血吸川・沢登り〜鬼ノ城山・城巡り

UPDATE 2025-06-18


【日 程】 2025/06/15(日)
【参加者】 5名
【コース】 奥坂休憩所〜血吸川・沢登り〜鬼ノ城北門〜西門〜東門〜奥坂休憩所
【記 者】 OT


初めての例会当番に、赤坂谷を企画したものの、週末西日本は荒れるとの予報☔

土曜日は九州・中国、日曜日は近畿で雨が降るとのことで、偏西風に逆行し西に逃げることに💨

 

血吸川とは、、、桃太郎伝説に登場する温羅(うら)という鬼を吉備津彦命が退治した際に、温羅の血が川に流れ込み、赤く染まったという伝説に由来するとのこと。

前日は思ったほど雨がふらず、水位も上がらず。駐車場に車を停めて沢靴に履き替え9時頃出発。

今年初の沢に心躍らせながら入渓。

川幅はそんなに広くなく、木がかぶさって先頭を行く私は蜘蛛の巣地獄💦

大した傾斜ではないのに、岩が少し滑りやすいなか、蜘蛛の巣退治の木の棒片手に水中の足元をしっかり見ながら進む。

短い沢なのでゆっくり歩いてゆっくり休憩しながら楽しんでいたが、あっという間に後半に。意外としっかりした滝のような傾斜も出てきて、前半生ぬるかった水も冷たくなってきて気持ちよくなったところで終了。

上流には田んぼがあり、この泥が岩について滑りやすかったのかと納得。

 

川から出た後は、沢靴のまま鬼ノ城山の門を北から東へとぐるり。大和朝廷時代に築かれた古代山城、たかだか300-400mほどの丘のようなものだが、地形の利を活かして作られており、外から攻め入ろうものならどこからきているか丸見え状態。なかなかの城壁でした。

 

中国地方のこと自体全く知らず、調べても出てくるのは扇ノ山・氷ノ山の沢ばかり、選択肢が広がるいい機会になりました。

これから夏真っ只中、暑さに順応しながら今度こそ赤坂谷も行きたいな〜

清掃登山 明智越

UPDATE 2025-06-02


【日 程】 2025/06/01(日)
【参加者】 会員15名+会員外2名
【コース】 保津町登山口-明智越-高瀬山-保津川沿いの林道出合い


【記 者】 里山


6月第一日曜日に、毎年行われる清掃登山。今年は明智越へ。

霧雨けぶる・・・と言えば聞こえがよいだろうか、外に居続ければ結構濡れる雨の中、9:30保津橋北詰の公園を出発した。あと数十ⅿで登山口というカーブに差し掛かった時、前方からただならぬエンジン音。一行の先頭部分に無人の田植え機が突っ込んできた! 幸い上手に避けたので怪我人が出なかったが、このアクシデントで気分が悪くなった参加者一名がY師匠に付き添ってもらって帰ることになり、残りの15名で清掃登山開始。

明智越は、最初しばらくが濡れると滑りやすいところ。「今日はここを下るのでなくて良かったなぁ」と思いつつ、ゴミを探しながらゆっくりと進む。前述のアクシデントで時間を食ったこともあり、昼食場所には予定より30分遅れの11:30に到着。このころには雨も止み、協賛してくれた企業からの差し入れのジュースで昼食タイム。 ここで、お別れしていたY師匠から電話が入る。本日の解散予定地まで愛車の軽トラで来て、コースを逆向きに歩いて迎えに来てくれるそう。休憩を終えて歩き出し、ほどなく再会。

コースにした高瀬山へは明智越の途中から分かれて南下する。自治体推奨の明智越ルートは北東に直進だが、南下するルートは、里山あるあるで何度も道の分岐にぶつかり正しい道を選ぶのが難しい。その都度、Y師匠の解説とともに道確認。13:00過ぎに解散予定地に着いた。

拾ったゴミをまとめたらゴミ袋1つ分。みんなに配ったゴミ袋がゴミの大半という感じ。「登山者のマナーが良いのだ」と喜んだのも束の間、林道わきに廃棄物がたくさん。まとめたゴミ袋をもう一度開けてゴミを拾い集めた結果、7袋分のゴミとなった。これらのゴミは、京都市が準備してくれた「特別製のボランティア用ゴミ袋」に入れてあるので、指定された保津峡駅前の回収場所へ持っていけば無料回収してもらえるとのこと。Y師匠の軽トラで運んでもらう。ありがたや、ありがたや。

かくて解散。京都方面の参加者は保津峡駅へ。亀岡方面は川沿いの林道を歩いて帰る。斜面の崩落で車は通れないが歩くなら通行可。トロッコ列車や保津川下りの舟に向かって明るく手を振りながら歩き、15:00前に朝の出発場所へ戻った。

 

 

 

 

下山直後のゴミ袋
林道わきのゴミ
あの先が亀岡だ!

