比良αルンゼ

UPDATE 2026-01-09


【日 程】 2026/01/04(日)
【参加者】 会員5名
【記 者】 S.S


 今年は雪が少ないが、新年の寒波で降雪があり、心躍らせて、早朝に亀岡を出発する。林道脇に駐車して、歩き始めるも、「20年前とはすっかり変わってる。どこかわからん」と浦島太郎状態のY師匠。みんなで地図を見ながら、渡渉したり、トラバースしたり、堰堤を巻いたりとそれはそれで楽しんで、さがしていく。ようやく辿り着くと、ノートレイスの雪原と周囲の木々の雪が日差しにキラキラ輝いて、とてもきれい。

 師匠とKさんにロープを出してもらい、一人ずつルンゼを登っていく。岩についた雪をピッケルと手で払いながら、足場を探すので、見つけにくいし、手袋も濡れて冷たい。後半は順番に先頭を変わり、ルートを探す練習。大きな滝まで来て、今日はここまでで、懸垂下降で戻る。私は初めてなので、師匠から厳しく指導してもらい、どうにかこうにか降りることができた。

 以前から思っていたことだが、クライミングはサイエンスだ。教えられた通りにやる。これは当然だが、なぜそうするのか?その原理は何か?まで理解できてないと自分の安全をしっかりと守ることはできない。周囲の状況に応じて、ギヤや行動のメリットデメリットを判断して、安全を確保する。今回、経験だけでなく、知識不足を痛感した山行であった。

西穂独標 〜記憶は雪に埋もれ、キャンディーチューン♬は耳に残る〜

UPDATE 2026-01-01


【日 程】 2025/12/13(土)
【参加者】 4名
【コース】 西穂高口駅〜西穂山荘〜独標(ピストン)
【記 者】 へっぴりゴシ


もう去年の話なので、今さら書くと鬼どころか天狗にも叱られそうですが、
記憶を必死に掘り起こしての遅ればせながら山行レポートです。

ちなみに、昨日の晩ごはんすら怪しい記憶力なので、
この話の何割かは想像力が♬倍の倍のFight倍倍Fightに膨らんだキャンディーチューン状態かもしれません。
あらかじめご了承ください。
※キャンディーチューンご存じない方は、Googleさんで調べてください。

12/13、「雪山トレーニングじゃ!!」という師匠の一声で集合したのは、
S藤社長、K内おごじょ、へっぴりゴシ(私)、そして号令をかけた張本人の師匠、計4名。

京都を出発し、新穂高ロープウェイ乗り場に到着したのは8時前。
12月はウィンターシーズン扱いで運行開始は9時。
はい、早すぎました。

結果、駐車場でのんびり準備という名のダラダラタイム。
ヘルメットを被ったり外したり、グローブをはめたり落としたり、
この時点ですでに「♬倍の倍のFight倍倍Fight byキャンディーチューン」が脳内ヘビーローテーション♬

9時、満を持してロープウェイ乗車。
天気は快晴、北アルプスの山々を眺めながら、「今日は登山?それとも高級リゾート?」と錯覚する優雅さ。

しかし標高2,000mを超えた瞬間、世界は一変。
下界の雪ゼロが嘘のような銀世界。

9時半、登山開始。
前日にも雪が降ったらしく、道はへっぴりゴシの心のように穢れなき純白。

トレースは完璧、高速道路状態。「ここは雪上ランウェイか?」と思うほどで、しばらくはアイゼンなし。
雪の上を普通に歩ける能力、大事ですからね(言い聞かせ)。

木々の隙間から双六岳、笠ヶ岳、白山がチラ見えし、
テンションは倍、さらに倍、さらに倍……
そう、♬倍の倍のFight倍倍Fight byキャンディーチューン(くどい)。

1時間ほどで西穂山荘に到着。
雪はまだ少なく、名物(?)雪だるまの影も形もなし。
小腹が空いてきて「西穂山荘のあったかラーメン……」
という幻聴を振り切り、現実のザックの中で押し潰された圧縮ZIPパンを頬張る。

