鈴鹿 御在所山でアイゼン体験

UPDATE 2022-03-03


【日 程】 2022/02/26(土)
【参加者】 9名
【コース】 御在所ロープウェイ山上公園駅-御在所山山頂-富士見岩展望台-中道
【記 者】 里山


 ロープウェイの営業時間に合わせて午前9時前に到着。鈴鹿スカイラインが蒼滝トンネル手前から冬期通行止めなので、路肩の駐車スペースは既に満車の中、我々は予定通りにロープウェイ駐車場に向かう。

 ゴンドラから降り立つと、快晴、無風で標高1,200ⅿだというのに暖かい。真っ白な樹氷に囲まれてテンションを上げ、まずは記念撮影タイムとする。背をかがめて樹氷のトンネルを潜り抜け、富士見岩へ至る道の途中まで進むと、北に鈴鹿山系のパノラマが広がる。取って返して、スキー場リフトの南側から御在所山の山頂にご挨拶に行く。歩いている間も樹氷が解けて水滴がしたたり落ち、本当に短時間の芸術なのだと思う。

 さて、今日は登っていないけれど下山。富士見岩で鎌ヶ岳を鑑賞後、アイゼンを装着して本日のメインイベント/中道を下る。この道で使うギアはアイゼン一択。狭く急な斜面、そして、キレット(下山中なので、キレット自体は登りになる)。アイゼンの爪が雪や岩をしっかり捉えてくれることに感謝すら覚える。本日、新品のアイゼンを履いていたメンバーは、アイゼンの爪先が岩で研がれて角が取れたのに気が付いたでしょうか。

鈴鹿山系 高室山

UPDATE 2022-02-27


【日 程】 2022/02/23(水)
【参加者】 10名
【コース】 佐目トンネル西詰Ⓟ-P543-林道三叉路-高室山(往復)
【記 者】 里山


 踏み跡のない雪上をラッセルするぞと意気込んで出かけた鈴鹿のサンヤリ。犬上川ダムまで行ったが、醤油坪橋へ至る道は雪が多すぎて通行不可。今年の雪は厳しい。

 メンバーK氏の提案で、すぐ北にある高室山に行先を変えて、佐目トンネル西詰Ⓟまで車で移動した。こちらは、国道306号線も駐車場も除雪されている。登り始めたのは10時前だった。
 登山口から十分な雪に出迎えられ、林道三叉路手前の傾斜がなだらかになる地点までは壺足。そこから、ワカンを着けて練習を始めた。まずは先輩Y氏の見本と説明。彼の足跡はきれいな小判型のワカン跡。真似をしようとするが、自分の足跡は崩れて小判型にならない‼。「えぇい! 練習あるのみ!」と、まっさらの雪面を探しては、皆と登っていく。
 山頂に着いたが、ガスに覆われて、期待していた360度の眺望はなく、仕方がないので早々に退散する。帰りは、P543を過ぎてコルまでをワカンで下り、その後は再び壺足で。トレースがついて狭い幅で固まった雪道は壺足の方が歩きやすい。今回は路面が凍結をしていなかったのでチェーンスパイクも要らなかった。14時20分に下山した。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

Akasakaの悲劇

UPDATE 2022-02-14


【日 程】 2022/02/12(土)
【参加者】 8名
【コース】 マキノスキー場ー栗柄越ー赤坂山ー栗柄越ーマキノスキー場
【記 者】 Youichi Queen


亀岡を6時出発、妹子の郷で京都組と合流して、8名様ご一行で湖西を北進。
湖西道路から比良を見ると意外に雪がない???
今年はラニーニャで凄い豪雪と期待していたのに。
でも高島を越えるころから少し積雪が見られるようになり一安心。
マキノスキー場を出発(8:15)したがスキー場は雪はあるけどガリガリの雪。
同じような雪質の続くなだらかな傾斜を登り栗柄越手前の鉄塔に到着(10:50)
おいしそうな稜線が目の前に横たわります。
思わずビューティフォー。近くの人が振り向きます。
あんたじゃない、の言葉を静かに飲み込みました。
ふと見ると我々の中にいた長靴を履いたおじさんによその人ですねと声をかけ、
長靴ですか、すごいですねと驚嘆の声を投げかけるとにこやかな表情でいつもです、の返答。
流石にmade in japan のtafftec。うちらの人はクランポンでっせと称賛。
でもここからが試練の始まり。数年前に購入したが、土踏まずの部分が折れそうなので、1度っきりでお蔵入りした樹脂かんじき。
赤坂山なら折れても死なへんと、折れるの覚悟で再デビュー
素足から樹脂かんじきに素早く履き替えていざ赤サカ
でも下から見た目は粉雪のようですが溶けかけのカキ氷状態。
ズボズボと登っていると誰かが私を見て悲鳴。
えーッ。右足を見るとツボ足ですがな。あのワカンはいずこへ。
右足も左足もおんなじ位の埋没量。全然気づかなかった。
取敢えず赤坂山へ無事到着(11:25)
そこから大事なだいじなワカンの捜索に戻ることにしましたが、他の6人が私をほっといて
三国山を目指すのに同行のB女が健気にも年寄りの介護に戻ってくれると言ってくれて涙が出そうでした。
ワカンを探しながら鉄塔手前まで下りて、ふと足元を見ると両足がすっぽんぽん
ワカン2個とも遭難やと声を上げると介護人が、そうなんや とあきれ顔。
その後、介護人に2つのワカンを救出してもらって2人で傷心のランチタイム。
三国を目指したと思っていた6人も気力を無くしたと早めのご帰還でした。
ワカンより気力なくしたほうがましやでと思いつつ、しっかりとワカンを締め直し
気を取り直しトップで同じルートをマキノスキー場に下山(14:20)しました。
皆さんせっかく買った山用品は大事に使いましょう。使わないとバチが当たります。

