風雪の御在所岳
UPDATE 2026-02-11
【日 程】 2026/02/08(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 御在所ゴンドラ山頂駅…裏登山道…国見峠…北谷αルンゼ出合…国見峠…国見岳…峠…ゴンドラ駅
【記 者】 kamemaro
「警報級の大雪となる恐れ!」気象庁の決まり文句を気にもせず出発!
御在所到着が遅かったのでゴンドラで登り目的地まで行く計画、同じく下山も。(参考:鈴鹿は登山出発時間が早いので、ゴンドラPを除いて、現地に6時頃に着かなくてはPがない。特に冬は道路脇しかPがない!)
観光客やスキーヤーに混じってゴンドラで山上駅へ…横殴りの雪が降る中、たくさんの観光客が右往左往している。膝くらいの積雪なのでツボ足で裏登山道を急ぐ…下る方なので足は速い…雪は容赦なく左(西)から吹き付けてくる。所どころ足跡が残っているが、適当なところを選んで歩く。
国見峠に着くが、ここは雪を下から巻き上げてくるように一段と風がきつい。北谷に入ると風下なので少しはマシか?と進むが、相変わらず。大丈夫か?と心配するようなハイカーが膝から下真っ白にして登ってくる。
αルンゼ近くまで来るが、目を開けてられないくらいに風と雪が当たるので、対岸のルンゼがハッキリと見えない。
場所を確認し、谷に下りて少し登ると岩にしがみついた人影が…??近づくと母親とその娘と思われる2人が、雪まみれで岩に覆い被さるようにしがみついている。「ここどこですか?」「はあ!どこへ行くつもり?」「ここ道ですか?」「道は向こうにある。もどるんやったら、この踏み跡を辿れば帰れるから…それに、なんちゅう靴(スニーカーの姉さんみたいな?)履いてんや!」「死ぬで!!はよ、道に戻り、下りた方がよい!」…現場でのやりとり再現…。
我々が見つけなかったら、二人とも鬼籍に入っていたことでしょう。しかし、ゴンドラがあるため御在所岳を下界の公園と同じレベルで見るのか、ここにはこんな観光客が沢山いる…暖かい日の晴天ならまだしも…規制することもできないし…
先を急ぎルンゼの取り付きに来るが、氷がない??すべて雪に覆われて隠れてしまっている$&%$#”=どないしよう?雪と風はまともに上を見られない勢いで吹雪いてくる。だれとなく「戻ろう!!」
ホウホウの体で登山道らしきところに戻り、踏み跡らしきを登る。ただ帰るのでは勿体ないので、「国見峠から国見岳に行こう!」
峠から国見山頂の手前まで登り、木々の間でスタカットクライミングのロープワークを行うが、あんまり寒いので60m登ったところで終わり、あとはゴンドラ駅まで急いで登る。きつい風でトレースはほとんど消え、キレイな雪の斜面を雪が流れていた。
警報級の大雪…今回は当たったみたい。明くる朝、家の周囲で10㎝余りでした。
(追記:風が強い日は、つり下げたゴンドラ数を半分くらいに間引き運転するので、待ち時間が発生する。運転休止よりもマシか?皆んなでオーバーズボンをはいたまま、ラーメン屋さんに入ったのも、今回が初めて。トイレの中の暖房がスゴく暖かく、出たくなかったのも……)
ずいぶん雪が少ないなぁ 鈴鹿/鈴北岳
UPDATE 2026-01-19
【日 程】 2026/01/18(日)
【参加者】 5名
【コース】 大君ヶ畑登山口-茶野-鈴ヶ岳-鈴北岳-鞍掛峠-大君ヶ畑登山口
【記 者】 里山
今回のコースは、歩いた経験があるコースだった。なので最初に感じたのは、「Y師匠が、昨シーズンにワカンの練習をした仲間に向けて、計画を立ててくれたのだな。」ということだった。少々距離は長いが、ワカン初級者の練習にはもってこいな場所。(ただし、適正な指導係がいる場合に限る) 「こりゃ、参加でしょ!」と参加を決める。後日、参加メンバーの顔触れを見て怖気づく。「えェーっ⁉、男性ばっかりジャン⁉」「私、足手まといでしょ⤵」「いやいや、みんなにラッセルしてもらって、楽ちんだあ⤴」交錯する気分を抑え込んで、当日参加。
