金毘羅トレーニング

UPDATE 2024-06-04


【日 程】 2024/06/01(土)
【参加者】 5名 会員4名+会員外1名
【コース】 金毘羅山 岩場
【記 者】 スエ子


今日は師匠が「怖い思いさせたるわ」って…

それは下りの練習らしい。 

懸垂下降、確保しての下り方、普通の下り方

まずはハーネス、カラビナ、ロープの付け方持ち方と指導して頂き、あのガチャガチャベルトの謎が解け嬉しかった!

さあ、実践!

「げっ!持つとこあんの?めっちゃ岩やん。」

「下見えへんやん」(汗)

「もっと体岩から離せー!膝曲げるなー!立てー!」「肩越しに下見ろー!」

「あーこわ〜。でも楽しいわぁ〜。」

山の会に入ってしたかったクライミング。

ただ現場いって、ロープで繋いでもうてばっかりやなくちょっとづつ自分も道具使う訓練したりやらないとあかんと思いました。

そんなど素人の私達をいつもご指導して下さるY師匠、Oさん(今日は欠席)、F女史感謝です。

ありがとうございます。

帰りはサイゼリアでジュースめっちゃ飲みました。

(結構みんな喉乾いてた笑)

 

ちょっと付け足し
今回のトレーニングは「クライミング」というよりは、「普段の山行で遭遇するかもしれない難所をどうやって安全に通過するか」の練習です。夏に難易度の高い山にチャレンジするなら これくらいの訓練は必要。「やり方を知っていても それだけじゃダメ! キチンとこの方法を使うためには常に訓練し続けないと。」とY師匠から強く教えられています。ホントに実際に体を動かしてわかることが多いんです。(by F)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和気アルプス

UPDATE 2024-05-18


【日 程】 2024/05/18(土)
【参加者】 会員4名
【コース】 和気駅駐車場〜和気富士〜和文字焼き火床〜神ノ上山〜白岩様〜山の学校コース〜和気駅駐車場
【記 者】 ひろさん


今回は観光案内風にいこう。

私が思う和気アルプスの魅力

① アクセスがいい

 JR和気駅をスタート地点に出来るし、車の場合、高速使えば亀岡からでも2時間くらいで行ける。駐車場も無料で停めさせていただける場所多く、駅前駐車場も1日なんと100円。

②なんちゃってアルプス縦走気分を味わえる

 穂高、涸沢、ジャンダルムなど、北アルプスの有名な場所の名称を付した手作り看板がかけられていて、低山ながら展望よく気持ちいい稜線歩きが出来る

③コースが多彩

 今回歩いた周回縦走路のほか、本格的なクライミング場など、多くの登山道があって、組み合わせ自由。和気駅前の観光案内所で詳細地図が購入出来る。

④下山後も楽しい

 鵜飼谷温泉でまったりするもよし、カフェでくつろぐもよし。今回は地元でも人気の駅前のパン屋さんに立ち寄ったが、なかなか素敵なカフェだった。

⑤初心者におすすめ

 初めての岩場体験に適当なコースで、展望よい中を歩けるコースで、山初心者を連れていくと喜ばれる山だと思う。一緒に行った相手を山にハマってもらうには最初が肝心ですよね。

 ということで、ご当地アルプス数々あれど、岡山にあるアルプスは、また行きたくなる山。

 当会の例会は、雨にたたられ続けてきましたが、今回は、まさに和気ブルーの快晴に恵まれ、暑さを避けるために、出来るだけ朝早い時間にスタート。足並み揃えて気持ちよく歩くことが出来ました。

 

これから登る和気富士。
ちょっと登ると眼下に素敵な展望
烏帽子岩に立つ。美しい!
歩いてきた道のりが見渡せるのが縦走路の醍醐味
下山後に立ち寄った駅前近くのパン屋さん。
こんな素敵な看板があちこちに
白岩様。クライミングをされている方たちと出会いました

