天気に迷うときは「金毘羅」か?
UPDATE 2025-10-15
【日 程】 2025/10/13(月)
【参加者】 3名(会員)
【コース】 大原・金毘羅クライミングゲレンデ
【記 者】 kamemaro
連休というのに天気が思わしくない…ので最終日、藤内壁へ行こうとするが…鈴鹿山脈の下の方まで雲に覆われている「海からの風がまともに当たる三重県側は、もっと悪いでェ~」と思う??9月の連休に連盟の研修会で、連続20年間藤内小屋に宿泊し、藤内壁で過ごしたうちの半分余りが雨だったトラウマがよみがえる。
「冬が来て、春がなくて夏が来る。夏が来て、秋がなくてまた冬が来る。」この頃、ホンマにそう思う…ボヤキ!
3人で悩んだ末、新名神土山ICで引き返す。後は京都東IC から直通で金毘羅へ…やっぱりこっちは随分マシな天気…気分も盛り上がる。
早速3ピッチ、2ピッチ、1ピッチのマルチピッチのルート(1ピッチはマルチとは言わないが…)を、先日の連盟講習会で「勉強した。」と言うメンバーの復習(今回の目的)を中心に、時間をかけて登る。初めてのマルチピッチにダブルロープ(は、初めて)。最初は、グチャグチャにロープが絡み四苦八苦…でもいくつか登るうちに覚えてくるモンですねぇ…トップを確保するときのロープの出し方に少し「難」があるものの、以前よりうまくなってますね…が、まだマダ!
ミッチリと中身の濃い??復習を終え、のどが渇いたことで正当化して、白川通りに近いS店へ。メシと飲み放題のドリンク600円でこれからの計画を…もうの来年?の…登山をしていると季節がメッチャ早く進みますよね!!
皆さんも、暇なオッサンに後れを取らないように計画を考えてくださいネ…良いお年を?!
八ツ淵の滝 沢登り
UPDATE 2025-09-24
【日 程】 2025/09/21(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 ガリバー青少年旅行村登山口ー大擂鉢ー七編返しーガリバー村登山口
【記 者】 カリメロ
急に朝晩が涼しくなってきたけれど、日中はまだ暑い。
今年最後の沢登り?日本の滝100選に選ばれている八ツ淵の滝へ。
亀岡を6時に出発。ガリバー村の駐車場に8時過ぎに到着。
管理棟の受付で駐車料金を支払い、装備の準備。
天候が微妙だったので混んでなく、スムーズに準備が出来た。
管理棟の横道から八ツ淵の滝へのルートが案内されており、ハイキング道を進んでいく。
前日は雨が降ったこともあり、道は濡れていてキノコもたくさん生えていた。
立派なキノコがあちこちに!これ食べれたらえぇのになぁと、しめじやマイタケを探すがあるわけもなく、キノコに秋を感じつつ進んだ。
八ツ淵の滝は、下流から魚止の滝、障子の滝、唐戸(空戸)滝、大擂鉢、小擂鉢、屏風滝、貴船の滝(主瀑)、七遍返しの滝の8つの滝がある。
少し上部まで歩いた私たちは魚止の滝を越えたあたりから入渓し、残りの6つの滝を越えていく。岩場やからとつま先立ちになってしまう我々にY師匠から「フエルトシューズはつま先で歩くなよ!足裏全面つけて歩け!」と激が飛び、またルートファインディングの練習に先頭を交代しながら進む。
ここからなら上に上がれるかと思ったが、Y師匠から「その上の岩も見なあかんど!持つ手もないようなツルツルしてるの見えるやろ、2段目で登れなくなってしまうから、ここは右側から巻いていかなあかんな。」と指導も受け、また滝までいってからどこを登るか、あかんかったら戻ってどこから巻くのかなど、ご指導受けながら進む。
巻き道には、ロープや鎖もあり、また道幅も狭くヒヤリとする箇所が多かった。