登山口についてみると雪が少なそうなので、みんなで協議。今回のメンバーは、積雪30㎝くらいなら【つぼ足】で歩けるメンバー。持参したワカンは荷物になるので、車に置いていく事にする。(岩場もなく雪の表面が凍結する時季でもないので、そもそも選択肢にアイゼンはない)
稜線までの登りは雪が全くなく、登山道に吹き溜まった雪に苦戦しながら登るはずだったのに、落ち葉踏み踏み秋山登山。私に多少は合わせてくれるものの、スピードが上がって心臓破りの登りとなる。
標高が高くなると多少雪があり、山の斜面の向きによっては、ラッセルできる雪。稜線をいくつかのピークを上り下りしながら進む。途中、休憩を兼ねて勉強会。今回のメンバーには遭難捜索現場をよく知る人が二人。冬枯れの木々、下草は雪の下、広くまあるくて見通しの良い尾根の上。実は、道迷い遭難が起こりやすい地形であるので、地図と実際の風景を合わせつつ、遭難例を参考にレクチャー。説明を受けてもなかなかピンとこない生徒たち。とても難しいんです。でも「いつか何かの折にきっと彼ら自身を助ける力になる」と信じて丁寧に教えてくれる先輩たち。
道迷いをしないのがまず第一。そのために日々勉強をしているのだけれど、どんな名人だってミスをする。とすれば、「変だな???」と思った時どうするか。よく、【山で迷ったら下るな。谷に向かえば滑落する危険が待っているから。】と言われるけれど、疲れた体が少しでも楽な下りに向かって進むのは想像に難くない。
そこで、Y師匠が教えてくれたシンプルな動作。「迷ったら立ち止まって、みぎひだりを見て、周りで一番高い方向に行け。」高いとこに行けば見通しがよくなって、道を見つけられる可能性が上がるから。念仏のように唱えながら、一歩一歩進むことを覚えておきます。
お天気が良く、仲間の先行ラッセルに助けられて、気持ちよく鈴北岳へ到着。続いて鞍掛峠へ向かっての下り。広い尾根なので尾根の中心を歩けば滑落の心配はない。北側の斜面なので存分の雪。【つぼ足】の我々、下ろす一歩一歩が膝下くらいまで埋まる。傾斜角度はそこそこあるので、止まらずに次の足を出すのがベター。かくて、急きょ、腿上げ徒競走開幕!下りだけれど、しっかり腿上げして次の一歩を出さないと雪に足がとられて前にコケる。時々太ももまで雪に埋もれて・・・。標高が下がって雪のない樹林帯に入っても、前の連中はスピードを落とさない。156㎝の私は「あんたたちの半分しか足の長さがないんやぞ」と悪態をつぶやきつつ、あっという間の下山。
今日は、車道に向かって一番近いルートで下りたので、車までの車道が遠い遠い。急峻な斜面につけられた車道から、法面(のりめん)をのぞいては、「ここなら下れるかなあ。今度は、ロープを持ってこようか。」と冗談半分で相談を始める小学生のような二人を軽く戒めつつ歩いた。
注】今回は、一番体力のない私にとって体力試しのような山行になりました。が、計画は、私より雪慣れしていない人を想定していました。その場合には、ワカンをきっちり使って、体力的にも余裕のあるスピードでの山行を実施したでしょう。体力的、時間的に無理があると判断すれば、途中引き返しの判断もあったでしょう。ここで、体力的技術的に自信のない方にひと言。
「私が参加したら予定の行程が行けなくて迷惑になるから、参加しないでおこう。」と思わないでください。山で遭難する大きな理由の一つに「慢心」があります。「ここまで来たから」「自分ならいけるはず」…この気持ちが怖い。
山で難しいのは、進む決断ではなく撤退する判断と決断。自分より体力の劣る仲間にあわせて動く決断が、体力のある者自身をも守ります。そして、声を大にして言いたい!
