六甲・有馬の王道コースを歩く

UPDATE 2023-03-06


【日 程】 2023/03/05(日)
【参加者】 会員8名
【コース】 阪急芦屋川~高座の滝~ロックガーデン~風吹岩~東おたふく山~六甲最高峰~有馬温泉
【記 者】 ひろさん


 今年は春の訪れが早い! 

 今にも桜が咲き出しそうな陽気で朝から快晴。冬靴や防寒着の重さから解放されて軽やかな気分。

 阪急芦屋川駅に午前8時集合。さすがに人が多い。いつになく若い人が多く都会の雰囲気を感じる。

 今回の企画をしていただいたM女さんが、本日の役割を決める「三角くじ大抽選会」のくじを準備。三角くじのすみがしっかりのり付けけされた本格仕様。わくわく開けてみると、私はなんと大当たり! やったあ!と喜んで下に書いてあった美しい文字を読むと「おめでとうございます。レポート係です」。お菓子のご褒美つきでこうして書かせていただいております。

 今日のコースは、芦屋ロックガーデンから風吹岩、東おたふく山を経て六甲最高峰から有馬に下る、数多い六甲のコースの中でもたぶん一番人気の王道コース。私も、登山をはじめたころに歩いた思い出深いコースで、その時は、岩場にわくわくし、風吹岩の猫ちゃんと猪くんに出会い写真をとりまくったこと、六甲からの絶景に感動、下山後の有馬クラフトビールの美味しかったことを思い出して楽しみに参加させていただいた。

 六甲の特徴は登山口まで市街地のかなり傾斜のある坂を登ること。お店や趣のある住宅を見て歩くのも楽しい。どんな人が住んでるんだろう?と想像の翼は広がる。

 高座の滝で衣服調整。既に暑く、この先も暑いことが予想されるため春の装いに変身。

 ここからしばらくロックガーデンの岩場。三角くじで本日の先導リーダーに当選したS女さんの軽やかな足取り。格好いい! 後ろからついていくのがやっとの私は「よっこいしょ」と歳の差を感じるが、時折みえる神戸の町並みと海に励まされて風吹岩に到着。今日は、猫ちゃんも猪くんも不在のよう。とりあえず岩に登って先に進む。

 六甲最高峰手前の一軒茶屋までは結構な登り。途中、危険箇所で迂回路が設けられていたが、かなり急で段差の激しい階段。本日のコースで一番しんどかったかも。

 一軒茶屋の休憩場所は、以前とは見違えるほど立派なトイレとベンチ等の建物が設置され、最高峰への道も整備されていた。たくさんの人がおられ、ランチはとりあえず最高峰まで上がって食べることに。

 頂上は風も穏やかで暖かく、そこでランチ休憩。集合写真を撮っていただいた方のお子さんが「お父さん、やさしいね」。可愛くてたまらない一言に癒やされる。はい。とっても優しい方でした。そして青空に映える素敵な集合写真。有り難うございました。

 そこから有馬までひたすら下山。今日のメインは「有馬の足湯」? 足湯に入りやすいように、パンツはセパレート式のもの、靴下の替えとサンダル持参でやる気満々なS女さんはじめ、下山後の有馬にそれぞれの目的を秘めているからか、足取りは軽い。1時間ほどで有馬へ下山。

 ところが、有馬は人!人!人! 期待の足湯も、コロッケ屋さん等も人でいっぱい、行列をなしていて残念ながら今日は断念。炭酸煎餅を休日でも焼いていただいていた製造所でお得な割れせんをゲット。生姜クリーム入りのを買いましたが、なかなか美味。おすすめです。

 金の湯をおりたあたりでいったん解散。男2人組はその後、京都直通のバスの時間までビールバーで反省会。有馬のクラフトビールは登山後の身体に優しく染み渡りました。

 六甲は、縦走地図を見ても、登山道が多く、いろいろバラエティ豊かで、都会の山だけあって下山後の楽しみも多い場所。こんな楽しい企画をしていただき、同行いただいた方々、有り難うございました。

