雪の愛宕山

UPDATE 2023-01-31


【日 程】 2023/01/29(日)
【参加者】 5名
【コース】 JR保津峡駅ーツツジ尾根ー愛宕山山頂付近ーツツジ尾根ーJR保津峡駅
【記 者】 T.Y


前日は悪天候で予定していた山行が中止となりましたが、この日は久々の好天。良質の雪を期待し、会員5名で愛宕山に行ってきました。集合は9時にJR保津峡駅。全員、ワカンを持参し準備万端です。

凍結した路面に注意しながら歩き始め、ツツジ尾根コースで愛宕山山頂を目指します。足元の雪の量は少しずつ増え、荒神峠でそれぞれ軽アイゼンやチェーンスパイクを装着。青空の下、雪道を軽快に進みます。その後、表参道に合流したあたりから、多くの登山者で混みあっていました。愛宕神社境内の休憩所でお昼休憩。そして、今日は本殿には寄らず、、、スキー場跡方面を目指して進みます。
ここからは徐々に人が減り、周囲はふかふかの新雪に包まれていきます。そしていよいよ目的地に到着。そこには、きれいな青空と踏み跡のないパウダースノー。「いまから1時間、遊んでください♪」というリーダーの掛け声で、全員ワカンを装着してふかふかの新雪を堪能しました。私ははじめてのワカン歩きだったので最初に歩き方を教えてもらい、その後はワカン歩きを堪能しました。童心に帰り、雪にドーンと倒れこんだり、少しソリ遊びもしたり、あっという間の1時間でした。参加されたみなさん、おつかれさまでした。

JR保津峡駅を出発。滑らないように気を付けながら橋を渡ります。
愛宕神社の社務所前。雪を目当てにしてか、たくさんの登山者でにぎわっていました。
ニコニコ笑顔です(^^)
愛宕山の山頂に向かう道。人も少なくふかふかの雪です。
遠くまで山が見渡せます
目的地に到着。ふかふかの雪をワカンで満喫♪
天候も雪質も最高でした!
童心に帰って、そり遊び

S女史のワカンデビューin八ヶ峰

UPDATE 2023-01-28


【日 程】 2023/01/21(土)
【参加者】 会員6名
【コース】 美山町知見~知井坂~八ヶ峰山頂ピストン
【記 者】 norokame(文)photo(T女史)


山にはそこそこの積雪があり、車道には雪が無いところを狙って、美山町へとレッツゴー!

美山町の茅葺きの里では雪が無い!と悩んでおられるとか・・・。そこが狙い目。

知見奥の駐車場に乗り入れ、出発準備。「ワカン要るウ?」「せっかく持って来たんやし~!」で担いで出発進行!

雪交じりの落ち葉を踏みながら登るにつれて、雪だらけの綺麗な新雪歩行となり、ワカンデビューへの期待が膨らむ。青空も見えてきて一汗かく頃、スキー場跡に到着。いよいよワカン装着。初めてのS女史にそれぞれが口々にティーチングするもんだから・・・?結局同じワカンのT女史がアドバイス。いつぞやの「赤坂の悲劇(A氏曰く)」?「赤坂の喜劇(周り曰く)」?の二の舞にならぬようにしっかりセッティング!

ルンルンと先頭を交代しながら峠を目指すが、途中短いけれどトラバースするところがあり、慎重に通過。雨量観測所を過ぎ、古い石塔を左に見て、しばらくで知井坂峠に着くが、ここは若丹尾根、北からの冷たい風が頬を刺す。しばらくは緩い尾根を進み、急坂を登ると送電線鉄塔のピークに上がり、そこから小さなピークを2~3越えて山頂着。

舞鶴の青葉山は双耳峰でわかるが、他は同定出来ない・・・。暖かいところまで降りて日だまりでランチタイムするも、北からまた黒い雲が押し寄せてきたので早々に下山開始。

トラバースの所を避けるためトレースの無い尾根を行く事にするが、ワカンを外していたので、つぼ足で膝上辺りまで潜りながら進む。朝のルートへと降りるタイミングをそれぞれで模索しながら、斜面にたくさんのトレースをつけてスキー場跡へと戻り、来た道を駐車場へと降りる。

満足感いっぱいの雪の八ヶ峰でした。ワカンデビュー、おめでとう!

 

 

南丹市 城山

UPDATE 2023-01-23


【日 程】 2023/01/22(日)
【参加者】 2名
【コース】 亀岡市交流会館🅿ー城山(往復)
【記 者】 里山


朝8:30。牛松山へ登ろうと「和らぎの道/駐車場」に集まった亀岡市在住の二人でしたが、亀岡名物の霧のあまりの濃さに「ここより、もっと雲海が期待できる山へ行こう!」ということになりました。で、場所移動。

8:55。サッと移動して登り始めたのは、八木の城山。亀岡市交流会館の駐車場から出発し、よく整備された登山道をサクッと登って30分。山頂は南東の方角から北西にかけての広角の展望がある場所なのですが、霧が濃すぎて眼前にあるはずの山も見えない💦。愛宕山から地蔵山にかけての稜線がうっすらと浮かぶばかり。それでも、山頂は日が当たっているし、ベンチもあるので腰かけてひと休み。

