大峰で前泊して交差登山 🚙🚙

UPDATE 2024-10-21


【日 程】 2024/10/05(土)~2024/10/06(日)
【参加者】 会員10名
【コース】 Y師匠チーム:WASAMATA HUTTE‐大普賢岳‐弥勒岳‐国見岳‐七曜岳‐行者還岳‐行者還岳登山口
Oさんチーム:行者還岳登山口‐行者還岳‐七曜岳‐国見岳‐弥勒岳‐大普賢岳‐WASAMATA HUTTE

【記 者】 takenoko


 4月末、雨の中いくつもの鉄の梯子を下るのは恐かった。下山後、コーヒーをいただいてホッとできた「WASAMATA HUTTE」。その新しくオシャレな雰囲気に惹かれて、今回の例会が内定。WASAMATA HUTTEで前泊して交差登山。

 お昼出発・WASAMATA HUTTEの魅力もあり、メンバーは10名集まった。ヒュッテ泊4名・テント泊6名。ずっと天気予報は良くなかったが、当日出発地の京都はいい天気。だが、向こうはわからない。大峰へ近づくにつれて、青空がなくなっていく。国道169号線の和佐又口を右折して、キャンプ場への坂道を上っていくと、登山者用の駐車場ではシカが食事中。ヒュッテに到着すると、雨がいつ降ってきてもおかしくないような天気。早くテントを張りたいところだが、チェックイン後に、キャンプ場の方から使用方法の丁寧な説明がある。

 今回のテントは、最近あまり出番がなくなったというブルーの「8人用テント」。Y師匠にポイントを教えていただきながら、無事にテントを張り終える。持ち寄ったコンロ・鍋・食材で味噌󠄀鍋を準備。心配していた雨にもほとんど降られず、外で食べることができた。大きな鍋を皆で囲んで食べると楽しく、家で食べる鍋とは一味違う。お酒とおつまみも出てきた。(◯◯限定のお豆も美味しかった。)

 明日は3時起床・4時出発予定のため、テント泊組とヒュッテ泊組はお別れ。

 テントの中で6名のマットを敷く。まだ夜の7時。標高も高く(1143m)、寒さを心配していたが、シュラフは要らないぐらいのテント内。おしゃべりをして9時前に就寝。こちらのシカは、亀岡のシカとは違うそうで、夜中じゅう、女性の叫び声のような鳴き声が時折聞こえていた。

 

 テント泊組は3時に起き、テントを片付ける。鍋でお湯を沸かして、軽い朝食。(Oさん、お湯ありがとうございました。) ヒュッテ泊組が外に出てきた。星は見れないと諦めていたが、雲が流れたようでキレイな星空。1ヶ月前の大台ケ原ナイトハイクでは、「星が多すぎた!」そう。いつもの登山とは違い、「交差登山」では、移動する前に登山靴を履いて、下山後に乗る車へ履き替える靴などを置いておく。

 

 

行者還岳登山口 出発組 

 キャンプ場から車で暗闇の中を40分程移動。登山口前には1台の車だけ。ヘッドライトを準備して5時出発。

 鉄筋の階段を上り登山道へ。暗闇の中に2つの光があり、何かの動物がこちらを見ている。30分で明るくなり始め、これから目指す大普賢岳とキャンプ場のあった和佐又山が見える。大峯奥駈道まで半分程の地点で、写真でよく見るタイタン(トラック)が捨てられている不思議な光景。登り進み、ヘッドライトがいらないぐらいの明るさに。奥駈道との分岐点、尾根に出た所で休憩。ちょうど太陽が顔を出したところ。曇りだと思っていたので、朝日を見れるなんて想像できなかった。雲海も見える。これから登る行者還岳と大普賢岳の姿も、木々の合間から確認できた。下山するまで天気がもってほしい。

