美ヶ原と松本城攻め

UPDATE 2025-12-01


【日 程】 2025/11/08(土)~2025/11/09(日)
【参加者】 会員8名
【コース】 1日目:美ヶ原・王ヶ頭・王ヶ鼻周辺ハイキング
2日目:松本城攻略
【記 者】 Mt.Boku


美ヶ原(王ヶ頭、王ヶ鼻)と霧ケ峰(車山)といえばどちらも百名山⛰️である。
翌日の天気が悪いので、予定を変更しこの日のうちに美ヶ原で景色を楽しむことにした。スニーカーでだらだら散策できる山であり、ほぼ観光、場違いな山スタイルなのは私たちくらいだが、2000m近いからそれなりに気温も低く薄着の観光客は寒そうである。山本小屋駐車場から美ヶ原パノラマコースを王ヶ頭を超え王ヶ鼻までのんびりとした高原歩き。片道約4kmあり(1時間20分ほど)、それなりに距離はある。美ヶ原の売りである360度のパノラマ、初冬の北アルプス〜中央〜南〜八ヶ岳を眺め、八ヶ岳の横に雲に浮かぶ富士山もぼんやりではあるが拝むことができた。途中の事故渋滞がなく早く着けばもう少しすっきりした景色が眺められたであろう。掲載の写真にはほとんどの山が写っているので目を凝らして山探しをしてみください。
 
さてさてお宿はというと‥
これまた昭和レトロな民宿風の温泉旅館、車山スキー場の真ん前で何やら懐かしいスキー合宿風のお宿。料理は信州のおばちゃんの手作りらしいおかずが並び、鴨鍋に信州そば、馬刺し、イワナ、洋風の揚げ物までついてどれも美味しいし食べきれないほど。横の客がええ歳の女子😁ばかりの山活団体に疑問を持ったのか、「そんなに山に行って黒一点(師匠のこと)以外皆さん家族とかどうしてるの?🫨」と心配され、「家族皆、諦めてま〜す」とかわしておいた😆。温泉もアルカリ泉♨️でお肌スベスベ、身体の芯までしっかりと温まる。
 
夜半より風も強くなり、翌朝はまさに霧の霧ヶ峰、横殴りの雨も嫌なので車山は諦め、朝から皆で温泉につかり♨️、松本城🏯見学に変更。運良く一番近い駐車場に滑り込み、城攻めに向かう。曇り空に浮かぶ黒い松本城は晴天時よりカッコよく見える。行けば20分待ち(帰りには60分待ちになっていた)、列に並んで黒門より入城するが、城内は細い急な階段で上りと下りがすれ違うので大渋滞、サイズのでかい外国の方だとすれ違いできないほど。急な階段は頑張って足を上げても上の段に引っかかりそうだし、スカート女子たちは上るのに一苦労、天守閣とはそういうもの、「姫には無理やなぁ」とか「大勢敵が攻め込んでも簡単には登って来れんように作ってある」と感心しながらおとなしく順番待ち、警備の指示に従って歩く。松本市内は曇り、当然天守閣からは山は全く見えず、まあ山が見えるくらいなら城攻めには来てないな、と変な納得をして天守閣から降りるが、入城から城脱出まで約1時間半を要した。早々に松本を離れ、観光なら土産は必須、PAで美味しいリンゴ🍎を見つけて皆で爆買い、帰路に着いた。ほんまに観光や〜、けど山仲間と楽しい時間を過ごすことができた😊
王ヶ鼻より、八ヶ岳&富士山
王ヶ鼻より、八ヶ岳、富士、南アルプス、中央平な部分が車山高原
王ヶ鼻より、穂高連峰、立山連峰、白馬方面
これをもとに山、探してみてください
王ヶ頭にて山活女子軍団、初冬の美ヶ原に花を添える?バックは王ヶ鼻と穂高連峰(さすが師匠撮影✌)
鐘を鳴らす師匠
月見櫓のある天守閣、黒くてかっこええ~

