比良奥ノ深谷 沢登り

UPDATE 2025-09-14


【日 程】 2025/09/07(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 明王谷横林道ー牛コバー奥ノ深谷ー大橋避難小屋跡横ー牛コバー明王谷横林道

【記 者】 Koume.S


今シーズン明王谷→白滝谷→奥ノ深谷と同じ比良の沢を繋げて登る第3弾。

坊村の駐車場を8時出発。地主神社横のおなじみの林道を歩き、牛コバから入渓。3日ほど前に台風通過の影響で、普段より10センチ程水が深いらしい。歩き出していくつかの滝を過ぎた頃、Y師匠の首にヒルが。すぐにディート入りのスプレーで対応。なぜかいつもヒルに会うと嬉しそうな表情でヒル話がはじまる(笑)

流れの早い滝の左岸からOさんリードでロープをセットし、続いて登る。その先の高い滝は、右岸側のきつい斜面をタイブロックをセットし、慎重に巻いて登る。

深い釜の左岸をへつりながら、手が岩から外れ、深い水に首まで浸かってしまう。それでもまた挑戦する。水の深さにも慣れてくる。水から上がり、滝の近くの風が身体を震わせて寒く感じる。大きな滝、いくつも分かれた滝、途中ゴルジュも美しくて、バリエーションに富んだ沢。先頭を交代し、ルートファイティングしながら登るのも楽しい。

岩の幅の狭い滝は、手と足を突っ張ったり、身体の向きを変えたり。きつい水流の所は、Y師匠やOさんのお助けスリングが心強い。

今日は、大橋小屋跡横で、終了。喉も渇きお腹もすいたので、少し休憩をして、沢横から細くて崩れやすい登山道を歩き、林道に出る。

帰りにてんくうの湯に寄って、きれいさっぱり汗を流し、帰路へ。

この日も京都は、35度超えの暑さなのに、沢は、水温も低くなり、秋を感じる。今シーズンは、比良の沢を満喫している。

流れの早い滝を登る。
木漏れ日で、緑も水もきれい。
お助けスリングは、心強い。
左岸をへつりながら進む
深い釜横を思い切ってへつる。

白滝谷 小滝で沢登り堪能

UPDATE 2025-08-26


【日 程】 2025/08/23(土)
【参加者】 会員5名
【コース】 葛川市民センター駐車場 ー 三ノ滝上流 ー 白滝谷 ー 登山道 ー 牛コバ ー葛川市民センター駐車場
【記 者】 カリメロ


京都を6時半過ぎに出発。
8時過ぎに葛川市民センター駐車場に到着。駐車場も混み合っていて、先着の3グループほどが沢装備の準備をしていた。
人気なんやね~っと我々も沢靴に履き替え準備を早々に済ませて、いざ沢登りへ。

牛コバの方面へと歩き出す。気温は26度。涼しいなと言いながら進んでいると、登りで蝉の声が暑さを増して、汗だくになる。
早く水に浸かりたい!と言いながら、熊に合った時の対処はどうするのか?など色々と会話していると、三ノ滝を越えて少し先の入渓ポイントへ。

ハーネスとガチャ類を装着して入渓。冷たーっ!と言いながら進むと徐々に水温にも慣れて楽しさが増してきた。
小滝が多数あるこのコース、難易度も低くサクサク進んでいくと、釣り人が・・・。そのまま進むと魚が逃げるから登山道へ回ってほしいとのこと。
うーん、ここ越えたいのになぁとなるけれども仕方ない。
後ろから来ていたグループにも声をかけ、少し戻って右岸の急登を登り登山道に戻り歩く。
入渓ポイントを見つけて再開。

昨日は雨が降ったのか、いつもより水量が多く水圧もあり、小滝で滝行が出来るほど。
どうみても、足場も手もかけるところなさそうだけど、若手Oさんがトライ!
その身長ならいける!と声をかけて何度かトライするも滝行になる。滝に打たれて楽しさがあふれて笑うのでこちらも笑い、みんな童心に戻ったようだった。

沢を登っていると、ちょいちょい岩の上に堂々たる姿のカエル。こちらに動じることなくまた貫禄のある後ろ姿が様になっている。
記念写真を一緒にとるが微動だにせず、なんとたくましいカエルなこと(笑)
カエルにカブトムシ、クワガタ、苦手なヒルにも遭遇したがヒル被害は遭うことなくて良かった。
今回の最終ポイントは、白滝。笑いながら小滝をすべて登ってきたので、白滝到着したのは13時前だった。
沢を少し戻って登山道に出て下山。
GPSで位置確認確認しながら下山するが、途中の休憩で沢靴にヒルが!
一斉に虫よけスプレーを取りだし、素早く足元にかける。スプレー効果もあって、ヒル被害に誰一人遭うことはなくてホッとした。
このコースは、小滝の数が多く、飽きることなく沢登りを堪能することができたので、次は小滝を登れるように、また経験を積んでトライしたい。