「途中で引き返した山行は失敗ではありません。」山は一歩入った時から日常とは異なる素敵な経験。引き返した山行には、順調に進んだ山行よりもはるかに有意義な勉強すべきポイントがあります。「いろんな体力の人が山を楽しむ」のが、山の会の醍醐味です。
仙ヶ岳
UPDATE 2025-12-11
【日 程】 2025/12/06(土)
【参加者】 会員6名
【コース】 小岐須登山口ー宮指路岳ー仙ヶ岳ー小岐須登山口
【記 者】 S.S
びっくりしました。
早朝、鈴鹿のPAで、山々に白いものが見られ、今日は山頂はうっすら雪景色かなと思っていたら、なんのなんの登山道の途中から数センチ、深いところでは30センチ近く雪が積もっていました。メンバーの大半はチェーンスパイクを持って来ていなかった。12月にはいると千メートル近い山に登る時は雪の備えをしなければと一同大いに反省しました。
幸いにも、日差しもあり、風もなかったので、ふかふかの雪の上をツボ足で、今シーズン最初の雪を楽しめました。鎖場や岩場をゆっくり慎重に通過して、山頂からは、鈴鹿の山々、御嶽山 乗鞍岳、遠くにはアルプスの稜線が冠雪しているのが眺められた。
昼食後、落ち葉で滑りやすくなった道をゆっくり下り、登山口に無事帰り着いた。
紅葉満喫の釈迦ヶ岳!ニャスカの地上絵も!
UPDATE 2025-11-23
【日 程】 2025/11/22(土)
【参加者】 会員3名
【コース】 朝明渓谷駐車場ー中尾根コースー釈迦岳ー猫岳ー羽鳥峰ー朝明渓谷駐車場
【記 者】 T.Y
この日は会員3名で鈴鹿セブンマウンテンの一つである釈迦岳へ。中尾根ルートで釈迦岳に向かい、そこから猫岳、羽鳥峰を回る周回コース。
ちょうど明るくなり始めた時間に朝明渓谷の駐車場をスタート。綺麗な紅葉とひんやりとした空気の中、心地よく尾根道を進む。標高900メートルあたりからは険しい岩場となり、その変化も楽しみながら朝9時に釈迦ヶ岳登頂。天気が良く、東の方角には四日市と名古屋まで見渡せた。
ゆっくり休憩したあとは猫岳を経由して羽鳥峰へ向かう。今度はザレ場で滑りやすい下りが続き、小股で足をフラットに着け、ゆっくり慎重に進む。羽鳥峰に登頂し見下ろすと、その先にはニャスカの地上絵とも言われる有名な猫のオブジェが!一体だれが作ったんやろーと話しながら、ゆったりとランチ休憩。ここから駐車場へは沢沿いのルートを進む。そこでまた、きれいな紅葉を楽しめた。
ゆっくり休憩しながらもお昼12時に下山。それほど長い歩行ではなかったが、見事な紅葉、自然豊かな尾根道と沢沿いルート、険しい岩場、山頂からの眺望、ザレ場の難しい下り、そして謎多きニャスカの地上絵と、色々てんこ盛りで楽しい山行だった。
元越谷は、鈴鹿の宝石箱やぁ
UPDATE 2025-08-07
【日 程】 2025/08/03(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 鈴鹿山脈 滋賀県甲賀市 元越谷
林道ゲート元越谷→元越谷本谷(中俣)→林道ゲート
【記 者】 カリメロ
最高気温を更新する暑さの中、涼しさを求めて沢登りへ。
亀岡を6時半に出発し、鈴鹿スカイライン(国道477号)から野洲川ダムを越えて左岸に渡り、少し進むと、閉鎖されているゲートの前に数台の駐車スペースがあり、そこに駐車する。
