やっと登らせてもらいました!蠑螺ヶ岳、西方ヶ岳

UPDATE 2025-04-24


【日 程】 2025/04/20(日)
【参加者】 9名
【コース】 常宮神社ー(タクシー)ー蠑螺ヶ岳登山口ー蠑螺ヶ岳(685m)ーカモシカ台ー西方ヶ岳(764m)ー常宮神社
【記 者】 S.N


週刊天気予報によると、例会当日は傘マーク😥この1、2年の間で計画するも、お天気に恵まれず断念したのは、他のメンバーを含めて2回。

雨降るな!降らないで!お願い〜っ!

と念じた1週間。願い通じ⁉️なんとか雨は免れた!

当初、蠑螺ヶ岳登山口までの移動に予定していたバスの時刻が、この4月より30分ほど早くなっていた。そのため、タクシーを予め予約、歩けば1時間半はかかるであろう登山口まで10分足らずで到着(ありがたや☺️)

蠑螺ヶ岳登山口7:40出発。途中、敦賀湾の景色、北陸のハワイと言われる水島(島の周りは綺麗な水色!)を楽しみながら、蠑螺ヶ岳山頂10:00頃到着。少し休憩&モグモグタイム。

次なるは西方ヶ岳。途中にあるカモシカ台に寄り道。大きな岩が3つあるビューポイントで、そこへたどり着くまでの道は、この日一番の急登だった💧おかげで、往復10分ほどの短時間で寄り道終了。

西方ヶ岳へ続く道沿いに、いろんな花々が現れ始める。イワウチワ、ショウジョウバカマ、イカリソウ、イワナシ、バイカオウレン、見上げればタムシバの白い花。花に関してはノーチェックだったので、思いがけないご褒美をもらったような気分!

さらに、西方ヶ岳に近づくにつれ、所々に残雪が!チェーンスパイクを履くほどではないが、700mあまりの標高でまだ雪が残っているとはビックリ😳

西方ヶ岳山頂へは11時30分着。三角点は少し離れた薮の中に。そして、また少し離れたところに大きな岩。そこからの景色も絶景かな〜!この日は曇ってはっきり見えなかったものの、遠く白山も見える、らしい。

ここでも少し休憩&モグモグタイム。そして12時前、常宮神社までの下山開始。単調な道になってきたが、新芽が芽吹き始めた木々の隙間から見える敦賀湾、所々に咲くコバノミツバツツジ、奥の院展望所からの景色に元気づけられながら、13時50分無事下山。全員無事下山のお礼にと、その足で神社にお参りし、帰路に着いた。

海、岩、花、雪。変化に富んだ蠑螺ヶ岳、西方ヶ岳。3度目の正直、ようやく登らせてもらえた。

これも、メンバーの日頃の行いのたまものである。感謝🙏

北陸のハワイ、水島
カモシカ台
残雪が…!
イワウチワ
ショウジョウバカマ
バイカオウレン
イワナシ
奥の院展望所

海を眺める絶景スポット💗天狗倉山&便石山へ

UPDATE 2025-04-14


【日 程】 2025/04/12(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 種まき権兵衛の里P(8:55)~馬越峠登り口(9:25)~馬越峠(10:25)~天狗倉山(10:53~13:40)~馬越峠(11:55)~便石山(14:03)~象の背(14:06)~便石山登山口(16:00)
【記 者】 dekopon


三重県尾鷲市と紀北町にまたがる天狗倉山(522m)と、便石山(599m)山頂付近にある「象の背」から、大パノラマの絶景を眺めるのが目的。

ルートは、世界遺産「熊野古道 伊勢路」馬越峠登山口から2座に登り、駐車場までの周回コース。

背の高い檜の木立に囲まれた石畳の古道歩きではあるが、湿った石畳には苔がはりついていて足を滑らせないようにと足の置き場に注意しながらゆっくりと歩を進める。
馬越峠までの石畳は美しいことで有名。この石畳は主に江戸時代に造られたそうだが、これだけしっかりとした石畳が造られたのは、この土地は雨が多く、大雨で道が傷むのを防ぐためだそう。
熊野古道伊勢路の中でも随一の美しさを誇るという信仰の道、全国からの旅人が利用した参詣道。
北山杉とは全く感じの違う檜の木立と石畳は、神秘的な趣を感じる道だった。

