御在所岳から富士山、白山、御嶽山、北アルプスも丸見えだ!

UPDATE 2025-02-20


【日 程】 2025/02/15(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 御在所ロープウェイ駐車場P - ロープウェイ 山上公園駅 - 御在所岳山頂 – 国見峠 - 裏道と藤内沢ルート - 藤内小屋 - 御在所ロープウェイ駐車場P

【記 者】 カリメロ


前置き】この山行は裏道を使っての下山として計画されました。が、参加者を募ってみると、半数以上が冬期登攀入門の練習を重ねているメンバー。「Y師匠も参加だし、そりゃ、藤内沢ルートで練習したいよね」というわけで、下山を2班に分ける計画に変えました。裏道の下山も楽しかったけれど、12本(10本)爪アイゼンは必要です。(Fより)

 

初の例会リーダー。あれこれとしているうちに、ルート変更から人数変更を会へ連絡することをすっかり忘れていた。行きの車中で会長に言われて、あーー!と声をだすが先輩方のフォローのおかげで、会へ連絡してくださっていた。ありがたや( ;∀;)

登山だけでなく、ファミリーで楽しめるちょっとしたスキー場も人気の御在所。

駐車場は朝早くから満車になる。8時過ぎにロープウェイ駐車場に到着すると、駐車場は満車に近いほどだった。車幅が狭い駐車場は、ベテランY師匠に駐車をお願いし、サクッと駐車していただき、靴を履き替え準備。早々に準備を終えた先輩方がロープウェイチケット売り場に並んでくださり、準備を終えた私たちはロープウェイ乗り場に並んだ。

9時前になるとロープウェイ乗り場はソリを手にしたちびっこやアックスを装備した登山者たちで賑わいだし、いよいよロープウェイで山頂へ。

 

雲一つない青空の広がる御在所をロープウェイで上がるとは、なんて楽な山行だ!と言いながら、上から降りてくるガスタンクに驚きながらも雄大な自然を堪能し、約15分の空中散歩を楽しんだ。

 

あっという間に山頂公園へ到着するとそこには、雲一つない青空と、北アルプスから御嶽山、乗鞍岳など、まるみえ!

こっち行ったら富士山見えるんちゃうかとY師匠。

富士山みえるぞ!と声が弾んで一斉に、どこどこ?!どれどれ?と富士山の位置を確認。

あそこのくぼんだ左に台形の山がそうや!ここから富士山見えたん2回目や、初めて見えた!とみんなで感極まる。興奮冷めやらぬなか、今度はY師匠の山解説。ピッケルを使って、あの独立峰のどっしりとしたのが御嶽山で、その横が乗鞍岳や。ちょっとひだりにいくと…という感じであれは?あの山は?と質問責めに。

最後には、南にむかってあれは大峰山系であの雪が少しかかってるとこが弥山・八経ヶ岳やなど、見える山々をすべて説明していただきY師匠の山解説に聞き入っていた。

見える山すべての解説をしていただいた後、山頂へいくか、どうするか、もう下山道へむかうか?となるが折角きたならば頂上へと女子6人で山頂へ。

15分かけて山頂へいくと喫茶店でコーヒータイム中のY師匠から電話が。山頂ついたか?見えてるでぇと笑 みんな慌てて喫茶店の方向をみてあの窓から見てんのかな?右はしか?いや左から2番目の窓やろ?と離れていても監視されていることに笑う。

待ってはるわ、はよいこかと記念写真を1枚とり、もと来た道を引き返しちょうど右に曲がると喫茶店へというところにY師匠現れる!またもやなんと完璧なタイミング!

 

ここからは裏道ルート班と藤内沢ルート班に分かれて下山。のちほどと言って藤内沢ルートメンバーは、ハーネス・アイゼンを装着。

中道登山道から鋸岩に向かって下降すると早々からなんと急下降なこと!

