亀山セブン 錫杖ヶ岳

UPDATE 2025-09-08


【日 程】 2025/09/07(日)
【参加者】 会員3名+その他1名
【コース】 加太登山口―柚子の木峠―錫杖ヶ岳山(往復)
【記 者】 里山


低山ながら山頂が尖った姿の錫杖ヶ岳は、亀山セブンマウンテンズの一座。

加太登山口を8:00に出発して谷道を進み柚之木峠に。その先の木の根だらけの細尾根を越えると 「胸突き八丁」の急斜面が現れる。むき出しの木の根と整備された段差のおかげで技術的には難しくないが、これはなかなかしんどい! それでも低山だし距離は短い。「急斜面だと、一段上るごとに効率的に登れるよね。」と言って進むうちに、差し掛かる鎖場。キタキターっ! これを楽しみに登ってきたのだ。程なく山頂到達。期待した眺望は伊勢湾上や鈴鹿の山並みに雲がかかって、晴れの割には見通しが利かなくて残念。足下の錫杖湖にほぼ水がなく、この夏の厳しさを思う。

山頂直前まで頭上を日差しから守ってくれた木々がなくなり暑いので、早々に退散して来た道を戻る。鎖場のクサリは下りで大活躍。鎖にぶら下がることなく必ず片手で周りの岩や木を掴むのは、登山の基本。登りでは、息を上げないようにゆっくりと時間を使ったが、注意しつつもベテラン勢のいつもの下山。予定時刻に登山口に到着した。(所要時間約3時間。休憩もゆっくり取りました。)

 

 

 

山が好き 花が好き【唐松岳~五竜岳縦走】

UPDATE 2025-09-02


【日 程】 2025/08/25(月)~2025/08/27(水)
【参加者】 会員5名
【コース】 1日目:八方駅(13:15)===八方池山荘(13:55)約2時間半、八方尾根研究路を散策
2日目:八方池山荘(4:40)~丸山ケルン(7:14)~唐松岳頂上山荘(8:15‐25)~唐松岳(8:35‐50)~唐松岳頂上山荘休憩(9:05‐30)~大黒岳(10:55)~五竜山荘(12:09)
3日目:五竜山荘(3:50)~五竜岳(5:19‐5:25)~五竜山荘休憩(6:25‐7:10)~西遠見山(8:32)~大遠見山(9:20)~中遠見山(9:55)~小遠見山(10:28)~地蔵の頭(11:29)~アルプス平駅(11:50)===とおみ駅(12:15)

【記 者】 dekopon


 

 『 五竜岳(2814.3m)は日本百名山、唐松岳(2695.9m)は300名山に選ばれている。共に眺望に優れ、山頂はもちろん、遠見尾根、八方尾根という開けた尾根を従えているので、足を進めながら景色を楽しめる。また、リフト・ゴンドラを利用するので、比較的楽に登れるのも魅力 』
というキャッチフレーズに惹かれ、難所はあるがクリアできると思ってこの計画を立てたのが3年前。
しかし、初年は天候不良☔のために中止、翌年も台風のために中止。
諦めきれない3年目のこの夏、新メンバーで、小雨覚悟で挑む。

※思いのほか長文になってしまいました。すみませんです💦💦

 

1日目  八方アルペンラインのチケット売り場では、チケット購入の際に「登山届」の提出を求められる。
ネット・アプリ等で事前に提出している場合は、「届け出画面」を提示しなければならない。
YAMAPで事前に届も出し、登山計画書も所定の様式に記入し持参していたので、提出してスムーズにチケット購入。
ゴンドラ・リフトに3回乗り継ぎ、八方池山荘に到着。
チェックイン後、八方池まで高山植物の写真を撮りながら散策を楽しむ。
花にはたくさん出逢えたが、期待していた白馬三山はガスの中から現れてくれない。
雲の合間から見えていた僅かな青空もやがて隠れ、空も辺りも真っ白に。
自然研究路を周回して山荘が見えてきた頃にポツリ。。。☔は予報より遅れてやってきた。
私たちはタイミング良く山荘に帰り着けた。
何とラッキーなことでしょう!