8時前に到着したがすでに4・5台の車が駐車してあり最後の駐車スペースに駐車するものの、車の屋根に枝があたりキーキーと枝が当たる音がなんとも不気味(笑)
沢靴に履きかえサクッと準備をすませて、ゲート横にある隙間から中へ入り、入渓ポイントまで林道を歩く。
15分ほど歩いていると左上から、キャッキャと声がする。立ち止まって見上げてみると、木々の隙間からサルが見える。我々を仲間だと思うのかこちらを見ている・・・。
Y師匠の出番である。サルと石でキャッチボールを試みるが木に当たり、Oさんの方へ跳ね返る笑
Y師匠の投球レベルに身の危険を感じ、サルと戯れるY師匠を残し先に進む。
ほどなくして入渓ポイントに到着。斜面を降りて穏やかな沢へ。
冷た~っ!と言いながらも心地よい涼しさを感じながら最終堰堤を越えるとエメラルドグリーンの釜が現れ、キラキラと水面が輝く景色は、鈴鹿の宝石箱と言われるのも納得である。
ヘツリの練習を楽しみながら進むと元越大滝に到着。
落差15mほどの大滝、迫力がある。
よく見ると2人組が大滝の落ち口付近にいる。あそこを乗り越していくのかと先着の2人組を見守る。
大滝の右側ルンゼにはステップや枝などホールドがあるものの、滑りやすくスリップに注意しながら慎重に先輩の後をついていく。
滝の落ち口手前でロープを出し、カナビラとクイックドローの場所を確認。トップはKさん。Oさんはビレイ。新人の私は、Kさんの登り方をみて勉強するものの次は自分かと思うと緊張して写真を撮り忘れる。なんてこった、ごめんなさい。
Kさんが上がり、ビレイOKの笛がなり、私の番である。後続のOさんにテンションがかかってるか確認してからスタートするようにとアドバイスをもらい、慎重に進む。
足場を確認しながら足をかけて登ろうとするが、手足の短い私には四苦八苦。
Oさんがカナビラを外すように伝えようとしているが、上がることに集中しすぎて全く耳に入ってこず、そのまま上がってしまった。
気づいたときには時すでに遅し・・・。
テンションがかかり、どちらも外せずに、アタフタ…。声出してみるものの滝の音で全く届かない。
どうしたものかと数分モタモタしたところで、Kさんが近くまできて状況確認。
テンションを緩めてもらい、落ち口を乗り越えて、一安心。
もっと視野を広げて落ち着いて1つ1つ出来るようにならないとあかんなと反省。
登りきった後もすぐにセルフビレイをとる、登れたからと安心してたらあかんのや、気が緩んだら滑落とか事故が起こるからセルフとるまでは気を抜くなとY師匠。
大滝を登りきると、渓相がとても美しく、ヘツリの練習をしながら小滝を進み、ゴルジュっぽいところでは腰上までの深さがあったり楽しい沢ルートだった。
林道へと戻る急斜面を登り、1時間ほど林道を歩いてスタート地点のゲート前に戻ってきたのは12時前。
ゲート付近の駐車スペースには、奥の車は出れません状態で駐車してあり、そして外国人が多い。
片付けをしながら、外国人でもこんなところ知ってるんやなぁと言って着替えていたら、外国人の方がクルマダスノ?ツギ、トメマスと話しかけてきた。
流暢な日本語を話す商売上手なスリランカ人は、日本に来て20年以上、車の部品すべてあるよ、古い車でも大丈夫!ここに連絡してとY師匠に名刺を渡して談笑していた。
今年の梅雨明けが早く暑い日は、まだまだ続きそうだ。先輩方、まだまだご指導お願いします♪