怖気づいてしまう急下降。ヒヤヒヤしながら前向きで降りるものの、足がすくんで仕方がない。後ろ向きに体制をかえ、先に降りた人がつけたステップを一歩ずつゆっくり、慎重に降りた。下降がこんなに苦手だとは気づいてなかったので、自分の課題が明確にわかった。

 

鋸岩ではアイスクライミングを楽しんでる山岳会の人たちで賑わっていた。第三ルンゼを下り第二ルンゼの奥又ノ壁をみるために藤内沢の左岸トラバース。

このトラバースも慎重に進む。無理かも、ここ無理かもとブツブツ一人怖気づく私。

先輩方はスタスタと進んでいき、えっちらおっちらと追いついた先には、奥又ノ壁にできた氷瀑。圧巻のスケールである。そんな氷瀑にもアイスクライマーが。

離れた場所からアドバイスをおくるガイドらしき人もいて、この時期だからこそ楽しめるアイスクライミングを楽しんでいた。

へっぴり腰の私は、ロープお願いしますとY師匠にロープをねだって、来たトラバースを引き返し藤内沢のルートに戻り、裏道登山道を下山している先輩方との合流地点、藤内沢入り口へと下山した。

今回、例会リーダーをさせていただき、下調べからルート確認など課題と学びの多い一日だった。次の例会リーダーをするときには、今回の段取りよりスムーズに、そして笑顔あふれる楽しい例会を次も企画したいと思います。

裏道班撮影。合流の瞬間。

絶景 貝月山

UPDATE 2025-02-17


【日 程】 2025/02/16(日)
【参加者】 会員9名
【コース】  揖斐高原登山口P~小貝月山~貝月山~P ピストン 歩行距離8.3キロ、歩行時間約6時間(休憩1時間10分含む)、標高800メートル(登り・下り)

【記 者】 ひろさん


 このままずっとここにいたい。そう思わせてくれる山だった。

 Iさんの紹介で、個人山行を企画。

 調べてみると、展望もよく初心者でも歩けそうな山。そして、高速を使えば意外と短時間でいける。

 私自身は、雪山はあまり好きではない。冬靴は重いし、装備をもっていくのは面倒くさい。そもそも、なんでこの寒いのに山行くの??? 冬は、和歌山などの南国の山をちょこっと歩いて、下山後の温泉を楽しむのが一番。そう思う私の心さえもゆさぶる山だった。

 揖斐高原登山口からスタート。

 元スキー場で、駐車料金1000円とられるが、きれいなトイレのある立派な施設も完備されており、何より駐車場までの道の雪かきが完璧にしていただいており、感謝の限り。

 登山口からゲレンデを直登。

 しばらくして、山頂は目指さずゆっくり歩いて雪遊びを楽しむチームと山頂を目指すチームの2班に分けることに。私は、即座に、雪遊びチームに入りたい!と申し出るも、Fさんから「リーダーが何言ってるの」と却下。やむなく山頂登頂チームに。

 登山道には、トレースがしっかりついており、ありがたい。トレースがなければ、山頂到達は難しかっただろう。

結果、予想に反してタフな山で、「あそこがピーク!」と頑張って登ると、次から次にアップダウンが続いて、急登なのと、とにかく山頂までの距離が長い。何度も、ここで引き返そうという誘惑と戦いながらも、なんとか山頂に到着。

 山頂からは、360度の展望。今回のメンバーでは、誰も山の名前を特定することは出来なかったが、とにかく見渡す限り、山、やま、ヤマ! このまま下りるのもったいなさすぎ! そんな声が飛び交う。

 SNSの事前情報だと、一週間前の大雪で登山口まで入ることすら困難で、あまりに多くの積雪量と暴風で途中撤退の報告しかない。

 おまけに、当日の事前予報では南岸低気圧の通過で雨予報。

 だが、天気図をみると南岸低気圧はかなり南なので貝月山への影響は少なそうだし、風も弱く暖かい日になりそう。また、前日の快晴の中、多くの人が入ってトレースがつくはずと読んで決行。

 読みがずばり当たって(少し自己満足に浸る)、青空も広がり、山頂でゆっくりランチタイムを楽しむことができ、大満足の山行になった。

 私の今シーズンの雪山は、もうこれで十分。

 そう感じさせてもらえた、素敵な山で、オススメです。

 

