新六甲全縦④

UPDATE 2024-11-28


【日 程】 2024/11/17(日)
【参加者】 会員6名
【コース】 コース:摩耶ケーブル…穂高湖…シェール槍…ダイヤモンドポイント(水晶山往復)…ノースロード…六甲ビジターセンター…堡塁岩……油コブシ=阪急六甲駅
【記 者】 kamemaro


新六甲全縦も摩耶山から東部分の後半に入りました。

摩耶ケーブルから穂高湖、シェール槍は重複する部分もあるが、六甲でも楽しめる山域であるのでゆっくりと進む。

槍に登り穂高湖畔からサウスロードの出ようとしたが、アスレチックの周回路に入ってしまい、100mほどの藪漕ぎをして道路に戻る。さらにロードからサウスロードにつなぐ道の記載はないが、古い道跡をたどりロードに出る。

三国池の手前で道路を横切りダイヤモンドポイントを目指す。樹林の中の薄暗い陰気な道を進むと、展望が開けポイントに着く。裏六甲展望はよいが、今回はガスっており遠くまで望むことはできない。北西方向には、少し低い水晶山が見える。省略して先に進もうかと思うが、時間もあるので往復することにする。ピークを一つ越えると山頂であるが、展望も山頂表示さえもないただの尾根道の通過点である。

元に戻り、今度はノースロードに入る。ロードは高低差のない歩きやすい道である。

郵便局前で車道に出るが、とても山の上とは思えない町並み…電線も繁華街かと?さらに進むと六甲ビジターセンターの看板が目についた。向学のために立ち寄る。

ちょうどキノコ展が開催されており、六甲で見られるいろんなキノコが展示してある。「食べられるキノコは??」と真剣に探してみるが、どれも「毒キノコ」。食べられるキノコも展示して欲しかった(展示できない理由は理解できるが…)。

ここからは車道を進み堡塁岩へ。岩の頂上から下を見るとゾオ~ッ!若い頃、登山靴でよくこんな所を登ったなぁ~と改めてカンシン、かんしん!!

六甲ケーブル山上駅に後ろ髪を引かれながら通過し下りにかかる。それにしても六甲は階段が多く、登りも下りも足が疲れ、肺にも心臓にも大きな負担がかかる。

今日の通過目標の「油コブシ」は、想像していたように展望はよい。九十九折れの道を辛抱強く下ると、まもなく神戸市バスの「ケーブル下」駅に到着した。(参考:阪急王子公園駅から摩耶ケーブル行きのバスは、駅の北側のバス停から乗る方がよい)

次回は、待望の六甲最高峰と東西おたふく山に登ります。

 

 

奥山〜 七種槍〜七種山周回

UPDATE 2024-11-15


【日 程】 2024/11/10(日)
【参加者】 会員10名
【コース】 福崎町立青少年野外活動センターP〜奥山~七種槍〜七種山〜七種滝〜 作門寺山門〜P

【記 者】 atsuko.ya


~亀岡から車で2時間、標高683ⅿの七種山(なぐさやま)、七種槍、七種薬師で「七種三山」と言い、兵庫50山になっている。メンバーのうち3名が以前このコースを時計回りで登っている。今回はその逆バージョン。(その先輩の計画です) 経験者からは「登りで眺望が開ける反時計回りルートが絶対良い!」との感想が。~

 

 11月とは思えぬ小春日和、半袖で出 発。すぐ右側に 田口奥池が見え青くとても綺麗。いよいよ目の前に、岩!岩!なかなかの急登!そして絵に描いた様な 尖んがり岩山!奥山を経て七種槍へ。

 さあ〜沢山のアップダウンが始まるで」と、先輩の声に覚悟が決まり、緊張感が高まる。ザレ場あり。ガレ場あり。ロープあり。大きな鹿の白骨あり。…網にひっ掛かり気の毒に…でも陽に照らされた山々の美しさに励まされ、バラエティーに富んだ道も楽しい。紅葉のピークが近いはずなのに今年は、どうした事か緑の山。七種槍までの尾根から2〜3本だけ、大きなまっかな紅葉を見つけて嬉しくなる。

