薬師岳(鳳凰三山)

UPDATE 2026-01-04


【日 程】 2025/12/27(土)~2025/12/28(日)
【参加者】 4名
【コース】 27日 韮崎IC=夜叉神峠…杖立峠…苺平…南御室テント場 28日 テント場…砂払岳…薬師岳(往復)…テント場…夜叉神峠P
【記 者】 kamemaro


 当初の予定は爺ヶ岳東尾根でしたが、27日は天候が悪い上、新雪が予想以上に多い(小谷村で26日に65㎝の降雪)と思われ、ラッセル経験の浅いメンバーではテント場までも着けるか自信がなかったので、鳳凰三山に変更した。

27日 午前7時に、夜叉神峠駐車場から、登り始める。最初は雪のない登山道で凍結も心配ない。峠に到着すると目の前に白根三山が…今日は、列島の太平洋岸は快晴…富士山から南アルプス全体が見える。

杖立峠に続く樹林の中をひたすら歩く。日陰のところどころに凍結場所が出てくる。峠から下りとなるが雪が残っており良く固まっている。ここでアイゼンを装着する…3分間で装着!と言うが、なかなか難しい。

一旦下り苺平に向け登りとなる。だらだらと長い登りになるが、途中、疎林となったところから高く上がった太陽に照らされて、輝く富士山と南アの全貌が見渡せる。目の前には、池山尾根から続く北岳を中心とする白根三山が真っ白に輝いている。昨夜あたりに降った雪に覆われているのか?標高日本一の山から三番目までの山が一望、何と贅沢な時間か…。

苺平のコルを越えると緩い下りになりホッとするが、「明日この下りを登り返すのか」と、考えるとイヤになる…それは忘れてとにかくテント場へ。

テントを張れば、年代物のホエーブスが一働きしてくれる…暖かい!!

28日 2時に起床して3時45分過ぎに出発する。私はどうも左腰が痛く調子が悪い。「寝違えたのかなあ?」

樹林帯を登り、岩のゴロゴロした砂払岳を越え、薬師小屋を過ぎると岩の間を縫って広い薬師岳山頂に到着。ここで黎明の富士山を見ながら岩陰でご来光を待つ。

震える寒さであったが、太陽が昇ると気持ちも暖かくなる。富士山と南アルプス。素晴らしい朝焼けを堪能する。

ここから観音岳までは、30分くらいの距離であるが、私の腰痛に気を遣ってくれたのか皆んな、ここで十分と言ってくれる。内心ホッとするが申し訳ない。もう少しで鳳凰三山の最高峰に登れるというのに…。

テントに戻り、温かい飲物で身体を温めてから下山を開始する。富士山を正面に見た長い長い下り。駿河湾と伊豆半島が金色に輝き、何とも言えない不思議な暖かさを感じることができた山行でした。

唐櫃越 (沓掛山414.7m・みすぎ山430m)

UPDATE 2025-12-29


【日 程】 2025/12/28(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 上桂-沢沿い-丁塚-沓掛山-分岐-カモメ展望ベンチ-分岐-林道-みすぎ山-分岐-JR馬堀駅
【記 者】 AKKOKKA


上桂から馬堀までの約13km の「唐櫃越」
距離は長いが比較的アップダウンの緩やかな道
集まったメンバ-4人で 上桂近辺のコンビニで待ち合わせをしてスタ-ト✌️

一昨年の納山会で唐櫃越を歩いたコ-スの逆バージョン

唐櫃越の稜線上は整備されていて歩きやすい
ベ ンチあり 眺めよし 久しぶりの山行に足取りも軽やか
2時間歩き沓掛山に到着!

I女史から 『かもめテラス』がとっても眺望が良いとの情報で そこに立ち寄る
テラスと名がついてる通り 広々としてベンチやテーブルもある
愛宕山・烏ケ岳なども目の前にド-ンと見えた👌
テラスでお昼を食べ 次の目的地 みすぎ山へ向かう
西山団地の分岐で ようやく林道まできた
T子女史から 「下山口で待ってるよ」の連絡に4人の士気も上がる
みすぎ山からの下山は今までよりは少し足場も悪く 薄暗いので急ぐ気持ちを抑えて慎重に下山する

『わぁ~T子さんだ』なんと途中まで来てくださった😍
そこからは 5人で下山口まで 
たくさん歩いて気持ちの良い山行に満足な一日だった

馬堀から歩くか 上桂から歩くか・・・皆さんはどっちが好きですか?