 右側を朝日に照らされながら、行者還岳を目指して進む。途中右手に「お花畑」があったが、もう花の姿はなく、何の花が咲いていたのかわからない。登山道では、咲き終わりのトリカブト、アキノキリンソウ、ヤマハッカ(Google検索)、リンドウの蕾があったが、他の花はわからなかった。その代わり、あちこちに色んなキノコが生えていた。かわいいキノコが好きなK.S.さんの反応が独特で、そのたびに癒される。

 天川辻を通過して行者還宿に着いて休憩。避難小屋で宿泊されていた方が出てこられて、登山口に駐車されていた車の主だとわかる。再出発するところで、Y師匠から無線がきた。「交差登山」ならでは。相手チームは大普賢岳に到着されたそう。

 「その険しい山容により、役行者をして1度は引き返させた」という行者還岳までは急になり、崖のような部分や木の梯子がある。登るのも緊張するが、下るほうが大変そう。登山開始から2時間半歩いてやっとたどり着いた頂上には、木が茂っていて眺望はないが、シャクナゲの蕾がいくつか。Oさんが景色の見える場所へ案内してくださる。ザックを置き1人ずつ交代して、一歩踏み外すと危険な狭い所から、真下にある行者還宿まで歩いてきた尾根、弥山・八経ヶ岳方面の山々が見える。

 次は七曜岳へ。行者還岳からの下り道で、大普賢岳を中心とした山々が並んでいる。象形文字の「山」の姿のよう。雲海も素晴らしい。途中には、苔の中に大きなカエル。木漏れ日が虹色に広がった神々しい光。Y師匠から無線がきて、相手チームは国見岳を下ってるそう。去年紅葉が綺麗だった稲村ヶ岳・大日山を見渡せる場所も。和佐又への分岐を越えて、鎖場を登ると七曜岳へ到着。休憩できるスペースはなく、すぐに下山。滑りやすい橋、鎖を両手で掴んで下りる崖、後ろ向きの四つん這いになって下りる木の梯子、危険な所が続き、気を抜けない。

 やっと休憩できる場所に着いてゆっくりしていると、前方から相手チームの気配。アップダウンを終えた5人が到着し、「交差」する。お互いのチームの無事な姿を確認し、車のカギを手渡し。相手チームが休むことなく出発するのを見送る。キャンプ場から5時間ぶりに、大峯奥駈道で出逢えた不思議な時間。両チームが頑張って歩いてきたから経験できた。

 こちらのチームも出発し、国見岳へ向かう。左手の窪地には七ツ池(鬼の釜)。そのうち、これまでのような危険な部分は少なくなり、大峰らしい笹が広がるなだらかな登山道が続く。いつしか青空がなくなっている。建物があったであろう稚子泊。靄がかかって幻想的な雰囲気の中を進み、標識に気づかないと通り過ぎてしまいそうな国見岳への急登。眺望はなく下山。

 赤く色づいた木を見つけて皆で撮影。ヘルメットを被った20名程の団体とすれ違うと、弥勒岳へ。大普賢岳には周回ルートがあり、登山者も多くなる。大台ケ原を望める水太覗ではガスっている。最後の急登では10名ぐらいの人とすれ違い、大普賢岳へ到着。4月に続き今回も眺望はないが、相手チームの写真を楽しみに。少し休憩して下山。

 ここから鉄の梯子が続く急な下り。まだ雨が降っていないことに感謝。歪んだ危険なものもあり、慎重に下っていく。大普賢岳ピストンの団体10名とすれ違う。前回は通過した石ノ鼻に登ると、左手に日本岳、右手後ろに小普賢岳と大普賢岳が見える。修験道の行場である鷲ノ窟・笙ノ窟・朝日ノ窟・指弾ノ窟を越えて進むと、緩やかになっていく。

 相手チームから下山の連絡。少し待ってもらうことになりそう。ヒメシャラが印象的な広い登山道にもキノコがいっぱい。1時半キャンプ場へ到着。雨が降る前に無事に下山できて良かった。車に乗り込み、本日2度目のキャンプ場からの下り。相手チームが待つ道の駅へ向かう。

 

WASAMATA HUTTE 出発組 (by里山)

 午後から天気が下り坂との情報もあり、早朝4時過ぎに和佐又ヒュッテを出発。ヘッドライトの明かりを頼りに笙ノ窟へと進む。尾根道から岩壁をトラバースする道になり、足場に特に気を使わなくてはならなくなった頃に日が昇り周辺が明るくなった。日の出時間から出発時間を計算したY師匠、さすが! 