雪彦山 

UPDATE 2024-04-28


【日 程】 2024/04/27(土)
【参加者】 会員5名
【コース】 雪彦山登山口駐車場~大天井岳~雪彦山(三角点)~鉾立山~ジャンクションピーク~虹ケ滝~登山口駐車場(8.4キロ、上り896/下り887、コース定数20)
【記 者】 ひろさん


山が笑う 

 言葉としては知ってはいたが、実感したのは登山を始めてからのこと。

 長い冬を越して春になると、一斉に草木が芽吹き、山の顔が日に日に変わってくる。

 今回も新緑が鮮やかで、少し季節は初夏に進みつつあるが、そんな思いを抱いてスタート。

 

 このレポート報告者、参加者全員参加のじゃんけんで決めることに。

 最初はグー、じゃんけんほいで、調子よく勝って思わずにっこり。

 が、最初に、一番勝った者がレポートねって決めていたのを忘れていた……

 

 当初、天気予報が雨模様で、岩山かつ沢沿いの道を歩くコースなので、前日を含めて雨なら潔く中止しようと決めていた。

 前日の予報では好転、午前中にわか雨程度は降るかもだが、午後からは回復傾向だったため予定どおり決行。

 が、登山口駐車場に着き、スタート後しばらくは、パラパラと雨。

 このまま進むかどうか慎重に判断した結果、予定どおり進むことに。

 慎重すぎるほど慎重に感じるが、自分だけでなく同行者全員を安全に下山させるためには、これから歩くコースの難易度、当日の状態、同行者の体力及び技術レベルなど総合的な判断が必要になる。当日の天気、風なども重要な判断要素となるので、天気図を正確に読むことも大事に思う。突発的危険に対する判断、事後対応を含めて、登山は学べば学ぶほど深い。

 

 今回は、時計回りに周回。実際に歩いてみて、急な岩場を下山に使うのは難易度が高いと感じたので、この回りが正解だと思う。

 最初から急登と事前情報ではつかんでいたが、そのとおりの急登。

 しばらくすると、出雲岩、セリ岩など特徴のある名称をつけられた岩場が登場する。

 鎖場、ロープ場なども現れ、慎重に登り続けると、大天井岳に到着。

 結局、どの山が雪彦山なのか、いろいろ調べたが今イチはっきりしない。

 雪彦山の三角点はもう少し先にあり、雪彦山の看板はもう一つ先のピークにあったのでこのレポートではそうさせていただいた。

 大天井岳を過ぎると比較的なだらかな縦走路となる。

 下山は沢筋を歩くコース。新緑が萌えるように美しい。

 このコース好き!と気持ちよく歩みを続ける。

 何度か渡渉を繰り返すと、虹ケ滝付近で難所が待ち受けていた。

 結構急な岩場と、こけむした岩の上を歩いて渡渉しなければならない。

 岩は少し雨で濡れて滑りやすくなっている。

 リーダーに先導いただいて、皆が慎重に渡る。

 私的には、登りの岩場よりずっと怖く、格好など気にしている余裕も写真をとっている余裕もないまま、とにかく滑らないよう四つん這いに近い姿勢で必死に岩をつかみなが歩いて、何とか渡りきる。本日、一番の難所に感じた。

 もう少し雨が強く降ったり、川の水量が多かったら、無理だったねというのが皆の感想だったかと思う。

 安全第一登山のためには、こうしたコースの事前情報をつかんで、必要に応じた準備を怠ってはいけないと改めて感じた。

 

 虹ケ滝の渡渉を終え、林道に出たところで、その先、そのまま林道を下るか、沢沿いの登山道を下るか、選択を求められた。

 虹ケ滝の渡渉を無事に終えて、緊張の糸がほぐれたところだったので、林道を下ることで皆の意見は一致。

 脳内では下山後のカフェに連絡してこれから行きますと予約した後で、すっかり下山モードに入っていたので、積極的に賛成。

 少し距離は長くなるが、たらたらと下山していくうちに無事登山口駐車場に到着。

 最後、私としては本日のメイン?と考えていた、麓にあるカフェに立ち寄る。

 コーヒーと手作りデザート(この日はあんこがたっぷり乗ったよもぎ餅とパウンドケーキの2種類)。

 どれも絶品で、今度、皆さんが雪彦山を歩かれる時には、このカフェで野菜中心のランチを食べながら、お出迎えするだけでもいいかなと思える素敵なお店でした。

 