 

カモメ尾根から愛宕山
みすぎ山から
鵜の川沿い 馬堀駅まで

駒の尾山〜後山縦走

UPDATE 2025-12-01


【日 程】 2025/11/29(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 駒の尾山登山口ー駒の尾山ー鍋ヶ谷山ー船木山ー後山の往復
【記 者】 S.S


 後山は岡山県最高峰、駒の尾山から後山まで、ピストン縦走をしてきました。

 登山口から約1時間で、駒の尾山の山頂に到着、そこから360°の眺望が得られ、遠くに雲海も見られた。いよいよ後山まで稜線を縦走していく。残念ながら、笹の背が高く、周囲を見ながらとはいかなかったが、所々の切れ間の眺めを堪能する。鍋ヶ谷山、船木山とたどり、後山に到着し、そこでお昼をとり、復路に。

 今回、Tさんに先頭をお願いした。遅すぎることも早すぎることもなく、登りでも下りでも同じペースで歩いてくださった。とても勉強になりました。おかげで、登山口への下りでは、暖かい日差しの中、落ち葉をサクサク踏みながら、みんなでワイワイ楽しく歩けました。初冬の気持ち良い山行でした。

山が好き 花が好き【唐松岳~五竜岳縦走】

UPDATE 2025-09-02


【日 程】 2025/08/25(月)~2025/08/27(水)
【参加者】 会員5名
【コース】 1日目:八方駅(13:15)===八方池山荘(13:55)約2時間半、八方尾根研究路を散策
2日目:八方池山荘(4:40)~丸山ケルン(7:14)~唐松岳頂上山荘(8:15‐25)~唐松岳(8:35‐50)~唐松岳頂上山荘休憩(9:05‐30)~大黒岳(10:55)~五竜山荘(12:09)
3日目:五竜山荘(3:50)~五竜岳(5:19‐5:25)~五竜山荘休憩(6:25‐7:10)~西遠見山(8:32)~大遠見山(9:20)~中遠見山(9:55)~小遠見山(10:28)~地蔵の頭(11:29)~アルプス平駅(11:50)===とおみ駅(12:15)

【記 者】 dekopon


 

 『 五竜岳(2814.3m)は日本百名山、唐松岳(2695.9m)は300名山に選ばれている。共に眺望に優れ、山頂はもちろん、遠見尾根、八方尾根という開けた尾根を従えているので、足を進めながら景色を楽しめる。また、リフト・ゴンドラを利用するので、比較的楽に登れるのも魅力 』
というキャッチフレーズに惹かれ、難所はあるがクリアできると思ってこの計画を立てたのが3年前。
しかし、初年は天候不良☔のために中止、翌年も台風のために中止。
諦めきれない3年目のこの夏、新メンバーで、小雨覚悟で挑む。

※思いのほか長文になってしまいました。すみませんです💦💦

 

1日目  八方アルペンラインのチケット売り場では、チケット購入の際に「登山届」の提出を求められる。
ネット・アプリ等で事前に提出している場合は、「届け出画面」を提示しなければならない。
YAMAPで事前に届も出し、登山計画書も所定の様式に記入し持参していたので、提出してスムーズにチケット購入。
ゴンドラ・リフトに3回乗り継ぎ、八方池山荘に到着。
チェックイン後、八方池まで高山植物の写真を撮りながら散策を楽しむ。
花にはたくさん出逢えたが、期待していた白馬三山はガスの中から現れてくれない。
雲の合間から見えていた僅かな青空もやがて隠れ、空も辺りも真っ白に。
自然研究路を周回して山荘が見えてきた頃にポツリ。。。☔は予報より遅れてやってきた。
私たちはタイミング良く山荘に帰り着けた。
何とラッキーなことでしょう!

夕食時、TVで京都市中京区天神川の様子が映し出され、冠水を心配したが、こちらはこちらで翌日の天気にやきもきしている。
S氏がヤマテンで【唐松岳・五竜岳】を調べてくれたが霧雨に降られるよう。
夜中には、一時的に打ち付けるような雨音で目が覚めた。

2日目  朝食のおむすび🍙をお腹に入れ、「これよりひどく降らないでほしい」と願いながら、雨装備をしてスタート。(4:40)
暗がりの中、雨に濡れた蛇紋岩で足を滑らせないよう気を付けながら、お花もスルーしながら歩を進める。
5時をまわった頃、霧雨もあがってくれたのでレインを脱ぐ。
八方池にはどんよりとした雲しか映っていない。(でも、瞼には、白馬三山を映した八方池の絶景が映ってくる。)
長野県側の五竜岳、鹿島槍ケ岳の絶景も全く見えない。 心残りで仕方がない。