 次は七種山へ、小滝林道経由と稜線上の道の2ルートがある。6人と4人に分かれ 山頂を目ざす事にする。私は人数の多い小滝林道へ。これが大変な選択に!綺麗に整備された 階段が、ずっと続いている様子。結局1時間半 默々と階段トレーニング。高い段差を頑張る。良くやったと満足しながら ひと足先に登頂。眺望は◎瀬戸内海から淡路島まで見渡せる。

無事に下山した所に 落差72mの見事な七種滝があって雄大さに感動。ラストスパート車道を20分程歩いてゴール。8.3km 7時間弱の行程。気持ち良い楽しい山。また行ってみたいひとつになりました。

 

 

 

 

 

 

鉢伏山&天滝

UPDATE 2024-11-05


【日 程】 2024/11/04(月)
【参加者】 会員8名
【コース】 ハチ高原スキー場P~小代越~高丸山~鉢伏山~P  車移動して天滝ウォーキング
【記 者】 ひろさん


 三連休の最終日、秋晴れの下、高原ハイキング。

   この時期、天候は安定し、11月3日は晴れの特異日といわれているが、連休初日は季節外れの大雨に見舞われ心配したが、この日は、文字通りの抜けるような青空が広がってくれた。

 いつもの山行より、ゆっくり集合してR9をひたすらドライブ。10時過ぎにPに到着して遅めのスタート。

 登山では、早めのスタートが鉄則だが、今回は、秋の一日、高原リゾートでのんびりハイキング気分を楽しもうということで、コースタイムが短く、稜線とススキの高原が美しい鉢伏高原を歩いてきた。

 Pからは、これから歩く山が見えて、高原らしい緑のゲレンデが美しく、自然とテンションが上がる。

 小代越まで上がると、左へは氷ノ山に続く稜線。今回は右方向の高丸山に向かうが、来年、日が長くなったら「ぶん回し」と呼ばれる氷ノ山までの稜線歩きがしたい。遠くに見える氷ノ山。あんなとこまで歩けるのだろうかと思いながらも歩くぞ!と心に誓い、同行メンバーに行きましょうねと半ば強引に約束。また5月ころに個人山行計画したいと考えているので、同行有志を募集。

 これから歩く道、そして歩いた後に振り返ってそれまで歩いてきた道のりを見渡せる稜線が好物。ここの稜線も大好きで何度でも訪れたい場所の一つ。

 登山道自体は短く、整備されすぎていて階段歩きが多いが、真夏以外は気持ちよく歩けるオススメのコース。

 今回も、工事の影響か、以前見た時よりも少ない感じはしたが、ススキが残っていてくれて青空とのコントラストが美しい。山頂では、少し北風が強く、涼しく感じるぐらいの気候だったが、ゆっくりランチタイムをとって、下山は、林道から途中ゲレンデに降りて、のんびりハイキングを楽しめた。

 

 下山後、車で1時間ほど移動して今回のお目当て天滝へ。日本の滝百選に選ばれるだけあって立派な滝。

 土曜日の雨のおかけで水量も多く、迫力満点の滝だった。

  滝は大好物なだけにテンションMAX。先頭を歩く足取りは軽く、あとから「早い!」との声が。反省‥

 紅葉にはまだという青モミジの状態だったが、渓谷美を十分に味わえる素敵なコースだった。

 

 なお、天滝へ行く途中、メンバーの一人の祖母さんの実家があるという話をしていた。

 「○○店っていうお店をしていたんだって」なんて話していたら、車窓からその店名が見えるではないか。帰りにその写真を撮って、まさにNHKの「ファミリーヒストリー」さながら。自分の生まれた源流をたどっていく旅をするのも面白いなと。

そんなこんなで、秋の一日、大満足の山行になり、同行いただいた皆さんに感謝。

ここからスタート
春よりは少なめだが、目立つリンドウのほか、こんな小さなかわいい花たちも咲いていてくれた
青空にススキが映える
こんな階段が続く
鉢伏山の山頂で。登ってくる方を待ち構えて撮っていただいた。
下山でゲレンデ歩き。なんだか楽しい!
天滝の渓谷歩き。
天滝。水量多く迫力満点。動画でないち伝わらない?

