賤ケ岳

UPDATE 2025-09-14


【日 程】 2025/09/13(土)
【参加者】 会員5名
【コース】 賤ケ岳登山口ー賤ケ岳山頂ー賤ケ岳登山口
【記 者】 okaQ


JRを利用して木之本駅から賤ケ岳~大岩山のコースをピストンの予定が・・・

お天気は不安定状態が続くの中の曇り?怪しい・・・京都駅で全員集合し相談の上、足の状態が万全でないメンバーもいる事から、なるべく早く降りる様に賤ケ岳のみのピストン(リフト使用もアリ)の短縮コースに変更決定。

木之本駅から登山口へは予定通り無料シャトルバスを利用。貸し切り状態!有難すぎて、メンバー全員でこのバスの運用継続の祈りを込めて賤ケ岳の登り下りはリフトに決定。登山口からリフトに乗りリフト山頂駅からようやく登山開始。あっという間に山頂に到着。展望は琵琶湖に浮かぶ竹生島、余呉湖、雲の掛った伊吹山、のどかな田園風景も見渡せてバッチリ!

賤ケ岳合戦の地に来たなアと感慨深く見渡そうとしていたら、地域のガイドさんがにこやかに近づいて来られスムーズにお話が始まり、みな耳を傾ける。お話の中でも柴田勝家軍の非業とも言える負け戦が決まった後のくだりが印象深かった。そして賤ケ岳の山頂は合戦の地ではなかった事には驚いた。果てしなく続きそうなガイドさんのお話の切れ目で、Fさんが上手にかわされて少し先のコルまで行く事にする。しかし数十メートル進んだところでメンバーが足に少し痛みを感じるらしく歩き方も不自然な為に引き返す事に。屋根付き休憩所でお昼を済ませ、無料バスの時間に合わせリフトで降りる。

歩行時間1時間少し。電車、シャトルバス、リフトの利用でほぼ遠足だったね~と笑いながら木之本駅へ。こんな山行も有り有りのアリ!かな?

比良奥ノ深谷 沢登り

UPDATE 2025-09-14


【日 程】 2025/09/07(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 明王谷横林道ー牛コバー奥ノ深谷ー大橋避難小屋跡横ー牛コバー明王谷横林道

【記 者】 Koume.S


今シーズン明王谷→白滝谷→奥ノ深谷と同じ比良の沢を繋げて登る第3弾。

坊村の駐車場を8時出発。地主神社横のおなじみの林道を歩き、牛コバから入渓。3日ほど前に台風通過の影響で、普段より10センチ程水が深いらしい。歩き出していくつかの滝を過ぎた頃、Y師匠の首にヒルが。すぐにディート入りのスプレーで対応。なぜかいつもヒルに会うと嬉しそうな表情でヒル話がはじまる(笑)

流れの早い滝の左岸からOさんリードでロープをセットし、続いて登る。その先の高い滝は、右岸側のきつい斜面をタイブロックをセットし、慎重に巻いて登る。

深い釜の左岸をへつりながら、手が岩から外れ、深い水に首まで浸かってしまう。それでもまた挑戦する。水の深さにも慣れてくる。水から上がり、滝の近くの風が身体を震わせて寒く感じる。大きな滝、いくつも分かれた滝、途中ゴルジュも美しくて、バリエーションに富んだ沢。先頭を交代し、ルートファイティングしながら登るのも楽しい。

岩の幅の狭い滝は、手と足を突っ張ったり、身体の向きを変えたり。きつい水流の所は、Y師匠やOさんのお助けスリングが心強い。

今日は、大橋小屋跡横で、終了。喉も渇きお腹もすいたので、少し休憩をして、沢横から細くて崩れやすい登山道を歩き、林道に出る。

帰りにてんくうの湯に寄って、きれいさっぱり汗を流し、帰路へ。

この日も京都は、35度超えの暑さなのに、沢は、水温も低くなり、秋を感じる。今シーズンは、比良の沢を満喫している。

流れの早い滝を登る。
木漏れ日で、緑も水もきれい。
お助けスリングは、心強い。
左岸をへつりながら進む
深い釜横を思い切ってへつる。

白滝谷 小滝で沢登り堪能

UPDATE 2025-08-26


【日 程】 2025/08/23(土)
【参加者】 会員5名
【コース】 葛川市民センター駐車場 ー 三ノ滝上流 ー 白滝谷 ー 登山道 ー 牛コバ ー葛川市民センター駐車場
【記 者】 カリメロ