ここより、八方尾根登山口となる。ダケカンバ林が続く。
登山道は水はけのよい歩きやすい道になり、道端の高山植物はたくさんの雨粒をお顔につけて、瑞々しく咲いている。
丸山ケルンで休憩中、気のいいおじさまにバチバチと集合写真を撮っていただく。

さあ、ここからあと1時間も歩けば唐松頂上山荘に着く。
植生はハイマツに変わり、ガレ場歩きも多くなり、時間と共に白かった空に水色が増していく。そして、なんと!
稜線を登りきった向こう側は、【青い空の別世界】ではないか。
唐松岳にも頂上山荘にも陽が当たり、唐松岳の美しい山容も、これから登る登山道も、山頂に立つ人までもがはっきりと見える。足早に頂上山荘まで下り、サブザックに持ち替えて穏やかな山頂に向かう。足取り軽く、わくわくルンルン、気分が高鳴る。
相変わらず白馬三山は現れてくれないが、剱岳、立山、五竜岳、不帰の岸壁が雲の隙間からわずかに頭を出してくれることも。
ちょっとしたサービスが嬉しいな。
唐松岳登頂(8:38)  八方池山荘から約4時間。山頂には誰もいない。独占。自撮りで記念撮影。
天気予報は外れた。 なんとラッキーなことでしょう!

唐松頂上山荘に下り、WCを借りる。
いよいよこれから核心部の【牛首の鎖場】に入る。
昨日、八方池山荘で聞いたご婦人の話は脅しなのか、真実なのか・・・。
水分・エネルギー補給をして心の準備をし、ヘルメットを被り、気を引き締めていざ出発。
【〇✖】のペンキ印を頼りにクサリのかかる岩場を下ったり、巻いたり、登ったり、クサリと岩をつかみながら慎重に通過する。
ここでも期待していた絶景を楽しむチャンスはなかったが、約50分間の核心部を楽しく満喫できた。
そこから先、樹林とハイマツ帯を抜け、白岳・遠見尾根の分岐に至るまでが長~い。
が、「分岐まで来たら五竜山荘はすぐそこやから」と自分を励ます。

白いガスの中に五竜山荘の屋根が。
「見えたよ~!」
思わず時計を見て、「余裕やん」と思っていたら、ポツリ、ポツリ。。。 
「来たっ!」 小屋までのザレた登山道を急いで下り、五竜山荘に到着。 
八方池山荘を出てから7時間半。(12:09)
「お~、このタイミング! 何てラッキーなんでしょう!」
しかも、唐松頂上山荘を出てからは誰とも会わず、とても静かな山歩きだった。

山荘上り口のすのこに倒れこむように腰を下ろしたら、もう暫くは動けなくなってしまった女性軍。
受付に座っている若いスタッフさんたちが、ニコニコ笑顔で迎えてくれた。
それからしばらくは☔。 着替えを乾燥室に干し、17 時の夕食までゆっくり過ごすことに。

五竜山荘、この日の宿泊者は25 名。静か。 乾燥室、干し放題。
夕食は白米多い目+ジューシーなウインナー付きカレーライスとキノコ入りのお味噌汁。
おかわりもし、お腹いっぱいいただいて、明日の五竜岳に備え、早い目に就寝zzz… 。

■3日目  五竜岳登頂を目指す。
行動食をお腹に入れ、ヘルメットにヘッデンを取り付け、風よけにレインを着てスタートする。(3:50) 
真っ暗でもしばらくは緩やかで平和な道。風の当たらないところで休憩しては星空を眺める。
上部の核心部、ガレ場・岩場では、ヘッデンで【〇✖⇒】のペンキ印を皆で探しながら、ルートを外さないように、落石させないように進んでいく。
暗がりの中なのでスリル満点、超緊張する。
振り返っても、山荘からの明かりは全く無し。誰も追って登って来んのかい ⁈
この5人だけが五竜岳山頂に向かっているなんて、なんか心細い。
東の空、雲がうっすらとオレンジ色がかってはきたが、お日様はいっこうに現れず、見上げる空は雲に覆われている。
クサリ場を越えるとガスガスの稜線上に薄っすらと標柱が。
喜んで駆け寄ったが、ありゃ、そこはキレット方面との分岐。山頂はもう少し先になる。
山頂標柱発見! 「今度こそ山頂!」と駆け寄る。 ばんざーい、めでたく登頂―‼(5:19)

またまた山頂独占。自撮り記念撮影。
一瞬だけガスが切れて鹿島槍方面が見えることはあっても、やはり真っ白で眺望なし。 ほんと心残り。
5、6分の滞在で、下山にかかる。
下りこそ要注意!と、ゆっくり慎重に降りたが、核心部はいつのまにか終わってしまった。
五竜山荘に帰り着き(6:25)、下山開始の(7:00)までココアと行動食で一息入れる。

