皆子山 平日山行の会その他山行

UPDATE 2025-04-19


【日 程】 2025/04/16(水)
【参加者】 会員4名
【コース】 前坂峠を出発。皆子山の山頂から西北西に伸びる尾根に向かって進み皆子山へ。帰りピストン。
【記 者】 S.S


 今回の目標はテン泊トレーニングと読図の勉強です。

 市内の渋滞を避けるため、早朝5時に出発、7時に前坂峠に到着。登り始めようとするが道がなく、強引に尾根まで登り、スマホで確認しょうとすると、すかさず、Y師匠が「大きい地図でないとわからない」と花背の地形図を貸してくださる。(山の斜面をよく見れば薄い踏跡がたくさん。踏跡がなくても登りやすい場所が見えてきます。それが「道」。)

進むにつれて、いろんな方向に尾根がのびていて、分岐分岐で止まって、スマホで自分の位置をカンニングして、地図を見るが、何度も間違えてしまう。Y師匠から

・地図は高い所で見る(途中の小ピークに着いたら、そこから派生する尾根すべてが確認できる位置まで上りましょう。)

・登っているので、先を見て、高い方へ行く 
・谷の方向を見て、進む方向を確認する
(今回は、「地図読み」を超えて、現場で「実物の地形をどう読むか」を練習しました。言葉で説明するのはとても無理。「地図読み」も体感してわかることが多いです。)

いろいろと教えてもらう。

日頃、いかに自分がスマホアプリに頼りきっていたか実感し、スマホが使えない場合を考えるとゾッとする。紙地図とコンパスでも登れるように練習したい。

 やっと山頂に着き、ここからテントの設営練習

Y師匠と私がテント、Fさんがツェルトを張って、構造やたたみ方を教えてもらう。これでテン泊の予行演習は完璧です。お湯を沸かして、下山後の予定を相談しつつ、コーヒータイムでゆっくり過ごす。

 さて、下山、ピストンなので、登ってきた道を降りていけばいいのだが、それが全くわからない。分岐分岐で確認して、間違って、戻って、また確認するの繰り返しです。本当にいい勉強になりました。

 下山後、古知谷の阿弥陀寺で、サンカヨウ(晴れていたので「ガラスの花びら」ではなかったけれど)、シャクナゲなどの花々を鑑賞し、サイゼリヤでお腹を満たして、帰りました。

 本当に盛りだくさんで、充実した一日が過ごせました。それもこれも早朝出発の賜物です。やはり登山の基本は早出ですね。

(Fが、文中に付け足しました)

古知谷 阿弥陀寺にて

野伏ヶ岳からの絶景その他山行

UPDATE 2025-04-15


【日 程】 2025/04/12(土)
【参加者】 会員4名
【コース】 白山中居神社前ー野伏ヶ岳ー白山中居神社前
【記 者】 Koume.S


北アルプステント泊を予定していたこの週末。

残念ながら、日曜日の悪天候予報。へっぴりごしさん提案の野伏ヶ岳日帰り山行に変更。

土曜日は、朝から雲一つない青空が広がり、予想以上に絶好の登山日和。

野伏ヶ岳は、一般登山道がなく、藪が多いため残雪期に登られる山との事。

白山中居神社横の駐車場を7時スタート。長い林道からの杉林の中を何度もルート確認しながら進む。

樹林帯を歩き、野伏平周辺は、ゆるやかで広くテントも張れるそうな気持ちのいい場所。そこからダイレクト尾根に登り、傾斜もきつくなる。前方には、野伏ヶ岳が見え、後ろを振り向くと遠くに中央アルプスや乗鞍岳、御嶽山が見える。所々クラックしている斜面、深いツリーフォールを見ると雪の深い山だと実感。

