佐渡島 シラネアオイ咲く 金北山

UPDATE 2022-05-17


【日 程】 2022/05/13(金)~2022/05/15(日)
【参加者】 5名
【コース】 沢口登山口-神子岩-金北山山頂-神子岩-姫ヶ沢登山口
【記 者】 里山


1日目(往路) 亀岡(車)9:00発=新潟港(フェリー)19:30発=両津港22:00着…車中泊
2日目    金北山登山…両津港近くに宿泊
3日目(帰路) 両津港(フェリー)9:15発=新潟港11:45着=亀岡(車)21:30着

お花の種類が多いと聞いて遠路はるばる佐渡島へ。佐渡島には縦走コースもあるけれど、今回は最高峰の金北山(1,172ⅿ)への高低差約900ⅿのガッツリ登山。天気は小雨。「この天気にお花なんて・・・。」と自嘲気味に出発したけれど見事に期待を裏切られました。

「シラネアオイはペシャンとなり、カタクリは閉じた和傘のようでしたが、下りには雨が上がり、シラネアオイは花びらを広げ、カタクリは裾をチラッと持ち上げてくれて、それだけで感嘆の声を上げる事ができました。他にも沢山の花が脚の疲れを忘れさせてくれました。」(メンバーFさん談)

道の両脇に数々の花を従えて登り、稜線上では強風に吹かれ残雪を踏みしめて、最後は細い谷道を下る(安全のためのロープあり)。盛り沢山な山行でした。

新潟港で水揚げされた海鮮丼に舌鼓を打ち、トキの森公園で観光。プチ旅行も大いに楽しみました。
【おまけ】帰りの北陸自動車道の車中からの写真を掲載します。写真左から 剱岳、別山、奥大日岳、大日岳。
「やっぱりカッコイイ~! この夏行く予定の立山は、あの向こうだなぁ」なんて思いました。

 

沢口登山口
シラネアオイ

京都北山・桟敷ガ岳

UPDATE 2022-05-11


【日 程】 2022/05/04(水)
【参加者】 9名
【コース】 京北大森ー長谷分岐ー山頂
【記 者】 norokame


恒例になった、山シャクヤクを愛でる山行を今年も企画。桟敷ヶ岳周辺に群落が見られるが、これも熊笹が枯れて日当たりが良くなったおかげなのかもしれない。

いつもは下降しながら花を楽しむのだけど、ここは一般道ではなく非常に歩きにいので、今回は登りに使うこととした。古い「京都北山」の地図には小さい谷の名前が書き込まれていて、この谷は「奥山椒」というらしい。そのまた支流を登る。谷を渡り、水のないガレた斜面を慎重に上がると、目当ての山シャクヤクが迎えてくれる。登るにつれて蕾もたくさんあり、歓声があがる。

今年は山の花が例年に比べて早いようだ。木々の芽吹きも早く、谷の上部に生えているウリハダカエデが青々としている。繁殖力が非常に強いらしく、年々増殖しているようだ。

珍しく山頂は私たちだけの天下で、ゆっくり昼食を済ませ、次のお目当て探しに付近をウロウロ、キョロキョロ。あ~、これもやはり早く芽吹いたようだ。

「都ながめの石」から京都市内を眺め、稜線まで来ている林道を下へ下へと下り長谷分岐へと帰り着いた。

出会った花たちは、山シャクヤク、真っ白で小さなミヤマハコベ、二輪草、葉っぱの裏が紫色のニシキゴロモでした。いつもなら山を彩っている三つ葉ツツジは終わり、山ツツジが少し咲いていました。

比良 堂満岳 

UPDATE 2022-05-10


【日 程】 2022/05/08(日)
【参加者】 会員9名+体験1名
【コース】 イン谷口~正面谷~大山口~青ガレ~金糞峠~堂満岳~金糞峠~前山~北比良峠~ダケ道~カモシカ台~大山口~正面谷~イン谷口
【記 者】 AKKOKKA


午前8時前、大山口手前のイン谷口 ℗を出発する。本日のお目当ては「シャクナゲ」
新緑も空気も綺麗。いきなり レンゲツツジがお出迎え。 鮮やかな黄色とオレンジに釘付けになる。
渡渉して青ガレへ。落石に注意しながら慎重に高度を上げて行く。
ピンク色の可愛い「イワカガミ」にほっこりする。しばらくすると金糞峠へ到着。
小休止後に堂満岳を目指す。

