白髪岳 水山 松尾山
UPDATE 2024-12-18
【日 程】 2024/12/15(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 白髪岳駐車場-白髪岳登山口-白髪岳-水山-松尾山-千本杉-標高560ⅿ分岐から南尾根を下山
【記 者】 秋の風
8時30分、周囲は霧、地面は霜の中、駐車場から登山口を目指す。約30分で登山口。ここから急な登りをじっくりと上がり、尾根にでた。枯れた松葉が日にあたって暖かい良い香りがする。景色を楽しみつつ進むとロープの下がっている岩場。順々に上ると標高600m地点くらいか展望が開け、重なる山々。足元の斜面にまばらだが雪が積もっていた。
10時10分ごろ、白髪岳山頂標高721.5m。2等三角点がある。草木に霧氷が付き、日向では少し溶けてできた露が日の光に照らされて美しい。眼下には、広々と篠山の街並みが見える。休憩後、出発!下りに持ち手にする木も岩もロープも冷たいため途中手袋を装着。足場の岩が凍っていて少し滑る部分もあり慎重に。水山を通り、木々から落ちる細かな雪が日に照らされてキラキラと光る中、松尾山到着。
風のあたらない陽だまりを探してランチをとった後、太陽が当たる明るい尾根道580mを一気に下った。すっかり雪は消え、黄色い落ち葉がふかふかで土が見えない。木の根を踏んで、2度ほど滑りつつ、12時40分ごろ松尾山登山口へ下りた。朝のグレーの景色から一転、すっかり晴れて空が青い。山中で、秋から冬へ、冬から秋へを楽しめた。
追記】白髪岳山頂直下は、低山ながら南北の両斜面にロープが設置された岩場があります。特に水山に向かっての北側斜面は、この時期、凍っている可能性大。お守りにチェーンスパイクを持参した方が安心かも。
奥山〜 七種槍〜七種山周回
UPDATE 2024-11-15
【日 程】 2024/11/10(日)
【参加者】 会員10名
【コース】 福崎町立青少年野外活動センターP〜奥山~七種槍〜七種山〜七種滝〜 作門寺山門〜P
【記 者】 atsuko.ya
~亀岡から車で2時間、標高683ⅿの七種山(なぐさやま)、七種槍、七種薬師で「七種三山」と言い、兵庫50山になっている。メンバーのうち3名が以前このコースを時計回りで登っている。今回はその逆バージョン。(その先輩の計画です) 経験者からは「登りで眺望が開ける反時計回りルートが絶対良い!」との感想が。~
11月とは思えぬ小春日和、半袖で出 発。すぐ右側に 田口奥池が見え青くとても綺麗。いよいよ目の前に、岩!岩!なかなかの急登!そして絵に描いた様な 尖んがり岩山!奥山を経て七種槍へ。
さあ〜沢山のアップダウンが始まるで」と、先輩の声に覚悟が決まり、緊張感が高まる。ザレ場あり。ガレ場あり。ロープあり。大きな鹿の白骨あり。…網にひっ掛かり気の毒に…でも陽に照らされた山々の美しさに励まされ、バラエティーに富んだ道も楽しい。紅葉のピークが近いはずなのに今年は、どうした事か緑の山。七種槍までの尾根から2〜3本だけ、大きなまっかな紅葉を見つけて嬉しくなる。
次は七種山へ、小滝林道経由と稜線上の道の2ルートがある。6人と4人に分かれ 山頂を目ざす事にする。私は人数の多い小滝林道へ。これが大変な選択に!綺麗に整備された 階段が、ずっと続いている様子。結局1時間半 默々と階段トレーニング。高い段差を頑張る。良くやったと満足しながら ひと足先に登頂。眺望は◎瀬戸内海から淡路島まで見渡せる。
無事に下山した所に 落差72mの見事な七種滝があって雄大さに感動。ラストスパート車道を20分程歩いてゴール。8.3km 7時間弱の行程。気持ち良い楽しい山。また行ってみたいひとつになりました。
