生野高原 段が峰 1103.4m

UPDATE 2024-11-04


【日 程】 2024/10/26(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 段が峰登山口-達磨ヶ峰-フトウガ峰-段が峰ピストン
【記 者】 いちご大福


登山口付近でエビフライ形の松ぼっくりを発見。リスとの遭遇期待度が一気に高まり、ワクワクが止まらない。だがしかし、いきなりの急登と気温約20度で風もなく暑い。汗も滴るいい山女たちは、静かに一歩一歩踏み締めながら進む。

30分程歩くと、本日のお目当てのススキに囲まれはじめる。達磨の肩は意外にもイカリ肩やななどと話しながら通過し達磨ヶ峰に到着すると、前方にフトウガ峰から段が峰にかけての高原台地の広がりが見えた。「おー」歓喜の声があがる。フトウガ峰に向かう道中では、様々な出会いがあった。朝露で浮かび上がった夥しい数の蜘蛛の巣は芸術作品のよう。あっリスだ!目はハートマーク❤︎になり、しばし可愛いリスに癒される。背丈をゆうに超えたススキの中をくぐり抜けた後は、笹原に点在する巨岩など独特の風景が広がる。稜線をひたすらに進み到着した段が峰頂上は風が吹き抜け寒く、少し下ってランチタイムにした。

次は下山だが、なかなかの長距離に足が重い。稜線を歩み達磨ヶ峰から一気に下るその前に、先輩からの一言。「車が見えても気を抜かない!」はい!その後の集中力は凄かった。稜線歩きとススキを満喫した秋の1日に感謝。

タイム : 8時15分段が峰登山口>9時16分達磨ヶ峰>10時58分フトウガ峰>11時36分段が峰>ランチタイム>下山14時42分段が峰登山口

蘇武岳 1,074m 時計周り? 反時計周り?

UPDATE 2024-10-19


【日 程】 2024/10/13(日)
【参加者】 会員10名
【コース】 万場天神社P-万場登山口-分岐475m-大杉山 (1,070m)-四ッ山越-分岐976m-蘇武岳山頂-分岐976m-分岐754m-巨樹の谷-分岐475m-万場登山口-万場天神社P
【記 者】 AKKOKKA


神鍋高原万場神社に車を停めて、登山口まで向かう
本日の目指す山は、但馬が生んだ登山家 加藤文太郎氏 植村直己氏の愛した山 「蘇武岳」
企画の段階から 時計周りか反時計周りか…どうするで悩み
反時計周りで登ることにする

万場登山口からしばらく進むと渡渉あり 分岐を大杉山方面へと進む
このルートは大杉山までひたすら急登
ブナ林を登る 登る 登る (あ~しんど!)
でもこの急登は激下りになるから 登りで正解! と自分に言い聞かせた
この日のお天気は快晴のはずが日本海側の天気は良くない
それでも木漏れ日が木々に当たって見えた天使の梯子がキレイだった
2時間急登を登ると「大杉山」 立派なオオスギが出向かてくれた

ここからは四ツ山越え ④→③→②→①(金山997m)とアップダウンを繰り返しながら 分岐まで進む

分岐から蘇武岳までは約40分
あれ? 車道が見える 車も停まってる!
なんと山頂まで15分くらいのところに林道があるではないか! 
林道を横目に登ると 綺麗な芝生の広がる頂上へ🏔
360度のパノラマが待っていた
遠くは日本海まで見えた お天気がよければ 大山や白山まで見えるそうだ
景色を見ながら しばしモグモグタイム 🍙

お腹も満たされた事だし 下山開始
綺麗ブナ林を気持ち良く下山
やっぱり反時計周りにしてよかったね~ も束の間

谷への激下りが待っていた
ロープは張っているが、Y師匠 自ら先頭に立っていただき 足の置き場を順に後ろへと伝えて行く
そして巨樹の谷へと入る
「夫婦カツラ」「子宝岩」「カツラ親分」「トチの巨樹」と命名された住人たちがいるが
そんなもんゆっくり見ている余裕などありゃしない(ToT)/~~~
滑らないように慎重に下山して ようやく分岐の「中の滝」に着いた
最後の渡渉を終え 皆一息ついて ようやく下山についた
皆 無事に下山してホッとした

加藤文太郎氏と植村直己氏はどこから登って どこに下山したのだろう???

 

 

 

 

赤井直正の城「黒井城」跡 城山356.8m

UPDATE 2024-06-26


【日 程】 2024/06/22(土)
【参加者】 会員3名
【コース】 亀岡=春日町登山口…三段郭…展望台…本丸…千丈寺山砦…大野峠…大野…登山口
【記 者】 kamemaro


(さらに…)

六甲半縦走〜夏山トレーニング

UPDATE 2024-06-13


【日 程】 2024/06/08(土)
【参加者】 会員2名
【コース】 須磨浦公園-旗振山-横尾山-妙法寺-高取山-鵯越-菊水山-鍋蓋山-大龍寺-市ケ原-新神戸駅
【記 者】 motokame


一度は挑戦してみたいと思いながら、先延ばしにしてきた六甲全山縦走大会。
今年こそは!との思いと夏山に向けてのトレーニングを兼ねて歩いてきました。

速くは歩けないので、極力休憩を短めに、ゆっくり長く歩こうと決め、須磨浦公園駅をスタート。

少し登ると海が見晴らせ、爽やかな風が気持ちいい〜ゆっくりしたい気持ちを抑え先を急ぎます。

山から住宅街におりると容赦なく日差しが照りつけ、アスファルトの照り返しが堪えます。
 
再び山に入ると木陰は涼しく快適♪
新緑や紫陽花をはじめ、様々な花々、鳥の囀りに癒され、爽やかな風に救われます。
自然とありがたいな〜幸せやなぁ〜と感謝の
思いが湧き上がってきます。

