新六甲全山縦走⑤

UPDATE 2025-01-08


【日 程】 2025/01/05(日)
【参加者】 会員6名
【コース】 阪急六甲駅ー(バス)ー六甲ケーブル下駅ー(ケーブル)ー西おたふく山ー六甲山ー東おたふく山ー芦屋ゲートー(バス)ー阪急芦屋駅
【記 者】 S.N


お正月明けの穏やかなお天気だった。

9時発六甲ケーブルに乗車、まずは六甲最高峰の六甲山方面へ車道をのんびり歩く。六甲ガーデンテラスを超え、そのまま西おたふく山をスルーしかけたら、「あかん!東も西もちゃんと登らな気持ち悪い!」と師匠。わかりにくい入口から薮こぎ状態。あっという間に山頂。六甲には今まで何度も訪れているが、初の西おたふく山登頂だった😅

六甲最高峰の六甲山も制覇、下の公園でゆっくりランチ。ここまでは「こんなに人に会わない六甲って、記憶にないかも〜💧」と言いながらの道のりだったが、さすがにこちらの公園はたくさんの人だった。

お腹も満たされ、次の目的地、東おたふく山方面へ。車道、階段の多い山道を少し繰り返し、六甲山石宝殿境内から始まる登山道らしい道に、「山はこうでなくっちゃ❗️」と、ようやく師匠の機嫌も直る(笑)

途中、蛇谷北山の山頂を通過する際、「おっ、今年の干支の山や〜!」と、あたかも狙って登ってきたようなセリフが…そこには既に干支狙いの意志を明確にお持ちのパーティが休憩していた(偶然にも顔見知りの方がいた!)

干支の山も制覇し、目指すは東おたふく山。下り、下り、時々上りを繰り返し、たどり着いた東おたふく山からのぜっけ〜い‼️標高697mと高くはないが、木が切られていて、なんとも眺めがよい!眼下に広がる街並み、海に浮かぶ神戸空港、遠く梅田のビル群、もっと遠くの山並み。生駒山、金剛山、葛城山、鈴鹿山系、台高山系、北の方角には雪をかぶった比良山系。えっ?愛宕山も?視力なんぼほどエエねん!と言いたくなる師匠の目が次々と山を捉えていく。

あ〜、新年早々、エエもん見せてもろたわぁ😍とルンルン気分で芦屋ゲートまで歩き(これが結構長かった😓)15:10のバスで六甲を後にした。

さて、次回の新六甲全山縦走で最終回。阪急芦屋川駅から荒地山を経由、芦屋ゲートからごろごろ岳、甲山を登って阪急仁川駅まで。下見もバス待ち時間で少しできたようだ。

次回の縦走もお楽しみに〜!

ケーブルに乗ります
ケーブル下駅展望台からの景色 日差しに照らされた海が美しい
六甲最高峰
石宝殿でお参り
今年の干支の山も制覇!
東おたふく山からの景色① 眺めバツグン!
東おたふく山からの景色② 遠くの山並みもよく見えます

新六甲全縦④

UPDATE 2024-11-28


【日 程】 2024/11/17(日)
【参加者】 会員6名
【コース】 コース:摩耶ケーブル…穂高湖…シェール槍…ダイヤモンドポイント(水晶山往復)…ノースロード…六甲ビジターセンター…堡塁岩……油コブシ=阪急六甲駅
【記 者】 kamemaro


新六甲全縦も摩耶山から東部分の後半に入りました。

摩耶ケーブルから穂高湖、シェール槍は重複する部分もあるが、六甲でも楽しめる山域であるのでゆっくりと進む。

槍に登り穂高湖畔からサウスロードの出ようとしたが、アスレチックの周回路に入ってしまい、100mほどの藪漕ぎをして道路に戻る。さらにロードからサウスロードにつなぐ道の記載はないが、古い道跡をたどりロードに出る。

三国池の手前で道路を横切りダイヤモンドポイントを目指す。樹林の中の薄暗い陰気な道を進むと、展望が開けポイントに着く。裏六甲展望はよいが、今回はガスっており遠くまで望むことはできない。北西方向には、少し低い水晶山が見える。省略して先に進もうかと思うが、時間もあるので往復することにする。ピークを一つ越えると山頂であるが、展望も山頂表示さえもないただの尾根道の通過点である。

元に戻り、今度はノースロードに入る。ロードは高低差のない歩きやすい道である。

郵便局前で車道に出るが、とても山の上とは思えない町並み…電線も繁華街かと?さらに進むと六甲ビジターセンターの看板が目についた。向学のために立ち寄る。

ちょうどキノコ展が開催されており、六甲で見られるいろんなキノコが展示してある。「食べられるキノコは??」と真剣に探してみるが、どれも「毒キノコ」。食べられるキノコも展示して欲しかった(展示できない理由は理解できるが…)。

ここからは車道を進み堡塁岩へ。岩の頂上から下を見るとゾオ~ッ!若い頃、登山靴でよくこんな所を登ったなぁ~と改めてカンシン、かんしん!!

