兵庫県 大岩岳(384ⅿ)

UPDATE 2022-12-13


【日 程】 2022/12/11(日)
【参加者】 6名
【コース】 丸山湿原🅿-(東大岩岳南東尾根)-東大岩岳-(馬の背往復)-東大岩岳-大岩岳-(県境尾根)ー(丸山湿原往復)ー🅿
【記 者】 里山


当初は、綾部の低い山を計画していた個人山行。会のLINEで募集したら、たくさんの方が集まってくれたので感激していました。なのに天気予報は雨の可能性が濃厚。「意地でも雨のない山に行くぞ」と行先を検索開始。
で、ありました! 亀岡より南の方なら降水確率が低かったので、大岩岳に決定。

以前の例会では千刈ダムから登りましたが、今回は丸山湿原🅿から。下車して1分の登山口。2ヶ月前に来たから大丈夫と自信満々に歩いて5分。「うん⁈ 行き過ぎた⤵」 面目ない。道が落ち葉に埋もれてました(小さい看板もあるのに)。

こちらの道は、木立の中を行く尾根道で、ふみ跡はしっかりあります。ところどころ、北摂の山々を堪能しながらほどなく東大岩岳山頂へ。そこから北へ延びる馬の背をピストンして取って返して、大岩岳山頂へ。ここで、小一時間の昼食タイム。雨から逃げてここへ来たけれど、まさかの青空でおまけに暖かい。食後のコーヒーを楽しみながら周りの山を眺めれば、低山ながらポコポコと面白そうな山が並んでいます。

食後に尾根をザザッと下り、再び木立の中を丸山湿原に向かいます。丸山湿原は、周りの山の崩れやすい土壌が雨で流されて堆積した地形だそうです。確かに大岩岳の登山道も何度も崩れて移動させた跡があり、山頂直下の尾根道はザレているうえに季節がら落ち葉が滑ります。濡れていなかったのがラッキーでした。勿論、濡れていたら「馬の背」もやめておきましょう。
紙地図を読みながら歩くのが大好きな我々にとっては、分岐も沢山あるので、とても楽しい山でした。

多紀アルプス・御嶽~西ヶ嶽へ

UPDATE 2022-11-20


【日 程】 2022/11/06(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 栗柄奥八柱神社~分岐~御嶽~分岐~西ヶ嶽~八柱神社
【記 者】 Mt.Boku


多紀アルプスは篠山盆地の北側に連なる連峰で、東西20kmに及ぶ。由良川水系と加古川水系の源流となる分水嶺で西から西ヶ嶽(727m)、主峰の御嶽(三嶽793.2m)、小金ヶ嶽(725m)と連なる三峰が中心となる。今回はその一部、栗柄奥の八柱神社~御嶽~西ヶ嶽~八柱神社へのコースを歩いてきた。

平安時代末期から中世にかけて吉野大峯と並び修験道の行場として栄えていたそう。役行者が切り開いた修行の道で、鎖のある岩場があり、楽しい+ちょい緊張感でテンションも上がる。といっても登りなら鎖がなくても何とかなりそうなくらいの岩場。

先に御嶽をやっつけてから来た道を戻り分岐から西ヶ嶽を目指すが、この縦走路、御嶽から西ヶ嶽の間にはピークがいくつもある。西ヶ嶽山頂かと思って急登を登りきると,また登ったり降りたり。地形図には現れない小ピークもあり、どんだけピークあるねんて感じで…。

そんな修験の道を越え、西ヶ嶽山頂にたどり着く。ランチの後は優雅に野点で一服、まったりとした時間をたっぷり楽しみ下山開始、今度は果てしなく続く階段が……、距離はなくとも地味に脚に来る修験の道でした。

西の覗より
綾部方面の雲海
御嶽(三嶽)山頂
西ヶ嶽山頂より、奥の三角の山が御嶽
西ヶ嶽山頂で野点

神戸の上高地~摩耶山 698.6m

UPDATE 2022-11-07


【日 程】 2022/10/29(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 新神戸駅~布引の滝~市ケ原~地蔵谷出合~トゥエンティクロス~森林植物園東入口~徳川道~桜谷出合~穂高湖沿~シェール槍~アゴニー坂~掬星台~摩耶山~青谷道~下山口
【記 者】 AKKOKKA


新神戸駅で8時過ぎに仲間と合流。
オシャレな街神戸  それだけでテンションは上がる⤴️⤴️

駅から急坂と階段で布引の滝(雄滝)まで行く。
ここのところのお天気で水量は少なめか?
それでもかなりの迫力があった。
展望広場まで行き、今日の長い行程を確認。布引貯水池〜市ケ原の桜茶屋まで行こか。

あじさい広場までの道に崩落場所が一箇所あるとの情報だが、とりあえず行ってみる事にする(引き返すのもあり)

崩壊場所もあり、荒れてはいるが踏み跡もしっかりあり、無事全員通れた。
よっ! 河童橋があるではないか!! そうここは神戸の上高地 (笑)  

河童橋を渡りそこから森林植物園までの間はトゥエンティクロス(渡渉20回)という名前がつけられており
渡渉を数えて行ったけど
20もなかったような… ツー堰堤クロス?ちゃうか? て誰かが呟いていたな~

森林公園を過ぎ、徳川道へと進む。
陽射しと風がとても気持ちいい。
どんどん進むと、シェール道と穂高湖の案内。
杣谷峠の方に進み、穂高湖を目指す。
湖の周りにはたくさんの人たちで溢れていた。

河童橋→穂高湖の次は槍❗️
シェール槍とい名前の槍が・・・ドイツ人のシェールさんが好んだ道だとか、ここから貝が出てきたとか…
ここで少しの腹ごしらえ・・・見晴らしも良し!

