逆登山 蘇洞門🌊

UPDATE 2025-07-21


【日 程】 2025/07/13(日)
【参加者】 会員6名
【コース】 エンゼルライン駐車場(586m)ー久須夜ヶ岳(618m)ーエンゼルライン駐車場ー蘇洞門入口ー泊乗越(464m)ー蘇洞門 大門小門(0m)ー泊乗越ー蘇洞門入口ーエンゼルライン駐車場
【記 者】 takenoko


蘇洞門(そとも)・・・小浜湾の東側に位置する内外海(うちとみ)半島北側の海岸にある海蝕洞(波の浸食によって海岸の崖にできた洞窟のこと)で、花崗岩が日本海の波の作用で削られてできたもの。豪壮な景観は、若狭湾国定公園を代表する景勝地となっており、昭和9年に国の名勝に指定されています。

 

 梅雨明けが異常に早く、天候の心配をすることがなかった。5:00 園部を出発し、小浜へ向かう。天気は良さそう。ドライブウェイ「エンゼルライン」で鉄塔4基がある山頂近くの駐車場まで上る。

 7:00過ぎに駐車場を出発し、若狭湾を眺めて、10分で一等三角点のある久須夜ヶ岳へ到着。今回の山行では、「山」はおまけ。これから下山から始まる「逆登山」で、海抜0メートルの「海」を目指す。蘇洞門入口から、登山道を下る。広葉樹の中を心地いい風が吹き、今日はここに来れて良かったと思う。

 泊乗越を過ぎると、風が止み、暑さを感じ始める。道幅が狭くなり、ガレ場の部分も出てきて慎重に歩く。下のほうから何かの大きな音が聞こえてきて、後にセミの大合唱だと判明する。Sさんが1.5㎝程のセミの抜け殻を見つけ、その小ささに驚く。標高310m付近からロープの張られた急斜面が3ヶ所出てくる。時々後ろを振り返っては、ここを登り返すのかぁ、と不安になる。

 木々の合間から青い海が見え始め、コンクリートの階段が現れる。降りていき、生い茂っているカラムシという葉っぱをかき分けて進むと、海が広がり双耳峰の青葉山が見える。上から見ても海底がわかるぐらい水がキレイで、青(緑)の濃淡が美しい。(2年前に登った青葉山は、東側からしか眺めたことがなく、若狭富士らしい形だった。東北東のここから見ると、東峰と西峰がわかる。)

 階段を下り、何度も写真で見た光景を目の前にする。9:00 蘇洞門到着。遊覧船用の小さな船着き場があり、後ろには吹雪の滝と大小2体の不動明王像、前には大門小門。自然の造形美に圧倒される。いいお天気でキラキラした綺麗な海、大門越しに青葉山を確認できる。クライミング好きの2人は、蘇洞門の岩壁を見て、どう登ろうか考えている。岩の上をたどって、小門へ回りこんできてから、少し休憩。

 休憩場所に日が差してきたので急いで出発、9:30 登山開始。階段の段差が大きく、これからの登りが思いやられるが、2時間程のコースタイム。どこの低山でもこの暑さ、木陰の中を歩けることに感謝しながら、ゆっくり登っていく。

 日曜日で登山者が多いとすれ違う時に困るなぁと心配していたが、今日出会ったのは10名程で、静かな山行。猛暑・急斜面・クマ・マダニ・海の虫など色んな心配事はあったが、11:35 無事に駐車場へ到着。真夏の逆登山 お疲れさまでした。

 エンゼルラインを下り、御食国若狭おばま食文化館で入浴・昼食を済ませ、京都へ。

 今回見えた青葉山など、また海の見える山に出掛けたくなる例会になった。

10分で久須夜ヶ岳山頂。一等三角点。今回は、おまけの山。
ロープの張られた急斜面が3ヶ所。
階段を降りていくと広がるキレイな海。双耳峰の青葉山も。
まもなく海抜0メートル。
大門から青葉山。
岩の上をたどって小門まで。
小門から。
近寄れない滝の横に花。コオニユリ? ミソハギ?