銀杏峰 やっぱり雨か・・・

UPDATE 2025-05-27


【日 程】 2025/05/24(土)
【参加者】 会員6名
【コース】 前山新道登山口ー前山ー銀杏峰ー極楽平ーブナの木ー前山新道登山口
【記 者】 カリメロ


土曜日に雨が続く週末、雨雲レーダーと睨めっこしつつ、午前中は降らないで~と、祈りながら京都を4時半過ぎに出発。

高速は天候が悪い為かトラックが走行しているくらいで、スイスイと3時間ほどで登山口に着いた。

 

天候を考慮し、秘密の新道から行く方がよいんちゃうか?と、Y師匠の提案で予定の登山開始位置をワープして新道まで車で上がり、

「さぁ!行く準備をしようか!」と、言うタイミングで雨雲レーダーのアナウンス。「あと50分で雨が降ります!」

えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!と一同愕然とするも素早く準備を整え、いざ出発。

急登なところにはトラロープが随所あり、また登山道を示すテープもあるが、急登続きである。

急登の癒しはウグイスのさえずりとカタクリやタムシバなどの花々たち。「この花かわいいなぁ!」と言うと、T先輩が「これはカタクリやわ~」と、すかさず教えてくれた。

花の名前は全然覚えられないが、見る花すべて教えてくださった。

 

前山に到着するとまだ雨は降っていなかったが、白山も荒島岳の山頂付近も雲がかかっていて絶景を堪能することができず残念だった。

(また晴れた日にこよう♪)

風も強くなり銀杏峰へと足を速めたが、ちょうど50分経つ頃に雨が降り始め、すかさずレインウェアーを着用し銀杏峰へと急いだ。

銀杏峰山頂付近はガスで真っ白。そんな中、唐突にも雪渓が…ガスで周囲が見えない雪渓に吸い寄せられるように進むリーダーの私。

Y師匠が後ろから、「ルート違うんちゃうか!」と叫ばれたのでマップで確認すると大幅にずれている…。

「あぁ!この雪渓の斜面おりるのか…しまったぁ!」と、先頭3人そろりそろりと斜面を降りて戻ると、他の2人とY師匠は、違うなぁと気づき正規ルートを確認してくれていた。

道迷い、こういう風におこってしまうんだなと実感。

戻るとY師匠が待っていてくれて、先に3人は銀杏峰へと歩いているとのことで進むが、3名の姿全く見えず…。少し遅れて銀杏峰に到着。

「ガスの中では、常にルート確認をせなあかんぞ!分岐の所は、特にしっかり確認せんと。先頭の後ろ歩いていて、おかしいなと思ったら声かけなあかん。」 「先に行けと言うたけど、後が見える範囲で先頭を歩かなあかんやないか、パーティーが分散してしまったら、何んかあったときにお互いの位置が全然わからへんようになるから。」「見える範囲で先頭歩くようにせなあかんぞ!」とY師匠にご指導を受ける。

ガスで何も景色見えず、早々に極楽平からブナの木のルートを下山するも急下降が続く。急下降な上に雨で滑る滑る。ヒヤッとしていると滑って尻もちついてしまい、さらに気を引き締めて慎重に下る。

ここでもY師匠から「事故の97%は下りに起きている。急がなくていいからゆっくり下れよぉ~」と助言。

ゆっくりと慎重に急下降を下りながら、綺麗な花々を写真におさめつつ、無事に林道へと戻った。

こんな天候の日だと他の登山者に遭遇することもなく、水の滴るいい男女は、健康保養施設「あっ宝んど」でさらにいい男女になって京都へ帰りました。

今回は、ルートを2度間違えたりして、地図での現在地確認等の重要性を痛感しました。リーダーとして色々反省と学びも多く、今後の山行で活かして知識と経験を積んでいきたい。

生駒山・絶景と古社寺とツツジロール

UPDATE 2025-05-19


【日 程】 2025/05/11(日)
【参加者】 会員7名
【コース】 瓢箪山駅ーなるかわ園地「ツツジロール」-神感寺ーぼくらの広場ー大原山ー暗峠-生駒山-宝山寺-生駒駅
【記 者】 atsuko.y