六甲ケーブル山上駅に後ろ髪を引かれながら通過し下りにかかる。それにしても六甲は階段が多く、登りも下りも足が疲れ、肺にも心臓にも大きな負担がかかる。

今日の通過目標の「油コブシ」は、想像していたように展望はよい。九十九折れの道を辛抱強く下ると、まもなく神戸市バスの「ケーブル下」駅に到着した。(参考:阪急王子公園駅から摩耶ケーブル行きのバスは、駅の北側のバス停から乗る方がよい)

次回は、待望の六甲最高峰と東西おたふく山に登ります。

 

 

新六甲全山縦走③ 

UPDATE 2024-04-07


【日 程】 2024/03/31(日)
【参加者】 12名(会員11名 体験1名)
【コース】 新神戸駅~摩耶山~新穗高~生田川~獺池~石楠花山~谷上駅
【記 者】 参加者の皆さん


新神戸駅~稲妻坂~摩耶山~新穗高~生田川~獺池~石楠花山~谷上駅(全縦と言うより横断になったかな??…(CL)

新神戸駅で、Y氏からリーダーと3班編成の発表。メンバー確認後、各班に分かれ、配られた地図でポイントを確認する。ポイント①は稲妻坂手前の分岐あたりの425m三角点。そこまで3ルートがあるが、「ハーブ園尾根コース」で話がまとまる。

登山口を探しながら舗装道を進む。階段がある。踏み跡を辿って進むと、畑はあるが行き止まり。畑から下を眺めると右の尾根に繋がる道が見つかり(早速の道迷い)、木立の尾根を登って行く。

ハーブ園山頂駅を通過。いよいよ三角点に近づく。Y氏が休憩中。「地図をよく見ろよ!」と「不自然」な声掛け。うっかりそこが分岐であることを見逃し、進んでしまう。背後から「こら!」と喝が入る。慌てて拡大したスマホ地図で確認し引き返す。(やっちまった!)

425m四等三角点を確認後、そこから先は、多くのキャノンボールランナーとすれ違いながら、稲妻坂~天狗道ルートをひたすら登る。約3時間で合流場所の摩耶山頂にゴール。(R.I)

摩耶山から、次の合流地点である新穂高に向けて出発。摩耶山天上寺、摩耶別山を通過し、分岐を過ぎたところで新穂高への取り付き地点に到着。

取り付き箇所は特に目印はなくわかりにくかったが、地図上の位置を確認し、新穂高山頂に向けて登り始める。斜度があり滑りやすい登りを、山道に覆いかぶさる笹をかきわけながら進む。滑らないように注意していたためか、グループの全員が無言で黙々と歩行。

20分ほどたったところで無事に新穂高山頂(648)に到着。山頂の岩に腰掛けながら3グループが順に到着し、あまり時間を開けずに全グループが合流できた。(T.K)

 笹薮の道が続くが、こちらは一般的なルートで歩きやすい。途中の大きな岩を左に巻いてしまい、道がわからなくなる。尾根に沿って下りようとしていると、Y師匠から上へ戻るよう助言があり、10メートルほど斜面を登り返し、無事に正しいルートへ合流。普段当たり前に思っている赤テープなどの目印の有難さを感じる。

 徳川道の三枚岩へ辿り着き、Tさんが教えてくださったキブシ・クロモジの小さな花に癒され、獺池へ向かう。分岐点にある案内板で「カワウソ池」の読み方がわかる。

進むと水量の多い渡渉箇所があり渡るのは難しいと思われたが、Y師匠が向こう岸へ渡られ、私達が渡渉できるポイントを見つけてサポートしてくださった。

炭窯跡の残るシェール道・堰堤のあるマムシ谷の整備された道を誰にも会うことなく進み、静かな獺池へ到着し休憩。(K.K)

終わらないな…なかなかこたえるなあ…と感じる階段を登りきると、そこには広々と池が広がっていた。「獺」は「かわうそ」と読むんだねと、途中の道案内の看板を見ながら言っていた「獺池」。

池の囲いに腰かけて、みんなで一服。見渡しても獺はおらず。一息ついて歩を進めると車道の向こうで1班2班さんたちが待ってくれていた。

ここからぐっと石楠花山頂をめざすのではなく、300mほど車道を進み、再びアスファルトを離れ西へ。分岐でザックを下し、石楠花山へ。

ザックがないと体が軽い…天国。そのうえ標高差約20m。稲妻坂、新穂高など、なかなかの急登をいくつか超えてきた本日、ほぼ平坦な道をさくさくすすみ、あっという間に三角点652m地点。看板もなく、ただただ三角点があるところ。皆んなで取り囲み、登頂を祝った。(A.K)

標高652mの石楠花山山頂は残念ながら、展望ははありません。

でも、7時間近く歩き、やっと最後の山頂に辿り着いて見つけた二等三角点は感慨深いものでした。

そこから、烏帽子に見えない(笑)烏帽子岩に寄って炭ヶ谷を下ります。

落ち葉がいっぱいの道をすべらないように気をつけて下ります。景色が変わらず、足が疲れてるせいもあり、すごく長く感じました。駅が見えた時はホッとしました。

久々の長時間の山歩きで、疲労感もありましたが、満足感の方が優っていました♪気持ち良い季節になり、夏山に向けて少しずつトレーニングを積んでいきたいと思います!(M.H)