 

登山口となる高座の滝入口。ここで衣服調整。
ロックガーデンで時折広がる展望に励まされる。最近、大好きな海が見える山行が多く嬉しい!
風吹岩。とりあえず高いとこまで登ってみたくなるのは本能?
東おたふく山。絵になりますねえ。
六甲最高峰に向かう前にいったん徒渉
お父さんやさしい!と可愛いお子さんのお父さんに撮っていただいた集合写真
六甲最高峰からの下山道で見えた絶景
春ですねえのネコヤナギ。しばらく撮影タイムが続く。

神戸の上高地~摩耶山 698.6m

UPDATE 2022-11-07


【日 程】 2022/10/29(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 新神戸駅~布引の滝~市ケ原~地蔵谷出合~トゥエンティクロス~森林植物園東入口~徳川道~桜谷出合~穂高湖沿~シェール槍~アゴニー坂~掬星台~摩耶山~青谷道~下山口
【記 者】 AKKOKKA


新神戸駅で8時過ぎに仲間と合流。
オシャレな街神戸  それだけでテンションは上がる⤴️⤴️

駅から急坂と階段で布引の滝(雄滝)まで行く。
ここのところのお天気で水量は少なめか?
それでもかなりの迫力があった。
展望広場まで行き、今日の長い行程を確認。布引貯水池〜市ケ原の桜茶屋まで行こか。

あじさい広場までの道に崩落場所が一箇所あるとの情報だが、とりあえず行ってみる事にする(引き返すのもあり)

崩壊場所もあり、荒れてはいるが踏み跡もしっかりあり、無事全員通れた。
よっ! 河童橋があるではないか!! そうここは神戸の上高地 (笑)  

河童橋を渡りそこから森林植物園までの間はトゥエンティクロス(渡渉20回)という名前がつけられており
渡渉を数えて行ったけど
20もなかったような… ツー堰堤クロス?ちゃうか? て誰かが呟いていたな~

森林公園を過ぎ、徳川道へと進む。
陽射しと風がとても気持ちいい。
どんどん進むと、シェール道と穂高湖の案内。
杣谷峠の方に進み、穂高湖を目指す。
湖の周りにはたくさんの人たちで溢れていた。

河童橋→穂高湖の次は槍❗️
シェール槍とい名前の槍が・・・ドイツ人のシェールさんが好んだ道だとか、ここから貝が出てきたとか…
ここで少しの腹ごしらえ・・・見晴らしも良し!

上高地を満喫した後にアゴーニ坂から摩耶山へ。
掬星台で神戸の街を一望し、摩耶山の三角点に寄って、青谷道を下山した。
海と山と神戸の街並み(⋈◍>◡<◍)。✧♡ ルンルンの一日だった。

摩耶山の北側に、新穂高(648m)もある。
次回は是非そこまで脚を伸ばしたい😄

六甲東半縦走~夏山登山に向けて~

UPDATE 2022-04-02


【日 程】 2022/03/21(月)
【参加者】 5名
【コース】 市ケ原8:40-掬星台10:00-六甲ガーデンテラス12:00-一軒茶屋13:05-船坂峠14:15-大谷乗越15:05-塩尾寺16:00-宝塚駅16:40

【記 者】 S.N


 

 本日の目的は、夏山登山に向けてのトレーニング。長距離を歩ける体を作ろうということで、六甲東半縦走ルートを選んだ。

 8時、新神戸駅出発。まずは市ケ原を目指して歩く。ここからが登山道となる。掬星台までの道は、階段の連続。階段の合間に岩・平らな道、そしてまた階段。足に応える道だが、ここまでのタイムはコースタイムの約8割ほどの速さ。自分達のスピードの確認をする。

 この先は、車道・山道の繰り返し。掬星台までの険しさは無いものの、階段の多さに閉口してしまう。しかし、六甲山過ぎてからは、エスケープルートもない。ただひたすらに、ただ黙々と歩き続ける。所々で開ける海の景色がささやかなご褒美。そのご褒美に励まされながら、歩いて歩いて25㎞。

 目標にしていた8時間は達成できず、8時間42分でゴール。このタイムについてはメンバーそれぞれ思うところもあるだろうが、目標タイムを大きく超えることなく全員無事ゴールできたこと、日の明るいうちに全行程を確認できたこと。まあまあの充実感、大きな安堵感、そしてどっと押し寄せる疲労感に包まれながら帰路についた。

 さて、次のトレーニング山行はいつ…?