須磨アルプスでは初めて訪れた時の怖い思いが蘇り、少しは成長したなと笑顔に(^ν^)

高取神社では茅の輪くぐりをして、半年分の穢れを祓い「きっと大丈夫」
と書かれた木札をみて、励まされます。

菊水山への階段、鍋蓋山の上りは足が重く思うように進まず、上りの強化の必要性が明確に。

鍋蓋山まできたらもうひと息。

新神戸駅まではゆっくり景色を楽しみながら歩けました♪

 

 


雪彦山 

UPDATE 2024-04-28


【日 程】 2024/04/27(土)
【参加者】 会員5名
【コース】 雪彦山登山口駐車場~大天井岳~雪彦山(三角点)~鉾立山~ジャンクションピーク~虹ケ滝~登山口駐車場(8.4キロ、上り896/下り887、コース定数20)
【記 者】 ひろさん


山が笑う 

 言葉としては知ってはいたが、実感したのは登山を始めてからのこと。

 長い冬を越して春になると、一斉に草木が芽吹き、山の顔が日に日に変わってくる。

 今回も新緑が鮮やかで、少し季節は初夏に進みつつあるが、そんな思いを抱いてスタート。

 

 このレポート報告者、参加者全員参加のじゃんけんで決めることに。

 最初はグー、じゃんけんほいで、調子よく勝って思わずにっこり。

 が、最初に、一番勝った者がレポートねって決めていたのを忘れていた……

 

 当初、天気予報が雨模様で、岩山かつ沢沿いの道を歩くコースなので、前日を含めて雨なら潔く中止しようと決めていた。

 前日の予報では好転、午前中にわか雨程度は降るかもだが、午後からは回復傾向だったため予定どおり決行。

 が、登山口駐車場に着き、スタート後しばらくは、パラパラと雨。

 このまま進むかどうか慎重に判断した結果、予定どおり進むことに。

 慎重すぎるほど慎重に感じるが、自分だけでなく同行者全員を安全に下山させるためには、これから歩くコースの難易度、当日の状態、同行者の体力及び技術レベルなど総合的な判断が必要になる。当日の天気、風なども重要な判断要素となるので、天気図を正確に読むことも大事に思う。突発的危険に対する判断、事後対応を含めて、登山は学べば学ぶほど深い。

 

 今回は、時計回りに周回。実際に歩いてみて、急な岩場を下山に使うのは難易度が高いと感じたので、この回りが正解だと思う。

 最初から急登と事前情報ではつかんでいたが、そのとおりの急登。

 しばらくすると、出雲岩、セリ岩など特徴のある名称をつけられた岩場が登場する。

 鎖場、ロープ場なども現れ、慎重に登り続けると、大天井岳に到着。

 結局、どの山が雪彦山なのか、いろいろ調べたが今イチはっきりしない。

 雪彦山の三角点はもう少し先にあり、雪彦山の看板はもう一つ先のピークにあったのでこのレポートではそうさせていただいた。

 大天井岳を過ぎると比較的なだらかな縦走路となる。

 下山は沢筋を歩くコース。新緑が萌えるように美しい。

 このコース好き!と気持ちよく歩みを続ける。

 何度か渡渉を繰り返すと、虹ケ滝付近で難所が待ち受けていた。

 結構急な岩場と、こけむした岩の上を歩いて渡渉しなければならない。

 岩は少し雨で濡れて滑りやすくなっている。

 リーダーに先導いただいて、皆が慎重に渡る。

 私的には、登りの岩場よりずっと怖く、格好など気にしている余裕も写真をとっている余裕もないまま、とにかく滑らないよう四つん這いに近い姿勢で必死に岩をつかみなが歩いて、何とか渡りきる。本日、一番の難所に感じた。

 もう少し雨が強く降ったり、川の水量が多かったら、無理だったねというのが皆の感想だったかと思う。

 安全第一登山のためには、こうしたコースの事前情報をつかんで、必要に応じた準備を怠ってはいけないと改めて感じた。

 

 虹ケ滝の渡渉を終え、林道に出たところで、その先、そのまま林道を下るか、沢沿いの登山道を下るか、選択を求められた。

 虹ケ滝の渡渉を無事に終えて、緊張の糸がほぐれたところだったので、林道を下ることで皆の意見は一致。

 脳内では下山後のカフェに連絡してこれから行きますと予約した後で、すっかり下山モードに入っていたので、積極的に賛成。

 少し距離は長くなるが、たらたらと下山していくうちに無事登山口駐車場に到着。

 最後、私としては本日のメイン?と考えていた、麓にあるカフェに立ち寄る。

 コーヒーと手作りデザート(この日はあんこがたっぷり乗ったよもぎ餅とパウンドケーキの2種類)。

 どれも絶品で、今度、皆さんが雪彦山を歩かれる時には、このカフェで野菜中心のランチを食べながら、お出迎えするだけでもいいかなと思える素敵なお店でした。

 

 

 

せり出した岩が格好いい
景観的にはどうかと思うが、この赤いスプレーで書かれた矢印のおかげで迷わず進める
雨も上がって展望が広がる。雲海ぽくて感動
岩場の連続。慎重に登る
美しい!
雪彦山のピーク。ここからは比較的緩やかな道に
何度か渡渉箇所あり
下山後麓のカフェで。