ニッコウキスゲの赤兎山

UPDATE 2025-07-08


【日 程】 2025/07/05(土)
【参加者】 会員4名
【コース】 赤兎山登山口ー小原峠ー赤兎山ー避難小屋ー赤兎山ー小原峠ー赤兎山登山口
【記 者】 あーちゃん


 初めてのリーダー例会(⋈◍>◡<◍)。✧♡

名前から可愛い、赤兎山🐇⛰

ニッコウキスゲの赤兎山🐰⛰

ずっと行ってみたかった赤兎山🐇⛰

お天気はずっと晴れでしたが、午後から日本海側は雨模様。

コース:大長山には行かずに避難小屋までのピストン

ブナやカエデのグリーンシャワーがキラキラして綺麗で、山頂では白山がドーンと最高の絶景❣

看板には別山?白山?どっちなの

その先の避難小屋までのニッコウキスゲの稜線歩きはウキウキ気分

避難小屋で早めの昼食を済ませて予定より早めに下山しました。

下山後は、温泉♨水芭蕉で汗を流しサッパリ、続いて道の駅(越前大野荒島の里)で、

広大なモンベルとカフェで、楽しみました。

充実した1日でした。

Hさん長距離運転とたくさんのフォローありがとうございました。

みなさん、お疲れ様でした。

 

 

立派だな白山。別山より。

UPDATE 2025-07-01


【日 程】 2025/06/29(日)
【参加者】 別山組5名 小屋組4名
【コース】 市ノ瀬ビジターセンター→猿壁登山口→別山.市ノ瀬道→チブリ尾根→御舎利山→別山ピストン
【記 者】 スエ子


行きたいとこに行く!

今日は2班での山行。

am5:00  出発すでに別行動。

行く前からびびらされてた「ホンマにつかへんで」

とゆう登りNさんが良いペースを作ってくださりコツコツ行く。

天気快晴ラッキー!小屋前から花がちらほら

「Kさ〜んなんの花?」よく知ったはります。

興味はあるんです。お花大好き。でも覚えられないです。

am8:20  チブリ小屋到着(20分休憩)

こっから大迫力ゼブラ白山ずっと見てられる。

素晴らしい綺麗!まだ行ってない白山に「テント行こうや〜!」と次から次へと計画が止まらない。

つづら折れの登り……あぁ疲れが…

御舎利山もうちょっと-…登らな……って感じ…

am10:20 御舎利山  ついたー!

別山まで後少し!やけどこの景色楽しもう!

立山、北ア、乗鞍、御嶽山全部見えるやないのー!

彩雲まで!ひゃ〜なんちゅう贅沢!

Oさんおにぎりデカイね〜。休憩〜!

am11:00 別山 登頂 やった〜!

さあこっからは下るのみ。

歩きやすいと思った道が足も疲れ、ゴロゴロする石に滑ったりふらついたりこんな、長い道のりやったか??と思うほど足疲れました。

pm3:30 ビジターセンターでみんなと合流。

待っててくださりありがとうございます。

皆が1つの山でも違う目的で楽しめて良かったです。お疲れ様でした!

Sさんは次の日もダイトレ!絶好調!

 

別記】小屋組は、体力不足を自認するグループが、チブリ尾根避難小屋までのピストン計画を立てただけのこと。山頂組が下山するまでに戻ればいいので、いつも以上にゆっくりペース、余裕の登山です。小屋手前の南斜面は、一面のニッコウキスゲ。ササユリはまだ硬いつぼみで開花まであと4,5日か。気持ちの良い避難小屋で1時間以上のティータイムの後、小屋の横で双眼鏡を覗いていたY師匠が御舎利山へ到達しつつある仲間の姿を発見。これもまた一興。「あっちが下山するのは、だいぶん先だな。まぁいいかっ!」と小屋をあとにしたのでした。(by里山)

 

血吸川・沢登り〜鬼ノ城山・城巡り

UPDATE 2025-06-18


【日 程】 2025/06/15(日)
【参加者】 5名
【コース】 奥坂休憩所〜血吸川・沢登り〜鬼ノ城北門〜西門〜東門〜奥坂休憩所
【記 者】 OT


初めての例会当番に、赤坂谷を企画したものの、週末西日本は荒れるとの予報☔

土曜日は九州・中国、日曜日は近畿で雨が降るとのことで、偏西風に逆行し西に逃げることに💨

 