 

紅葉谷道 氷瀑巡り

UPDATE 2022-02-14


【日 程】 2022/02/11(金)
【参加者】 2名
【コース】 有馬温泉駅(7:40)~後悔の廻り道~稲荷神社登山口(8:26)~分岐から魚屋道北コースに入る~分岐から炭屋道に入る(8:45)~東屋(9:00)~渡渉をし、紅葉谷コースに入る~滝巡り開始(9:05~11:23)《 滑滝⇒白石滝⇒百間滝⇒蟇滝⇒七曲滝 》~紅葉谷道~極楽茶屋跡(12:06~12:30)~全縦コース~六甲ケーブル山上駅(13:25)~ケーブル・阪急バス利用~阪急六甲駅着(14:50)
【記 者】 dekopon


早朝5時過ぎの電車に乗り、阪急京都線~阪急神戸線~神戸市営地下鉄~神鉄有馬線と4回乗り継ぎ、2時間18分。終点の有馬に到着した頃には、夜が明けていた。

今日、2人が目指すのは、紅葉谷道の滝巡り。「氷瀑」が残っていればラッキー、なければ、来年の「氷瀑」の為の下見とする。

湯煙の上がる、しかし閑散とした立派な温泉街を抜ける。六甲有馬ロープウェーから東屋までの谷沿いの道は、頻繁に大型ダンプが通行。ガードマンがいて全面通行禁止と表示有り。虫地獄登山口を右手に見て通過し、稲荷神社の登山口から登り始める。1時間程登って、虫地獄から登ってくる魚屋北コースと合流する分岐に辿り着いた時、「ありゃ、虫地獄から登った方が緩やかだったね。」と改めて等高線を見て後悔する。でも、「階段トレーニングだ!」と気持ちは前向き、前向き!
炭屋道を下り東屋に着いた。工事の大きな音、ガードマンが「こちらですよ。」と誘導してくれ、砂防ダムの工事中であることを教えてくれた。渡渉をし、いよいよ紅葉谷道へ入る。

沢へ下り、渡渉をし、ダムの奥の「滑滝」からスタート。
「滝巡り」は、紅葉谷道から沢まで下り、渡渉をしながら奥にある滝壺まで入っていく。また、進んだルートを戻って紅葉谷道まで上がり、次の滝を求めてまた沢まで下り、渡渉をしながら奥にある滝壺まで入っていく。その繰り返し。
「氷瀑」を求めて滝から滝へ。滝でも道迷いでも顔を合わせるのはほぼ同じメンバー。スマホに俳諧していた軌跡を残しながら、「滑滝」「白石滝」「百間滝」「蟇滝」「七曲滝」を無事に巡ることができ、目的は達成した。

念のためにチェーンスパイクを用意して行ったが、今回はルート上に凍結した場所はなく、「氷瀑」も4年前に観た迫力のあるスケールにはほど遠かったが、季節の風物詩を味わいに来た人たちを楽しませてくれるくらいの「氷瀑」は残っていた。しかし、「氷瀑」を観るためには、渡渉はもちろん、危険ルートも含まれており、ここで足を滑らせたらドボンだ~とスリルを味わう崖も行き来しなければならない。

滝巡りを満喫し、紅葉谷道コースを極楽茶屋跡まで上がり、神戸港を眺めながら陽だまりで昼食。翌日に雪山を控えているので下山は楽ちんなのが良い。全縦コースを歩き、六甲ケーブル・阪急バスを利用して阪急六甲駅にゴールインした。