いつかは槍ヶ岳!①~1日目 上高地から殺生ヒュッテ~
UPDATE 2023-08-12
【日 程】 2023/08/04(金)~2023/08/06(日)
【参加者】 会員6名
【コース】 上高地ー横尾ー槍沢大曲ー殺生ヒュッテ
【記 者】 S.N
当初、新穂高温泉の駐車場を利用、槍平~南岳西尾根の予定だったが、その駐車場が夜9時には満車になるとの情報あり。出発数日前に予定変更、平湯~上高地からのスタートとなる。
早朝5時半前、上高地バスターミナル出発。青空に山並みが美しく映える。朝もやに包まれた梓川沿いを歩く。横尾まではハイキング気分。3時間歩いて100mしか高度は上がっていない(-_-;)
横尾過ぎたあたりから少しずつ山道らしくなってくる。一ノ俣あたりから徐々に高度も上がってくる。抜けるような青空に夏の太陽。汗が吹き出る。北アルプス=涼しいというイメージがガタガタと崩れる…。だが、時折吹く風はさすがに涼しく、登山道のすぐ脇を流れる川の透明度にも感動。
槍沢大曲りあたりで標高およそ2000m。徐々に高山病の症状がまた出だす。登りの角度もきつくなってきた。休憩をこまめに取りつつ、ゆっくりではあるが、一歩ずつ前に足を運ぶ。
と、勢いよく流れる水場が。この水がまあ冷たくおいしいこと!喉を潤し、夕食の水を汲み終わり、さあもうひと踏ん張り、と歩き出したその時、目の前に槍ヶ岳がドーン!ああ、槍サマ〜!やっと会えた\(^o^)/
テンションも上がったところで、また少しずつ足を運ぶ。しかし、目の前の槍ヶ岳にはなかなか近づけない。空模様も怪しくなってきた。坊主岩小屋からおよそ35分、やっと殺生ヒュッテ到着。テントを張り終え、中に入ったテント泊4人組は、シュラフにくるまりちょっと横になったとたん爆睡…‼時折、テントを打ちつける雨や雷の音が気になりつつも、1時間余りの気持ちのいいお昼寝タイムだった…。
本日の歩行時間10時間、歩行距離19㎞。累積標高差約1500m。お疲れ様でした。
明日はいよいよ槍ヶ岳山頂を目指す。
北アルプスの風に吹かれて〜西穂独標〜
UPDATE 2023-03-20
【日 程】 2023/03/19(日)
【参加者】 会員4名+会員外1名
【コース】 京都−西穗高口駅−西穗山荘−西穂丸山−西穂独標(往復)
【記 者】 Koume.S
「北アルプスの空気をすいに行きませんか?」のお誘いにメンバーの意見一致。夜中の3時半頃に京都を発ちました。
土曜まで、北アルプスは雪予報。一転して今日は、朝から雲一つない青空。高山に入ると雪景色が広がり、雪の北アルプスの山々が見られました。やっぱり雪山はサイコー。
7時30分に新穂高ロープウェイの駐車場に到着。9時始発のロープウェイ2本乗り継ぎ、西穂高口駅で降ります。途中のロープウェイでは槍ヶ岳(の先っちょ)やジャンダルムなどを眺められました。西穂山荘まではアップダウンを繰り返しながら、樹林帯の登山道を進みます。前日に降り積もった新雪も先行の登山客で踏み固められ、ハイウェイになってます。途中でアイゼンを付け黙々と進むと、視界が開け今から登る西穂独標、西穂高山頂、笠ヶ岳、双六岳、また南側には、焼岳、遠くに白山がくっきり見えます。今日は、霞なく最高の景色。1時間ほどで西穂山荘に到着。ここから西穂丸山まで登ると、開けた稜線では頬と耳が痛くなる様な西風。下界は穏やかでも流石アルプスと思いながら、フードを慌てて被りました。西穂丸山を過ぎたところでハーネスを付け、ヘルメットを被り、目の前に迫った独標手前まで登ると、たくさんの登山客で渋滞。降りてくるパーティを待ちながら、独標を見上げると岩が剥き出しになり、鎖のかかった険しい斜面。Y師匠の指示でロープを準備し、1人ずつタイブロックを付けて慎重に登ります。13時過ぎに西穂独標に着きました。意外だったのがその時の独標はお日様が当たり、風もなく暖か。みんなで記念撮影。見渡せば周りの穂高岳、迫力ある北アルプスの山々、カッチョイイ。今回は時間の都合で行けないけど、「次は、あの尖った西穂高山頂に登頂したい!」と次の目標が出来ました。
独標からの下山もロープを付け、1人ずつ安全のためにピッケルを使い、後ろ向きに足の置き場を確保しながら慎重に降ります。
ピストンで西穂山荘まで下山し、山荘前で軽くお昼を食べました。
ロープウェイの西穂高口駅まで樹林帯をY師匠のお決まりの軽やかな足使いに続き下山します。
ロープウェイを乗り継ぎ、15時30分に駐車場に到着。
帰りに岐阜の郷土料理⁈けいちゃん丼、けいちゃん唐揚げ定食を食べ、満腹で京都、亀岡に帰りました。
北アルプスの空気吸い、風にあたり、雪山を満喫。今週も満足な1日を過ごしました。
西穂山荘前より (閲覧注意:フワフワしますw)