生駒山と言えば奈良方面の登山の時、「あれが生駒山ですね」と存在感のある山。そして遊園地、ケーブル、ドライブウェイ、夜景と言ったワードが出てくるが、おっとどっこい!何と奈良時代からの奥深い歴史と謎めくパワースポットが沢山ある。はたまたいくつものハイキングコースが整備されている興味深い山。

何といっても、ツツジのベストシーズン。朝のうちに満開のツツジロールを満喫したいのでこのルートを選ぶ。

近鉄電車もアクセスよく京都駅から全員が座れ、1時間15分で瓢箪山駅に到着し、予定通りスタートする。商店街と住宅街を通り抜けて客坊谷ハイキングコースの指標にたどり着く。そこで登山学校のK先生から地図読みの質問。 縮尺・距離・時間は?今の標高は?コンパスを使って、何度の道?どれも自信をもって答えられず、えらいこっちゃ(汗)今更ながら地図読みの大切さを実感する。習得いたします!ご指導に感謝しかない。

客坊谷ハイキングコースは中々の急登と階段。1時間半頑張ったその先には、様々なピンクや赤白の圧巻のひらどつつじの楽園。皆でスマホ片手に「うわあー凄い」と叫び声。ツツジロールとは上手く名付けられたものでピンクのロールケーキを連想させる。次に4体の龍の石像がある神感寺。そして「僕らの広場」では大阪の街はもちろん、淡路島や六甲山まで見渡せる絶景ポイントに感動。暗峠では大阪府東大阪市と奈良県生駒市の境目の指標をパチリ。1時間黙々と歩き生駒山の山頂へ。遊園地の汽車ポッポの敷地内にある三角点を確認してランチ後下山開始。日本最古のケーブルカーに心惹かれたが次回の楽しみとした。現世のあらゆる願いを叶えるという宝山寺へお参りし参道を下って生駒駅に到着し近鉄電車にて帰路に就く。5時間40分 10.0㎞ 予定通り実施でき皆さまのご協力に感謝。何か所もの絶景にも励まされる山で、好きになる。なので 次回は違ったコースで登ってみたいと思う。

 

 

早春の高島トレイル・三国山

UPDATE 2025-05-02


【日 程】 2025/04/29(火)
【参加者】 会員9名
【コース】 黒河林道Pー480mピーク付近ー明王ノ禿ー三国山ー黒河峠ー林道P
【記 者】 norokame


2年前の6月に登ったコースに、今回は早春の花々を愛でに向かう。

新緑のメタセコイヤ並木を過ぎて、白谷集落から黒河峠への林道途中に駐車する。地図で現在地を確認し林の中へ突入。前回より早い目に尾根に上がることにして、急な斜面を喘ぎ登ると、かすかな踏み跡が見え隠れする(シメシメな気分)

まずは、480m付近のピークまで先頭を交代しながら地図とコース上の踏み跡らしき所を選び、木々をつかみイバラをよけてピークに立つ。北側の展望が少しあるだけの特徴のないピークで、地図読みコースの約3分の1って所かな・・

さて、ここからは次に目指す尾根の斜面を目前にしていったんコルへ下るが、その下る道をどう探すのか、レクチャーを受ける。木々の間から地形を見るが、なかなか難しい!それでもやっぱり基本の、尾根上を下るのが一番歩きやすそうだ。そしてコルへ降り立つ(ホッ!)

ほとんど踏み跡もないような急登を、またまた木々をつかみながらグイグイと登ると、ブナ林の優しい新緑やイワウチワの花々が迎えてくれている✿❀✿

漸く傾斜が緩み、高島トレイルへと飛び出した。遙か上部に明王の禿が見えて、(前回は登れなかったが)今日は手招きをしているみたいだ(*^o^*)

急な階段を上り、寒さに震えそうになりながら、奇岩や展望を楽しんでから三国山へと元の道を戻り、トレイルを進む。季節が逆戻りして、木々は芽吹いたばかり、残雪もあったり、カタクリもまだ堅いつぼみで、湖北の山々はこれから春が訪れ、初夏にかけてたくさんの花々が咲き競うようだ❀✿❀

三国山山頂は貸し切り状態でのんびりしたかったが、寒いので早々に下山。黒河峠まで下ってやっと落ち着いて昼食タイムをとり、林道を充実感に浸りながら小1時間歩いて、今日も無事に山行を終えることが出来た。