元越谷は、鈴鹿の宝石箱やぁ

UPDATE 2025-08-07


【日 程】 2025/08/03(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 鈴鹿山脈 滋賀県甲賀市 元越谷
林道ゲート元越谷→元越谷本谷(中俣)→林道ゲート
【記 者】 カリメロ


最高気温を更新する暑さの中、涼しさを求めて沢登りへ。
亀岡を6時半に出発し、鈴鹿スカイライン(国道477号)から野洲川ダムを越えて左岸に渡り、少し進むと、閉鎖されているゲートの前に数台の駐車スペースがあり、そこに駐車する。

8時前に到着したがすでに4・5台の車が駐車してあり最後の駐車スペースに駐車するものの、車の屋根に枝があたりキーキーと枝が当たる音がなんとも不気味(笑)

沢靴に履きかえサクッと準備をすませて、ゲート横にある隙間から中へ入り、入渓ポイントまで林道を歩く。
15分ほど歩いていると左上から、キャッキャと声がする。立ち止まって見上げてみると、木々の隙間からサルが見える。我々を仲間だと思うのかこちらを見ている・・・。
Y師匠の出番である。サルと石でキャッチボールを試みるが木に当たり、Oさんの方へ跳ね返る笑
Y師匠の投球レベルに身の危険を感じ、サルと戯れるY師匠を残し先に進む。

ほどなくして入渓ポイントに到着。斜面を降りて穏やかな沢へ。
冷た~っ!と言いながらも心地よい涼しさを感じながら最終堰堤を越えるとエメラルドグリーンの釜が現れ、キラキラと水面が輝く景色は、鈴鹿の宝石箱と言われるのも納得である。
ヘツリの練習を楽しみながら進むと元越大滝に到着。

落差15mほどの大滝、迫力がある。
よく見ると2人組が大滝の落ち口付近にいる。あそこを乗り越していくのかと先着の2人組を見守る。

大滝の右側ルンゼにはステップや枝などホールドがあるものの、滑りやすくスリップに注意しながら慎重に先輩の後をついていく。

滝の落ち口手前でロープを出し、カナビラとクイックドローの場所を確認。トップはKさん。Oさんはビレイ。新人の私は、Kさんの登り方をみて勉強するものの次は自分かと思うと緊張して写真を撮り忘れる。なんてこった、ごめんなさい。

Kさんが上がり、ビレイOKの笛がなり、私の番である。後続のOさんにテンションがかかってるか確認してからスタートするようにとアドバイスをもらい、慎重に進む。
足場を確認しながら足をかけて登ろうとするが、手足の短い私には四苦八苦。
Oさんがカナビラを外すように伝えようとしているが、上がることに集中しすぎて全く耳に入ってこず、そのまま上がってしまった。
気づいたときには時すでに遅し・・・。

テンションがかかり、どちらも外せずに、アタフタ…。声出してみるものの滝の音で全く届かない。

どうしたものかと数分モタモタしたところで、Kさんが近くまできて状況確認。

テンションを緩めてもらい、落ち口を乗り越えて、一安心。
もっと視野を広げて落ち着いて1つ1つ出来るようにならないとあかんなと反省。

登りきった後もすぐにセルフビレイをとる、登れたからと安心してたらあかんのや、気が緩んだら滑落とか事故が起こるからセルフとるまでは気を抜くなとY師匠。

大滝を登りきると、渓相がとても美しく、ヘツリの練習をしながら小滝を進み、ゴルジュっぽいところでは腰上までの深さがあったり楽しい沢ルートだった。

林道へと戻る急斜面を登り、1時間ほど林道を歩いてスタート地点のゲート前に戻ってきたのは12時前。
ゲート付近の駐車スペースには、奥の車は出れません状態で駐車してあり、そして外国人が多い。
片付けをしながら、外国人でもこんなところ知ってるんやなぁと言って着替えていたら、外国人の方がクルマダスノ?ツギ、トメマスと話しかけてきた。

流暢な日本語を話す商売上手なスリランカ人は、日本に来て20年以上、車の部品すべてあるよ、古い車でも大丈夫!ここに連絡してとY師匠に名刺を渡して談笑していた。

今年の梅雨明けが早く暑い日は、まだまだ続きそうだ。先輩方、まだまだご指導お願いします♪

血吸川・沢登り〜鬼ノ城山・城巡り

UPDATE 2025-06-18


【日 程】 2025/06/15(日)
【参加者】 5名
【コース】 奥坂休憩所〜血吸川・沢登り〜鬼ノ城北門〜西門〜東門〜奥坂休憩所
【記 者】 OT


初めての例会当番に、赤坂谷を企画したものの、週末西日本は荒れるとの予報☔

土曜日は九州・中国、日曜日は近畿で雨が降るとのことで、偏西風に逆行し西に逃げることに💨

 