山頂に着くと展望は、360度のパノラマで、白山がすぐそばに見え、北アルプスの山々までもがくっきり見える最高の景色。静かで、誰もいない山頂で、雪山の絶景を堪能。

いつもながら下山は、温泉に入りたい足早の師匠。とにかく早い。雪もゆるんでいるので、ズボズボと踏み抜きに足を取られながら、登ってきた道をルート確認しながら下る。

白鳥のかみほの湯で、汗を流して、帰路へ。

今回は、予定変更になったが、予想以上に素晴らしい雪山の絶景と青空が見れた。次回リベンジする楽しみや課題も増えた。もう少し残雪期を楽しもう。

長い林道からの杉林。
ダイレクト尾根で休憩。振り返ると遠くに南アルプスや乗鞍岳。
所々にクラックが。気をつけないと。
白山をバックに。
白山ドーンと見える。すごいきれい。
北アルプス、乗鞍岳、御嶽山までくっきりと。
北アルプスをバックに。
下山も絶景を楽しめた。

海を眺める絶景スポット💗天狗倉山&便石山へ例会山行

UPDATE 2025-04-14


【日 程】 2025/04/12(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 種まき権兵衛の里P(8:55)~馬越峠登り口(9:25)~馬越峠(10:25)~天狗倉山(10:53~13:40)~馬越峠(11:55)~便石山(14:03)~象の背(14:06)~便石山登山口(16:00)
【記 者】 dekopon


三重県尾鷲市と紀北町にまたがる天狗倉山(522m)と、便石山(599m)山頂付近にある「象の背」から、大パノラマの絶景を眺めるのが目的。

ルートは、世界遺産「熊野古道 伊勢路」馬越峠登山口から2座に登り、駐車場までの周回コース。

背の高い檜の木立に囲まれた石畳の古道歩きではあるが、湿った石畳には苔がはりついていて足を滑らせないようにと足の置き場に注意しながらゆっくりと歩を進める。
馬越峠までの石畳は美しいことで有名。この石畳は主に江戸時代に造られたそうだが、これだけしっかりとした石畳が造られたのは、この土地は雨が多く、大雨で道が傷むのを防ぐためだそう。
熊野古道伊勢路の中でも随一の美しさを誇るという信仰の道、全国からの旅人が利用した参詣道。
北山杉とは全く感じの違う檜の木立と石畳は、神秘的な趣を感じる道だった。

馬越峠から天狗倉山へは30分ほどだが、急登の連続。
巨岩の横を通り登り切ったところに、ほぼほぼ垂直に近い梯子が立てかけてある。
梯子を登った巨岩の上。そこが天狗倉山の山頂。

「うわあああ~、ぜっけ~い‼ ここにずっといた~い‼」

と思えるほど、見飽きない尾鷲湾と尾鷲の町。お天気に恵まれて最高の眺望‼

天狗倉山を後にして再び馬越峠に下る。
さて、次なる目標は便石山の「象の背」。
馬越峠には【人工林と自然林の中の登山道、「便石山遊歩道」】と記載された看板が。
確かに登山道の急坂は整備されている。
ちょっと気に入らない段差の高い階段で。またそれが延々と続く。
所々に、尾鷲トレイル 銚子川エリアトレッキング  の標識が見られる。
延々と続く階段の整備はどれだけ大変だっただろうか。
これは遊歩道? いやいや、なかなかの厳しいルート。

しかし、この辛さを乗り越えてこそ感動の絶景が味わえる。山ってそんなもの。
しんどいことを乗り越えた者にだけ与えられるご褒美があるんだから…と無になって登り続け、眺望のない便石山山頂に到着。
案内板に沿って「象の背」に進み、撮影の順番を待つ。
一人ずつ、スリルと眺望を味わいに先端に向かって「象の背」を進む。
岩は滑りにくかったが、眼下を見下ろすと足がすくんだ。

でも、あの場所に立てたこと、目の前に天狗倉山を眺め、はるか遠くの海を見渡し、やっぱりここに立たなきゃ味わえないご褒美だ。
しんどかった階段なんて忘れてやろう‼
下山もまたまた延々と続く階段トレーニングだ。
やっぱりうんざりした‼

