鈴鹿 日本コバ 934.1m

UPDATE 2021-12-05


【日 程】 2021/11/23(火)
【参加者】 6名
【コース】 奥永源寺渓流の里Ⓟ8:15-如来堂登山口8:35-岩屋10:35-日本コバ11:10~11:25-衣掛山12:05-政所13:15-Ⓟ13:35
【記 者】 KANGETU


 「日本コバ」という名前に惹かれ、一度登りたいと思っていた。

 登山口から階段を登ると登山届BOXがあり投函する。しばらく緩やかな樹林の中を歩く。藤川谷には三箇所の渡渉がある。前日の大雨の影響を懸念していたが、二箇所には橋が架かっており何の問題もない。対岸の斜面の紅葉と太陽の光、そして青い空のコントラストが美しい。徐々に高度を稼いで歩き続けると、登山道の両側に苔生す岩があちらこちらに点在しており、疲れを癒してくれる。post8/18辺り、『豹の穴』という看板があり立ち寄ると、大きな岩の穴が二つ。最近付けられた名前のようだ。赤や黄色の落ち葉を踏みしめて行くと、三回目の渡渉。水量は多いものの無事全員通過でホッとする。ここから、今日一番の急登となり一気に傾斜がきつくなる。ロープの張ってある岩場を登り切ると展望が開けた場所に出る。岩屋「奇人の窟」の看板に導かれ中に入ってみると、結構広く雨風をしのぐのに十分使える所である。政所分岐から南西に向きを変える。目印のテープが付いているので迷うことなく進める。最後の急登で頂上に立つ。周りの木々が伸び展望は望めない。下山は、分岐、衣掛山、政所へ向かった。落ち葉や紅葉と気持ちの良いルートであったが、長い九十九折れの急斜面には少々気が滅入ってしまった。

 晩秋の楽しい山歩きを終えて、さて、名前の由来のコバ(木場)=休憩所は、どこだったのだろうと振り返っている。