血吸川とは、、、桃太郎伝説に登場する温羅(うら)という鬼を吉備津彦命が退治した際に、温羅の血が川に流れ込み、赤く染まったという伝説に由来するとのこと。

前日は思ったほど雨がふらず、水位も上がらず。駐車場に車を停めて沢靴に履き替え9時頃出発。

今年初の沢に心躍らせながら入渓。

川幅はそんなに広くなく、木がかぶさって先頭を行く私は蜘蛛の巣地獄💦

大した傾斜ではないのに、岩が少し滑りやすいなか、蜘蛛の巣退治の木の棒片手に水中の足元をしっかり見ながら進む。

短い沢なのでゆっくり歩いてゆっくり休憩しながら楽しんでいたが、あっという間に後半に。意外としっかりした滝のような傾斜も出てきて、前半生ぬるかった水も冷たくなってきて気持ちよくなったところで終了。

上流には田んぼがあり、この泥が岩について滑りやすかったのかと納得。

 

川から出た後は、沢靴のまま鬼ノ城山の門を北から東へとぐるり。大和朝廷時代に築かれた古代山城、たかだか300-400mほどの丘のようなものだが、地形の利を活かして作られており、外から攻め入ろうものならどこからきているか丸見え状態。なかなかの城壁でした。

 

中国地方のこと自体全く知らず、調べても出てくるのは扇ノ山・氷ノ山の沢ばかり、選択肢が広がるいい機会になりました。

これから夏真っ只中、暑さに順応しながら今度こそ赤坂谷も行きたいな〜

飛騨の秘境 ソウレ谷を満喫!

UPDATE 2024-10-18


【日 程】 2024/10/14(月)
【参加者】 5名
【コース】 岐阜県高山市 ソウレ谷で沢登り
【記 者】 カリメロ


初心者でも楽しめる沢上谷(ソウレ谷)へ。

ソウレ谷の渓谷は、長いナメ床に、30mほどの落差のある滝が3箇所もあり、飛騨の秘境とも言われている。 

駐車場から少し上がったところから本流に入り、登りはじめるが、10月半ばで少し寒く感じるのかと思ったが思いの外、寒くもなく日差しもあり心地よい気温だった。

右岸の薮を漕いで進むと支流の滝があり、さらに奥へ進むと、落差70mもの五郎七郎の滝がみえはじめた。

巻き道に残置ロープがあるものの、初心者にはナメ滝が滑り台のように思えて、滑りそうでヒヤヒヤしながら登った。なんとも言えない造形美のウェーブのナメ滝に見惚れる。

下りも岩のちょっとした凹凸に足を運び、滑らないように慎重に歩いた。

次の滝は、落差30〜40mくらいの岩洞滝。

真下から眺めるだけでなく、崖の上から流れ落ちる滝裏へいけるのも、また面白い。足場が崩れやすいので要注意。

本流に戻り、ナメ床を進むと、蓑谷大滝に。

高さ30mほどのナメ滝。

ダムのような岩壁に、自然の造形美を感じさせる滝。

大きな一枚板の岩を落ちる滝は見事で、迫力満点だった。

蓑谷大滝の左岸から巻道があり、注意深く見わたすと、ピンクテープがあり踏み跡もある。

急な斜面を登りきると、人工的な道があり下降ルートにはロープがはってあるが、古いロープので念の為にロープを出してもらい、1人ずつ慎重に下る。なぜなら、降りたらそこは、ちょうど、蓑谷大滝の落ち口に。

斜面を転げ落ちてしまうと水に流されて蓑谷大滝を真っ逆様に落ちることになる。なので、しっかりとロープをにぎり慎重に下った。

大滝の高まきを越えると、陽の光が差し込みキラキラとしたナメロード。

スライダー遊びにもってこい!次は、ソリ持ってこよう♩

最後に15mほどのナメ滝。

残置ロープを使って登り、ナメ床を進むと橋が見え、終了地点に。

お腹すいたー!とみんなで遅めのランチをし、帰りは林道歩きを1時間。

ススキにリンドウに、秋を感じながら歩く1時間も楽しく、楽しすぎてあっと言う間に1日が終わってしまった。

これからは、夏の楽しみの一つに沢登りを追加して四季折々の山を満喫していきたい。