京都を6時半過ぎに出発。
8時過ぎに葛川市民センター駐車場に到着。駐車場も混み合っていて、先着の3グループほどが沢装備の準備をしていた。
人気なんやね~っと我々も沢靴に履き替え準備を早々に済ませて、いざ沢登りへ。

牛コバの方面へと歩き出す。気温は26度。涼しいなと言いながら進んでいると、登りで蝉の声が暑さを増して、汗だくになる。
早く水に浸かりたい!と言いながら、熊に合った時の対処はどうするのか?など色々と会話していると、三ノ滝を越えて少し先の入渓ポイントへ。

ハーネスとガチャ類を装着して入渓。冷たーっ!と言いながら進むと徐々に水温にも慣れて楽しさが増してきた。
小滝が多数あるこのコース、難易度も低くサクサク進んでいくと、釣り人が・・・。そのまま進むと魚が逃げるから登山道へ回ってほしいとのこと。
うーん、ここ越えたいのになぁとなるけれども仕方ない。
後ろから来ていたグループにも声をかけ、少し戻って右岸の急登を登り登山道に戻り歩く。
入渓ポイントを見つけて再開。

昨日は雨が降ったのか、いつもより水量が多く水圧もあり、小滝で滝行が出来るほど。
どうみても、足場も手もかけるところなさそうだけど、若手Oさんがトライ!
その身長ならいける!と声をかけて何度かトライするも滝行になる。滝に打たれて楽しさがあふれて笑うのでこちらも笑い、みんな童心に戻ったようだった。

沢を登っていると、ちょいちょい岩の上に堂々たる姿のカエル。こちらに動じることなくまた貫禄のある後ろ姿が様になっている。
記念写真を一緒にとるが微動だにせず、なんとたくましいカエルなこと(笑)
カエルにカブトムシ、クワガタ、苦手なヒルにも遭遇したがヒル被害は遭うことなくて良かった。
今回の最終ポイントは、白滝。笑いながら小滝をすべて登ってきたので、白滝到着したのは13時前だった。
沢を少し戻って登山道に出て下山。
GPSで位置確認確認しながら下山するが、途中の休憩で沢靴にヒルが!
一斉に虫よけスプレーを取りだし、素早く足元にかける。スプレー効果もあって、ヒル被害に誰一人遭うことはなくてホッとした。
このコースは、小滝の数が多く、飽きることなく沢登りを堪能することができたので、次は小滝を登れるように、また経験を積んでトライしたい。

元越谷は、鈴鹿の宝石箱やぁ

UPDATE 2025-08-07


【日 程】 2025/08/03(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 鈴鹿山脈 滋賀県甲賀市 元越谷
林道ゲート元越谷→元越谷本谷(中俣)→林道ゲート
【記 者】 カリメロ


最高気温を更新する暑さの中、涼しさを求めて沢登りへ。
亀岡を6時半に出発し、鈴鹿スカイライン(国道477号)から野洲川ダムを越えて左岸に渡り、少し進むと、閉鎖されているゲートの前に数台の駐車スペースがあり、そこに駐車する。

8時前に到着したがすでに4・5台の車が駐車してあり最後の駐車スペースに駐車するものの、車の屋根に枝があたりキーキーと枝が当たる音がなんとも不気味(笑)

沢靴に履きかえサクッと準備をすませて、ゲート横にある隙間から中へ入り、入渓ポイントまで林道を歩く。
15分ほど歩いていると左上から、キャッキャと声がする。立ち止まって見上げてみると、木々の隙間からサルが見える。我々を仲間だと思うのかこちらを見ている・・・。
Y師匠の出番である。サルと石でキャッチボールを試みるが木に当たり、Oさんの方へ跳ね返る笑
Y師匠の投球レベルに身の危険を感じ、サルと戯れるY師匠を残し先に進む。

ほどなくして入渓ポイントに到着。斜面を降りて穏やかな沢へ。
冷た~っ!と言いながらも心地よい涼しさを感じながら最終堰堤を越えるとエメラルドグリーンの釜が現れ、キラキラと水面が輝く景色は、鈴鹿の宝石箱と言われるのも納得である。
ヘツリの練習を楽しみながら進むと元越大滝に到着。