馬越峠から天狗倉山へは30分ほどだが、急登の連続。
巨岩の横を通り登り切ったところに、ほぼほぼ垂直に近い梯子が立てかけてある。
梯子を登った巨岩の上。そこが天狗倉山の山頂。

「うわあああ~、ぜっけ~い‼ ここにずっといた~い‼」

と思えるほど、見飽きない尾鷲湾と尾鷲の町。お天気に恵まれて最高の眺望‼

天狗倉山を後にして再び馬越峠に下る。
さて、次なる目標は便石山の「象の背」。
馬越峠には【人工林と自然林の中の登山道、「便石山遊歩道」】と記載された看板が。
確かに登山道の急坂は整備されている。
ちょっと気に入らない段差の高い階段で。またそれが延々と続く。
所々に、尾鷲トレイル 銚子川エリアトレッキング  の標識が見られる。
延々と続く階段の整備はどれだけ大変だっただろうか。
これは遊歩道? いやいや、なかなかの厳しいルート。

しかし、この辛さを乗り越えてこそ感動の絶景が味わえる。山ってそんなもの。
しんどいことを乗り越えた者にだけ与えられるご褒美があるんだから…と無になって登り続け、眺望のない便石山山頂に到着。
案内板に沿って「象の背」に進み、撮影の順番を待つ。
一人ずつ、スリルと眺望を味わいに先端に向かって「象の背」を進む。
岩は滑りにくかったが、眼下を見下ろすと足がすくんだ。

でも、あの場所に立てたこと、目の前に天狗倉山を眺め、はるか遠くの海を見渡し、やっぱりここに立たなきゃ味わえないご褒美だ。
しんどかった階段なんて忘れてやろう‼
下山もまたまた延々と続く階段トレーニングだ。
やっぱりうんざりした‼

仲間が足の辛い不調に悩まされるアクシデントもあったが、メンバーお互いの持てる力をフルに活かし、抜群の協力体制で無事回避、無事下山。
心に残る山行でした。

綾部市 三国岳でちょっとルートファインディング。

UPDATE 2025-04-01


【日 程】 2025/03/29(土)
【参加者】 7名
【コース】 綾部市老富町登山口🅿-東側の谷筋道-三国岳-胡麻峠-🅿

【記 者】 里山


登山口から右手の林道を歩き始める。林道の終点では、山積みの倒木と倒れた関電巡視路の看板。「さあ、山登りだ。」ところどころに道案内らしきテープはあるが、急斜面上の細いトラバース道の上にうず高く積もった枯葉で足元不明瞭。横に滑り落ちないように、ほんの数メートル先の目印テープまで、一歩ずつのルートファインディング。倒木、渡渉を乗り越えて…「うん。狙い通りの登り。この緊張感!」

標高420mあたりまで登り、正面の尾根を登り始めると巡視路用の立派な階段。これまでの荒れた道も巡視路なので、道を補修するそばから崩れてしまう場所なのだろう。胡麻峠側の道は、もう少し歩きやすいだろうから「こちらから登って正解だったね」と言っているうちに山頂到着。山頂からは舞鶴湾の眺望が良い。

下りでの胡麻峠から先。こちらも谷道なのである程度予想はしていたが道が荒れている。上りに引き続き、道を塞ぐ倒木と渡渉がたくさん現れる沢沿いの道。低山だが集中力を要する山だった。

下山後、車で、東隣にある老富ミツマタ群生地へ。まだ7分咲きとのことだったが、黄色のぼんぼりのような花が広い斜面を埋め尽くす様子に一同感動。現地で栃餅入りのぜんざいに舌鼓。やっぱり最後は食欲で〆なきゃね。

 

 

 

 

 

