【日 程】 2022/12/01(木)
【コース】 筱見(ささみ)四十八滝🅿-四十八滝-△570-八ヶ尾山-八ヶ尾山登山口-弁天池-🅿
【記 者】 里山
以前から気になっていた「八ヶ尾山」に先輩2人に同行してもらい向かう。多紀連山の東端にある山だ。
筱目(ささめ)四十八滝🅿から出発。整備された登山道と言っても、登りながら順番に現れる滝を臨む道なので濡れた岩場もあり、鎖があるとはいえ登山靴を履いていない人にはお勧めできない。
最上部の「一番滝」の脇から鎖がつけてある岩をひとつ登り右手の登山道に進むと、緩やかな谷が広がり、落ち葉の絨毯。「まるで上高地!」との声があがった。道案内のテープはあるが、本来、尾根でも谷でもなだらかなところの方が道迷いしやすいものなので、葉っぱのある時には要注意かも。
稜線にのって、△579へ向かう。今日は「サルガイチ山」へは行かないので、尾根選びに注意。この先は、細尾根だし、目前に「八ヶ尾山」が見えるしで道迷いは心配ないものの、岩場あり。やがて、小さな祠がある、まあるい山頂に到着。柔らかい苔と360°の展望を楽しみながら昼ご飯。
下山は、南に延びた尾根を八ヶ尾山登山口へ。道は明瞭で、かなりの急斜面を降りるので、「下山が早くって良いわー」なんて調子に乗っていたら、実は、本日のメインはここからだったように思う。弁天池の南を巻いて入った谷が難敵だった。進むべき谷を間違わなければ良いだけなのだが、倒木は多いし足元は濡れて滑りやすい。道しるべのテープに地元の人々の道整備の努力を感じつつ、最後は自分のルートファインディングの力勝負かと思う。反省すべきは、登山口到着時に「おわり」と安心した事。きちんと地図を先読みすれば、この難所に気が付いていたはず。甘かった。
短い距離なのに、内容豊富で、とても綺麗な山です。「我が会の皆さんの力試しに、とても良い山を見つけた!」と悦にいった山行でした。