夕食時、TVで京都市中京区天神川の様子が映し出され、冠水を心配したが、こちらはこちらで翌日の天気にやきもきしている。
S氏がヤマテンで【唐松岳・五竜岳】を調べてくれたが霧雨に降られるよう。
夜中には、一時的に打ち付けるような雨音で目が覚めた。

2日目  朝食のおむすび🍙をお腹に入れ、「これよりひどく降らないでほしい」と願いながら、雨装備をしてスタート。(4:40)
暗がりの中、雨に濡れた蛇紋岩で足を滑らせないよう気を付けながら、お花もスルーしながら歩を進める。
5時をまわった頃、霧雨もあがってくれたのでレインを脱ぐ。
八方池にはどんよりとした雲しか映っていない。(でも、瞼には、白馬三山を映した八方池の絶景が映ってくる。)
長野県側の五竜岳、鹿島槍ケ岳の絶景も全く見えない。 心残りで仕方がない。

ここより、八方尾根登山口となる。ダケカンバ林が続く。
登山道は水はけのよい歩きやすい道になり、道端の高山植物はたくさんの雨粒をお顔につけて、瑞々しく咲いている。
丸山ケルンで休憩中、気のいいおじさまにバチバチと集合写真を撮っていただく。

さあ、ここからあと1時間も歩けば唐松頂上山荘に着く。
植生はハイマツに変わり、ガレ場歩きも多くなり、時間と共に白かった空に水色が増していく。そして、なんと!
稜線を登りきった向こう側は、【青い空の別世界】ではないか。
唐松岳にも頂上山荘にも陽が当たり、唐松岳の美しい山容も、これから登る登山道も、山頂に立つ人までもがはっきりと見える。足早に頂上山荘まで下り、サブザックに持ち替えて穏やかな山頂に向かう。足取り軽く、わくわくルンルン、気分が高鳴る。
相変わらず白馬三山は現れてくれないが、剱岳、立山、五竜岳、不帰の岸壁が雲の隙間からわずかに頭を出してくれることも。
ちょっとしたサービスが嬉しいな。
唐松岳登頂(8:38)  八方池山荘から約4時間。山頂には誰もいない。独占。自撮りで記念撮影。
天気予報は外れた。 なんとラッキーなことでしょう!

唐松頂上山荘に下り、WCを借りる。
いよいよこれから核心部の【牛首の鎖場】に入る。
昨日、八方池山荘で聞いたご婦人の話は脅しなのか、真実なのか・・・。
水分・エネルギー補給をして心の準備をし、ヘルメットを被り、気を引き締めていざ出発。
【〇✖】のペンキ印を頼りにクサリのかかる岩場を下ったり、巻いたり、登ったり、クサリと岩をつかみながら慎重に通過する。
ここでも期待していた絶景を楽しむチャンスはなかったが、約50分間の核心部を楽しく満喫できた。
そこから先、樹林とハイマツ帯を抜け、白岳・遠見尾根の分岐に至るまでが長~い。
が、「分岐まで来たら五竜山荘はすぐそこやから」と自分を励ます。

白いガスの中に五竜山荘の屋根が。
「見えたよ~!」
思わず時計を見て、「余裕やん」と思っていたら、ポツリ、ポツリ。。。 
「来たっ!」 小屋までのザレた登山道を急いで下り、五竜山荘に到着。 
八方池山荘を出てから7時間半。(12:09)
「お~、このタイミング! 何てラッキーなんでしょう!」
しかも、唐松頂上山荘を出てからは誰とも会わず、とても静かな山歩きだった。

山荘上り口のすのこに倒れこむように腰を下ろしたら、もう暫くは動けなくなってしまった女性軍。
受付に座っている若いスタッフさんたちが、ニコニコ笑顔で迎えてくれた。
それからしばらくは☔。 着替えを乾燥室に干し、17 時の夕食までゆっくり過ごすことに。

五竜山荘、この日の宿泊者は25 名。静か。 乾燥室、干し放題。
夕食は白米多い目+ジューシーなウインナー付きカレーライスとキノコ入りのお味噌汁。
おかわりもし、お腹いっぱいいただいて、明日の五竜岳に備え、早い目に就寝zzz… 。