ここでアイゼン装着。
「2分装着、シャキーン!」と勝手に自分に課題を出し、
手袋つけたまま成功して、静かにドヤ顔。誰にも伝わらない自己満。

風はやや強め。
夜に向けて低気圧が来る予報なので、テンションは上げすぎない方針で独標へ。

まだハイマツは完全に埋もれておらず、夏道ベースで進行。
登山者は少なく、静かな雪山。
丸山を過ぎる頃には西風が容赦なく吹き付け、寒さで毛穴が閉店ガラガラ。

休憩できる場所も少なく、1回だけ短め休憩。
汗はかかないが、水分補給は意識的にね!圧縮ZIPパンの残党もここで消費。

独標への登りは急ではないが、地味に効く。
しかし振り返ると、雲海に浮かぶ白山、焼岳、霞沢岳、
そして遠くに富士山の先っちょだけ。

疲労は増すが、目の保養は倍倍・・・。

岩が増えてきたところで独標の取り付きへ。
降りてくる登山者は2人だけ。ほぼ貸切。

念のため師匠がロープを出し、僭越ながらトップを行かせていただく。

独標の上は、完全プライベート空間。
西穂高岳にペコリご挨拶し、フィックスロープを設置、下へ合図。

久しぶりのアイゼン+岩+雪のミックスに
S藤社長とK内おごじょは慎重モードで上がってくる。
アイゼン引っ掛けないよう、一歩一歩が倍の倍のFight倍倍Fight by集中力(もういい)

全員揃ったところで記念撮影📷

下りはさらに慎重にということで、お二人はプルージックをセットして下降。
以前に見た、ココでの滑落動画が脳裏をチラつき、自分のこと以上に心拍数アップ。
無事全員下降完了、そのままピストンで下山開始。

雲は予想通り増殖し、白山は完全に雲の中へフェードアウト。
西から迫る雲に「そろそろ帰れよ」と言われている気分。

西穂山荘に戻ると、事件発生。
K内おごじょの片足からアイゼンが消失。
「えぇぇぇ!?」と少し引き返すと、ほんの数メートル先にポツンと落ちてました。
……「おい、気づけよ(笑)」

西穂山荘で再びラーメンの幻聴に襲われつつも、時刻は14時過ぎ。
ロープウェイの時間を考えて泣く泣くスルー。

ここからはアイゼンなし下山の練習。
スケーティング、キックステップを織り交ぜながら下降。
S藤社長は終始緊張していたせいか、倍倍に疲労が蓄積していた様子でしたが、
それも含めて雪山トレーニング。

15時過ぎ、西穂高口駅に無事下山。
来る時と同じ景色でも、双六岳の雪景色を見て「いつか雪の天空の滑走路、行きたいなぁ」
と新たなキャンディーチューンが脳内再生。

今回は風呂なしで帰路へ。
ひるがの高原SAでお腹を満たしに、選んだのは「けいちゃん唐揚げ定食」。
……
普通の唐揚げでした。

中部山岳オールスターズ 霞沢岳からの木曽駒ヶ岳

UPDATE 2025-05-07


【日 程】 2025/05/04(日)~2025/05/05(月)
【参加者】 6名
【コース】 1日目:太兵衛平〜霞沢岳西尾根(撤退)
2日目:千畳敷〜木曽駒ヶ岳往復
【記 者】 へっぴりゴシ


GW後半から天気が少し不安定に・・・(憎い⤵︎)
低気圧が発達して寒冷前線が通過する影響を受けて、中部山岳では雪&西風の大荒れ天気の予報(ー_ー)
そんな中、雪を愛してやまない変態……じゃなかった、一行は当初「爺ヶ岳東尾根から鹿島槍じゃ!」という渋めの山行計画をウキウキで準備。でも、稜線上でのテント泊は、西風ビンタを喰らいまくる未来しか見えず…「あっ、これムリ」とあっさり断念、行き先変更。樹林帯の中ならテントは張れるだろという見込みで、これまた毎年行けていない霞沢岳に決定!

5/4に日が変わった頃に京都を出て、あかんだな駐車場に到着。この日はP1970付近の尾根のテント泊地までの予定なので、ゆっくり車中で仮眠をし濃飛バスに乗って上高地へ。雨は上がって曇っていたので、大正池に写る穂高連峰もグレー色。焼岳も帽子(雲)をかぶって、どこか眠たそう。「え…上高地ってこんな地味だったっけ?」
このグレー天気、今回の展開を予言していたのかも!・・・知らんけどw