上高地を満喫した後にアゴーニ坂から摩耶山へ。
掬星台で神戸の街を一望し、摩耶山の三角点に寄って、青谷道を下山した。
海と山と神戸の街並み(⋈◍>◡<◍)。✧♡ ルンルンの一日だった。

摩耶山の北側に、新穂高(648m)もある。
次回は是非そこまで脚を伸ばしたい😄

可愛いシルエットの「三尾山」へ

UPDATE 2022-10-05


【日 程】 2022/09/17(土)
【参加者】 会員5名+体験2名
【コース】 三尾山(東峰−西峰−主峰)〜 黒頭峰
【記 者】 T.S


数ヶ月前、山行の帰りに通った丹波。

車中から見る長閑な里山の景色に、気になる山が。3つ並んだ山頂のシルエットが何ともユニークで。まるで「山」という漢字の成り立ちを見ているようで。

調べてみると、「三尾山(みつおさん)」という山であることがわかり、しっかりとしたトレッキングルートもある様子。これは行ってみるしかないでしょう。

日程は3連休の初日。台風が近づいてきたり、体調不良者が出たりで、ギリギリまで変更続きの計画でした。最終的には会員5名の参加。加えてこの日は2名の体験参加がありました。お天気の方は何とか持ちそうです。

紅葉にはまだ早い時期ですが、車を停めた場所には足元にはたくさんの毬栗が落ちており、少しだけ秋を感じながらのスタート。ところが、登り出したらすぐに汗だくで。残暑も感じる山行となりました。

登り出して15分ほどで「山岳練習場」に。そびえ立つ岩壁を眺め、登ってみたくてウズウズしながらも、今回はその予定なく準備もしてきていないので、今日は先に足を進めます。見つけた植物に足を止めたりしながらも、ゆっくりと登っていきました。

登り始めて1時間ほどで、まずは1つ目の頂「東峰」。ここからは里山の景色が一望でき、爽快な眺めです。お天気の心配をしていたことが嘘のようで、素晴らしい景色が広がっていました。

続いて「西峰」「主峰」と登っていきます。主峰には、「三尾城址」が。

何も残ってはいないのですが、こんな険しい山の上に築かれていたお城、どんなものだったのか気になるところです。山に登ると、その土地に纏わる色々なことに興味が広がっていきます。そしてそれらを知ることで、また登山が楽しくなっていきます。

三尾山の3つの頂を過ぎ、そのまま南方へ。その先にある「黒頭峰」へも足を伸ばし、そこでお昼の休憩を取りました。お二人の体験者さんも交え、お喋りを楽しみながらの休憩でした。

休憩の後、予定のルートへ少し歩みを進めましたが、体験参加の方の体力などを考慮して予定変更することに。来たルートを戻っての下山となりました。この判断が適切だったようで、ルート変更をしながらも予定通りの時間に下山することができました。

時期の問題かもしれませんが、全然人に会う事なく、私たちだけでのんびりと楽しい登山でした。素敵な景色も独占。紅葉の時期などに来たら、もう少し人がいるのでしょうか。

通りすがりの興味から始まり、素敵な山との出会いになりました。また季節を変えて登ってみたいと思います。

明神山(播磨富士)

UPDATE 2022-07-18


【日 程】 2022/07/17(日)
【参加者】 5名
【コース】 明神山駐車場ーAコース(西の丸・大熊の頭)ー明神山ーCコース(地蔵山)-明神山駐車場
【記 者】 わんわん


赤兎山に行く予定でしたが、福井県方面が雨予報のため急きょ予定を変更し明神山に行って来ました。

明神山は高さ668M。姫路市夢前町にあり、兵庫50山の一つでその姿から播磨富士とも言われているそうです。

参加者全員が行ったことがない山とわかり、嬉しい気持ちで出発します。

まずはドライブインで朝食。6時前から焼肉丼を食べている方がおり感心します。食べることは体力なので。

2時間位で登山口近くの無料駐車場に到着。簡易トイレあり。駐車場から登山口は近く、ルートの案内板もわかりやすい。6時40分登山開始です。先頭はSさんが行ってくださいます。

今回はAコースで登り、Cコースで下山しましたが、すれ違った方にはCコースを登りに使う人が多いとアドバイスを受けました。調べてみると、Cコース登り・Aコース下山が一般的なようです。山は岩が多く、ロープが随所に貼られていて、道案内の看板も各所にあり、整備されていました。岩場は、メインがある、というより中くらいの長さの岩場が何か所もある印象です。岩に足を置く場所がわからず、悪戦苦闘して上り下りしました。山頂は見晴らしあり。ベンチあり。3グループくらいが座れる広さです。

今回は参加者数が少なかったため、岩場での足の置き方をYさんに丁寧に教えていただきました。登山標準時間が3時間13分のところを4時間18分かけ、皆さんとの楽しい会話も弾みました。

下山後は、NEWサンピア姫路ゆめさき、という温泉に寄り、汗を流しました(日帰り入浴700円)。更衣室で、足元にフニャフニャした茶色のものが。「ヒル!?」「なめくじでしょ」→ヤマヒルでした。最後まで血を吸い切ったようで流血することなく、満腹になって人間から落ちた、のだと思います。最後まで楽しめた山行でした。

※播磨富士の愛称で呼ばれる山には、笠形山(999m)、高御位山(304m)、そして明神山があるそうです。