堂満岳アイゼン,ロープワークトレーニング
UPDATE 2024-10-28
【日 程】 2024/10/26(土)
【参加者】 会員3名
【コース】 イン谷口駐車場-第一ルンゼ入口-中央稜-ピストン
【記 者】 Koume.S
今回は、比良の堂満岳にて、アイゼン、ロープワークトレーニングです。
先週は、沢登りをしていたのに次は、雪山に向けてのトレーニング。山は、バラエティにとんでて、1年が経つのもあっという間です。
久々に重い冬用靴とアイゼン、ピッケルを準備して、5時半に亀岡を出発。
イン谷口駐車場に車を停めて、30分ぐらい歩くと北側にあるウエダニの滝が見えます。水流は、少なめ。
第一ルンゼ入口から、すぐにアイゼン装着。師匠より、ピッケルの持ち方やアイゼンの足の置き方のレクチャーを受け、バリエーションルートを歩きます。ザレザレの斜面、ごつごつしたうき石、急登。装備なしには、とても登れないほどの斜面。落石しない様に前の人とも距離を置きながら、慎重に中央稜を目指します。ここ数年で、山の地形がごろっと変わったそう。アイゼントレーニングには、変化にとんだ練習になる斜面。ルートファイティングしながら、急登をひたすら登り、ふと自分のアイゼンを見ると、前側のビンディングが割れている。またよりにもよって、こんな時に。初代に使っていた安価のアイゼンをトレーニングに使おうと持ってきて、経年劣化になってしまいました。師匠に結束バンドで補修していただき、テーピングで、ぐるぐる巻きにとめて、泣く泣く下山することに。
大きな岩の急斜面での懸垂下降を3度繰り返し、緩い斜面まで、下山。ピッケルのつき方、上り下りのターンを何度も繰り返し練習。下山は、アイゼンを外し、出来るだけ岩の上を歩きながら、まっすぐなルートを歩き、滑りやすい斜面は、かかとから体重をかけて下る事も教わりました。
駐車場横で、ロープワークを教えていただき、終了。
帰りに志賀駅前で、美味しい鍋焼きうどん、おでんをいただき、帰路へ。
道具選びや点検が重要だと改めて痛感しました。
もうすぐ楽しみな雪山シーズン。気を引き締めて練習したいと思います。
ほんのり秋色 火打山・妙高山
UPDATE 2024-10-09
【日 程】 2024/09/27(金)~2024/09/29(日)
【参加者】 会員6名
【コース】 28日 笹ヶ峰-富士見平-高谷池ヒュッテ-火打山-茶臼山ー黒沢池ヒュッテ 泊
29日 黒沢池ヒュッテー妙高山ー黒沢池ヒュッテ-富士見平-笹ヶ峰
【記 者】 norokame
27日 今日は妙高高原スキー場の民宿泊なので、松川のリンゴ屋さん経由で向かう。お目当てのシナノスイートには少し早かったが、それぞれ、りんご、梨、ブドウをゲット。目的の一つを達成!
28日 夕べの豪華な夕食が未だ消化しきれてない早朝、宿を出発。
笹ヶ峰駐車場にて登山協力金一人500円を支払い、明るくなり始めた登山道へと踏み出す。黒沢橋で沢を横切り、富士見平への急登にかかる。3時間かけて到着。宿でもらった朝食弁当をほおばり、次の目的地、高谷池ヒュッテを目指すが、ガスが湧き始め空模様が怪しくなってきた。ルートは少し緩やかになり、ヒュッテの屋根や火打山が見えるはず、のあたりから雨具を着用することになる。もちろんガスってな~んも見えない(涙)
高谷池ヒュッテで小休止後、ザックをデポして空身で火打山を目指す。天狗の庭へと進む頃には雨も上がりはじめ、湿原のイワイチョウの黄色い葉っぱが広がり、初秋の雰囲気が溢れている。中でもチングルマの白い綿毛と紅葉した葉っぱがなんと可愛いことか!こんなの見たことな~い!