 笙ノ窟では、岩壁から頭上に水滴が落ちてくる。夜露と相まって、足元の岩場、整備された鎖・木橋・鉄の梯子が滑り緊張の連続。大普賢岳を通過し、少し下って振り向くと大普賢、小普賢のコンビが並んで見える。ちょっと可愛い。本日の最難関を突破したと一瞬ホッとしたが、まだまだ続く難所。「油断が命取り」と皆で声をかけながら進む。七曜岳を下るまでは気を抜くと崖下への滑落を想像させる道が続く。

 稚児泊で景色が一変。石灰岩の山特有の苔むした白い岩。教えてもらわなければ判らない程大きなドリーネ。美しい景色だが、石灰岩と黒土がこれまたよく滑る。

 相手チームと交差して、しばらく進むとやっと笹原の柔らかい道。行者還岳をピストンして奥駈道を南進。1458のピークから西へ国道309号へ下山。車道には13時ちょうどに到着。ゆっくりとした足並みだったけれど、Y師匠が「ここの休憩は3分…5分」と細かく厳しく時間管理してくれたので、いいペースでの登山だった。

 

 「道の駅 杉の湯川上」併設の「湯盛温泉 ホテル杉の湯」で入浴。3時半頃、帰り道にある吉野の「レストラン里」へ。品数豊富なメニューから、まぐろカツ定食・肉厚とんかつ定食・石焼き牛カルビ丼セットなどを各自注文して満腹に。夜の7〜8時台に京都・亀岡へ。とても楽しい2日間だった。

WASAMATA HUTTE。青いテント横で味噌󠄀鍋を囲む。
大普賢岳・和佐又山。奥駈道からの朝日。雲海。
行者還岳へ。 木漏れ日の「ハロ現象」。
象形文字「山」のような姿。
もうすぐ「交差」。
大普賢岳から。
色んなキノコ。K.S.さん編集。

前鬼ブルーに会いに

UPDATE 2024-09-24


【日 程】 2024/09/21(土)
【参加者】 会員4名
【コース】 前鬼登山口ー黒谷川ー前鬼川ー前鬼小仲坊ー前鬼登山口
【記 者】 Koume.S


最近の週末の微妙なお天気。3連休の天気予報を見ながらどの日に行くのが良いか思案し、21日に決定。
前鬼ブルーという言葉の響きにいつか行きたいと思っていました。しかし沢での事故のニュースなども耳にし、緊張しながらのスタートとなりました。

車止めゲートの下の駐車場のすぐそばの吊り橋手前を下り、入渓。黒谷川を少し下って、前鬼川本流へ。すぐに透明度の高い薄いブルーの水。しばらく歩くと、10m程の2段の滝。滝上から釜を見ながら、青さに感動。

その先に川幅いっぱいの広くて100m程あるなめが続きます。なめを歩くのは、とても気持ちいい、至福の時間です。
大岩の手前では右岸にロープをセットしてもらい、巻き上ります。

その先の左岸の崖から滝の様に湧き出る水が本流へ合流し、その水の冷たいこと。マイナスイオンもたっぷり。
大きな岩がたくさん現れルートを探しつつ、身体がやっと通れるほどのギリギリの岩の隙間からザックを先に通し、身体をネジ込んでよじ登ります。
垢離取場から少し先の大きな釜まで進みました。釜へ真上から陽が差し込むにはまだ少し早い時間、陽が差し込めばもっときれいなブルーが見れるらしい・・・また次回のお楽しみ。
引き返す途中、なだらかな滝のスライダーで滑ってドボン。岸まで泳いでは、遊びました。