【雪遊びチーム Fより】 歩き始めて10分ほどで、前を行くメンバーと距離が離れていく私たち。「登山は、一番足の弱い人に合わせて進むもの」という原則は重々承知の上だが、冬山をこの態勢で行くと、天気が良いとはいえ、他のメンバーの危険因子になりかねない。幸い、思いを汲んでくれたKさんもこちらに同行してくれるというので、山頂チーム6名、居残りチーム3名、安心して2班に分かれた。

ゆっくりトロトロ進む3人。山頂までの行程の約1/3の地点。葉の落ちた木々の間、手前の峰々の向こうに真っ白に輝く山が見える。「方角から考えて、あれが貝月山だな」「きれいだなぁ」「遠いなぁ」とゆっくり腰を落ち着けてお茶の時間。上を目指したメンバーの下山を待つには早いけれど、こちらは下山を開始する。

標高841mの分岐で「上の仲間が戻ってくるまでにはまだ時間があるな」と考え、貝月山第二リフト登山口へ遠回り。ノートレースながら気持ちの良い尾根道。途中からの林道が意外と雪が深い。ワカンを装着する2人とツボ足で膝まではまりつつ進む私。踏み跡はないし、時折腰上まではまったりして、テンションMAX「楽し~い!」
思わぬご褒美をもらった気がした。(ただし、林道の法面の傾斜は急で高さも十分なので、いつ雪が流れ落ちてくるかは要注意)

 

 

元スキー場のゲレンデを直登。下山時には、そり遊びをする親子連れで賑わっていた
顔がうつるより、なんとなく影姿の方が絵になる?
小貝月山の山頂。ここまでいくつもニセピークあり。ここで引き返そうかと協議するも、女性陣の力強さに負けて進むことに
貝月山の山頂。360度の絶景が広がる
貝月山の風がよけられる吹きだまりでランチタイム。ぽかぽか暖かく。なんて幸せな時間!
誰かが作ったたくさんの雪だるまさんたち
不思議な雪の模様がついて幻想的な山々。このまま下りたくない!と思えた絶景
 ゆっくり歩く雪遊びチームの一枚。ほんとは、こっちに入りたかったかも

またまた堂満ルンゼ ただただ練習あるのみっす!

UPDATE 2025-02-13


【日 程】 2025/02/11(火)
【参加者】 会員6名
【コース】 イン谷口〜本谷〜支稜〜第1ルンゼ〜イン谷口
【記 者】 へっぴりゴシ


週末に山へ行って、一日だけ間をあけて火曜日(祝)も山・・・「よぉ〜行くわぁ」と自分でも思いながらも、やっぱり雪山は期間限定だし行きたい♡
そんな同じ穴のムジナ達6人で、7時頃に京都を出発。今回は次の山へ行くためのトレーニングで堂満ルンゼへ。

天気予報では昼から高気圧に覆われるので、穏やかなポカポカ陽気の中の山行を期待していたが、京都出発時点で雪がチラホラ。ん〜、きっと数時間後には晴れるだろう。
イン谷口手前では、滋賀県警の方が遭難注意、雪崩注意の声掛けで立っておられてありがたい事です。
バス停から奥の駐車場には前日からの雪が積もっており、皆さん手前の駐車場へ停め、奥へ入っていく車は無し。しかし、ヤンチャなY隊長はそんなのお構い無しで、車のお尻フリフリさせながら奥の駐車場まで(笑)おかげで数百mは歩かなくて済みました。

それぞれ準備を整え出発。相変わらずお昼のパンを車中に忘れて行きそうになる隊長。途中、第一ルンゼ堰堤前付近で、アイゼン・ハーネス・ガチャ類を装着。「アイゼン装着は3分以内じゃ!」って先日の講習会を思い出しながら、意識しながら素早く装着し自己満。その後、青ガレ手前の堰堤まで進む。
堰堤を越えて、本谷のルンゼに入ると思った以上に雪がある。私が山を始めてからこんなにも雪があったのは初めて。ノントレースで膝あたりくらいかな?先頭のKoume隊員は、覚えたてラッセルを駆使してピッケルで雪を落として足で踏み踏みしながら丁寧に進んでいる、と「そんなんしてたら陽が暮れるわ!脚を上げてツボ足で進め!」と後ろからゲキが飛ぶ。ゲキは飛ばすが、深雪での脚の上げ方を優しくレクチャー(笑)