コスモサーキットに行ってみましたが…。

UPDATE 2025-10-09


【日 程】 2025/10/05(日)
【参加者】 会員3名
【コース】 伊那川ダム手前ゲートー福トチ橋登山口ー越百山ピストン
【記 者】 Koume.S


中央アルプスの越百山から南駒ヶ岳のいわゆるコスモサーキット(ショートコース約24キロ)を目指して、4時すぎに伊奈川ダム手前ゲートよりスタート。午前中は、もつかと思っていたお天気が低気圧の影響で崩れ、すでに小雨が降り出す。先行き不安な中、長い林道を1時間半歩き、福トチ橋登山口より急登の樹林帯を黙々と歩く。

細尾根を歩き、下のコル、上のコルをすぎ、途中御嶽山見晴台があるもののガスガスで、見晴らしどころではない。まわりは、真っ白で見えないが、標高が上がるとツツジや楓、ナナカマドの紅葉を見れたので、良かった^ ^

越百小屋に着き、そこから頂上まで、また急登。去年雪山で一度登った山も違った雰囲気。ようやく頂上に着いたが、風と雨がかなり強く、身体も冷え、悩んだあげく、周回を諦めピストンすることに。

二度目の越百山は、また眺望を見せてくれず、次は、三度目の正直で見る事が出来るのか。二度ある事は、三度あるのか?山にも相性ってあるのかなぁ。

帰りは、同じコースをピストンで下山したが、いつもの事ながら、長い下山と林道をよく歩いたなぁと3人で感心した。

帰りにあてら荘の温泉に浸かり、冷え切った身体が温まった。

いつものプリンス松葉で、ボリューム多めの定食を食べて帰路へ。

次こそは、中央アルプスの縦走をいいお天気の中歩きたい、そして越百山の眺望をいつか見てみたい。

標高が上がるにつれ、紅葉が楽しめる
越百山の山頂は、すごい風雨で寒かった。
長い下山と林道お疲れ様。
Oさんのプリンス松葉定食(ご飯大盛)^_^

「南木曽岳」 一度は登りたい山 

UPDATE 2025-05-24


【日 程】 2025/05/19(月)
【参加者】 会員5名
【コース】 南木曽岳蘭駐車場(8:46)~避難小屋・WC(8:52 S)~南木曽岳登山道入口(9:18)~下山道分岐(9:35)~南木曽岳(11:19)~南木曽岳避難小屋~展望所(11:50)~摩利支天(12:16)~下山道分岐(13:45)~男滝・女滝(14:35)~避難小屋・WC(14:44 G)
【記 者】 dekopon


 

「この山に登ろ!」 紹介記事を読んでそう決めたのは、昨年の春。

古くから信仰の山として祀られ、登られてきた                                        急登で梯子の連続。体力必要。高い山へのトレーニングとしておすすめ                             よい加減のコースタイム                                                  恵那山、御嶽山、乗鞍岳他、中央アルプス・南アルプスの山々の眺望が素晴らしい                        御嶽山、木曽駒ケ岳と共に「木曽の三岳」に数えられ、今回コンプリートできる                         そして、                                                          「亀山会タイム」では無理のない出発時間(4時発)で、日帰りが可能

1年間、今日という日をわくわくしながら待っていた。

・梯子は続くよ  どこまでも ♬♪

南木曽岳は、登山道途中の分岐から「上り」と「下り」に区別され、時計回りの一方通行となっている。                 狭く急峻な登りには延々と梯子が続く。朽ちて安心できない梯子もあるので、滑落しないようにと慎重さは必要だが、スリリングで飽きない。                                                           

しかし、こんな険しい場所に延々と有難い梯子。いつ、誰によって整備されたのだろう。クマザサに覆われた深い笹薮も刈り取った形跡がある。                                                                                                              

看板に「日本山岳遺産基金」のマークがあったので、調べてみた。                                                 

「南木曽山士会」という団体と地元有志が中心になり、30年近くも登山道整備(ササ狩り作業、梯子の修繕など)を行ってきたそう。2016年には、一般登山者の協力も仰ぎ、100人以上のボランティアが資材の荷揚げや資材の取り付けに協力したそうだ。                                                  

これらの整備が行われ、延々と続く梯子が取り付けられたからこそ、楽しんで南木曽岳に登れている。日本山岳遺産認定の山。                                                 

一方、摩利支天からの下山道はというと、狭い登山道両脇にクマザサが生い茂っており、伸び放題。下りも梯子の連続で気が抜けない。 しかし、両脇に伸びたクマザサがあったからこそ、掴んだ束でバランスを取りながら、長く続く梯子を下ることができた。下山道では、クマザサは逆に良い仕事をしてくれている。(と、その時は思っていた・・・)                                                                    

