権現山~蓬莱山 雪山トレーニング

UPDATE 2022-01-15


【日 程】 2022/01/09(日)
【参加者】 8名
【コース】 平バス停(9:20)-権現山-蓬莱山-打見山-ロープウェイ山頂駅(14:20)
【記 者】 たくみ


JR堅田駅からタクシーで平バス停へ。
登山口からしっかりと雪が積もっており、軽アイゼンを装着して登り始める。
防寒対策をしっかりしてきたが、無風で日差しもあり思いのほか暑く、汗が噴き出る。こまめなレイヤリング調整に忙しい。
権現山からはふかふかの雪にテンションが上がる。ここでワカンに履き替え、トレーニング。
トレースが付いているのでその上を歩いてもいいのだが、我々はノートレースの雪上を先頭を順番に交代しながらラッセルして歩いた。
自分で自分のワカンを踏んでバランスを崩して転倒したり、雪に埋もれたアセビの木を踏み抜いて雪に深く埋もれたり、慣れない雪山歩きは想像以上に疲れた。だが、素敵なご褒美も。
動物のかわいい足跡や雪庇、シュカブラ(風が作り出す雪の模様)は、雪山ならではの光景。
小女郎ケ池に向かう途中の新雪ゾーンでは、みんなで雪にダイブ!童心に返って楽しんだ。

蓬莱山までの稜線は、前を見れば真っ青な空と真っ白な雪の美しいコントラスト、右を見れば水墨画のように湖東の山々が浮かんで見えるびわ湖、振り返れば雪を被った山々等、360度の絶景を楽しみながら歩いた。
スキーヤーで賑わっているびわ湖バレイスキー場の脇を通り抜けて打見山へ。ロープウェイで一気に山麓駅へ下山し、バスでJR志賀駅へ。

今回は風もなく穏やかな天候が見方してくれたが、冬期の山行は体を冷やさない為にも休憩や装備の脱着はできるだけ短時間で行う等、無雪期以上に気を付けなければならない事を学んだ山行となった。

【追記】
※堅田発細川行の江若バスは、2021.3月のダイヤ改正で、冬季12/1〜3/21間は運行休止になっています。
それ以外の期間は、土日のみの運行です。

※雪原を楽しく歩行中、雪山装備品のトラブルあり。
ネットで4個500円のスノーバスケット→使用中に破損する⚠️

 

 

比叡山 八王子山 三石岳体験山行

UPDATE 2021-10-25


【日 程】 2021/10/17(日)
【参加者】 会員7名+体験1名
【コース】 JR比叡山坂本駅-日吉大社東本宮-八王子山-三石岳-横川中堂-安楽律院跡-JR比叡山坂本駅
【記 者】 里山


 秋の一日。たまには、しっとりと奥比叡の寺巡りも趣があるだろうと出掛けた。
日吉大社の境内から参道を登り、山腹にある牛尾宮にたどり着くと、こちらが本日唯一の琵琶湖view。
ここから三石岳を経て延暦寺の境内に入るまでは山道。延暦寺ではザックを担いで汗だくの我々の横を、観光客がそぞろ歩いている。ちょっとした違和感を感じつつ下山路に向かう。下山に使った安楽律院跡への道は、つづら折れの滑りやすい急坂で、山道が大好きな我々の期待を裏切らない。ほとんどが参道や林道であるけれど、山道用の足元の準備を怠らないことをお薦めする。

 

読図練習:比良 ツルベ岳ー武奈ヶ岳

UPDATE 2021-09-30


【日 程】 2021/09/19(日)
【参加者】 YF.SO.MF.NG.KT.SY
【記 者】 kamemaro


 読図をしながらツルベ岳から南へ延びる尾根を登り、武奈ヶ岳から直接広谷へ下り、元のガリバー旅行村へ戻るコースを取楽しんでみる。旅行村に駐車して八淵の「摺鉢の滝」で谷を渡り一般道を登る。いくつかの小尾根を越え、一番高い尾根を越え一旦広谷へ下るところから尾根に取り付く。予想はしていたが踏み跡がある。「いくつ目のピークがツルベ岳か?」各自で考えてもらい、トップを交代しながら進む。尾根上忠実に進むと間違いなくツルベ岳のピークに着くが、途中にあるピークから急激に下っている部分や、折れ曲がっているところは間違いやすい。このような所を歩く際の注意を、何回も何回も繰り返し伝えながら進む。一般の登山道を進むよりいくら楽しいか…。 
 きっちりツルベ山頂に着き、武奈ヶ岳に向かう。ここまで来ると何人かの登山客に出合う。山頂はさすがに賑やかい。軽く昼食を摂りまっすぐ広谷へ下りることを告げ、山頂から目標となる部分を示して斜面を駆け下る。うまく目標地点に着き一息する。ここからは樹木が増え見通しが悪くなる。この時点で、山は登るより下る方が困難であることを学んだようだ。
 広谷小屋近くにおり立ち、朝登り始めた場所を過ぎて、旅行村へ帰着する。雨の後で水が増えていた八池谷の渡渉が、今日一番の難所であった。