【日 程】 2025/03/15(土)
【参加者】 5名
【コース】 金居原登山口〜阿蘇岳〜横山岳東峰〜横山岳西峰(ピストン)
【記 者】 へっぴりゴシ
低気圧が近づく土曜の朝5時過ぎ、亀岡から順に車でピックアップしてきてもらった4人(SGW、SUGC、HSSE、KUC・・・DAIGOか!)のメンバーと、阪急西山天王山駅近くの駐車場で落ち合う。私の車に5人全員乗り込んで京都を脱出。前夜にNetflixで映画見てしまったもんだから寝不足⤵︎自業自得です。しかし、雪山へ行くのはテンション爆上がりウィッシュ。
今日は、SGWリーダーの発案山行。夏山のイメージではただただしんどい修行の山のイメージしかない滋賀県の横山岳へ。
雪山での下りを練習したいという一部メンバーのリクエストにお答えして、金居原コースから山頂を目指すピストンコースをチョイス。
7時に登山口近くの道路脇の駐車スペースに到着。すでに一台の先客2人が車を止めて身支度をしていました。
我々も、準備を整えていざ出発。ここ最近は暖かい日も有ったために取付き周辺は雪が少なくなっていました。
しかし、尾根はいきなりの急登で周りの木の枝を掴みつつ登っていく。
参加した女性4人はタフガイなので、そんな登りもなんのその💧途中からは雪も増えてきてひと安心。
稜線へ出る最後の登りがさらに急登なので、そこでアイゼンを装着。「3分以内で!」っていうの忘れてた。
アイゼンを付けると登りは一気に楽になり、すぐに稜線へ出ました。すっきりした気分。
なだらかな稜線では、「ここテント張れそう」、「こっちも張れそう」と雪山テント泊に味をしめている5人。
皆、ここまで黙々と登ったもんだから、阿蘇岳まで写真を撮るのを忘れてました。
阿蘇岳山頂の標識は小さなプレートと、木にマジックで直書きの「阿蘇岳865m」の文字。直書きかよ!
天気はまだ薄曇り、空気は澄んでいて遠くまで見える✨。
西を見れば、琵琶湖や竹生島。南を見たら金糞岳や伊吹山の山頂。東を見たら白山まで望むことができて、
予想外の景色のプレゼントがありました。サプライズプレゼントはおっさん、おばさんになっても嬉しいものです。
天気が悪ければ、最悪は東峰まで行ってピストンすることも考えていましたが、まだ天気は持ちそうなので、西峰の山頂へ。10:30頃に到着(はやっ)。山頂で軽く腹ごしらえ。朝も早かったのでお腹はぺたんこ。
山頂からの景色は、夏は鬱蒼と木が生い茂り、景色はほとんど見えないのに、冬は葉っぱも落ちて綺麗に琵琶湖が見えました。冬山のいいところの一つです。
30分ほど休憩して、いざ下山。雪庇にできたクラックを観察したりし、遊びながら稜線を進む。天気は確実に悪くなってきていて、行きに見えていた白山も見えなくなっていました。
稜線が終わると、今回の目的だった急な下りのアイゼン練習。歩幅は小さく、重心は鉛直に、足は斜面にフラットフッティングが基本。怖がると重心がぶれて後重心になるので余計に滑ります。
私がY師匠から教わったのは、とにかく沢山山を歩くこと。本や雑誌で歩き方のポイントを見て頭で分かっていても経験しないと中々分からないもので、たくさん歩いて色んな山の斜面を経験するのがいちばんの近道。Y師匠にいっぱい色んな雪山を経験させてもらえたことに感謝。いい人だったなぁ〜・・・って、まだご健在です(笑)
下山終盤に、少しでも楽にと思って、雪が少なくなったあたりから夏道の一般ルートを下る方向へコース変更。
しかし途中から、他の人のトレースを頼りに下っていくと崖。こりゃあかんわと登り返して、結局朝に登ったコースへ復帰して登山口まで無事に13:30下山しました。この日すれ違ったのは4人の方、人気のない山でしたが楽しいコースでした。
帰路につき車を走らせると、フロントガラスに雨粒が当たり始め、ギリセーフ。きっと今日の5人は日々精進しているのでしょう。雨に打たれることを想定してお風呂の準備をしていたので、「天然温泉 北近江の湯」でひとっぷろ♨️。駐車場で、朝イチに先客で居た登山者の2人に出会い、「近江ちゃんぽんを食べてました」との事🍜。
それが脳にインプットされたため、お風呂上がりは近くにあった「総本家ちゃんぽん亭」でお腹を満たす。私が食べたチゲちゃんぽん2辛は、お酢を足すとゴイゴイスーで最高でした。