5/4の8時半頃に登山開始し、太兵衛平バス停前からの取り付き。林道少し入るといきなりの急坂ドーン。階段があるものの土や木の葉などで埋まって、滑るしロープを伝って尾根に取り付く。そこからは笹、笹、笹ァーー!!
雪がないので、ひたすら熊スタイルで笹藪をかき分け、そこからは笹藪のバリエーションルート。風はあるが暑い💦この時期は着る服に悩む、だって「ヨォ服の、はるやま〜(春山)♬」だもん(あれ?青山だっけ?どうでもいいw)。所々で笹藪が切れるが、木の根っこを足場に段差を進み、また笹藪の繰り返し。ただ、「今日はテント場まで登れば良いだけ!昼までには着くしがんばろ!!楽勝っしょ」って思って2時間ほどすると、本日のテント泊ポイント・・・のはずでしたが、雪の全くない痩せた尾根。テント張れるわけがない!え?ここで寝ろって?無理ゲーです。雪があれば平らなスペースができてテントが張れるはずだったのに。
気を取り直して、宿泊装備を道脇にデポして身軽な状態で15時をタイムリミットに山頂を目指す計画に変更し、進み始めると、すぐに第一の使徒の「腐った雪面」あらわるっ!踏み抜きトラップにビビりながら登るも、後ろからY師匠のSTOP!思った以上に雪も少なく、この雪の状態で山頂まで進む技術がまだ不足しているとのことで撤退の相談でした。厳しい判断ですが、全ては参加メンバー全員の安全のため、冷静な判断です。引き返すことに決め、下山するも微妙な支尾根も多く、道迷いに注意しながらまた熊モードで笹藪を掻き分けながら下山しました。今年も霞沢岳山頂はお預け🐶

でも、まだ1日あるっしょ!どこか雪面を歩く練習ができる場所へという事で相談をし、車を木曽駒ヶ岳へ進めました。
車中で、駒ヶ根キャンプセンターへ電話、満員でしたが融通を効かしていただきテントサイトを確保!感謝です。この日の夜はキャンプ場で1泊。水道・トイレ完備で売店ではビールも売っているし、フラットなフッカフカ芝の上でのテント。なんと快適なのでしょう、文明って最高✨もう山でのテント泊なんて無理かも💧、整備されたキャンプ場でのテント泊にハマってしまいそうな軟弱キャンパーに片足突っ込んだへっぴりゴシでした。
木の実や泥の混じった雪を溶かした水を準備をする事も必要なく、食担のSさん、Kさん、Ohさんに準備していただいたキムチ鍋&雑炊に舌鼓、お腹を満たし美味しいお酒も頂いてご機嫌に就寝zzZZ

5/5 4時すぎに起床、ぐっすりよく寝れました。やっぱ、フラットふかふかな芝の上キャンプは最高!(何回言うねん!)
6時過ぎにテントを撤収して、菅の台バスセンター駐車場へ移動。バス停にはすでに人・人・人、やっぱGW。ポカポカ陽気のバスに揺られてロープウェイで千畳敷へ。千畳敷はまだ雪が多く白銀の世界🤍昨日のグレーな霞沢とは大違い。東には白く輝く南アルプスの山々とその向こうには富士山の先っちょが顔を出していました。青と白の世界の中、千畳敷を登るが見た目以上にしんどっ。立ち休憩を繰り返しながら峠まで登りつめ、まずは木曽駒ヶ岳山頂へ進みました。中岳を登り振り返っても、東には富士山がひょっこりはん!木曽駒ヶ岳山頂に登って振り返っても、まだまだ富士山はひょっこりはん!10時に登頂、山頂ではその富士山や南アルプスの山々だけでなく八ヶ岳や北アルプスの山々、御嶽山、乗鞍岳、遠くには白山も見えて中部山岳オールスターズ⛰️⛰️⛰️が総出演!


ゆっくり山々の景色を堪能し、宝剣山荘まで下山。宝剣岳へは雪の付きがイマイチなので登頂は諦め、伊那前岳への途中の斜面で登攀練習を開始。フィックスロープを張った斜面をクレイムハイストで安全を確保してトラバースする練習や登下降、デバイスを使った下降の練習をして、各自自分でセットができるようにみっちりY師匠とK隊長からご指導をしていただきました。皆自主練し、来年には霞沢や宝剣にリベンジじゃ!
14時前に下山を開始、終始FUJIYAMAはひょっこりはんでした。皆、雪にも慣れて千畳敷の斜面をスイスイと問題なく無事下山しました。

帰りはお楽しみ、松川の「清流苑」でお風呂、コスパサイコー。館内のレストランでジンギスカン定食や唐揚げ定食を食べ、完全に下界の贅沢に毒されて帰宅。途中、さすがGWで夜遅くまで渋滞が続く中、京都へ帰りましたとさ、おしまい。

待ってろよ〜!霞沢岳
腐った雪面、踏み抜き注意
笹藪、もう飽きたぁ
ところ変わって、木曽駒ヶ岳の千畳敷
見た目以上にしんどかった💧けど、へっちゃら!だって、変態だもん
どーーーーん!乗鞍岳と記念撮影。皆、顔くろっ
プルージックでの確保練習。お家でも練習しましょう。
熱心にご指導、ありがとうございます。

またまた堂満ルンゼ ただただ練習あるのみっす!

