京都一周トレイル 東山コース
UPDATE 2024-03-20
【日 程】 2024/03/16(土)
【参加者】 会員9名+体験1名
【コース】 JR稲荷駅-伏見稲荷大社-蹴上ー大文字山-銀閣寺(-比叡山中腹/水飲対陣跡碑-修学院)
【記 者】 里山
一週間後に迫った「ぐるっと京都トレイル大会」と同じコースを歩きに出かけました。
良い天気だった上に 東山コースは京都一周トレイルの中でも特に人気の高いコース、思った通り多くの人でにぎわっていました。老若男女を問わず楽しめるハイキングコースですが、山なので雨風でたびたび倒木や地形の変化が起こります。そのたびに道の整備をしてくれる人たちがいます。今回は、同行のA先輩から整備活動の話を聞きながら歩きました。
大会当日には、我々は大会参加者のお手伝い係です。参加者の皆さんに楽しんでいただくには、まずは良い天気であってほしいと願うのでした。
追記)途中で、大会の準備を兼ねてじっくりと視察しつつ歩くグループと比叡山を目指すグループに分かれました。比叡山ケーブルが今日まで冬期休業期間だったので水飲対陣跡碑までで下山したのですが、実は、ここからが本格的な比叡山への登りとなります。「来週の参加者のみなさん、頑張ってください!」と心の中でエールを送りました。
おいでませ山口へ
UPDATE 2024-03-16
【日 程】 2024/03/08(金)~2024/03/09(土)
【参加者】 会員11名・会員外1名
【コース】 8日 大聖院コース 登山口ー白糸の滝ーあずまや展望台ー賽の河原ー幕岩ー仁王門ー鯨岩ー弥山本堂ー弥山山頂
弥山山頂ー弥山本堂ー紅葉谷分岐点ー登山口 紅葉谷コース
9日 瀬戸内アルプス縦走 交差登山 文珠山ー嘉納山ー源明山ー嵩山
【記 者】 AKKOKKA
8日 早朝 2台で京都を出発する
行先は安芸の宮島 船🚢に乗って赤い鳥居⛩が近づくに連れてワクワクする
宮島に着くと鹿がお出迎え 観光客が食べ物を与えているのか人に慣れている
厳島神社へは下山後のお詣りするとして まずは弥山を目指す「ロープウェーで行くんじゃないの~?」なんて 心の声も聞こえたが、
あいにく運行は9日から・・・
登山道は急こう配の石段続き
海抜ゼロから登るので弥山山頂が535mと低山ではあるが結構なトレーニングになった
石段を登りようやく山頂に着く
展望台もあり眼下には瀬戸内海が・・・
陽のあたる山頂で休憩して紅葉谷コース(ここも石段)で下山した
この日の潮が引くのが15時ごろとリサーチしてくださった I女史
なんとグッドタイミングで潮が引いてるではない
赤い鳥居⛩の近くまで歩いて行けるなんて こんなラッキーなことはないと皆テンションがあがった
ご利益間違いナシ! (厳島神社へのお詣りはカットしました)
その後は各々宮島を観光 牡蛎を食べたり 紅葉饅頭を食べたり 宮島を満喫した
さぁ~次なる目的地は山口県 周防大島(屋代島)
ここは山口県の東側に位置する島で橋を渡り島に上陸する
宿泊先はゲストハウスHOSHIKAZE 平日ということもあり貸し切りだった
ここで F女史と合流 夕ご飯と温泉を入りに 車で10分ほどの竜ケ崎温泉に向かう
夕食が豪華すぎて 新鮮な魚に感激する
温泉にもつかり 宿に戻る 翌日の瀬戸内アルプスは交差登山がいいとオーナーに勧められてチーム分けをする
文殊山~東へ向かう組と 嵩山~西へ向かう組に分かれる
この日は温暖な瀬戸内には珍しく雪もちらついていた
陽は柔らかく 鶯の鳴き声 フキノトウも顔を出していたり・・・山頂からは海が見えたり
竹林では🐗猪が掘ったのかタケノコの残骸もあった
両チームとも無事に4座踏破できて周防大島を後にした
こんなホッコリした山行も好きです