垢離取場まで戻り昼休憩。澄んだ水を撮影したり、Kさんにお湯を沸かしていただき、ティタイム。
右岸にある取り付きの登山道から前鬼小仲坊まで約40分。その後林道を30分ほど歩いて、駐車場へ。

帰りは、上北山温泉薬師湯へ立ち寄り汗を流して、念願の「馬酔木」で焼肉ランチ(おやつ?)をいただき、大満足。焼肉の匂いをたくさん付けて帰ったので、次は、焼肉→温泉の順がいいかなぁ(笑)

また行きたくなるきれいな前鬼川でした。

何ヶ所も大きな岩の下を歩きます。
日が当たると一段ときれいなブルーに。
川の底まで透けてきれいな水。
川幅いっぱいのなめが続きます。
なめを歩くのは、気持ちいい。
山の斜面から湧き出す冷たい水。マイナスイオンいっぱい。
この下が垢離取場。きれいな水を撮影。
前から気になっていた馬酔木。焼肉ランチいただきました。

満点の星空ナイトハイク 〜大台ヶ原〜

UPDATE 2024-09-09


【日 程】 2024/09/07(土)
【参加者】 13名
【コース】 大台ヶ原ビジターセンターP〜展望所〜日出ヶ岳〜正木峠〜尾鷲辻〜大台ヶ原ビジターセンターP (5.3km)
【記 者】 へっぴりゴシ


久しぶりに回ってきた例会リーダー担当、今回は”ガンガン行く系”では無く、担当の人間味が溢れ出る”ロマンチック全開企画”。
・・・と言うか、2年前の当番の時に企画はしたが悪天候で断念した事があり、その時の「行きたかったぁ・・・」と言う声を小心者の私には未だ忘れられず、今回はリベンジ企画、「星を求めて大台ヶ原ナイトハイク✨」
しかし、星を見に行くのに曇天だと面白くないので、曇天用企画で「岩籠山」と「白鬚岳」を併設。
白鬚岳企画は参加希望者は全く集まりませんでしたが・・・💧(笑)

1週間前から毎日毎晩、いろんなネットサイトで雨雲の動きと天気図を睨めっこ👀
晴れても雲の予想ってなかなか当てにならないが、9月7日の予報は1週間の中でも最も安定してそうな天気だったので、躊躇なく催行を決定!ある意味、自分の勉強にもなりました。

Y師匠とS藤さんの車2台で、16時に亀岡を出発してもらい、転々と京都市内もピックアップ。
17時頃に京都を離れ、奈良市内を順調に通過し、20時半頃に大台ヶ原へ到着🚗
駐車場は久しぶりの月明かりのない夜の星を観察するために、大勢の車で溢れていました。
キャピキャピ若いグループから、バズーカーの様な天体望遠鏡を並べている天体ファンの皆さん。
それらを横目に、さっさと山準備をして21時に登山開始する我ら13名。
そんな大勢でこんな遅い時間に山へ入っていくグループもそうそう居らず、不思議な光景だったでしょう。

ナイトハイク初体験のU林さんとS川さんに、展望所まで先頭を歩いてもらいました。
展望所までは整備された綺麗な道で迷いようもないが、他では中々味わえない暗さの中をヘッデン一つで歩くことを体験してもらえたと思います。それにしても、13名にもなると賑やかで、熊の子もビビって出て来ませんでした。

展望所までは約40分。ここからは1時間半自由行動時間としていましたが、全員でまずは日出ヶ岳山頂へ⛰️
日出ヶ岳の展望台に着き、空を見上げると雲ひとつ無い一面の星空⭐️。
雲の様に白く光る天の川もこれまで見た事ない程だったと思います。
西日本屈指の光害の少ない山で知られており、星の観察のメッカ。加えて、新月後の絶好のタイミングの星空でした。
各人それぞれ寝転んだり、お茶を飲んだりして星を楽しみました。