・・・と、10分くらいたつと、あれよあれよという間に、山が姿を現して来ました。目前の牛松山の高さから換算すると、300mは、雲海が沈んだかのような感覚です。ほとんど無風の朝。霧がよそへ流れていくこともなく、時間とともに上空へ上がっていくこともなく、雲海が沈む。一瞬マジックのように思いましたが、約30分後に完全に足元にきた雲海の上面(地表面から150mほどでしょうか)を見て、やっと気づきました。日光を浴びて雲の粒が蒸発してたんですね。雲が消えるというお天気ショーを目の当たりにしてテンションが上がった二人は、この後、一気に現れた遠くの山々の同定に熱中し、気づけば山頂到着から1時間がたっていました。

亀岡の方角を見ると街はまだ霧の中ですが、昼からは家事をしようという事で、来た道をサクッと下山(11時前)。車を走らせる頃には、下界の霧は全くなく、青空が広がっていました。偶然にも、近場の低山で気象のダイナミックさを実感しました。

ところで、同行のY女史によると、亀岡は太古の昔、湖だったそうです。眼下の雲海はそれを納得させてくれる景色でした。

丹波篠山/八ヶ尾山

UPDATE 2022-12-05


【日 程】 2022/12/01(木)
【コース】 筱見(ささみ)四十八滝🅿-四十八滝-△570-八ヶ尾山-八ヶ尾山登山口-弁天池-🅿
【記 者】 里山


以前から気になっていた「八ヶ尾山」に先輩2人に同行してもらい向かう。多紀連山の東端にある山だ。
筱目(ささめ)四十八滝🅿から出発。整備された登山道と言っても、登りながら順番に現れる滝を臨む道なので濡れた岩場もあり、鎖があるとはいえ登山靴を履いていない人にはお勧めできない。

最上部の「一番滝」の脇から鎖がつけてある岩をひとつ登り右手の登山道に進むと、緩やかな谷が広がり、落ち葉の絨毯。「まるで上高地!」との声があがった。道案内のテープはあるが、本来、尾根でも谷でもなだらかなところの方が道迷いしやすいものなので、葉っぱのある時には要注意かも。

稜線にのって、△579へ向かう。今日は「サルガイチ山」へは行かないので、尾根選びに注意。この先は、細尾根だし、目前に「八ヶ尾山」が見えるしで道迷いは心配ないものの、岩場あり。やがて、小さな祠がある、まあるい山頂に到着。柔らかい苔と360°の展望を楽しみながら昼ご飯。

下山は、南に延びた尾根を八ヶ尾山登山口へ。道は明瞭で、かなりの急斜面を降りるので、「下山が早くって良いわー」なんて調子に乗っていたら、実は、本日のメインはここからだったように思う。弁天池の南を巻いて入った谷が難敵だった。進むべき谷を間違わなければ良いだけなのだが、倒木は多いし足元は濡れて滑りやすい。道しるべのテープに地元の人々の道整備の努力を感じつつ、最後は自分のルートファインディングの力勝負かと思う。反省すべきは、登山口到着時に「おわり」と安心した事。きちんと地図を先読みすれば、この難所に気が付いていたはず。甘かった。

短い距離なのに、内容豊富で、とても綺麗な山です。「我が会の皆さんの力試しに、とても良い山を見つけた!」と悦にいった山行でした。

 

 

 

大江山連峰を歩いてきました₍₍ ᕕ(´ ω` )ᕗ⁾⁾

UPDATE 2022-11-22


【日 程】 2022/11/19(土)
【参加者】 会員9名
【コース】 加悦双峰公園-赤石ヶ岳-大江山(千丈ヶ岳)-鳩ヶ峰-鍋塚-鳩ヶ峰-大江山-加悦双峰公園
【記 者】 たくみ


大江山は雲海スポットで有名ですが、登山口に着いたのは8時前。この時間からでは雲海は期待できないかなぁと諦めモードで出発。わずか10分程登ると、見晴らしのいい稜線へ。

この時期にしては暖かく、汗をかきながら赤石ヶ岳までの岩場を歩いていると「雲海や!」とメンバーの声。振り返ると山の向こうに見事な雲海が。しかも雲の隙間からは天使のハシゴのご褒美付き。「うわぁ、きれ〜い!」としばし堪能。みんな日頃の行いがいい証拠ですね٩(ˊᗜˋ*)و

赤石ヶ岳を折り返し、大江山、鳩ヶ峰、さらに鍋塚までアップダウンを繰り返しながらの快適な稜線歩き。トレイルはよく整備されており、山頂からの眺めも良い。若狭湾の見える鍋塚でランチ休憩を取り、展望スポットでは何度も集合写真を撮りつつ、ピストンで駐車場まで戻りました。

紅葉の見頃はほぼ終わっていましたが、フカフカの落ち葉の絨毯を心地よく踏みしめながら、またいつか鍋塚から赤岩山までを歩き、赤赤縦走路を繋げたいと思いました。