おいでませ山口へ
巨石と展望が魅力の行者山〜剣尾山〜横尾山
UPDATE 2024-03-11
【日 程】 2024/03/03(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 能勢温泉Pー登山口ー行場巡り・行者山ー剣尾山ー横尾山ー能勢温泉P
【記 者】 moto kame
フロントガラスが凍るほど、冷えこんだ朝。道中の気温表示はー1°C。空は青く、最高のお天気になる予感(*´-`)
登山口には行者山の史跡と由来が書いた看板があり、行者山は奈良時代、役行者が行場を開いたとされる。剣尾山は飛鳥時代、山頂付近に月峯寺を開き、護摩を焚いている時、不動明王の降魔の剣が降ってきたというところである。
鳥の囀りを聴きながら、木の階段を登っていくと大日如来坐像が刻まれた大きな大日岩が現れる。そこから、行場巡りの看板に従って左手に進むが、胎内巡りは穴が埋もれてしまったのか、残念ながら、不明瞭で確認できず、登山道に合流すると直ぐに行者山の標識がある。
東側の尾根道は陽があたり、ぽかぽか暖かい。しかし、昨夜からの冷え込みで、足元には4、5センチに育った霜柱があちこちに見られ、まるでお花のよう。その姿を見るのもそれを踏むザクザクという感触もまた、楽しい🎵
ふと視線を感じ、前方をみると木陰に大きなニホンジカ発見。里山でニホンジカを見られるのは珍しいらしい。(ニホンジカに関する看板あり)
暫く歩くと六地蔵があり、この辺りは月峯寺跡で、10数棟の建物があったとされ、広範囲で石垣や井戸、礎石などが残っている。見渡しながら、暫し、古に思いを馳せる。
そこから、急登を登りきれば、剣尾山山頂だ。360°見晴らしは最高。風もなく暖かいので、早めのランチタイムとしよう♪
そこから、横尾山へ続く北側の道は先程とは打って変わって、雪がうっすら積もり、気温も低い。
摂丹国界標石の辻を下り、登り返すと右手に深山が直ぐそこに見え、境界を実感する。
横尾山から暫く下るとそこは21世紀の森。
小鳥のテラスやしかの路、かわせみの路、おにやんまの路、かぶとむしの路となんとも楽しそうな名前がついている。今回はおにやんまの路から水辺の広場へと。
そこには上高地を彷彿させる景色があり、水面がキラキラ輝いていた。
低山ながら、色んな楽しみが盛りだくさんの山行だった🎵
新六甲縦走② 鵯越駅~妙号岩~菊水山~鍋蓋山~再度山~新神戸駅
UPDATE 2024-02-20
【日 程】 2024/02/18(日)
【参加者】 11名
【コース】 神戸電鉄鵯越駅~妙号岩~菊水山~鍋蓋山~再度山~新神戸駅
【記 者】 参加者5名の共著 (イニシャル)
ポイントの記された地図を手に鵯越駅からスタートする。ハイキング道を見逃し墓地を迷走するも、すぐに道が見つかる。イヤガ谷川の沢を渡り緩やかな道を進んでいく。さらに進むと、ポイントの山麓バイパストンネルの上に立つ。次のポイントは、妙号岩分岐。右手(東の方向)に道があるので、案内地図で位置を確かめながら歩いて分岐発見。痩せ尾根ではあるが道は付いており、妙号岩南峰に到着。ビューポイントである。ここから先の下山道は、地図には載っていない。踏み跡とリーダーのコース取りで、石井ダム上流の道路上に降り立つ。岩場、急坂ありと緊張の連続であったが、変化のある楽しいコースであった。(TY)
菊水ルンゼ右尾根 菊水山目指して 尾根組と、スーパーメンバーの4人ルンゼ組に別れてスタート。
S氏の「そこの尾根を、真っ直ぐ行けよ。見失うなよ。」 の声かけに緊張気味に歩き出す。前の人が 止まっても、止まらなくて良い様に 2.3歩開けて歩く。…まずそこから…