赤坂山🏔⇒大文字山へ

UPDATE 2025-02-27


【日 程】 2025/02/23(日)
【参加者】 会員9名
【コース】 JR山科駅-毘沙門堂門跡-安祥寺上寺跡の石柱-大文字山Dルート―大文字山山頂-大日山-七福思案処-日向大神宮-地下鉄 蹴上駅
(七福思案処から分かれてJR山科駅方面へ下山したグループもあり)
                                               

【記 者】 AKKOKKA


三連休の中日・・・今期また寒波到来で一週間前から天気予報にやきもき((+_+)
前日に行先を決めよう! ということでいくつか案も出し合った
が・・・ダンディーF氏が現地に問い合わせてくださり、あまりの雪の多さに除雪が追い付かず、車が道でスタック、
滑って、通れない様 雪が降り大変なので遠慮していただきたいと・・・
ありゃまぁ~ 残念ながら赤坂山は断念(´;ω;`)ウッ…
F氏が何度も足を運んでる(庭のような山)『大文字山』に決定

当日の朝 私の住んでる街は薄っすら雪化粧⛄
大文字山もさぞかし雪が積もってるわ と期待♡
電車で京都市内に地近づくにつれて 雪はなく お日様もでてる☀
山科駅に着き 着ていた防寒着を脱ぎ 出発!

大文字山は何度も登ったことはあるが山科駅から登るこのルートは初めて
ルートにもA・B・C・D・E・F・G・・・とあって 今日はDルート
山科駅~毘沙門堂門跡~安祥寺上寺跡の石柱から大文字山を目指して登る
薄っすらと雪はあるものの山道は雪もなく 歩きやすい
大文字四ツ辻手前から 体格のいい学生さん達と 大文字山から下山しているのとすれ違う
気持ちのいい挨拶に皆清々しい気持ちになる 聞くとアメフト部との事 タンクトップで歩いてる方もいた
山科駅から約2時間歩き山頂に到着
いつもながら大文字山山頂は多くの登山者
恒例の師匠のレクチャー
愛宕山・地蔵山・竜ヶ岳・遠くは生駒山・金剛山まで見えた
もちろんハルカスと梅田のビル群も (笑)

各々ランチタイム 🍙🍞 がやはり寒波で風は冷たい
身体も冷えてきたので 下山開始
さてどちらの方向へ・・・東山トレイル王道コースの蹴上方面へ下山開始
途中 新幹線🚄が通るのを見て大人がはしゃいだり・・・
ワイワイガヤガヤ 順調にトレイルコースを下山し、七福思案処へ到着
ここからはF氏率いる山科駅下山組と Y師匠率いる蹴上組に分かれる
Y師匠組は緩やかなな道をテクテク歩き 日向大神宮に到着
本日 無事に下山できた報告と山科組の無事を祈念して蹴上駅へ

インクラインの桜🌸もあとひと月も経てば軌道跡を彩るんだろうなぁ

御在所岳から富士山、白山、御嶽山、北アルプスも丸見えだ!

UPDATE 2025-02-20


【日 程】 2025/02/15(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 御在所ロープウェイ駐車場P - ロープウェイ 山上公園駅 - 御在所岳山頂 – 国見峠 - 裏道と藤内沢ルート - 藤内小屋 - 御在所ロープウェイ駐車場P

【記 者】 カリメロ


前置き】この山行は裏道を使っての下山として計画されました。が、参加者を募ってみると、半数以上が冬期登攀入門の練習を重ねているメンバー。「Y師匠も参加だし、そりゃ、藤内沢ルートで練習したいよね」というわけで、下山を2班に分ける計画に変えました。裏道の下山も楽しかったけれど、12本(10本)爪アイゼンは必要です。(Fより)

 

初の例会リーダー。あれこれとしているうちに、ルート変更から人数変更を会へ連絡することをすっかり忘れていた。行きの車中で会長に言われて、あーー!と声をだすが先輩方のフォローのおかげで、会へ連絡してくださっていた。ありがたや( ;∀;)