貴船の滝は、圧巻の迫力がある落差30m。右側にある巻き道を登り、上で早めのお昼に。ここでは昔遭難があってなとY師匠。横をみると遭難の碑があり、切なくなった。
休憩すると寒さがきて、Hさんにお湯をわけていただく。もうこの時期はお湯やなぁ~。ウェットスーツないと寒いなと色々談笑しながら休憩。お腹も満たされ、七編返しまで進み、沢沿いの登山道から下山した。
ロープワークもあり、アタフタすることも多く実践でスムーズに出来るようにロープワークの復習をしっかりしないといけないと感じた。
今日はヒルおらんかったなぁと言いながら駐車場につくと、ギャーっと叫び声が。
Kさんの足にヒルが!ヒルの父、Y師匠の出番である。さっと指につけて、今年生まれたやつやな!ちっさいなぁ、可愛いサイズやといって、すぐさま虫よけスプレーで息の根を止めていた。
そしたら、Sさんが、わ!こっちにも!と声がしてY師匠、またもや即座に息の根を・・・。
今年の沢も今回で終わりなのかぁ?と寂しくも、来年に向けてロープワークをしっかり身につけて課題を減らしていきたい。
遠征に向け 岩登りトレーニング⛰️
UPDATE 2025-09-21
【日 程】 2025/09/09(火)
【参加者】 会員3名
【コース】 金比羅山 Y縣尾根
【記 者】 takenoko
岩稜帯への遠征に向けて、不安な初心者2名にY師匠が時間を作ってくださりました。私は半年に1回ぐらいのペースで、3回目の岩登り。
10時頃、江文神社手前の駐車場を出発、Y縣尾根まで移動。ハーネス・スリング・カラビナなどの装備をつける。
9月に入っても、まだまだ暑い。陽射しが強いので、日の当たらない岩の前で、スリング・プルージック・セルフビレイコード・カラビナなどについての説明。その後、三点支持・登山靴での足の置き方を丁寧に教えていただく。
短い距離で、登り下りの練習。確保器でビレイ、ロワーダウン(クライミングで終了点に着いたクライマーが、ビレイヤーにロープを操作してもらい、体重をロープに預けてゆっくりと地上に降ろしてもらう降下方法)を練習する。ビレイをする時は、ロープを引っ張ったり、繰り出したりする時の手の動きが難しい。
お昼休憩後、上へ登っていく。
Y師匠が付けてくださった「お助けスリング」に頼らないといけない難しい部分を通る。危険なところはロープを出してくださり、プルージックの代わりに、タイブロックという器具を初めて使用させていただく。ロープよりも操作が簡単で、滑りが良く使いやすい。
雨が降ってきて、鞍部に移動してレインウェアを着る。少し待機していると雨が止みレインウェアを片付け、残り50メートルぐらい登り、いつもの場所で休憩する。ここでは、Y師匠から道具について色んな話を伺う。
下る途中、「馬の背」を歩く練習を始めるが、また雨雲が近づいてきたので、急いで下山することに。苦手な下りと最後の林道歩きも、一歩一歩気をつけて、駐車場へ戻る。
残念ながら、天候不良の為、遠征の行き先は変更になりました。次の機会に備えて、岩登りをする回数を増やせればいいと思います。普段から、岩場では足の置き方を意識していきたいです。
比良奥ノ深谷 沢登り
UPDATE 2025-09-14
【日 程】 2025/09/07(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 明王谷横林道ー牛コバー奥ノ深谷ー大橋避難小屋跡横ー牛コバー明王谷横林道
【記 者】 Koume.S
今シーズン明王谷→白滝谷→奥ノ深谷と同じ比良の沢を繋げて登る第3弾。