2月と思えぬ、日差しを浴びながらでも、神戸の街と海の絶景は尾根ならでは。気持ちが良い。
途中 ルンゼ組の賑やかな声が谷の方から聴こえてきて、これまた励みになった。
山頂には、ルンゼ組より、15分ほど早く到着。日曜日だけあって ハイキングの子供達も大勢。お昼ご飯に…後、鍋蓋山に向け出発。(AY)
菊水ルゼを見上げると谷の岩場。
ここを上がっていくか~、と眺める。ルンゼとは?というレベルなので、いま一よくわかっていない。湿った苔のある箇所もあり。どんな感じなのが想像もつかず。滑る箇所があるから、と注意を受けてスタート。師匠の足取りを追うつもりが、3歩目から余裕なく、はずれていく。歩きやすいようお手本を見逃さず、ちゃんと跡を追うように喝を入れられ、必死についてゆく。しばらく行くと、スリングをおなかに括り、カラビナを通す。先に行かれた師匠からロープか降ろされカラビナに通して3人が続いて登る箇所に。足場、持ち手を教えていただき、登っていく。ぐいぐいと引っ張ってくださるので登りやすい。足場や持ち手はたくさんあるので、途方にくれることはない。3段ほど登るとあとは行けるなら好きに登れー、と言われ勇んで上がってゆく。どんどん息が切れるのを整えるまもなく進んだ結果、バテバテに。バテるとかかとが上がり、これまで滑らずにきたような石にも滑ってしまう。岩場が終わるころには疲労困憊。減量と体力増強の課題を今日もまた突きつけられる結果に。必死のパッチなので、ここの岩はこう、みたいなレポートができず、すみません。次は尾根を登って登山道へ。尾根を外れなければ間違わないという。そして、、、尾根は?となりつつ、私だけゼイゼイ言いながら他の方たちは談笑しながら進む。無事登山道と合流。歩みを進めると明るい笑い声が上方から聞こえた。他のみなさんは、もう山頂でお昼だな、と言いながら登った山頂。予想通りのお昼の輪に加わって一休みとなった。(AK)
菊水山の山頂での昼食後、鍋蓋山 再度山へ向かう。ここからは正規の六甲縦走路となり、よく整備されてとても歩きやすく、出会う人も多くなる。分岐が多くその度に地図で現在地を確認しながら、ペースを守ってゆっくりと歩く。これがなかなか難しくどうしても早くなってしまう。尾根道をピークからピークへと歩いていくのはとても気持ちがいい。鍋蓋山、再度山ともに山頂から、海が見えて眺望が素晴らしく、疲れが癒される。これも六甲縦走の良い所だ。(SS)
14時45分に再度山に到着。山頂からは神戸港や街並みが見えます。これこそ神戸の景色。The KOBEです。一息ついたら新神戸に向けて下山。ルート確認し、地図とGPSを照らし合わせながら、布引貯水池が右手に見えると安心します。下山登山口間際、かの有名な布引の滝をまじかで見ます。水の量が少ないのかな?と思っていると、Sさんは「この岩は登れる!登った人はいるはずや!」と岩場を登った痕跡を探す・・・。私とは大きく視点が違いました。
新神戸に着いたのが16時半になり、もう帰るんだろうな?と大方の人が思う中、「カフェいこ♡」とまたまた視点が違うSさん。タイミングよく11人分の席があり、美味しいケーキセットを頂きました。神戸はおしゃれな街なので、食べるものには困らないですね。最後まで盛りだくさんの六甲でした。(SA)
十津川村探訪(玉置山・果無集落)
UPDATE 2024-02-25
【日 程】 2024/02/24(土)
【参加者】 会員3名
【コース】 西吉野福寿草群生地~車~谷瀬の吊り橋~車~十津川村バイカオウレン群生地(場所非公開)~車~玉置神社=玉置山~車~昴の郷=果無集落(古道古道小辺路)
【記 者】 ひろさん
春は妖精 ようよう白く咲き乱れるさまはいとをかし。
ということで、春の妖精さんたち(スプリングエフェメラル)に会いに十津川村へ行ってきました。