落差15mほどの大滝、迫力がある。
よく見ると2人組が大滝の落ち口付近にいる。あそこを乗り越していくのかと先着の2人組を見守る。

大滝の右側ルンゼにはステップや枝などホールドがあるものの、滑りやすくスリップに注意しながら慎重に先輩の後をついていく。

滝の落ち口手前でロープを出し、カナビラとクイックドローの場所を確認。トップはKさん。Oさんはビレイ。新人の私は、Kさんの登り方をみて勉強するものの次は自分かと思うと緊張して写真を撮り忘れる。なんてこった、ごめんなさい。

Kさんが上がり、ビレイOKの笛がなり、私の番である。後続のOさんにテンションがかかってるか確認してからスタートするようにとアドバイスをもらい、慎重に進む。
足場を確認しながら足をかけて登ろうとするが、手足の短い私には四苦八苦。
Oさんがカナビラを外すように伝えようとしているが、上がることに集中しすぎて全く耳に入ってこず、そのまま上がってしまった。
気づいたときには時すでに遅し・・・。

テンションがかかり、どちらも外せずに、アタフタ…。声出してみるものの滝の音で全く届かない。

どうしたものかと数分モタモタしたところで、Kさんが近くまできて状況確認。

テンションを緩めてもらい、落ち口を乗り越えて、一安心。
もっと視野を広げて落ち着いて1つ1つ出来るようにならないとあかんなと反省。

登りきった後もすぐにセルフビレイをとる、登れたからと安心してたらあかんのや、気が緩んだら滑落とか事故が起こるからセルフとるまでは気を抜くなとY師匠。

大滝を登りきると、渓相がとても美しく、ヘツリの練習をしながら小滝を進み、ゴルジュっぽいところでは腰上までの深さがあったり楽しい沢ルートだった。

林道へと戻る急斜面を登り、1時間ほど林道を歩いてスタート地点のゲート前に戻ってきたのは12時前。
ゲート付近の駐車スペースには、奥の車は出れません状態で駐車してあり、そして外国人が多い。
片付けをしながら、外国人でもこんなところ知ってるんやなぁと言って着替えていたら、外国人の方がクルマダスノ?ツギ、トメマスと話しかけてきた。

流暢な日本語を話す商売上手なスリランカ人は、日本に来て20年以上、車の部品すべてあるよ、古い車でも大丈夫!ここに連絡してとY師匠に名刺を渡して談笑していた。

今年の梅雨明けが早く暑い日は、まだまだ続きそうだ。先輩方、まだまだご指導お願いします♪

清水頭〜雨乞岳〜イブネ •クラシ

UPDATE 2025-05-19


【日 程】 2025/05/15(木)
【参加者】 会員4名
【コース】 甲津畑ー大峠ー清水頭ー雨乞岳ー杉峠ーイブネークラシー甲津畑
【記 者】 S.S


 見たものが欲しくなる。見た所へ行きたくなる。以前、雨乞岳に登った時、西に伸びる稜線を見て、「歩きたい」と思ったのが、この山行の始まり。会の2人とさらにはY師匠にも同行してもらい、心強いことこの上なしである。

 千草街道から分岐して、大峠へと谷沿いの道を登っていく。何度も何度も渡渉を繰り返すが、渡渉ポイントを見つけるのが難しい。対岸のピンクテープを頼りに、なんとか大峠への急登を登っていく。

 大峠から清水頭へと尾根を行くが、尾根を外さなければ、いいというものの、広い緩やかな所は方向をコンパスで確認しないと間違ってしまう。清水頭からは先は御在所岳 鎌ヶ岳から滋賀県まで360°の眺望が開け、Hさんいわく「カッコイイ」  雨乞岳への稜線を見たり、後ろを振り返って、歩いてきた道、眺望を十分堪能して、雨乞岳に到着、平日にもかかわらず、多くの登山者で賑わっていた。鈴鹿の人気を再確認。

 しばし休憩の後、イブネ、クラシへ向かう。Y師匠から、苔は秋がきれいなこと、昔は荒れていず、あたり一面苔だったことをうかがう。もうこれ以上荒れないこと、さらには、昔のように復活することを願わずにはいられない。

 なお、シャクナゲ、イワカガミ、ハルリンドウなど様々な花々が道中を慰めてくれた。これも春の山行の大きな楽しみである。一同心地よい疲れを感じて、帰路についた。