・花とアルプス大展望にルンルン (^^♪

山頂部は広くなだらかで全く違う景色。足元にはバイカオウレン、シニアになったショウジョウバカマの群生。こんなにたくさんの花を咲かせて待っていてくれるとは思わなかった。空の中に、愛らしい桃色のアカヤシオが映える。空気もいいし足取りも軽い。                                                                                                                                                

南側、お隣りの恵那山は、ドーン。 展望所からは、御嶽山、乗鞍岳、薄っすらではあるが遠く中央アルプス、南アルプスの大展望。                                                           避難小屋、バイオトイレも整備され、申し分ない。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

・木曽五木と笹薮

江戸時代、尾張藩により伐採禁止となり保護された「木曽五木」の一つ、コウヤマキの原生林は見事な巨木の森に成長していた。「悠仁親王のお印」と説明書きがあった。                                                                                         

下山時に助けてもらったクマザサの藪。良い仕事をしてくれていたと思っていたが、長いクマザサロードに潜むマダニが、私たちを待ち構えていたようで、数匹のマダニがお土産として体にくっついて下山。こそばゆい感じがして、指先で捕獲したマダニは殺処分にしたが、気づかず自宅まで連れ帰ってしまったメンバーも。                                            

でもでも、そんなことがあっても、                                              南木曽岳はサイコーに面白いお山でしたよ  (^^♪                                                                                                                                                                                                                                              

                                

 

 

中部山岳オールスターズ 霞沢岳からの木曽駒ヶ岳

UPDATE 2025-05-07


【日 程】 2025/05/04(日)~2025/05/05(月)
【参加者】 6名
【コース】 1日目:太兵衛平〜霞沢岳西尾根(撤退)
2日目:千畳敷〜木曽駒ヶ岳往復
【記 者】 へっぴりゴシ


GW後半から天気が少し不安定に・・・(憎い⤵︎)
低気圧が発達して寒冷前線が通過する影響を受けて、中部山岳では雪&西風の大荒れ天気の予報(ー_ー)
そんな中、雪を愛してやまない変態……じゃなかった、一行は当初「爺ヶ岳東尾根から鹿島槍じゃ!」という渋めの山行計画をウキウキで準備。でも、稜線上でのテント泊は、西風ビンタを喰らいまくる未来しか見えず…「あっ、これムリ」とあっさり断念、行き先変更。樹林帯の中ならテントは張れるだろという見込みで、これまた毎年行けていない霞沢岳に決定!

5/4に日が変わった頃に京都を出て、あかんだな駐車場に到着。この日はP1970付近の尾根のテント泊地までの予定なので、ゆっくり車中で仮眠をし濃飛バスに乗って上高地へ。雨は上がって曇っていたので、大正池に写る穂高連峰もグレー色。焼岳も帽子(雲)をかぶって、どこか眠たそう。「え…上高地ってこんな地味だったっけ?」
このグレー天気、今回の展開を予言していたのかも!・・・知らんけどw

5/4の8時半頃に登山開始し、太兵衛平バス停前からの取り付き。林道少し入るといきなりの急坂ドーン。階段があるものの土や木の葉などで埋まって、滑るしロープを伝って尾根に取り付く。そこからは笹、笹、笹ァーー!!
雪がないので、ひたすら熊スタイルで笹藪をかき分け、そこからは笹藪のバリエーションルート。風はあるが暑い💦この時期は着る服に悩む、だって「ヨォ服の、はるやま〜(春山)♬」だもん(あれ?青山だっけ?どうでもいいw)。所々で笹藪が切れるが、木の根っこを足場に段差を進み、また笹藪の繰り返し。ただ、「今日はテント場まで登れば良いだけ!昼までには着くしがんばろ!!楽勝っしょ」って思って2時間ほどすると、本日のテント泊ポイント・・・のはずでしたが、雪の全くない痩せた尾根。テント張れるわけがない!え?ここで寝ろって?無理ゲーです。雪があれば平らなスペースができてテントが張れるはずだったのに。
気を取り直して、宿泊装備を道脇にデポして身軽な状態で15時をタイムリミットに山頂を目指す計画に変更し、進み始めると、すぐに第一の使徒の「腐った雪面」あらわるっ!踏み抜きトラップにビビりながら登るも、後ろからY師匠のSTOP!思った以上に雪も少なく、この雪の状態で山頂まで進む技術がまだ不足しているとのことで撤退の相談でした。厳しい判断ですが、全ては参加メンバー全員の安全のため、冷静な判断です。引き返すことに決め、下山するも微妙な支尾根も多く、道迷いに注意しながらまた熊モードで笹藪を掻き分けながら下山しました。今年も霞沢岳山頂はお預け🐶