雪 余呉湖ハイキング

UPDATE 2022-01-18


【日 程】 2022/01/16(日)
【参加者】 3名(Ⅰさん、Oさん、F記)
【コース】 余呉駅-大岩山-賤ヶ岳-P289-大平良山-権現峠-余呉駅
【記 者】 里山


8:20余呉駅をスタート。電車で来たが、歩いてみると車道はしっかりと除雪されている。これなら雪慣れしていない運転手の私でも車(冬用タイヤ)で来られるなと思いながら、登山口に向かう。既に到着している車は釣り客のものだ。
 賤ヶ岳までは、前日までの登山客の踏み跡も多く歩きやすい。10:30には山頂に着いた。青い空、白い雪、そして「私は余呉湖と琵琶湖の間に立っている。」と感激する。顔を上げれば横山岳がひときわ白く美しい。山頂の東屋で早めの昼食。独り占め(3人だけど)の絶景をたっぷり30分楽しみ、11:00に西北に向かって再度出発。
 P289のコルで余呉湖周回道路への道と分かれ公法寺山を目指す。ここからは、今までの道と比べると登山者が少ない場所で雪が踏み固められていない。それでも前日の登山者だろうか、雪上に一本のはっきりとした踏み跡。その上に混ざる鹿の足跡。GPSで現在地を確認しながら進む。
 大平良山に近づき、3人は、はたと気付いた。「せっかく持ってきたワカンを履いていない!」
Iさん、Oさんは、ワカンを装着。Fは、ここまで来たなら意地でもと壺足続行。壺足だとワカンより雪に沈むので、一歩一歩が「もも上げ」だけど、今までも進めているしこの先は下りだしと思った。が、甘かった。北向きの斜面から権現峠を経ての谷道は、本日一番フカフカで雪深く、大当たりすると太腿の付け根まで雪にハマる。ハマりながらも先行するFを見て、Oさんがワカンを外した。Fと男性Oさんの体重差は約15㎏。雪上でのこの重量差は顕著に結果として現れる。Oさんのハマり方は半端なく、ワカンを外したことを一瞬後悔したようだが、それを筋力でカバーしつつ進み続けた。
 漸く余呉の街並みが見えたと思ったら最後の関所が出現。獣除けの門は、扉がほんの少し雪に埋もれているだけで開かない。足元の雪を少し掘り返して辛うじて空いた扉の隙間から帰還(13:55)。「電車の時間まで1時間もあるなぁ」と考えていると「cafe」の看板あり。下山口徒歩3分、隠れ家のような落ち着いたcafeで、オーナーが撮った余呉の写真を堪能しつつ珈琲を頂いた。

今回は、天気、雪の落ち着き方等恵まれたコンディションの中、ほぼ無雪期のコースタイムで踏破した。昼食タイムを除いてずーっと雪上運動会/太腿の筋トレをしていた感じの山行で、とても達成感があった。でも、ゆっくりと雪上を愉しみたい向きには、賤ヶ岳から下山するのも良いコースだと思う。

 

 

 

賤ヶ岳山頂から余呉湖
賤ヶ岳山頂から琵琶湖

綿向山 1110m 表参道コース

UPDATE 2022-01-18


【日 程】 2022/01/15(土)
【参加者】 会員4名
【コース】 西明寺口⇔(御幸橋経由)⇔ヒミズ谷出合小屋⇔林道出合⇔あざみ小屋⇔5合目小屋⇔行者堂⇔冬道⇔山頂
【記 者】 Kame Kuri


阪急西山天王山駅前で待ち合わせし高級車〇クサスに乗車しルンルン気分でレッツゴー!

大山崎ICから乗り蒲生スマートICを降り日野の街を通り抜け477号線を進む。

道路に雪は無いが畑が一面に白くなっている。

わたむきグリーンロードに入ると路面にも積雪があり注意して走行した。

御幸橋駐車場に入る手前で車が3台止まっておりどうやら駐車場が満車の様子だったので冬期駐車場に止めに行く。駐車場は、一面が雪で覆われ4WDの威力が発揮され駐車できた。

出発する身支度をするが先輩達はテキパキとした行動だったが 私はもたつき待たせてしまった。

舗装道路を歩き西明寺口でトイレを済ませスタートする。

ヒミズ谷出合小屋でアイゼンを装着し歩き出すが早々に金属製の橋を通過するが

床がメッシュなので爪が引っ掛からない様に慎重に進む。

つづら折れの登山道を汗をかきすぎないようにゆっくりと進み林道出合で給水と行動食をとりながら会話が少し弾んだ。

あざみ小屋は、通過し5合目小屋まで進むが入山者が多くすれ違いをする時は譲り合って離合した。

行者堂から上はえびの尻尾が霧氷がすばらしく白い桜が咲いているようだ。

頂上で昼食をとるが20分そこそこで山頂の景色を惜しみながら腰をあげた。

山頂の表示版の前で記念撮影しふかふかの雪の冬道を下り13時15分下山完了。

 

【参考情報】

・ナノテクシットマットは、冷たさがお尻に伝わりにくく良かったです・

・雪かき用スコップ(駐車場の雪を除去するため)