私は展望所での写真撮影を終え、ひと足先に正木峠の木道へ移動し撮影、カップラーメンを食べながら眺める星空は最高でした。
気が付けば1時間半もアッと言う間で、もう自由行動時間も終わり集合時間に近づき焦って支度。すると、こちらへ近づいて来る人影多数。
メンバー全員が揃ってこちらまで来てくれました。結局、自由行動時間を設定していたのに、皆さんほぼ一緒に行動していた様です(笑)。
その後は皆一緒に、星座を探したり、大台ヶ原ならではの灌木の中の夜道を楽しみながら、ゆっくりと尾鷲辻まで移動。
途中でY師匠が、本当にあった怖い体験談👻を話してくれるも、人数多くて賑やかなので全く怖くないw。

段差や根っこや石をヘッデンで照らしながら、足元に集中して先を進む。尾鷲辻からは幅の広い整備された道。
また賑やかにおしゃべりしながら駐車場まで・・・これだけ賑やかだと、熊鈴も不要ですね。
0時半に駐車場へ到着。駐車場はまだ多くの人たちで賑わっていました。

京都までの深夜ドライブ、早朝まで運転していただいた方はさぞ眠かったと思います。
ありがとうございました。

今回の大台ヶ原に限らず、夏の暑い日にはナイトハイク企画も有りですね(^^)

天の川三昧 その①
天の川三昧 その②
天の川三昧 その③
天の川三昧 その④
天の川三昧 その⑤

大峰 大普賢岳〜竜ヶ岳・・・って、竜ヶ岳って全国どんだけぇ〜!?

UPDATE 2024-05-06


【日 程】 2024/04/29(月)
【参加者】 会員4名+会員外1名
【コース】 和佐又〜日本岳〜小普賢岳〜大普賢岳〜明王ヶ岳〜竜ヶ岳 (ピストン)
【記 者】 へっぴりゴシ


2年前の5月、大峰を縦走してみたい!と私の計画に乗ってくれた師匠と山友さん
釈迦ヶ岳〜八経ヶ岳のピストン山行を皮切りにスタートした”日帰りで行く大峯奥駈道制覇”の野望も今回で9回目

師匠からの個人山行の呼びかけで集まった5名で4時頃に京都を脱出し、目を瞑っても運転できそうなくらい、🚗走り慣れた大峰への道
この日は和佐又からのスタート、6:45。
リニューアルした和佐又ヒュッテに駐車させていただきました。(事後精算¥1,000)

大普賢岳までは巨大岩の下のお洞を見たり、梯子や階段のオンパレードでアスレチック気分♡
横は切れ落ちた谷の場所もあり、山頂手前までは少し緊張を持って歩く
この日の見晴らしはガスガッスで、遠くの方にガスの切れ間から近くの行者還や八経ヶ岳、少し行くと稲村ヶ岳やこの間行った山上ヶ岳が確認できた。

大普賢岳の肩から竜ヶ岳までの間は、大峰らしい気持ちの良い山道。
竜ヶ岳って聞くと、何処の竜ヶ岳?ってほど全国いろんな所にありますよね。私が知っているだけでも近畿で4か所、山梨にも1か所。
でも、地蔵岳や天狗岳ほどは多くないか?とブツブツと考えながら歩く。
遠足気分でスキップ♬しながら歩ける場所、天気が良ければスキップしていたかも・・・しないしない
しかし、今回は雨の降り出しを気にして急足で向かう(•́ε•̀;ก)💦
明王ヶ岳で一旦高度を下げ、前回訪れた竜ヶ岳まで1時間。朝も早かったので、皆小腹が空いて行動食を食べていると、ポツポツ☔️振り始めました。昼までは持つと思っていたのに早い降り出しでした。
しかし、まだ霧雨。本降りになる前に下山したい所。11時頃には大普賢岳まで戻り少し大粒になった雨の中を下山。下りの梯子や階段は滑るので皆集中!前向きが良いか、後ろ向きが良いか、臨機応変に対応して安全に下っていきました。下りは登りよりも難易度が上がるとよく師匠が言っていますが、雨が降ると更に難易度UPです。