血吸川とは、、、桃太郎伝説に登場する温羅(うら)という鬼を吉備津彦命が退治した際に、温羅の血が川に流れ込み、赤く染まったという伝説に由来するとのこと。

前日は思ったほど雨がふらず、水位も上がらず。駐車場に車を停めて沢靴に履き替え9時頃出発。

今年初の沢に心躍らせながら入渓。

川幅はそんなに広くなく、木がかぶさって先頭を行く私は蜘蛛の巣地獄💦

大した傾斜ではないのに、岩が少し滑りやすいなか、蜘蛛の巣退治の木の棒片手に水中の足元をしっかり見ながら進む。

短い沢なのでゆっくり歩いてゆっくり休憩しながら楽しんでいたが、あっという間に後半に。意外としっかりした滝のような傾斜も出てきて、前半生ぬるかった水も冷たくなってきて気持ちよくなったところで終了。

上流には田んぼがあり、この泥が岩について滑りやすかったのかと納得。

 

川から出た後は、沢靴のまま鬼ノ城山の門を北から東へとぐるり。大和朝廷時代に築かれた古代山城、たかだか300-400mほどの丘のようなものだが、地形の利を活かして作られており、外から攻め入ろうものならどこからきているか丸見え状態。なかなかの城壁でした。

 

中国地方のこと自体全く知らず、調べても出てくるのは扇ノ山・氷ノ山の沢ばかり、選択肢が広がるいい機会になりました。

これから夏真っ只中、暑さに順応しながら今度こそ赤坂谷も行きたいな〜

清掃登山 明智越

UPDATE 2025-06-02


【日 程】 2025/06/01(日)
【参加者】 会員15名+会員外2名
【コース】 保津町登山口-明智越-高瀬山-保津川沿いの林道出合い


【記 者】 里山


6月第一日曜日に、毎年行われる清掃登山。今年は明智越へ。

霧雨けぶる・・・と言えば聞こえがよいだろうか、外に居続ければ結構濡れる雨の中、9:30保津橋北詰の公園を出発した。あと数十ⅿで登山口というカーブに差し掛かった時、前方からただならぬエンジン音。一行の先頭部分に無人の田植え機が突っ込んできた! 幸い上手に避けたので怪我人が出なかったが、このアクシデントで気分が悪くなった参加者一名がY師匠に付き添ってもらって帰ることになり、残りの15名で清掃登山開始。

明智越は、最初しばらくが濡れると滑りやすいところ。「今日はここを下るのでなくて良かったなぁ」と思いつつ、ゴミを探しながらゆっくりと進む。前述のアクシデントで時間を食ったこともあり、昼食場所には予定より30分遅れの11:30に到着。このころには雨も止み、協賛してくれた企業からの差し入れのジュースで昼食タイム。 ここで、お別れしていたY師匠から電話が入る。本日の解散予定地まで愛車の軽トラで来て、コースを逆向きに歩いて迎えに来てくれるそう。休憩を終えて歩き出し、ほどなく再会。

コースにした高瀬山へは明智越の途中から分かれて南下する。自治体推奨の明智越ルートは北東に直進だが、南下するルートは、里山あるあるで何度も道の分岐にぶつかり正しい道を選ぶのが難しい。その都度、Y師匠の解説とともに道確認。13:00過ぎに解散予定地に着いた。

拾ったゴミをまとめたらゴミ袋1つ分。みんなに配ったゴミ袋がゴミの大半という感じ。「登山者のマナーが良いのだ」と喜んだのも束の間、林道わきに廃棄物がたくさん。まとめたゴミ袋をもう一度開けてゴミを拾い集めた結果、7袋分のゴミとなった。これらのゴミは、京都市が準備してくれた「特別製のボランティア用ゴミ袋」に入れてあるので、指定された保津峡駅前の回収場所へ持っていけば無料回収してもらえるとのこと。Y師匠の軽トラで運んでもらう。ありがたや、ありがたや。

かくて解散。京都方面の参加者は保津峡駅へ。亀岡方面は川沿いの林道を歩いて帰る。斜面の崩落で車は通れないが歩くなら通行可。トロッコ列車や保津川下りの舟に向かって明るく手を振りながら歩き、15:00前に朝の出発場所へ戻った。

 

 

 

 

下山直後のゴミ袋
林道わきのゴミ
あの先が亀岡だ!