■3日目  五竜岳登頂を目指す。
行動食をお腹に入れ、ヘルメットにヘッデンを取り付け、風よけにレインを着てスタートする。(3:50) 
真っ暗でもしばらくは緩やかで平和な道。風の当たらないところで休憩しては星空を眺める。
上部の核心部、ガレ場・岩場では、ヘッデンで【〇✖⇒】のペンキ印を皆で探しながら、ルートを外さないように、落石させないように進んでいく。
暗がりの中なのでスリル満点、超緊張する。
振り返っても、山荘からの明かりは全く無し。誰も追って登って来んのかい ⁈
この5人だけが五竜岳山頂に向かっているなんて、なんか心細い。
東の空、雲がうっすらとオレンジ色がかってはきたが、お日様はいっこうに現れず、見上げる空は雲に覆われている。
クサリ場を越えるとガスガスの稜線上に薄っすらと標柱が。
喜んで駆け寄ったが、ありゃ、そこはキレット方面との分岐。山頂はもう少し先になる。
山頂標柱発見! 「今度こそ山頂!」と駆け寄る。 ばんざーい、めでたく登頂―‼(5:19)

またまた山頂独占。自撮り記念撮影。
一瞬だけガスが切れて鹿島槍方面が見えることはあっても、やはり真っ白で眺望なし。 ほんと心残り。
5、6分の滞在で、下山にかかる。
下りこそ要注意!と、ゆっくり慎重に降りたが、核心部はいつのまにか終わってしまった。
五竜山荘に帰り着き(6:25)、下山開始の(7:00)までココアと行動食で一息入れる。

下山といっても長~い遠見尾根は、危うい岩場もあれば、小遠見山まで5つほどの峰を越えるアップダウンを繰り返す。
無になって歩き、ようやくテレキャビン乗り場のアルプス平駅に辿り着いたころ、
それまで待っていてくれたかのように、ポツリ、ポツリ。。。今度はけっこう雨量が多い。
急いで建物に駆け込む。
あとはテレキャビンに乗り込み、温泉♨とランチの待つエスカルプラザまで濡れずに運んでもらう。
本当に、私たちは何てラッキーなんでしょう!と感謝するのみ。

■地蔵の頭エリアに集められたたくさんのケルンを見て回った。
山岳事故で亡くなった息子や家族の年月日や年齢、両親や登山仲間からの弔いの言葉などが書き添えられてある。
みな若い男性。そして雪山。 読んで回ると親御さんたちの哀しみが押し寄せてきて辛くなった。
好きな山に楽しんで出かけ、突然、帰らぬ人となってはならない。
事故も、怪我も・・・。  会員の皆さんも心して気を付けましょう。


■最後に
五竜岳、登らせてくれてありがとう。
姿を見せてはくれなかったけれど、とってもワイルドでスリリングでかっこいい山で楽しかった。
3日間、期待していた名峰の山々の眺望はなかったけれど、おてんとうさまは私たちの行動を読んでいるかのように雨を降らせるタイミングを待ってくれ、安全登山の応援をしてくれたように思える。
ちょっと背伸びをした縦走も、5人の足並みが揃い、無理のないコースタイムで歩き通せたことはもちろん、体調不良、怪我や事故もなく、無事に下山・帰宅できたことが、何よりも嬉しい。
メンバーのみなさん、ありがとう。

雨上がりの八方尾根
唐松岳が見えたよー‼️青空に感激💓
牛首のクサリ場を慎重に通過
五竜山荘の情報掲示板。
暗がりの中山頂に向かう5人
やったあー‼️五竜岳登頂ー‼️
五竜岳山頂から慎重に下山
長〜い遠見尾根を下る

八海山 (大日岳・入道岳)

UPDATE 2025-08-12


【日 程】 2025/08/09(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 八海山ロープウェイ-薬師岳-地蔵岳-大日岳-入道岳(往復)
【記 者】 OT


新潟遠征2日目。
ロープウェイの時間が遅いので、朝はゆったり5時位に起きゆっくりと乗り場に向かう。
数日前の低気圧、翌日からの前線と、悪天候の合間に挟まれながらも、この日は丸一日晴れてくれて、危険な岩場もしっかり乾燥してカラカラ😆

8時のロープウェイに乗って4合目へ、連休だが案外人は少ない。避難小屋を覗きつつ、まずは階段を歩き始める。
女人堂手前の6合目から、草木が生えていて一見分かりづらいが、道の左側が谷になって切れいて、滑落の危険性があるとY師匠から注意勧告が。2017年に高校生が1人なくなっているらしい。その場所にはピンクテープが貼られ、お盆ということもあってか、ゆりの花が添えられていた。
注意力を高め、山側に寄りつつ足元を慎重に一歩ずつ歩く。まもなく薬師岳に到着、日も高くなってきて気温はかなり暑い☀️