日本岳を過ぎると、あとは雨の中でも和佐又まではリラックスした山歩き。
13時過ぎに和佐又ヒュッテに到着。行きには沢山のキャンパーさんが居たけど、降りてくると皆撤収。
おかげで空いていた綺麗な和佐又ヒュッテで、のんびりと美味しいコーヒータイム☕️

帰り道は、以前から気になっていた吉野にある「レストラン 里」へ。
田舎の国道沿いにもかかわらず、いつ通りかかっても駐車場に車がいっぱい並んでいるので、その謎を確かめに・・・。店内は昭和なレストランで、芸能人の色紙もたくさん、メニューもめっちゃ豊富。
出てきた定食はどの料理もボリューミィーで、いつも通りお腹いっぱいになって京都まで帰りました。

岩、根っ子、階段、梯子と変化に富んだ大普賢へのコース
ガスの切れ間から山を臨む
大峰らしい山道は癒される
煩悩にまみれた輩の記念撮影(笑)
雨で濡れた斜面はいつも以上に慎重に
前向いたり後ろ向いたり臨機応変に階段と梯子を降りましょう
シャレ乙なリニューアル後の和佐又ヒュッテ♡キャンプでも快適です。
コーヒーブレイク☕️汚い靴で床を汚してスミマセン💦

大峰三大急登 勝負塚山で筋肉Bomb!

UPDATE 2024-04-10


【日 程】 2024/04/06(土)
【参加者】 会員6名
【コース】 上多古川イツボ谷出合〜勝負塚山〜P1448

【記 者】 へっぴりゴシ


久しぶりのレポート!
我が第二の故郷大峰・・・いや、第三?・・・知らんけど!
行ってきました。

京都をAM3:30頃に離れ、お決まりの大和郡山のマクドを経由し、もう目を瞑ってでも運転できそうな169号線を通って、上多古村へ
上多古川とイツボ谷出合の上流に車を停めて6時に登山を開始

いきなり不明瞭な登山道・・・だって一般登山道ちゃいますもん(;゜(エ)゜) アセアセ
皆で地図や地形を見ながら尾根に向かって取り付きの場所を探す。
それでも薄い踏み跡を辿って荒れ放題の道があり、お互いで押したり引き上げたりの段差を越えて進むと、大峰三大急登が出現💧
とにかく木や岩、石ころなど掴めるものを持ちながら半四つん這いで登って行く
途中、GPSで現在地確認したら全く進んでいない⤵️もう2時間も登っているはずなのに・・・恐るべし三大急登
脚の筋肉ももうパンパン!キツ〜ぃ

それでも前に進み続けるとようやく勝負塚山山頂に到着!・・・眺望無し(°д°|||)ガーーーーーン

休憩の後、勝負塚山から一旦高度を下げたらまた急登、この日は思った以上の高温で、少なくとも私は体調崩れ始める
途中で視界が開けたところで休憩。さっき登っていた勝負塚山が、眼下に有って、「えっ!あんなシンドかったのにあんな低いの( ´•̥ω•̥` )」っと全員びっくり。

それでもヘコタレナイ、大峰愛好の変態メンバー達
無心に前へ進むと、前回目にした今宿跡。懐かしい気分に浸る(´◡`๑)

下山も登り以上に緊張が走り&ながーい道のり
写真はほぼ撮る余裕もなく下山

大峰三大急登、気付けば二座制覇していました。
いっその事、あともう一つの白髭岳へいつか行くしかないですね。

帰りはいつもの台湾料理「汇鑫源(カイシンゲン)」で山盛りの定食メニューを全員ペロリと完食し帰京。
もう、帰ってる時から筋肉痛確定でした!💣

日帰り大峰奥駈道縦走も、後もう少しで熊野まで
お付き合いお願いします。

急登!
ダンサー(段差)!
トラバース・・・からの渡渉
板取り跡
じみぃ〜な山頂
やっぱり眺望がいいとテンション上がる
最後の最後まで急登
もう、身体の一割は台湾料理の細胞ちゃうかな? そんな訳ないか!