でも、まだ1日あるっしょ!どこか雪面を歩く練習ができる場所へという事で相談をし、車を木曽駒ヶ岳へ進めました。
車中で、駒ヶ根キャンプセンターへ電話、満員でしたが融通を効かしていただきテントサイトを確保!感謝です。この日の夜はキャンプ場で1泊。水道・トイレ完備で売店ではビールも売っているし、フラットなフッカフカ芝の上でのテント。なんと快適なのでしょう、文明って最高✨もう山でのテント泊なんて無理かも💧、整備されたキャンプ場でのテント泊にハマってしまいそうな軟弱キャンパーに片足突っ込んだへっぴりゴシでした。
木の実や泥の混じった雪を溶かした水を準備をする事も必要なく、食担のSさん、Kさん、Ohさんに準備していただいたキムチ鍋&雑炊に舌鼓、お腹を満たし美味しいお酒も頂いてご機嫌に就寝zzZZ

5/5 4時すぎに起床、ぐっすりよく寝れました。やっぱ、フラットふかふかな芝の上キャンプは最高!(何回言うねん!)
6時過ぎにテントを撤収して、菅の台バスセンター駐車場へ移動。バス停にはすでに人・人・人、やっぱGW。ポカポカ陽気のバスに揺られてロープウェイで千畳敷へ。千畳敷はまだ雪が多く白銀の世界🤍昨日のグレーな霞沢とは大違い。東には白く輝く南アルプスの山々とその向こうには富士山の先っちょが顔を出していました。青と白の世界の中、千畳敷を登るが見た目以上にしんどっ。立ち休憩を繰り返しながら峠まで登りつめ、まずは木曽駒ヶ岳山頂へ進みました。中岳を登り振り返っても、東には富士山がひょっこりはん!木曽駒ヶ岳山頂に登って振り返っても、まだまだ富士山はひょっこりはん!10時に登頂、山頂ではその富士山や南アルプスの山々だけでなく八ヶ岳や北アルプスの山々、御嶽山、乗鞍岳、遠くには白山も見えて中部山岳オールスターズ⛰️⛰️⛰️が総出演!


ゆっくり山々の景色を堪能し、宝剣山荘まで下山。宝剣岳へは雪の付きがイマイチなので登頂は諦め、伊那前岳への途中の斜面で登攀練習を開始。フィックスロープを張った斜面をクレイムハイストで安全を確保してトラバースする練習や登下降、デバイスを使った下降の練習をして、各自自分でセットができるようにみっちりY師匠とK隊長からご指導をしていただきました。皆自主練し、来年には霞沢や宝剣にリベンジじゃ!
14時前に下山を開始、終始FUJIYAMAはひょっこりはんでした。皆、雪にも慣れて千畳敷の斜面をスイスイと問題なく無事下山しました。

帰りはお楽しみ、松川の「清流苑」でお風呂、コスパサイコー。館内のレストランでジンギスカン定食や唐揚げ定食を食べ、完全に下界の贅沢に毒されて帰宅。途中、さすがGWで夜遅くまで渋滞が続く中、京都へ帰りましたとさ、おしまい。

待ってろよ〜!霞沢岳
腐った雪面、踏み抜き注意
笹藪、もう飽きたぁ
ところ変わって、木曽駒ヶ岳の千畳敷
見た目以上にしんどかった💧けど、へっちゃら!だって、変態だもん
どーーーーん!乗鞍岳と記念撮影。皆、顔くろっ
プルージックでの確保練習。お家でも練習しましょう。
熱心にご指導、ありがとうございます。

仙丈ヶ岳

UPDATE 2025-03-01


【日 程】 2025/02/22(土)~2025/02/23(日)
【参加者】 4名
【コース】 1日目) 柏木登山口-穴沢の頭-松峰小屋-丸山谷の頭 (テント泊)
2日目) 丸山谷の頭-仙丈小屋手前-柏木登山口
【記 者】 OT


2月は厳冬期真っ只中!今年は雪が多い!自分もいっぱい行きたい!!