降ったばかりで安定しない新雪と気温上昇での雪崩を警戒してルンゼは進まずに、早々に支稜に取りつく。少し登ったところで、セルフビレイの取り方を指南。いの一番に身の安全を確保しましょう。
1ピッチ目はカラビナバッチマン(?だったかな)での登り。セットの仕方を教わり、確認して登攀開始。トップでY隊長が登り、その後ロープに沿ってカリメロ隊員、スエ子隊員、タケノコ隊員、Koume隊員、へっぴりゴシと続き登る。人数が多く時間が掛かるため、2ピッチ目からはY隊長とへっぴりゴシがトップでロープを引き上げ後に続く。藪や岩の上を乗り越え細尾根を進むが、雪がなければ崩れやすいガレ場・・・こわいこわい。
3ピッチ目あたりから皆慣れて来て、登ってくるペースも早くなる。途中、ルンゼのトラバースでは腰近くまで雪が積もっていて、雪崩のリスクもあるため素早く対岸の稜線に移る。風当たりによって雪のつき方も異なって薄い雪の場所は登りやすい。対岸の支稜からロープを引き上げながら、ルンゼのところまで登ってきた皆を記念撮影📷。雪崩のリスクもある場所なのに、立ち止まって皆いい笑顔(笑)
4、5ピッチ目でもうお昼を過ぎたため、それ以上先に進むことはやめて、下山開始。
下山はこれまた深く積もった雪の急斜面を滑るように、落ちるように降っていく。途中後ろの方で、キャーとかワァ〜とか声が聞こえるが、ロープを結んでいるので転がっても落ちていく心配はなく、楽しんでいる声を聞いて先を進む。
先頭を進むY隊長の後ろをついて行ったが、ただ尾根芯を進むだけなら自分でもできるが、途中で尾根から外れて最後の懸垂下降点を見つけるルートの選び方にはビックリ。対岸に見えた中央稜との位置関係で場所を定めたのか?それとも動物の勘(笑)?第一ルンゼへ降りるためのポイントに到着し、各人セルフビレイで確保。
デバイスをまだ注文中のタケノコ隊員を吊り下げながら下降させ、その後にY隊長、カリメロ隊員、スエ子隊員、Koume隊員、へっぴりゴシが続く。順番待ちの間、トイレを我慢していっぱいいっぱいのへっぴりゴシだが、ここで放水すると皆の懸垂下降ラインが黄色に染まるため我慢💧皆が手際よく下降してくださったお陰で、セーフ。第一ルンゼ側にも今年は多く雪があり、雪を踏み締めながら堰堤〜イン谷口へ降った。
結局、ポカポカ山行にはならずに終始どんより冷たい風が吹く山行でした。天気図間違ってんの?

帰り、皆の頭の中は比良駅前の鍋焼きうどんだったが、駅まで行くと本日休業⤵︎もう、口がうどんだったのに・・・
車中で今後の計画などワイワイ話しながら京都に帰ったとさっ。

おしまい

支稜の取り付きであたふた。今年の堂満ルンゼは雪が多いです♬
セルフビレイを取って安心♡
ガムシャラによじ登る。ステップを考えましょう。
ルンゼのリスクを他所に、良い笑顔(〃艸〃)
雪&岩の乗り越え。アスレチック。
タイムオーバーで、ここから下降。 ヽ( `д´)ノこら〜、グレイのロープ誰も確保してないやん!
ロープ確保されていないことも知らず、急斜面の深雪を落ちるように降る💧
最後は懸垂下降。楽チーン

堂満岳 アイゼン・ロープワーク

UPDATE 2025-02-03


【日 程】 2025/02/01(土)
【参加者】 会員2名
【コース】 イン谷口 - 堂満岳第2支稜 側面
【記 者】 カリメロ


堂満岳でアイゼン・ロープワークトレーニング。

先週も堂満岳へトレーニングに来ていたが、気温も今日は暖かく雪も少し溶けていた。

雪は先週よりも少しかたく、つぼ足でも疲れることはなかった。

 