坊村の駐車場を8時出発。地主神社横のおなじみの林道を歩き、牛コバから入渓。3日ほど前に台風通過の影響で、普段より10センチ程水が深いらしい。歩き出していくつかの滝を過ぎた頃、Y師匠の首にヒルが。すぐにディート入りのスプレーで対応。なぜかいつもヒルに会うと嬉しそうな表情でヒル話がはじまる(笑)
流れの早い滝の左岸からOさんリードでロープをセットし、続いて登る。その先の高い滝は、右岸側のきつい斜面をタイブロックをセットし、慎重に巻いて登る。
深い釜の左岸をへつりながら、手が岩から外れ、深い水に首まで浸かってしまう。それでもまた挑戦する。水の深さにも慣れてくる。水から上がり、滝の近くの風が身体を震わせて寒く感じる。大きな滝、いくつも分かれた滝、途中ゴルジュも美しくて、バリエーションに富んだ沢。先頭を交代し、ルートファイティングしながら登るのも楽しい。
岩の幅の狭い滝は、手と足を突っ張ったり、身体の向きを変えたり。きつい水流の所は、Y師匠やOさんのお助けスリングが心強い。
今日は、大橋小屋跡横で、終了。喉も渇きお腹もすいたので、少し休憩をして、沢横から細くて崩れやすい登山道を歩き、林道に出る。
帰りにてんくうの湯に寄って、きれいさっぱり汗を流し、帰路へ。
この日も京都は、35度超えの暑さなのに、沢は、水温も低くなり、秋を感じる。今シーズンは、比良の沢を満喫している。
八海山 (大日岳・入道岳)
UPDATE 2025-08-12
【日 程】 2025/08/09(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 八海山ロープウェイ-薬師岳-地蔵岳-大日岳-入道岳(往復)
【記 者】 OT
新潟遠征2日目。
ロープウェイの時間が遅いので、朝はゆったり5時位に起きゆっくりと乗り場に向かう。
数日前の低気圧、翌日からの前線と、悪天候の合間に挟まれながらも、この日は丸一日晴れてくれて、危険な岩場もしっかり乾燥してカラカラ😆
8時のロープウェイに乗って4合目へ、連休だが案外人は少ない。避難小屋を覗きつつ、まずは階段を歩き始める。
女人堂手前の6合目から、草木が生えていて一見分かりづらいが、道の左側が谷になって切れいて、滑落の危険性があるとY師匠から注意勧告が。2017年に高校生が1人なくなっているらしい。その場所にはピンクテープが貼られ、お盆ということもあってか、ゆりの花が添えられていた。
注意力を高め、山側に寄りつつ足元を慎重に一歩ずつ歩く。まもなく薬師岳に到着、日も高くなってきて気温はかなり暑い☀️
地蔵岳から順々にピークを超えていくと(ピークの名前は全然覚えれず^^;)、やがて今回の核心部、大日岳へ。ここからは「いかにも危険箇所」に。
日本海側の湿った風が急上昇して、北側に雲ができて南側は晴れているのが一目瞭然。いかに急峻かつこの付近で高い山かがよく分かる。ロープを出して確保してもらいつつ、プルージックで登っていく。下りは鎖を使って岩から体を離して下っていく。一歩一歩、靴が岩を捉えている感覚がなんとも言えない心地よさ。
大日岳を超えたときには、13時、ロープウェイの終電がちらつくが、ザックをデポして急いで入道岳へ。ちょうど雲が晴れて、越後駒ヶ岳・中ノ岳が最高にきれいに見えました。
帰りも谷に落ちないように気をつけつつ、急ぎ足でロープウェイへ、なんとか余裕を持って到着し、ちょっと雪遊びをして下山。
翌日からは前線が停滞して西日本〜日本海側全体で天気が不安定ということで、新潟遠征はここで終わり。楽しみにしていた夏休みだったので残念な気持ちがありながらも、いいコンディションで八海山に登れたことは忘れられない思い出になりました。癖になる岩場、話に上がっていた妙義山も行ってみたいな〜⛰️