仲間が足の辛い不調に悩まされるアクシデントもあったが、メンバーお互いの持てる力をフルに活かし、抜群の協力体制で無事回避、無事下山。
心に残る山行でした。

小塩山~ポンポン山でカタクリ三昧その他山行

UPDATE 2025-04-14


【日 程】 2025/04/08(火)
【参加者】 会員3名
【コース】 大原野神社(8:35)~カタクリ鑑賞(炭の谷・Nの谷・御陵の谷)~小塩山山頂(10:58)~森の案内所(11:55~12:15)~竈ケ谷ルート~ポンポン山山頂(13:40)~カタクリ鑑賞~本山寺(14:55)~原大橋バス停(16:28)
【記 者】 dekopon


雪融けが始まると、早春のお花の開花状況にアンテナを張り巡らす。
天気予報で晴れ予報の暖かい日を見つけ、西山のカタクリに会いに行った。

今回のルートは大原野神社から小塩山3ケ所のカタクリを巡り、足を延ばしてポンポン山のカタクリにも会いに行く。
ポンポン山からの下山は、長岡京か大山崎か高槻の三択で、今回は高槻市原大橋バス停を目指す初ルートで下山する計画。

小塩山のカタクリは10時開園だが、バス運行時間の変更に対応してくださり、9:45に入園させていただいた。
保護地では、西山自然保護ネットワークの方々がカタクリ他、今咲いている花々の名前を教えてくださる。

ひょろっと伸びた「カタクリ1年生」には、それぞれ名札がつけてある。カタクリはずっと一枚葉の状態で成長し、鱗茎が充分に育つと2枚葉をつけて開花する、それまで8年以上もかかるというなんとも愛しい花💗なのだ。

どの保護地もまだ3割程度の開花状況であったが、若い花だけに花びらの色が濃く、暖かい日差しを浴びてしっかりと開いて咲いていた。
このとき仲良く一緒に咲いていたのは白いミヤマカタバミ。ミヤマカタバミが終わるとムラサキケマンの花が一斉に咲くそう。まだまだたくさんの大きく膨らんだ蕾があったので、ムラサキケマンとカタクリの競演を想像してみる💗 また訪れたくなる💗

森の案内所で短時間の昼食休憩のあと、竈ケ谷ルートでポンポン山に向かう。
10回以上の渡渉。沢のせせらぎの音とウグイスのさえずりのみの静かな谷沿い。足もとはミヤマカタバミロード。日差しを受けて、しっかりと開いてくれているのがうれしい。もう少し遅い時期ならもっと様々なお花に会えるだろうかと思いながらポンポン山のカタクリ保護地に向かう。

今年もどちらのカタクリにも出会えて良かったな💗と優しい気持ちになって高槻方面に下る。

(原大橋バス停は始発。自販機あり。1時間に3本のバスが出る。終点はJR高槻駅。)

堂満岳第3ルンゼその他山行

UPDATE 2025-04-05


【日 程】 2025/04/05(土)
【参加者】 会員3名
【コース】 イン谷口〜正面谷〜第3ルンゼ〜金糞峠〜青ガレ〜イン谷口
【記 者】 OT


季節がすぎるのは早いもので、新年度、大阪や京都市内では暖かくなり桜も満開に🌸そんな中、残雪を求めてまたまた比良へ☃

6時に亀岡を出発、清水五条で拾っていただき、8時前にはイン谷口に到着。
遠くから見ても雪は見えず、イン谷口にも雪はなく、「ホンマに雪なんかあるんかな?」と思いながら出発。
サクサク進んで青ガレの分岐を左にガレ場を通る。なかなかうまく登れず、一気にふくらはぎパンパンになり、石もいっぱい落としてしまう💦(他に誰もいないので大丈夫でした)

第3ルンゼへ突入したら、突然雪渓が現れる!まずはアイゼンを付けずにトウキックでサクサク、とはいかずえっちらおっちら上り、傾斜がきつくなったところでアイゼンを装着。まもなくロープも登場。足場をしっかり作りながら、逆ハの字で登っていく。ほどなくして稜線に合流。

お昼を食べて金糞峠〜青ガレから下山。午前のコンパクトながら充実したトレーニングでした!この冬テント泊は何度か参加できたのですが、日帰りトレーニングはあまりイケてなかったので、トレースのついた道ばかり歩いていたことに気づきました。。。
今日もありがとうございました!