地蔵岳から順々にピークを超えていくと(ピークの名前は全然覚えれず^^;)、やがて今回の核心部、大日岳へ。ここからは「いかにも危険箇所」に。
日本海側の湿った風が急上昇して、北側に雲ができて南側は晴れているのが一目瞭然。いかに急峻かつこの付近で高い山かがよく分かる。ロープを出して確保してもらいつつ、プルージックで登っていく。下りは鎖を使って岩から体を離して下っていく。一歩一歩、靴が岩を捉えている感覚がなんとも言えない心地よさ。
大日岳を超えたときには、13時、ロープウェイの終電がちらつくが、ザックをデポして急いで入道岳へ。ちょうど雲が晴れて、越後駒ヶ岳・中ノ岳が最高にきれいに見えました。

帰りも谷に落ちないように気をつけつつ、急ぎ足でロープウェイへ、なんとか余裕を持って到着し、ちょっと雪遊びをして下山。


翌日からは前線が停滞して西日本〜日本海側全体で天気が不安定ということで、新潟遠征はここで終わり。楽しみにしていた夏休みだったので残念な気持ちがありながらも、いいコンディションで八海山に登れたことは忘れられない思い出になりました。癖になる岩場、話に上がっていた妙義山も行ってみたいな〜⛰️

Via Ferrata(ヴィア・フェラータ)—それは鉄の道!

UPDATE 2025-06-23


【日 程】 2025/06/21(土)
【参加者】 三世代の4名
【コース】 裏道登山道〜ヴィア・フェラータ〜中道登山道八合目〜富士見尾根〜富士見岩展望台〜一ノ谷登山道
【記 者】 へっぴりゴシ


鉄の道…らしいです。知らんけど(笑)

6月21日朝6時20分頃、京都を出発して向かったのは、鈴鹿の御在所岳。
最近の御在所は駐車場の争奪戦が激しく、早出はもはや登山の一部。
でも今回はラッキー♪ 4人だけのミニマムパーティー、しかもY師匠のバモス(小回り最高)で草むらスレスレの端っこスペースにピットイン成功!

降りて早々、元気なヒルが一匹「おはようございま〜す」とばかりに登場。
ヒル♡ラブのY師匠、テンション高めで嬉しそうに戯れておられました。

 

中道登山道は通行止めの影響で、登山者は裏道へ流れがち。

我々も裏道スタート。
…が、いきなりしんどい。毎度ながら、藤内小屋までもうすでにバテ気味💧

ただ救いは、天気予報を裏切って御在所の上空にかかる雲。
日差しを遮ってくれて、風さえ吹けばけっこう涼しい。風さえ吹けば、ね。

そんなとき、隊列の後ろからY師匠がひと言。
「坂は照る照る、鈴鹿は曇る、て歌しっとるか〜?」
…知らんて(笑)帰ってから調べたら「鈴鹿馬子歌」という古い民謡らしい。

鈴鹿の天気は、京都を出る時は晴れてても関ヶ原あたりから雲行きが怪しくなる。
太平洋からの湿った空気が伊勢湾からモクモク〜ってなって、南北の縦のラインで天気が急変。
これまで何度もあるある。
でもこの日はなんとか一日もってくれました。ありがたや🙏

 

藤内小屋で一服して、いざ“鉄の道”へ

ウサギの耳の岩のあたりから一般道を外れて、ヴィア・フェラータの取り付きへ。
人があまり入らないので、道は薄っすら、道っぽいモノを辿る感じ。

最初は、岩に設置された鉄のハシゴからスタート。
ワイヤーロープはあるものの、用心深い我々はフィックスロープを張ってプルジックで確保しながら登るスタイル。
登りきった先は、風化した砂利のザレ場。足元注意で気が抜けない。

次はクラックに沿って登り、その先で見慣れない大岩が登場。
「これ、前来たときあった?」と首をかしげつつ、Y師匠にロープ出してもらってクリア。
またまた鉄ハシゴ登場。まさに“鉄の道”!

