ふるさとの山 半国山
UPDATE 2022-04-11
【日 程】 2022/04/09(土)
【参加者】 8名
【コース】 赤熊登山口から往復
【記 者】 里山
午後2時から「森のステーションかめおか」で当会の総会がある。昼食は、同施設内のレストランで「薬膳料理」を頂く予定。予約時間の1時には戻ってこなくちゃ!
というわけで、会場から車で10分の赤熊登山口から半国山への登山が決定。
赤熊登山口には、獣除けゲートを過ぎて奥に車4台ほどの駐車場が整備されている。そこから、音羽渓谷に沿って幾つもの滝を巡りながら、よく整備された道を登る。整備されてはいるが「侮ることなかれ」。ガッツリ登山が楽しめる道になっている。牛つなぎ広場を経由して尾根道を山頂へ。そして来た道を戻る。ごつごつした岩が多いので、登りより下りの方が要注意。空きっ腹に気持ちは急くが、我慢して丁寧に下山した。勿論、行動食はきちんと摂っていたんですけれどね。(上り1時間40分、下り1時間20分)
西山に春を告げるフクジュソウ
UPDATE 2022-03-04
【日 程】 2022/03/03(木)
【参加者】 会員2名、山友1名
【コース】 森の案内所(9:45)~フクジュソウ保護区(10:43~10:53)~ポンポン山山頂(11:35~12:05)~森の案内所(13:05)
【記 者】 dekopon
フクジュソウ自生地は、大原野森林公園保護区域の中にある。
今日のスタートは森の案内所。最短で自生地に辿り着きたい人は、たいてい竃ケ谷ルートを上がっていく。楽に行きたい私たちももちろん! 何度かの渡渉を繰り返し、休憩なしで1時間程度ゆっくり登れば自生地に到着。
係員の方がおられ、「保護区域立入届書」に記名をして中に入る。
平日で人は少なかったけれど、一方通行の観察道は、写真を撮る人たちで順番待ちができている。フクジュソウは満開で見頃。
「撮って、撮って。」といわんばかりに陽を浴びて、可愛く輝いている。
今年もこの場所でフクジュソウに出逢い、元気をもらった。私にとって、年中行事の1つにする大切な場所なのだ。
その後は、西尾根を山頂に向かう。山頂の方向からは、いそいそとフクジュソウに逢いに来るシニア集団が下ってくる。
これはチャンス!とばかりに、3人はフリーペーパーの配布活動。どの人も快く受け取ってくださる。山頂でランチをしているグループもいくつかあり、持参した30部はすぐになくなった。
さすが、ポンポン山。フクジュソウを待ちわびている地元人がとても多い。
「ぐるっと西山大会」のチラシを中に挟み込んで持って行けば良かった・・・。
1ヶ月後、カタクリの小塩山には必ず!
山頂に30分もいると冷えてきたので、西尾根ルートで下山する。
◆その翌日、意外な展開が!
森の案内所でフリーペーパーを受け取ったという男性から、
「2022年度登山学校基本コース」に参加したいという申し込みが届きました。
るり渓 掃雲峰 天狗岩
UPDATE 2022-02-16
【日 程】 2022/02/13(日)
【参加者】 会員3名
【コース】 京都府立るり渓自然公園駐車場-奏雲峰(高度405m)ー天狗岩―掃雲峰(P723) ピストン
【記 者】 Ron Ron
現地に9時に集合して女子3人で、るり渓の奥、深山の東にある掃雲峰(天狗山)と天狗岩のハイキングに出掛ける。瑠璃渓谷沿いの車道から歩き始める。掃雲峰の登り口を示す看板があり、右手に入る。
舗装路を突き当たりまで進み登山道を進んで行くと倒木があった。通行止めの目印かと別の道を探すが踏跡が薄い。再度倒木のあった登山道を少し先まで進み確認してもらうと、踏跡もしっかりしていてテープもある、天狗岩までの案内もある。倒木なのか通行止めの為に置いてある木なのか、判断するのは難しい。少し先まで確認する事は、必要である。
それから、急登を登ると大岩が見えてきた。天狗岩である。垂直な木の梯子を登りへっぴり腰で大岩に上がると、息を吞む展望に怖くて真っ直ぐ立つ事が出来ない。山座同定する余裕もなく早々に降りようにも降りれない。足掛かりを誘導してもらいながら恐々降りる。「登らないのも選択のひとつ。恐いと思ったら登らなくてもよいよ。」と言われていたのに登って少し後悔。「あんたなんで登ったんや~。でも、ちゃんと降りて来られた。頑張ったじゃん」とは、先輩の弁。
意気消沈していると先輩二人は、「せっかく来たのだから掃雲峰まで行くよ~。」と、さっさと歩き始める。
しばらく緩やかな尾根を登ると掃雲峰。展望はなかった。
そのころから天気予報通り雪がちらつき始め、下山後のランチの楽しみもあって足取りも軽くなってくる。
るり渓温泉の近くのお店で、ランチを食べてお腹いっぱいになり帰路に就く。
帰るころには雪も本降りとなり、早く下山して良かったと安堵する。
