六甲東半縦走~夏山登山に向けて~

UPDATE 2022-04-02


【日 程】 2022/03/21(月)
【参加者】 5名
【コース】 市ケ原8:40-掬星台10:00-六甲ガーデンテラス12:00-一軒茶屋13:05-船坂峠14:15-大谷乗越15:05-塩尾寺16:00-宝塚駅16:40

【記 者】 S.N


 

 本日の目的は、夏山登山に向けてのトレーニング。長距離を歩ける体を作ろうということで、六甲東半縦走ルートを選んだ。

 8時、新神戸駅出発。まずは市ケ原を目指して歩く。ここからが登山道となる。掬星台までの道は、階段の連続。階段の合間に岩・平らな道、そしてまた階段。足に応える道だが、ここまでのタイムはコースタイムの約8割ほどの速さ。自分達のスピードの確認をする。

 この先は、車道・山道の繰り返し。掬星台までの険しさは無いものの、階段の多さに閉口してしまう。しかし、六甲山過ぎてからは、エスケープルートもない。ただひたすらに、ただ黙々と歩き続ける。所々で開ける海の景色がささやかなご褒美。そのご褒美に励まされながら、歩いて歩いて25㎞。

 目標にしていた8時間は達成できず、8時間42分でゴール。このタイムについてはメンバーそれぞれ思うところもあるだろうが、目標タイムを大きく超えることなく全員無事ゴールできたこと、日の明るいうちに全行程を確認できたこと。まあまあの充実感、大きな安堵感、そしてどっと押し寄せる疲労感に包まれながら帰路についた。

 さて、次のトレーニング山行はいつ…?

 

紅葉谷道 氷瀑巡り

UPDATE 2022-02-14


【日 程】 2022/02/11(金)
【参加者】 2名
【コース】 有馬温泉駅(7:40)~後悔の廻り道~稲荷神社登山口(8:26)~分岐から魚屋道北コースに入る~分岐から炭屋道に入る(8:45)~東屋(9:00)~渡渉をし、紅葉谷コースに入る~滝巡り開始(9:05~11:23)《 滑滝⇒白石滝⇒百間滝⇒蟇滝⇒七曲滝 》~紅葉谷道~極楽茶屋跡(12:06~12:30)~全縦コース~六甲ケーブル山上駅(13:25)~ケーブル・阪急バス利用~阪急六甲駅着(14:50)
【記 者】 dekopon


早朝5時過ぎの電車に乗り、阪急京都線~阪急神戸線~神戸市営地下鉄~神鉄有馬線と4回乗り継ぎ、2時間18分。終点の有馬に到着した頃には、夜が明けていた。

今日、2人が目指すのは、紅葉谷道の滝巡り。「氷瀑」が残っていればラッキー、なければ、来年の「氷瀑」の為の下見とする。

湯煙の上がる、しかし閑散とした立派な温泉街を抜ける。六甲有馬ロープウェーから東屋までの谷沿いの道は、頻繁に大型ダンプが通行。ガードマンがいて全面通行禁止と表示有り。虫地獄登山口を右手に見て通過し、稲荷神社の登山口から登り始める。1時間程登って、虫地獄から登ってくる魚屋北コースと合流する分岐に辿り着いた時、「ありゃ、虫地獄から登った方が緩やかだったね。」と改めて等高線を見て後悔する。でも、「階段トレーニングだ!」と気持ちは前向き、前向き!
炭屋道を下り東屋に着いた。工事の大きな音、ガードマンが「こちらですよ。」と誘導してくれ、砂防ダムの工事中であることを教えてくれた。渡渉をし、いよいよ紅葉谷道へ入る。

沢へ下り、渡渉をし、ダムの奥の「滑滝」からスタート。
「滝巡り」は、紅葉谷道から沢まで下り、渡渉をしながら奥にある滝壺まで入っていく。また、進んだルートを戻って紅葉谷道まで上がり、次の滝を求めてまた沢まで下り、渡渉をしながら奥にある滝壺まで入っていく。その繰り返し。
「氷瀑」を求めて滝から滝へ。滝でも道迷いでも顔を合わせるのはほぼ同じメンバー。スマホに俳諧していた軌跡を残しながら、「滑滝」「白石滝」「百間滝」「蟇滝」「七曲滝」を無事に巡ることができ、目的は達成した。

念のためにチェーンスパイクを用意して行ったが、今回はルート上に凍結した場所はなく、「氷瀑」も4年前に観た迫力のあるスケールにはほど遠かったが、季節の風物詩を味わいに来た人たちを楽しませてくれるくらいの「氷瀑」は残っていた。しかし、「氷瀑」を観るためには、渡渉はもちろん、危険ルートも含まれており、ここで足を滑らせたらドボンだ~とスリルを味わう崖も行き来しなければならない。

滝巡りを満喫し、紅葉谷道コースを極楽茶屋跡まで上がり、神戸港を眺めながら陽だまりで昼食。翌日に雪山を控えているので下山は楽ちんなのが良い。全縦コースを歩き、六甲ケーブル・阪急バスを利用して阪急六甲駅にゴールインした。