登山だけでなく、ファミリーで楽しめるちょっとしたスキー場も人気の御在所。

駐車場は朝早くから満車になる。8時過ぎにロープウェイ駐車場に到着すると、駐車場は満車に近いほどだった。車幅が狭い駐車場は、ベテランY師匠に駐車をお願いし、サクッと駐車していただき、靴を履き替え準備。早々に準備を終えた先輩方がロープウェイチケット売り場に並んでくださり、準備を終えた私たちはロープウェイ乗り場に並んだ。

9時前になるとロープウェイ乗り場はソリを手にしたちびっこやアックスを装備した登山者たちで賑わいだし、いよいよロープウェイで山頂へ。

 

雲一つない青空の広がる御在所をロープウェイで上がるとは、なんて楽な山行だ!と言いながら、上から降りてくるガスタンクに驚きながらも雄大な自然を堪能し、約15分の空中散歩を楽しんだ。

 

あっという間に山頂公園へ到着するとそこには、雲一つない青空と、北アルプスから御嶽山、乗鞍岳など、まるみえ!

こっち行ったら富士山見えるんちゃうかとY師匠。

富士山みえるぞ!と声が弾んで一斉に、どこどこ?!どれどれ?と富士山の位置を確認。

あそこのくぼんだ左に台形の山がそうや!ここから富士山見えたん2回目や、初めて見えた!とみんなで感極まる。興奮冷めやらぬなか、今度はY師匠の山解説。ピッケルを使って、あの独立峰のどっしりとしたのが御嶽山で、その横が乗鞍岳や。ちょっとひだりにいくと…という感じであれは?あの山は?と質問責めに。

最後には、南にむかってあれは大峰山系であの雪が少しかかってるとこが弥山・八経ヶ岳やなど、見える山々をすべて説明していただきY師匠の山解説に聞き入っていた。

見える山すべての解説をしていただいた後、山頂へいくか、どうするか、もう下山道へむかうか?となるが折角きたならば頂上へと女子6人で山頂へ。

15分かけて山頂へいくと喫茶店でコーヒータイム中のY師匠から電話が。山頂ついたか?見えてるでぇと笑 みんな慌てて喫茶店の方向をみてあの窓から見てんのかな?右はしか?いや左から2番目の窓やろ?と離れていても監視されていることに笑う。

待ってはるわ、はよいこかと記念写真を1枚とり、もと来た道を引き返しちょうど右に曲がると喫茶店へというところにY師匠現れる!またもやなんと完璧なタイミング!

 

ここからは裏道ルート班と藤内沢ルート班に分かれて下山。のちほどと言って藤内沢ルートメンバーは、ハーネス・アイゼンを装着。

中道登山道から鋸岩に向かって下降すると早々からなんと急下降なこと!

怖気づいてしまう急下降。ヒヤヒヤしながら前向きで降りるものの、足がすくんで仕方がない。後ろ向きに体制をかえ、先に降りた人がつけたステップを一歩ずつゆっくり、慎重に降りた。下降がこんなに苦手だとは気づいてなかったので、自分の課題が明確にわかった。

 

鋸岩ではアイスクライミングを楽しんでる山岳会の人たちで賑わっていた。第三ルンゼを下り第二ルンゼの奥又ノ壁をみるために藤内沢の左岸トラバース。

このトラバースも慎重に進む。無理かも、ここ無理かもとブツブツ一人怖気づく私。

先輩方はスタスタと進んでいき、えっちらおっちらと追いついた先には、奥又ノ壁にできた氷瀑。圧巻のスケールである。そんな氷瀑にもアイスクライマーが。

離れた場所からアドバイスをおくるガイドらしき人もいて、この時期だからこそ楽しめるアイスクライミングを楽しんでいた。

へっぴり腰の私は、ロープお願いしますとY師匠にロープをねだって、来たトラバースを引き返し藤内沢のルートに戻り、裏道登山道を下山している先輩方との合流地点、藤内沢入り口へと下山した。

今回、例会リーダーをさせていただき、下調べからルート確認など課題と学びの多い一日だった。次の例会リーダーをするときには、今回の段取りよりスムーズに、そして笑顔あふれる楽しい例会を次も企画したいと思います。

裏道班撮影。合流の瞬間。