 

新六甲縦走② 鵯越駅~妙号岩~菊水山~鍋蓋山~再度山~新神戸駅

UPDATE 2024-02-20


【日 程】 2024/02/18(日)
【参加者】 11名
【コース】 神戸電鉄鵯越駅~妙号岩~菊水山~鍋蓋山~再度山~新神戸駅
【記 者】 参加者5名の共著 (イニシャル)


ポイントの記された地図を手に鵯越駅からスタートする。ハイキング道を見逃し墓地を迷走するも、すぐに道が見つかる。イヤガ谷川の沢を渡り緩やかな道を進んでいく。さらに進むと、ポイントの山麓バイパストンネルの上に立つ。次のポイントは、妙号岩分岐。右手(東の方向)に道があるので、案内地図で位置を確かめながら歩いて分岐発見。痩せ尾根ではあるが道は付いており、妙号岩南峰に到着。ビューポイントである。ここから先の下山道は、地図には載っていない。踏み跡とリーダーのコース取りで、石井ダム上流の道路上に降り立つ。岩場、急坂ありと緊張の連続であったが、変化のある楽しいコースであった。(TY)

菊水ルンゼ右尾根                                                     菊水山目指して 尾根組と、スーパーメンバーの4人ルンゼ組に別れてスタート。
S氏の「そこの尾根を、真っ直ぐ行けよ。見失うなよ。」 の声かけに緊張気味に歩き出す。前の人が 止まっても、止まらなくて良い様に 2.3歩開けて歩く。…まずそこから…
2月と思えぬ、日差しを浴びながらでも、神戸の街と海の絶景は尾根ならでは。気持ちが良い。
途中 ルンゼ組の賑やかな声が谷の方から聴こえてきて、これまた励みになった。
山頂には、ルンゼ組より、15分ほど早く到着。日曜日だけあって ハイキングの子供達も大勢。お昼ご飯に…後、鍋蓋山に向け出発。(AY)

菊水ルゼを見上げると谷の岩場。
ここを上がっていくか~、と眺める。ルンゼとは?というレベルなので、いま一よくわかっていない。湿った苔のある箇所もあり。どんな感じなのが想像もつかず。滑る箇所があるから、と注意を受けてスタート。師匠の足取りを追うつもりが、3歩目から余裕なく、はずれていく。歩きやすいようお手本を見逃さず、ちゃんと跡を追うように喝を入れられ、必死についてゆく。しばらく行くと、スリングをおなかに括り、カラビナを通す。先に行かれた師匠からロープか降ろされカラビナに通して3人が続いて登る箇所に。足場、持ち手を教えていただき、登っていく。ぐいぐいと引っ張ってくださるので登りやすい。足場や持ち手はたくさんあるので、途方にくれることはない。3段ほど登るとあとは行けるなら好きに登れー、と言われ勇んで上がってゆく。どんどん息が切れるのを整えるまもなく進んだ結果、バテバテに。バテるとかかとが上がり、これまで滑らずにきたような石にも滑ってしまう。岩場が終わるころには疲労困憊。減量と体力増強の課題を今日もまた突きつけられる結果に。必死のパッチなので、ここの岩はこう、みたいなレポートができず、すみません。次は尾根を登って登山道へ。尾根を外れなければ間違わないという。そして、、、尾根は?となりつつ、私だけゼイゼイ言いながら他の方たちは談笑しながら進む。無事登山道と合流。歩みを進めると明るい笑い声が上方から聞こえた。他のみなさんは、もう山頂でお昼だな、と言いながら登った山頂。予想通りのお昼の輪に加わって一休みとなった。(AK)

菊水山の山頂での昼食後、鍋蓋山 再度山へ向かう。ここからは正規の六甲縦走路となり、よく整備されてとても歩きやすく、出会う人も多くなる。分岐が多くその度に地図で現在地を確認しながら、ペースを守ってゆっくりと歩く。これがなかなか難しくどうしても早くなってしまう。尾根道をピークからピークへと歩いていくのはとても気持ちがいい。鍋蓋山、再度山ともに山頂から、海が見えて眺望が素晴らしく、疲れが癒される。これも六甲縦走の良い所だ。(SS)

14時45分に再度山に到着。山頂からは神戸港や街並みが見えます。これこそ神戸の景色。The KOBEです。一息ついたら新神戸に向けて下山。ルート確認し、地図とGPSを照らし合わせながら、布引貯水池が右手に見えると安心します。下山登山口間際、かの有名な布引の滝をまじかで見ます。水の量が少ないのかな?と思っていると、Sさんは「この岩は登れる!登った人はいるはずや!」と岩場を登った痕跡を探す・・・。私とは大きく視点が違いました。                                 
新神戸に着いたのが16時半になり、もう帰るんだろうな?と大方の人が思う中、「カフェいこ♡」とまたまた視点が違うSさん。タイミングよく11人分の席があり、美味しいケーキセットを頂きました。神戸はおしゃれな街なので、食べるものには困らないですね。最後まで盛りだくさんの六甲でした。(SA)