場所非公開)~車~玉置神社=玉置山~車~昴の郷=果無集落(古道古道小辺路)

【記 者】 ひろさん


 春は妖精 ようよう白く咲き乱れるさまはいとをかし。
 ということで、春の妖精さんたち(スプリングエフェメラル)に会いに十津川村へ行ってきました。
 毎年、この時期になると春の妖精さんたち情報があちこちから舞い込んできて忙しくなる。
 なぜ妖精か? 早春に一気に咲き出して夏から秋にかけて地上部分が消滅してしまうはかなさゆえ(諸説あり)。確かに、どの花も小さく繊細で、地面にはいつくばってじっくり観察しないと、その可憐さは堪能しきれない。見える人にしか本当の姿は見えないところが妖精なのかもしれない。
 などとうんちくを傾け始めると長くなるので報告を。


 まずは、西吉野の福寿草群生地へ。

 津越地区にあり、この場所はネットで出てくるので、ナビ設定可能。

 時期が早かったのか遅かったのか、咲き方は微妙。場所はここなんだとチェックして先に進む。

 次に谷瀬の吊り橋にちょこっと寄り道。しっかりとした橋ではあるが、日本一といわれるだけのことはあって長いし揺れると怖い。吊り橋効果で同行いただいた方との縁がより深まることを期待しつつ先を急ぐ。

 長い長いワインディングロードの続く国道168号線をひた走る。昔よりはずいぶん走りやすくなって、もう「酷道」なんて呼ばせない!という感じに整備されていた。「曲がりくねった道の先に待っているいくつもの小さな光♫」の曲を頭の中でかなでながら本日のメイン、十津川村のバイカオウレン群生地へ。場所は非公開とされているが、個人的に前の週に聞き込みながら下見済みなので、迷わず現地へ直行。
 バイカオウレンといえば、朝ドラ「らんまん」で、万太郎が子どものころに一面に咲き乱れる花に出会う印象的なシーン。この光景に出会いたいという一心で高知に行くぞ!と考えていたところ、十津川村に群生地ありとの情報をいただいての訪問。高知は高知で牧野植物園や朝ドラのバイカオウレン場面のロケ地である金峰神社などは行きたい場所リストに載せたままなので来年には行きたいとは考えているが……。十津川村の群生地は保護のためのロープが張られているので立ち入ることは出来ないが、それでもこれだけの群生は珍しい。個人的に下見と称して前週にも訪れていたが、その時にはまさに見頃で「秘密の花園」感に浸っていた。が、今回は、花の命は短しで多くの花が終わりを迎えていた。私的には、最盛期の花と終わりかけの花のどちらも見られてよかったが、同行の方には、来年は、ぜひ満開の群落の情景を見ていただきたいと思う。

 ちなみに、バイカオウレンの白い花びらのように見える部分はガクで、花は黄色いめしべのような部分だそう。クリスマスローズをはじめキンポウゲ科の植物にはそんな花が多いような。


 次に目指すは、神さまに呼ばれた人しかたどりつけないと言われる玉置神社へ。ここにお参りすると人生が変わるともいわれています。
 神社マニアの私としては、以前から気になっていた神社。なかなか行きにくい場所で、そこまでの道もよくわからず不安がありましたが、無事にたどりつくことができました。そして、まさかの雪景色。玉置山の山頂では、おそらく「雨氷」というのでしょう(知らんけど!)。青空に樹々に氷がはりついてキラキラ輝いて別世界の美しさ。気温が上がり、ぼたぼたしずくがたれる姿も美しい。鉄塔からバラバラとつららのような氷が落下してくるのは怖かったが……。

 人生が変わるかどうかは、これからのお楽しみだが、雨続きの天候の中の見事な晴れ間。どうやら、神さまは呼んでくれたようだ。


 最後に、一応山岳会の山行なので、ドライブだけではあかんやろということで、昴の郷から小辺路の一部を歩いて果無集落へ。民家の前を世界遺産が通る有名な場所。苔むした石の階段はすべりやすく歩きにくいが、最近整備された登山道とは別格の雰囲気を醸し出してくれていた。


 と、十津川村を満喫した一日で、毎年でも花の様子を確かめに行きたい場所の一つになりました。

西吉野の福寿草群生地。咲き方はいまいちだった
十津川村のバイカオウレン群生地。ほぼ終わりかけで咲き残っていた妖精さん
咲き終わるとこんな姿に。ここから種をつけていくんだろう
谷瀬の吊り橋にちょこっと寄り道。とにかく長い!
玉置山でおもいがけず出会った雨氷? つららもキラキラ綺麗
玉置山で。写真ではあまりわからないがとにかく樹々の雨氷が幻想的で美しかった
玉置神社の名物?しいたけうどん。
世界遺産 果無集落