あっ! 咲いてる! 一面とはいかないがお目当ての「シャクナゲ」が・・
濃いピンクや淡いピンクに歓声が上がる。
数年前のシャクナゲは見事だったとか・・・
堂満岳の頂上で色とりどりのザックの写真を撮り後にする。

その後 前山・北比良峠を目指す。シャクナゲは残念ながら裏年のようでここでも余り見れなかった。
それでも イワウチワ・イワカガミ・ミツバツツジ・キランソウ・アケビ この季節の花々に会えて嬉しかった。
北比良峠で琵琶湖を眺めながら昼食。 お天気は良いが風が冷たいので長居は無用。
ダケ道ではカエルの合唱。可憐な花 シロヤシオ。カモシカ台を経て14時に下山した。

 

 

 

 

 

キレンゲツツジ
イワウチワ
イワカガミ
シロヤシオ
アケビ

春を告げる花🌺に出会えた  ハライド・国見岳 

UPDATE 2022-05-01


【日 程】 2022/04/23(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 朝明渓谷駐車場ーハライドー青岳ー国見岳-根の平峠ー🅿
【記 者】 Ron Ron


朝明渓谷駐車場は、8時にも関わらず既にいっぱいであった。準備をし朝明登山口よりハライドをめざし登り始める。登山口から釈迦ヶ岳へ行く登山者がほとんどでハライドへの登山者がめっきり少なくなる。

毎年、ゴールデンウイーク頃が見頃とされているアカヤシオが「今年はもう満開で今日で最後かも…。」の情報を聞き皆でテンションが上がる。急登を少し登ると山肌がピンク色に染まるハライドが目に飛び込んできた。淡いピンク色のアカヤシオ、濃いピンク色のミツバツツジが山一面にかすむように咲いている。なかなかの感動ものである。登山道からも間近かで見ることができた。アカヤシオは、枝先に一輪で、色は淡いピンクで花びらは、まるみがあって本当に可愛らしい花である。又、足元にはショウジョウバカマ、ハルリンドウ、バイカオウレンが春を告げている。

ハライド山頂からは、国見岳の山肌がピンク色のアカヤシオ、白色のタムシバが咲き乱れていて圧巻の景色が望める。

ハライドから一旦西の斜面を下り、上り返してさらに高度を上げていくと残雪があり、少し寄り道して残雪の上を歩いてみる。春の残雪の下は雪が解けて中が空洞になっている事がある。両端の雪の層が薄くなっていることがあり要注意! 見てもわからない時があり、雪渓の真ん中と端っこ中間辺りを歩くのが好ましい。という事、残雪の歩き方を先輩に教えてもらい、下りを挑戦してみるが、滑落しないか、空洞にハマってしまわないか心配で思うように歩けなかった。まだまだ経験が必要であると実感する。

今回は、花崗岩が点在する国見岳、高度感とスリルが味わえる石門(石のテラス)、奇岩のキノコ岩などがあり、残雪もあり、春の花も満喫できた変化に富んだ山行であった。秋はどんな花が楽しめるのか見てみたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴北岳〜御池岳 福寿草

UPDATE 2022-04-19


【日 程】 2022/04/10(日)
【参加者】 会員5名+他1名
【コース】 鞍掛峠(8:25)〜鈴北岳(10:10)〜御池岳(12:00)〜ボタンブチ〜御池岳(13:00)〜コグルミ谷〜鞍掛峠(14:50)
【記 者】 Mt.Boku


残雪の鈴鹿山系鈴北岳〜御池岳辺りを周回、目的は福寿草。
この日下界では夏日の予報、春を告げる花?福寿草?なんか季節外れに感じながら鞍掛峠を出発。
鈴鹿山脈の最高峰御池岳一帯は広々とした台地が開けている。今冬の大雪のせいか、日本庭園辺りは雪原が広がり、ドリーネに雪が残っていたりと、以前来た時とはまた違う雰囲気。下山ルートのコグルミ谷にはしっかり雪が残っていて、サクサク?ズルズル?と残雪の感触を楽しむ。もちろんお目当ての福寿草にも出逢えたし、春のお花たちも顔を揃え始めた鈴鹿のお山でした。