と思っていたものの転勤(手続き上は転職)・引っ越しとかで1ヶ月空いてしまった。

寒波が来ていて風も強そう🌬️塩見岳よりはマシかな?ガスはつくかな?

久々の不安を抱えつつ準備に3時間かけて満を持して出発🚘️

2/21(金)23時長岡京発

2/22(土)4時柏木登山口到着、5時半まで仮眠を取り

6時半出発。雪のない道から始まるが、ところどころに凍っているところがある。注意しながら進むがそれでも滑る。薄暗い中、尾根を左側に淡々と歩く。なんでもない緩やかな道だが1ヶ月ぶりの私はこれだけでも新鮮味Max😆一歩一歩足の置き方を確認しながら久々の感覚を楽しむ。

10時半頃には松峰小屋までこれて順調。ここからが傾斜が急なところが増えて一気にしんどく、ペースも落ちる。滑るところを焦っても余計ふくらはぎが辛い💦一歩一歩固定を確認しながらできるだけもも裏を使ってゆっくり歩く。

結構休憩を挟みつつ、地蔵岳を超えて(巻いて)丸山谷の頭が近づいてきた。テント地に適切な場所を選んで整地。普段は張らない?フライも張って中に入って暖を取る(15時くらい)。ガスはやっぱりすぐにはついてくれない!弱い火をたきつつもう1本を体温で温めていると無事に強い火が出るようになった🔥雪から水を作ったら鍋をみんなで囲む。いつもこの時間が楽しくてどんどん過ぎて、気づいたら5時間位経っている。あえて寒いところに来て、なにもないところでゆっくり時を過ごす。便利で忙しい現代人にはこの上ない贅沢ですね✨️

2/23(日)朝2時半に起床し、食事をして4時半出発。日の出の仙丈ヶ岳を目指して歩く。

稜線に出ると日も昇りかけ、見晴らしが最高!天気も最高☀️風が強い(>10m/s)という予報だったが、そこも大丈夫。最高のコンディション。中央アルプスがきれいに見え、テンションが上って写真をいっぱいとる。

ここから楽しい道が続く!ものの危ないところが多く、ルートファインディングをしっかりしながらゆっくり歩く。横を見ると一気に落ちていきそう、滑落停止を頭の中でイメージする。

なかなか山頂が近づいてこないまま、気づけば6時半に。計画では山頂についている時間で、下山のことを考えるとかなり厳しく、登頂を諦め下山することにした。

下りは早い、さっきここめちゃくちゃ時間かかってなかったか?というところもサクサク行って半分以下の時間でテント場。テントを回収しさらに歩く。あまりに速いのでゆっくり休憩をはさみつつ。2日目は1日目よりも日照りが強く、サングラスをかける。昨日地味だと思っていた登山道がとてもきれいな場所だと気づく。

14時下山。

下山後の「さくらの湯」はアルカリ性。夏は汗を流すのが気持ちよく、雪は体を温めて固くなった筋肉をほぐすのが気持ちよい。

久々だったがなんとか無事に帰ってこれてひとまず安心😌

 

塩見岳に続き今回も登頂とはならなかった南アルプス。雪山は、歩きが長い、傾斜が少し上がると一気にきつくなる、体力で乗り越えようにも速く動かそうとするとかえって滑って進まない、などなどの事情が重なって、計画のタイムテーブルが夏とぜんぜん違うことがわかってきた。帰りには「このメンバーやったら下りは夏の参考タイムの1割減でいけるなぁ」とも話していた。

今のままでも充分楽しいが、せっかく長く歩いたからもっと稜線にいたい!やっぱり登頂したい!という気持ちも強く、朝も予定より出発が30分遅れたから、まずそういうのをもっとテキパキできるようにしないとな、というところから。日々トレーニング💪

1ヶ月まちなかにいて悶々としていたがスッキリした!一緒に行ってくださった皆さん、車出しから運転からしてくださったOGTさんいつもありがとうございます!