下山といっても長~い遠見尾根は、危うい岩場もあれば、小遠見山まで5つほどの峰を越えるアップダウンを繰り返す。
無になって歩き、ようやくテレキャビン乗り場のアルプス平駅に辿り着いたころ、
それまで待っていてくれたかのように、ポツリ、ポツリ。。。今度はけっこう雨量が多い。
急いで建物に駆け込む。
あとはテレキャビンに乗り込み、温泉♨とランチの待つエスカルプラザまで濡れずに運んでもらう。
本当に、私たちは何てラッキーなんでしょう!と感謝するのみ。

■地蔵の頭エリアに集められたたくさんのケルンを見て回った。
山岳事故で亡くなった息子や家族の年月日や年齢、両親や登山仲間からの弔いの言葉などが書き添えられてある。
みな若い男性。そして雪山。 読んで回ると親御さんたちの哀しみが押し寄せてきて辛くなった。
好きな山に楽しんで出かけ、突然、帰らぬ人となってはならない。
事故も、怪我も・・・。  会員の皆さんも心して気を付けましょう。


■最後に
五竜岳、登らせてくれてありがとう。
姿を見せてはくれなかったけれど、とってもワイルドでスリリングでかっこいい山で楽しかった。
3日間、期待していた名峰の山々の眺望はなかったけれど、おてんとうさまは私たちの行動を読んでいるかのように雨を降らせるタイミングを待ってくれ、安全登山の応援をしてくれたように思える。
ちょっと背伸びをした縦走も、5人の足並みが揃い、無理のないコースタイムで歩き通せたことはもちろん、体調不良、怪我や事故もなく、無事に下山・帰宅できたことが、何よりも嬉しい。
メンバーのみなさん、ありがとう。

雨上がりの八方尾根
唐松岳が見えたよー‼️青空に感激💓
牛首のクサリ場を慎重に通過
五竜山荘の情報掲示板。
暗がりの中山頂に向かう5人
やったあー‼️五竜岳登頂ー‼️
五竜岳山頂から慎重に下山
長〜い遠見尾根を下る

剣山〜三嶺縦走

UPDATE 2025-08-04


【日 程】 2025/08/02(土)~2025/08/03(日)
【参加者】 会員3名
【コース】 見ノ越ー剣山ー次郎笈ー三嶺ー名頃
【記 者】 S.S


 稜線歩きの醍醐味はこれから歩く道が尾根にどこまでも見え、振り返れば、これまで歩いてきた道をたどれる。まして、稜線が美しく、しかも快晴であれば、言うことはないであろう。

 美しい稜線として名高い四国の剣山から三嶺をテント泊縦走してきました。

 亀岡を深夜に出発して、明け方、見ノ越の駐車場に到着し、5時から登り始める。途中、キレンゲショウマの群生地に立ち寄る。キレンゲショウマはまだ咲き始めで、ひらいている花も少ないが、それでも可憐で可愛い。山頂は真っ白で、気分が上がらず、頂上ヒュッテで休憩していると、従業員の方が「8時ぐらいには、晴れますよ」と言われ、その言葉を胸に山頂に向かうが、山頂は真っ白しかも強風で寒くて、待つことなどとてもできず、時間ももったいないので、仕方なく次郎笈へ、進む。ところが、次郎笈の手前でガスが晴れてきて、見事な稜線が顔を出した。それからはこれまでが嘘のように、晴れて、気持ちいい風が吹いてきて、笹原、雑木林の尾根道を快調に進む。宿泊予定地の白髪避難小屋に予定より早く2時ぐらいに到着。そのため、三嶺まで、行くことに変更する。三嶺の手前の急登と鎖場をなんとか登りきり、4時前に山頂に。山頂で次郎笈から三嶺までの歩いてきた稜線を見た時の感動と達成感は言葉に尽くすことなどとてもできない。

 三嶺ヒュッテ付近でテントを張り、夕日、満天の星空と朝日を堪能し、ゆっくりと山やギアの話をしながら、名頃に降りていく。名頃からバスで見ノ越にもどり、お風呂と食事をとり、帰路につく。

 最後にこの山行にあたり、先輩から温かい励ましとアドバイスをいただいたことに深く感謝します。特に、Hさんには、昨年キレンゲショウマを見に、初めて剣山に連れてきていただき、その時に見た剣山から次郎笈の稜線の素晴らしさが、今回の山行のキッカケとなりました。本当にありがとうありがとうございました。