次回は、下山後にるり渓温泉にゆっくりつかるのもよいかな♨…
霧氷と出逢えた地蔵山
UPDATE 2022-02-10
【日 程】 2022/02/06(日)
【参加者】 会員8名
【コース】 越畑バス停(9:10)~芦見峠(10:00~10:10)~地蔵山(12:03~12:30)~旧愛宕スキー場跡(13:08~13:40)~愛宕神社境内(14:00~14:10)~荒神峠(15:05)~保津峡駅(16:00)
【記 者】 dekopon
計画していた高見山の「霧氷」、前日の登山者から得た情報が「無氷」だったので、まだまだ雪を楽しめそうな地元の山「地蔵山~愛宕山縦走」に変更する。
八木駅から京阪京都バス神吉・原行きに乗車。登山口のある越畑バス停までは約35分の道のり。乗降客は、一般女性1名と、私たち8名だけだった。
神吉辺りから、田畑、屋根、道路にもうっすらと積雪がある。積雪量・凍結があれば、バスは越畑まで上がってはくれない。無事に到着でき、運転手さんに感謝する。
地形図・スマホを手に、実際の地形と地形図上に表された尾根、谷、等高線等を見比べながら、ゆっくりと芦見峠まで進む。地蔵山へは右に上がっていく。かつては越畑スキー場があったという緩やかな斜面。当時は地元の子ども達がスキーやソリ遊びで雪と戯れていたのだろうと思いを馳せる。
中腹を越えた辺りから上は、木々の枝に小さな「霧氷」や「エビのしっぽ」が見られた。
「これが見たかったんや~!」「綺麗なあ~」「可愛いなあ~」
小さくても、感激は大きい。さらに進むと積雪量はぐんと増え、雪を被った馬酔木の森が現われた。先輩達の山行報告には、行く手を阻む「馬酔木モンスター」と戯れながら匍匐前進でくぐり抜けたと書かれている。私たちはしっかりと踏み固められたトレース上を楽に登ってきたが、山頂手前にはまだまだ「馬酔木モンスター」が残っており、匍匐前進も楽しめて良かった。「雪が降ったらまず地蔵山」・・・新雪にトレースをつけたい先輩達に、地元人ならではの「地蔵山愛」を感じずにはいられない。
地蔵山で昼食、樒原ルートで登ってきたその先輩方と山頂で合流後、我々は旧愛宕スキー場へ向かう。トレースのない雪面をラッセル練習、スキー場跡斜面ではヒップソリ遊び、ワカン練習。愛宕山参道の下りは階段が埋もれ、路面はアイスバーン状態でアイゼンが欠かせないところも。荒神峠でアイゼンを外し、保津峡駅到着は午後4時。
今日は近場であっただけに、盛沢山な内容を楽しめた。残念なのは、府内の一等三角点最高峰でありながら、雪の中から三角点を掘り出せなかったこと。 つつじ尾根のコバノミツバツツジが満開の頃、またこのコースを歩こうと思う。
新春登山 愛宕山
UPDATE 2022-01-11
【日 程】 2022/01/03(月)
【参加者】 15名
【コース】 JR保津峡駅-つつじ尾根-愛宕山山頂(-竜ヶ岳分岐) (往復)
【記 者】 里山
9時20分、新年の挨拶を終えて登り始める。数日前に降ったこの冬2度目の雪が積もり、荒神峠の手前からチラホラと雪が見え始める。ここ数年の新春登山では、水尾の分かれより上で路面が少し凍結しているくらいだったので、久しぶりの雪の愛宕山にワクワクする。つつじ尾根から表参道に合流すると、大勢の登山者が踏み固めた路面は、ガッチリと凍り付いていて、周りの皆さんは軽アイゼンを履いて登っておられる。下りは特に気を付けなくてはと思いながら登った。
12時前には、メンバー全員が山頂の休憩舎に到着した。各自昼食を済ませてから、皆で記念撮影。その後、ここから下山するグループと分かれて、ワカンを持参した我々は[雪遊び隊]と化す。愛宕神社を東から巻いて歩き出すと、ここから先は訪れる登山者が少ないので、登山道のトレースは明確だが、雪はふかふか。竜ヶ岳の分岐から少し北に入ると、そこは新雪の明るく広い尾根。いやが上にもテンションが上がる。先ずは、つぼ足(何も装備していない)で、雪に膝まで沈む感触を確認してから、ワカンを着けた。ワカン初体験のメンバーのはしゃぎようは、まるで小学生のようだった。皆で持参したワカンは、色々なメーカー、ラチェット式のワカンまであり、さながら[ワカンのお試し会]となった。
名残惜しいが、14時前にチェーンスパイクを着けて下山開始。途中からは、解けた雪でドロドロになった斜面に注意が必要だったけれど、16時20分頃に保津峡駅へと戻ってきた。
今回は、雪山の楽しさを体験できる良い機会となった。でも、今日のように晴天で穏やかな雪山は珍しい。風が強い雪山では、たとえ吹雪いていなくても、アイゼンやワカンの脱着の為に歩行を止めた瞬間から急速に体温を奪われ始める事を心しておきたい。短時間で確実に脱着できる事が安全な雪山登山の第一歩だと自覚して、脱着の練習を地道に繰り返そうと思う。