UPDATE 2025-02-13


【日 程】 2025/02/11(火)
【参加者】 会員6名
【コース】 イン谷口〜本谷〜支稜〜第1ルンゼ〜イン谷口
【記 者】 へっぴりゴシ


週末に山へ行って、一日だけ間をあけて火曜日(祝)も山・・・「よぉ〜行くわぁ」と自分でも思いながらも、やっぱり雪山は期間限定だし行きたい♡
そんな同じ穴のムジナ達6人で、7時頃に京都を出発。今回は次の山へ行くためのトレーニングで堂満ルンゼへ。

天気予報では昼から高気圧に覆われるので、穏やかなポカポカ陽気の中の山行を期待していたが、京都出発時点で雪がチラホラ。ん〜、きっと数時間後には晴れるだろう。
イン谷口手前では、滋賀県警の方が遭難注意、雪崩注意の声掛けで立っておられてありがたい事です。
バス停から奥の駐車場には前日からの雪が積もっており、皆さん手前の駐車場へ停め、奥へ入っていく車は無し。しかし、ヤンチャなY隊長はそんなのお構い無しで、車のお尻フリフリさせながら奥の駐車場まで(笑)おかげで数百mは歩かなくて済みました。

それぞれ準備を整え出発。相変わらずお昼のパンを車中に忘れて行きそうになる隊長。途中、第一ルンゼ堰堤前付近で、アイゼン・ハーネス・ガチャ類を装着。「アイゼン装着は3分以内じゃ!」って先日の講習会を思い出しながら、意識しながら素早く装着し自己満。その後、青ガレ手前の堰堤まで進む。
堰堤を越えて、本谷のルンゼに入ると思った以上に雪がある。私が山を始めてからこんなにも雪があったのは初めて。ノントレースで膝あたりくらいかな?先頭のKoume隊員は、覚えたてラッセルを駆使してピッケルで雪を落として足で踏み踏みしながら丁寧に進んでいる、と「そんなんしてたら陽が暮れるわ!脚を上げてツボ足で進め!」と後ろからゲキが飛ぶ。ゲキは飛ばすが、深雪での脚の上げ方を優しくレクチャー(笑)

降ったばかりで安定しない新雪と気温上昇での雪崩を警戒してルンゼは進まずに、早々に支稜に取りつく。少し登ったところで、セルフビレイの取り方を指南。いの一番に身の安全を確保しましょう。
1ピッチ目はカラビナバッチマン(?だったかな)での登り。セットの仕方を教わり、確認して登攀開始。トップでY隊長が登り、その後ロープに沿ってカリメロ隊員、スエ子隊員、タケノコ隊員、Koume隊員、へっぴりゴシと続き登る。人数が多く時間が掛かるため、2ピッチ目からはY隊長とへっぴりゴシがトップでロープを引き上げ後に続く。藪や岩の上を乗り越え細尾根を進むが、雪がなければ崩れやすいガレ場・・・こわいこわい。
3ピッチ目あたりから皆慣れて来て、登ってくるペースも早くなる。途中、ルンゼのトラバースでは腰近くまで雪が積もっていて、雪崩のリスクもあるため素早く対岸の稜線に移る。風当たりによって雪のつき方も異なって薄い雪の場所は登りやすい。対岸の支稜からロープを引き上げながら、ルンゼのところまで登ってきた皆を記念撮影📷。雪崩のリスクもある場所なのに、立ち止まって皆いい笑顔(笑)
4、5ピッチ目でもうお昼を過ぎたため、それ以上先に進むことはやめて、下山開始。
下山はこれまた深く積もった雪の急斜面を滑るように、落ちるように降っていく。途中後ろの方で、キャーとかワァ〜とか声が聞こえるが、ロープを結んでいるので転がっても落ちていく心配はなく、楽しんでいる声を聞いて先を進む。
先頭を進むY隊長の後ろをついて行ったが、ただ尾根芯を進むだけなら自分でもできるが、途中で尾根から外れて最後の懸垂下降点を見つけるルートの選び方にはビックリ。対岸に見えた中央稜との位置関係で場所を定めたのか?それとも動物の勘(笑)?第一ルンゼへ降りるためのポイントに到着し、各人セルフビレイで確保。
デバイスをまだ注文中のタケノコ隊員を吊り下げながら下降させ、その後にY隊長、カリメロ隊員、スエ子隊員、Koume隊員、へっぴりゴシが続く。順番待ちの間、トイレを我慢していっぱいいっぱいのへっぴりゴシだが、ここで放水すると皆の懸垂下降ラインが黄色に染まるため我慢💧皆が手際よく下降してくださったお陰で、セーフ。第一ルンゼ側にも今年は多く雪があり、雪を踏み締めながら堰堤〜イン谷口へ降った。
結局、ポカポカ山行にはならずに終始どんより冷たい風が吹く山行でした。天気図間違ってんの?