 

 

せり出した岩が格好いい
景観的にはどうかと思うが、この赤いスプレーで書かれた矢印のおかげで迷わず進める
雨も上がって展望が広がる。雲海ぽくて感動
岩場の連続。慎重に登る
美しい!
雪彦山のピーク。ここからは比較的緩やかな道に
何度か渡渉箇所あり
下山後麓のカフェで。

比良 獅子岩クライミング

UPDATE 2024-04-28


【日 程】 2024/04/20(土)
【参加者】 5名 会員( S.O A.S Y.H S.Y) 体験1名
【コース】 比良げんき村…登山口…獅子岩(往復)
【記 者】 kamemaro


獅子岩は、北小松にある比良「楊梅(やまもも)の滝」の横にある花崗岩の明るい岩場です。テッペンから琵琶湖や鈴鹿山系の展望は第一級でしょう。春の良い天気につられてクライミングトレーニングへと…でもこの日は黄砂に視界を遮られて、対岸まで見ることが精一杯でした。

クライミング初めての参加者も含めて、5人で一からの勉強です(少しでもパートナーが増えるよう努力、努力!)。以下勉強した内容です。

クライミングには岩場を含めてどんな危険があるのか?一般的な注意事項。ハーネスの付け方OK。カラビナやロープの扱い(やってない)。セルフビレーの取り方。コールのかけ方。トップロープの確保、登り方(特に足の置き方、岩の質による特徴ついて)。

セカンド(トップの登りは今後)以下の登り方。登ってからすること。

下降(懸垂下降)のための準備。器具の扱いや下降場所について自己点検。自己確保から下降の動作に移るまで、一連の動作。下降途中の動作や注意点。着地してからの動作etc について勉強する。

これだけで9時から15時頃まで6時間余り。なかなかたくさん覚えることがあって大変ですが、クライミングは一つ間違えば命に関わることです。これからじっくりと勉強しましょう。

技術は、習ってもなかなか覚えられません。経験を積み重ね、登山技術(無雪期、積雪期)の上に、さらにクライミング技術を身につけてください。山の世界が「グッ!」と広がりますよ。

 

妙号岩 岩登りトレーニング 初心者奮闘記?

UPDATE 2024-03-20


【日 程】 2024/03/17(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 妙号岩/六甲山系

【記 者】 S.S


「易しい岩場です。一から指導します。」

なんて魅力的なフレーズでしょう。岩登りの知識と経験は普段の登山にも役に立つと思っていたので、渡りに船と参加を即決。

 

朝6時に亀岡を出発。岩場に着いて、シューズ、ハーネス、ヘルメットと一式借りて、装備を整える。まずY師匠が上まで登って準備をしてくださって、OさんFさんとスルスルと登られて、ついに私の番。わずかな凹凸や割れ目に手足を置いて登り始めてすぐ次にどう進めばよいかわからなくなる。下からアドバイスをもらうがそこまで手足が伸びていかない。手足4つが安定していないと次の一手一足が進んでいかない。ルートを見つけていくのが難しく、うまく見つけないと袋小路に入ってしまい、動けなくなってしまう。どうにかこうにか上まで登れて、ほっとしたのも束の間、降りるのがとても怖い。確保してもらっているので大丈夫と頭ではわかっているが、怖いものは怖い。「足の裏全体を岩につけて」「足の幅を広げて」とアドバイスされるが、そんなに簡単にはできない。やっと下についてしばらく茫然自失。

二回登って、次の岩場に移動。今度は難しくなって、途中リタイア。

お昼を食べ終わるか終わらないうちに、予報どおり雨が降ってきて、急いで下山して帰宅の途に着く。

「楽しかったです。また行きたいです。」と言いたいが、正直言って、少し怖かったです(特に降りるのが)  でも、あまりのダメダメさにもう少しうまくなりたいとは思います。またどこかへ連れて行ってください。お願いします。(できればもう少し簡単なところへ)