 

世代もバラバラ、ネタもバラバラ(笑)

途中、話題は関西ローカルCMの話に。
子ども枠のO隊員、親世代のH隊員&へっぴりゴシ、そしてお爺ちゃん枠のY師匠。
完全なる三世代構成なので、CMの話でもジェネレーションギャップ炸裂!
「それ知らん」「あったあった!」の応酬で登りもなんとなく楽しい。

高度感あるポイントも多く、時折吹く風と岩の冷たさが心地よい。
まさに“自然のアスレチック”!

そして(舌を巻いて発音)ヴィア・フェラータ核心部、20mほどの岩登り。
右側は切れ落ちているスリル満点のセクション。
Y師匠がクラック沿いにトップで進み、我々はビレイで続く。
中道登山道に合流し、八合目(標高1111m)でひと息。
常に1番を目指す野心家には最高の語呂の良さ。

 

最後の仕上げは富士見尾根

休憩後は中道を外れて富士見尾根へ。
岩をよじ登り、ロープウェイや大黒岩が見えるスポットに出る。
最後の岩尾根も確保してもらい、皆さん無事に登りきり!

富士見岩展望台にひょっこりハンしてみたけど、曇天で富士山もどこへやら。
展望台はスルーして、山頂の食堂のカレーうどんに後ろ髪を引かれつつ、そのまま一ノ谷登山道で下山開始。

ここからが長い…ずっと林間なので景色も変わらず、ちょっと単調。
途中、奇岩や展望箇所もあるけど、基本「黙々と下る」モード。
しかし、足元の根っこの多さは半端なく、引っかからないように注意は必要

 

そして京都へ…戻ったら、暑っ!

下山後は珍しく温泉も下山飯もスルーして、早めの京都帰還。
…が、京都に着いた瞬間、思わず叫ぶ。「あっつ!!!」
鈴鹿の涼しさが恋しい午後でした。

鉄の道の始まり
ザレザレ、ジャリジャリ 滑るの注意
クラック登るの面白い
下界は晴れてそう☀️でも、今の季節、低山山行は曇っている方が助かる
ヴィアフェラータの核心部 最後まで気を抜いちゃダメよーダメダメ
おじいちゃんと孫 一子相伝の図w
大黒岩を見上げる三世代w

白髪岳 水山 松尾山

UPDATE 2024-12-18


【日 程】 2024/12/15(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 白髪岳駐車場-白髪岳登山口-白髪岳-水山-松尾山-千本杉-標高560ⅿ分岐から南尾根を下山
【記 者】 秋の風


8時30分、周囲は霧、地面は霜の中、駐車場から登山口を目指す。約30分で登山口。ここから急な登りをじっくりと上がり、尾根にでた。枯れた松葉が日にあたって暖かい良い香りがする。景色を楽しみつつ進むとロープの下がっている岩場。順々に上ると標高600m地点くらいか展望が開け、重なる山々。足元の斜面にまばらだが雪が積もっていた。

10時10分ごろ、白髪岳山頂標高721.5m。2等三角点がある。草木に霧氷が付き、日向では少し溶けてできた露が日の光に照らされて美しい。眼下には、広々と篠山の街並みが見える。休憩後、出発!下りに持ち手にする木も岩もロープも冷たいため途中手袋を装着。足場の岩が凍っていて少し滑る部分もあり慎重に。水山を通り、木々から落ちる細かな雪が日に照らされてキラキラと光る中、松尾山到着。

風のあたらない陽だまりを探してランチをとった後、太陽が当たる明るい尾根道580mを一気に下った。すっかり雪は消え、黄色い落ち葉がふかふかで土が見えない。木の根を踏んで、2度ほど滑りつつ、12時40分ごろ松尾山登山口へ下りた。朝のグレーの景色から一転、すっかり晴れて空が青い。山中で、秋から冬へ、冬から秋へを楽しめた。

追記】白髪岳山頂直下は、低山ながら南北の両斜面にロープが設置された岩場があります。特に水山に向かっての北側斜面は、この時期、凍っている可能性大。お守りにチェーンスパイクを持参した方が安心かも。

松尾山、白髪岳案内図
岩の足場をグイグイと。
白髪岳山頂だ!景色良し!
水山をすぎ、、、
松尾山山頂。雪なので立食ランチ
草木が霜や霧氷で白く飾られ綺麗でした。
分岐で相談。直進だ!
冬から秋に戻ってきました