毎年、この時期になると春の妖精さんたち情報があちこちから舞い込んできて忙しくなる。
なぜ妖精か? 早春に一気に咲き出して夏から秋にかけて地上部分が消滅してしまうはかなさゆえ(諸説あり)。確かに、どの花も小さく繊細で、地面にはいつくばってじっくり観察しないと、その可憐さは堪能しきれない。見える人にしか本当の姿は見えないところが妖精なのかもしれない。
などとうんちくを傾け始めると長くなるので報告を。
まずは、西吉野の福寿草群生地へ。
津越地区にあり、この場所はネットで出てくるので、ナビ設定可能。
時期が早かったのか遅かったのか、咲き方は微妙。場所はここなんだとチェックして先に進む。
次に谷瀬の吊り橋にちょこっと寄り道。しっかりとした橋ではあるが、日本一といわれるだけのことはあって長いし揺れると怖い。吊り橋効果で同行いただいた方との縁がより深まることを期待しつつ先を急ぐ。
長い長いワインディングロードの続く国道168号線をひた走る。昔よりはずいぶん走りやすくなって、もう「酷道」なんて呼ばせない!という感じに整備されていた。「曲がりくねった道の先に待っているいくつもの小さな光♫」の曲を頭の中でかなでながら本日のメイン、十津川村のバイカオウレン群生地へ。場所は非公開とされているが、個人的に前の週に聞き込みながら下見済みなので、迷わず現地へ直行。
バイカオウレンといえば、朝ドラ「らんまん」で、万太郎が子どものころに一面に咲き乱れる花に出会う印象的なシーン。この光景に出会いたいという一心で高知に行くぞ!と考えていたところ、十津川村に群生地ありとの情報をいただいての訪問。高知は高知で牧野植物園や朝ドラのバイカオウレン場面のロケ地である金峰神社などは行きたい場所リストに載せたままなので来年には行きたいとは考えているが……。十津川村の群生地は保護のためのロープが張られているので立ち入ることは出来ないが、それでもこれだけの群生は珍しい。個人的に下見と称して前週にも訪れていたが、その時にはまさに見頃で「秘密の花園」感に浸っていた。が、今回は、花の命は短しで多くの花が終わりを迎えていた。私的には、最盛期の花と終わりかけの花のどちらも見られてよかったが、同行の方には、来年は、ぜひ満開の群落の情景を見ていただきたいと思う。
ちなみに、バイカオウレンの白い花びらのように見える部分はガクで、花は黄色いめしべのような部分だそう。クリスマスローズをはじめキンポウゲ科の植物にはそんな花が多いような。
次に目指すは、神さまに呼ばれた人しかたどりつけないと言われる玉置神社へ。ここにお参りすると人生が変わるともいわれています。
神社マニアの私としては、以前から気になっていた神社。なかなか行きにくい場所で、そこまでの道もよくわからず不安がありましたが、無事にたどりつくことができました。そして、まさかの雪景色。玉置山の山頂では、おそらく「雨氷」というのでしょう(知らんけど!)。青空に樹々に氷がはりついてキラキラ輝いて別世界の美しさ。気温が上がり、ぼたぼたしずくがたれる姿も美しい。鉄塔からバラバラとつららのような氷が落下してくるのは怖かったが……。
人生が変わるかどうかは、これからのお楽しみだが、雨続きの天候の中の見事な晴れ間。どうやら、神さまは呼んでくれたようだ。
最後に、一応山岳会の山行なので、ドライブだけではあかんやろということで、昴の郷から小辺路の一部を歩いて果無集落へ。民家の前を世界遺産が通る有名な場所。苔むした石の階段はすべりやすく歩きにくいが、最近整備された登山道とは別格の雰囲気を醸し出してくれていた。
と、十津川村を満喫した一日で、毎年でも花の様子を確かめに行きたい場所の一つになりました。