山頂からは残念ながら周囲の山々の展望はきかないが、ぽっかりと雲の上に頭を出して、ここは夏山。暑っ!
下山途中からは、登ってきたルートや明日登る妙高山が見えるようになり、気分が高揚してくる。が、長時間行動の疲れも出てきた。そこでヒュッテでチャイを頂き大休止をしてから、茶臼山を経由して黒沢池ヒュッテへと向かう。嘘のように足が軽くなった。チャイの威力、すご~い!
今日のお宿、黒沢池ヒュッテに到着。なんだか物々しい雰囲気。どうやら遭難が起きて、ヘリでのピックアップ待ちらしい。夕食までのホッとした時間のはずが少し気がかりなひとときになった。ヘリがヒュッテの上に来てホバリングしているが、霧が濃くてピックアップ出来ずにあきらめたようだ。遭難者がブルーシートにくるまれて小屋の裏手へ運ばれて行った。明日、良いお天気になりますように!
29日 クレープにジャムの朝食をなんとか胃に納めて、緊張のルートへと出発。まずはヌルヌルの登山道を大倉乗越へ。太陽も上がり好天だ。しかし上越の山々は雲海の彼方で霞んでいる。トラバースは片方が切れ落ちていて気が抜けない。燕新道分岐からはかなりな急登が続き、喘ぎながら登り続けて漸く山頂広場に飛び出す。そこはなんと穏やかで優しい顔をしたところか!「バンザ~イ!」
北峰と南峰があり、南峰の方が高く妙高大神が祭られているので足を延ばして、下山の安全を祈願する。鎖やロープを使用した上りは下りも緊張の連続だ。いや、下りの方が倍くらい緊張するし、時間もかかる。急下降を終えトラバースルートを渡りきり、また、急登を上り大倉乗越まで戻って少しほっとした。最後のヌルヌル道を下りるとやっとヒュッテに帰り着いた。
遭難者のピックアップも無事すんだヒュッテ前は、人の気配も無いくらい静かなたたずまいだ。予定の時間をオーバーしているので休憩もそこそこに下山を開始。黒沢湿原を横切り、富士見平まで上り、長い木道を小走りで下るメンバーにつられて走ってみると、案外、楽みたい。9時間行動の2日間、お世話になったこの足に感謝!感謝!
金比羅山 岩場トレーニング
UPDATE 2024-09-30
【日 程】 2024/09/26(木)
【参加者】 5名
【コース】 金毘羅山 岩場
【記 者】 カリメロ
9月14日のロープワーク講習からの続き講習で金毘羅山で実践。
金毘羅山は、古くから登られている岩場であり、Yさんに講師、サブリーダーにFさん、初心者3名をご指導していただく。
まずは、ハーネスの装着から確認。ねじれてないかなどチェック。
右利きは、カナビラを右に着けてスリングなどを左に装着する。またスリングがばらけているとひっかかることもあるので〆るやり方など、細かいところまで丁寧にご教授いただく。
まずは、プルジック登攀。プルジック結びは何度もしているからと思っていたが、継ぎ目の位置をずらせていなかった。何度か練習し、いよいよ登り始める。
Yさんの三点確保の見本をみてから1人ずつ続く。
プルジックを極力上にあげてから登る、そしてまたプルジックを上げて登るの繰り返しだけなのに、三点確保しながらだと慌ててしまい、心臓がバクバクしていた。
1つ2つと登り終えるころには、手足を動かしながらも少し考えながら登れるようになった。
待っているときの安全確保の仕方、また木にスリングをかける際の注意点やロープの結束の仕方など学ぶことが多く、内容の濃いクライミングだった。
後半は、ビレイ機を使っての懸垂下降。体重ののせ方、両手の位置など一人ひとり指導していただいた。
ほかの人がするのを見ていても自分の番になるとあれ?となることも多く、今回学んだ知識を次のクライミングで活かせるように、自宅での復習が大切だなと改めて感じた。
しっかり知識とテクニカルを身に着けていくようにしたいと思います。