生野高原 段が峰 1103.4m

UPDATE 2024-11-04


【日 程】 2024/10/26(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 段が峰登山口-達磨ヶ峰-フトウガ峰-段が峰ピストン
【記 者】 いちご大福


登山口付近でエビフライ形の松ぼっくりを発見。リスとの遭遇期待度が一気に高まり、ワクワクが止まらない。だがしかし、いきなりの急登と気温約20度で風もなく暑い。汗も滴るいい山女たちは、静かに一歩一歩踏み締めながら進む。

30分程歩くと、本日のお目当てのススキに囲まれはじめる。達磨の肩は意外にもイカリ肩やななどと話しながら通過し達磨ヶ峰に到着すると、前方にフトウガ峰から段が峰にかけての高原台地の広がりが見えた。「おー」歓喜の声があがる。フトウガ峰に向かう道中では、様々な出会いがあった。朝露で浮かび上がった夥しい数の蜘蛛の巣は芸術作品のよう。あっリスだ!目はハートマーク❤︎になり、しばし可愛いリスに癒される。背丈をゆうに超えたススキの中をくぐり抜けた後は、笹原に点在する巨岩など独特の風景が広がる。稜線をひたすらに進み到着した段が峰頂上は風が吹き抜け寒く、少し下ってランチタイムにした。

次は下山だが、なかなかの長距離に足が重い。稜線を歩み達磨ヶ峰から一気に下るその前に、先輩からの一言。「車が見えても気を抜かない!」はい!その後の集中力は凄かった。稜線歩きとススキを満喫した秋の1日に感謝。

タイム : 8時15分段が峰登山口>9時16分達磨ヶ峰>10時58分フトウガ峰>11時36分段が峰>ランチタイム>下山14時42分段が峰登山口

蘇武岳 1,074m 時計周り? 反時計周り?

UPDATE 2024-10-19


【日 程】 2024/10/13(日)
【参加者】 会員10名
【コース】 万場天神社P-万場登山口-分岐475m-大杉山 (1,070m)-四ッ山越-分岐976m-蘇武岳山頂-分岐976m-分岐754m-巨樹の谷-分岐475m-万場登山口-万場天神社P
【記 者】 AKKOKKA


神鍋高原万場神社に車を停めて、登山口まで向かう
本日の目指す山は、但馬が生んだ登山家 加藤文太郎氏 植村直己氏の愛した山 「蘇武岳」
企画の段階から 時計周りか反時計周りか…どうするで悩み
反時計周りで登ることにする

万場登山口からしばらく進むと渡渉あり 分岐を大杉山方面へと進む
このルートは大杉山までひたすら急登
ブナ林を登る 登る 登る (あ~しんど!)
でもこの急登は激下りになるから 登りで正解! と自分に言い聞かせた
この日のお天気は快晴のはずが日本海側の天気は良くない
それでも木漏れ日が木々に当たって見えた天使の梯子がキレイだった
2時間急登を登ると「大杉山」 立派なオオスギが出向かてくれた

ここからは四ツ山越え ④→③→②→①(金山997m)とアップダウンを繰り返しながら 分岐まで進む

分岐から蘇武岳までは約40分
あれ? 車道が見える 車も停まってる!
なんと山頂まで15分くらいのところに林道があるではないか! 
林道を横目に登ると 綺麗な芝生の広がる頂上へ🏔
360度のパノラマが待っていた
遠くは日本海まで見えた お天気がよければ 大山や白山まで見えるそうだ
景色を見ながら しばしモグモグタイム 🍙

お腹も満たされた事だし 下山開始
綺麗ブナ林を気持ち良く下山
やっぱり反時計周りにしてよかったね~ も束の間

谷への激下りが待っていた
ロープは張っているが、Y師匠 自ら先頭に立っていただき 足の置き場を順に後ろへと伝えて行く
そして巨樹の谷へと入る
「夫婦カツラ」「子宝岩」「カツラ親分」「トチの巨樹」と命名された住人たちがいるが
そんなもんゆっくり見ている余裕などありゃしない(ToT)/~~~
滑らないように慎重に下山して ようやく分岐の「中の滝」に着いた
最後の渡渉を終え 皆一息ついて ようやく下山についた
皆 無事に下山してホッとした

加藤文太郎氏と植村直己氏はどこから登って どこに下山したのだろう???