Y師匠がセルフビレイを取り、後から続いて登りセルフビレイをとる。

次にロープを通してビレイ機にて準備完了。

エイトノットなどチェックしてもらい、1ピッチめ。

スタスタ登るY師匠を見つめながら、ロープを送る。スタスタすぎてロープ送りが大変だ。

こりゃ明日は筋肉痛だなと思いながら、師匠の登る場所を確認していると師匠からの声が。

あとロープどれくらいや?と。

まったくコールせず必死にロープを送り、ただ登る姿をみていたのである・・・。

 

登るときは、師匠の足跡を確認しながら登るが、こっちのほうが楽かもと思い少しズレたところに足を置くとなんと不安定なことか。

それがわかってるからY師匠はこっち側から登ったんだなと。

その迷いのない足跡にY師匠の卓越した山スキルを感じながら、後に続いて登るのも楽しかった。

第2支稜の側面を5ピッチでトレーニングを終了し、下山。

何度もトレーニングしているのに、ロープワークは難しい。

間をあけるとすぐに忘れてしまう。ピッケルアイゼンワーク、ともにしっかりと体で覚えて頭を使えるように。次のレベルを目指して頑張りたい。

 

今日はY師匠を独り占めできたおかげで、濃いトレーニングをしていただいた。

楽しかったーーー!

権現山 霊仙山 

UPDATE 2025-02-03


【日 程】 2025/02/01(土)
【参加者】 会員4名
【コース】 霊仙山口駐車場-権現山-霊仙山-霊仙山口駐車場
【記 者】 秋の風


 8:00道の駅妹子の里で山をみると、グレーの雲に覆われて山頂全くみえず。雨雲レーダーは10時から1時間雪、のみ。行ってみるか、と8:30から登りはじめ、霊仙山を経由せず10:30権現山996m到着。雪も降らず眼下に琵琶湖もみえる。来てよかった。

 700m付近から積もり出した雪が山頂にはしっかりある。小女郎峠に向かって進み11:30で折り返しピストンの予定を、権現山頂北側の緩やかに下る雪原でのワカン練習に変更。2週続けてワカン練習をしている先輩たちから歩き方を教わる。ワカンで登ったり下ったり。より急な斜面を探してみたり。あっちは雪がしまっている、こっちはフカフカだ、あそこの登りは良い感じ、と話しつつ、時にあせび周りの深い雪にハマりながら、誰も歩いていなかった雪の上を4人で縦横無尽に歩き回った。雪の上に足をおろし、ぎゅっと踏み込む感覚、小判形の足跡が、なんとも楽しい。

 お昼ご飯のあと、次来た時はそり遊びもできるね、ナイロン袋が1番滑ることが研究されている、なら今できるね、となり、ザックもワカンも置いて、ナイロン袋一つ手に滑りだした。不思議なもので、滑ると腹の底から笑いが込み上げてくる。よりよく滑る斜面を見つけ、みんな同じところを、「そろそろ下山の時間」と、声をかけられるまで繰り返し繰り返し爆笑しながら滑り、止まってしまう部分に手を加え改善。結果、素敵な滑り台と登り階段を作り上げた。

 12:30下山前に地図と目の前の景色を照合。登ってきた道、目前の山々、そして経由する霊仙山を確認し、向かう。権現山とはまた違った山道。14:00霊仙山頂750.5m到着。権現山頂からみたときに沸いた「霊仙山、思ったより高いやん、え、大変やん、、、」が、本日2度目の、「やっぱり来てよかった」に。休憩を挟んで、ぐんぐん下って15時下山。

 計画していた六甲山から雪山に。2/2雨を見越して2/1に。ルートを短く雪を堪能。霊仙山にも登頂。参加者の気持ちを汲んでの大先輩の提案、臨機応変な変更で、山と雪を120%満喫できた笑いに満ちた楽しすぎる山行になった。

 

権現山と霊仙山の分岐
権現山頂近く、眼下に琵琶湖足元に積雪
到着したよ!
我々の足跡
あゆむくんの足跡。目指せ小判形
ヒャッホー雪滑り
標高650雪なし いざ霊仙山へ
三角点よりも看板に喜ぶ