帰り、皆の頭の中は比良駅前の鍋焼きうどんだったが、駅まで行くと本日休業⤵︎もう、口がうどんだったのに・・・
車中で今後の計画などワイワイ話しながら京都に帰ったとさっ。

おしまい

支稜の取り付きであたふた。今年の堂満ルンゼは雪が多いです♬
セルフビレイを取って安心♡
ガムシャラによじ登る。ステップを考えましょう。
ルンゼのリスクを他所に、良い笑顔(〃艸〃)
雪&岩の乗り越え。アスレチック。
タイムオーバーで、ここから下降。 ヽ( `д´)ノこら〜、グレイのロープ誰も確保してないやん!
ロープ確保されていないことも知らず、急斜面の深雪を落ちるように降る💧
最後は懸垂下降。楽チーン

冬山 ワカン教室

UPDATE 2025-01-20


【日 程】 2025/01/19(日)
【参加者】 9名
【コース】 イン谷口-金糞峠-南比良峠へ向かっての雪斜面(ピストン)
【記 者】 里山


晴天、ほぼ無風の中、青ガレをチェーンスパイクで登って金糞峠に到着。ここから武奈ヶ岳へ向かうコースは、多くの人が歩いてしっかり踏み固めた雪道が続く。が、堂満岳方面に目線をずらすと、踏み跡のない雪の凹凸が広がる。

今日の目的地は、こちら。ワカンを履いて歩きだせば軽く膝まで沈むフカフカの雪。斜面を登ろうとすると足元の雪が崩れ、雪の中でもがくばかり。Y師匠は丁寧にワカンでの歩き方を説明してくれたけれど、難しい。
Y師匠の「あっちへ登れ」「こっちへ来いよぉ」の声に導かれながら、参加者全員あちらこちらで雪と大格闘。

しばらくして、ワカンに少し慣れた(⁉)頃、師匠が先に進み始める。

そのうちに目の前に現れた高さ3m、斜度40度ほどの斜面。(私には壁に見えました)
師匠は、丁寧に一歩ずつ雪を踏み固めて登っていく。「せっかく作ってもらった雪の階段。後ろの仲間につなげる為に壊さないように登らなくちゃ」と思ったのに、哀れ、一段登るごとに「ストーン」と音を立てて階段は崩れ、元の高さに逆戻り。新しく足を上げても、また崩れて元の位置に。まるでゲームの一コマ。思い切り斜面を踏み荒らしてやっと登り切った頃、遠くから師匠の声。
「はよ来—い」「登れませーん」「這ってでも登ってこーい」・・・。
みんなで文字通り這い上りました。後ろの皆さま、ご迷惑をおかけしました。

そんなこんなでたどり着いた 南比良峠へ向かって一番初めの小ピーク。
開けた景色は、琵琶湖対岸の霊仙山、少し北の伊吹山。そして伊吹山の左肩にひときわ白い御嶽山。遠いのにくっきり見える山容は、雪の季節のご褒美です。

来た方向に少し下り、日だまりで昼食。金糞峠から青ガレを下って本日の「ワカン教室」終了。

参加していたワカン初心者が「ログを見たら、こんなに短い距離だったんですね」と驚いていました。
「そう、「ラッセル」って体力が要るの。でも、初めてのワカン練習で、ゆっくりとこれを味わえた貴方は、ラッキーだよ。」と思ったことでした。

 

青ガレを登り始めて
金糞峠、到着
ワカンを装着
絶好の練習場
ラッセル! ファイト!
みなさま、ご迷惑をかけました
伊吹山の左側、肉眼では御嶽山がバッチリ。