リベンジの西山縦走
UPDATE 2023-07-04
【日 程】 2023/07/02(日)
【参加者】 会員7名
【コース】 JR山崎駅-天王山-柳谷観音-釈迦岳-ポンポン山-小塩山-南春日バス停
【記 者】 さくら&たくみ
<JR山崎駅→釈迦岳>
昨年天候不順のため途中撤退したコースのリベンジです。
夏山登山の為に負荷トレーニングを行うメンバーもいて気合十分です。
前日の雨で地面が冷やされ、思ったよりも湿度も低く今日は快適です。
駅から登山口までの坂道が地味にしんどく、初めのペースが肝心だと教わります。
宝積寺に今日の無事をお祈りします。
長丁場になるので事前に熱射病対策、虫対策、エスケープポイントを共有して頂き対策は万全です。
やはり夏山遠征の話題で話は弾み、暑い中でも楽しく歩きます。
途中里山特有の道迷いもありましたがその都度地図で確認し、大沢峠ではコンパスの使い方を勉強しました。
釈迦岳で早めのランチを食べ、私は膝痛の為、皆さんにエールを送りこちらでリタイアしました。
(byさくら)
<釈迦岳→南春日バス停>
ポンポン山山頂からの眺めを楽しんだ後は、雰囲気のいい西尾根ルートを歩き、森の案内所で小休止。ずいぶん疲れも出てきた中、ラストの小塩山へ向かって歩いていると、前方から聞き覚えのある声が・・・。個人山行で森の案内所から登っていたTさん御一行に遭遇。しばし談笑し、「このまま帰るなら車に乗って行く?全員乗れるよ!」との甘い誘惑には(一瞬揺らぎましたが)負けず、予定していたルートを最後まで踏破し、無事に昨年のリベンジを果たす事ができました。
(byたくみ)
めでたし、めでたし・・・🌸
お楽しみ付き🍺西山ハイク
UPDATE 2023-06-14
【日 程】 2023/06/03(土)
【参加者】 会員5名+家族1名
【コース】 JR山崎駅(7:40 )~旗立松展望台(8:15~8:25)~天王山山頂(8:35)~柳谷観音(10:05~10:15)~西山古道ゲート~立石橋(11:25)~西代里山公園(11:35~11:55)~天然水のビール工場 京都(12:40)・ガイドツアー(13:00~14:10)
【記 者】 dekopon
コロナ渦で中止になっていたSビール工場のガイドツアーが再開しており、夏に向かう今、楽しみにしているファンが多く訪れています。「西山ハイキング&ガイドツアー」はハイカーお馴染みのコース。当会でも計画してみました。
毎月の予約開始日には電話が集中して長時間つながりにくい上に、土日の分はすぐに埋まってしまいます。9時半につながるように待機して電話をかけ続けましたが、先をこされてしまうとずうっと通話中が続きます。携帯片手に、家事をしながらもかけ続けます。ようやくつながったのは11時半でした。それでも、13時開始のツアー6名分を確保できたので万々歳です。
それに合わせて、約5時間のハイキングコースを組みます。当日は、15分前までに到着できるよう、組んだコースタイムを意識しながら歩くのが課題です。休憩時間は都度2~3分しか取れません。
大山崎駅を出発し、大山崎山荘の横を通って天王山に向かい、旗立松に着いたとき、展望台の上にシニア男性の姿が見えました。景色の説明をお願いしたら、待っていたよ!と言わんばかりに快く引き受けてくださり、10分ほど丁寧に説明をしてくださいました。親切な「大山崎ふるさとガイドさん」で、歴史を辿る大山崎町巡りの際には、是非ガイドをお願いしたい気持ちになりました。
木陰の中の天王山ハイキングコースを経て柳谷観音さんで大休憩をし、さらに谷沿いの西山古道ルートを下山していきます。小さな沢を越えるのに14もの手作り橋が架けられています。日常的に高齢者のハイカーが多いので、全ての丸太橋に補強工事がされ、安心して歩けるように整備されています。「NPO法人 京おとくに・街おこしネットワーク」さんの溢れる地元愛です。
歩く道々、落ちている白い花を見つけては木々を見上げ、これはネジキの花、これはソヨゴの雄花、これはソヨゴの雌花・・・と、みんなで何度も確認しながら花の違いを覚えたハイキングでした。
さて、西代里山公園に下山して昼食を済ませた後は、目的地まで、ひたすらアスファルト道を進むのみです。
のどカラカラで到着するので、最初の一杯の美味しいこと! 3種類のビールを飲み比べる楽しみもあります。20分間の試飲を一番喜び、残さず飲み干したのはSさんひとり。来年以降はあなたに担当を譲りま~す! (by dekopon)
お花と湖とジブリを楽しめた三十三間山
UPDATE 2023-06-14
【日 程】 2023/06/10(土)
【参加者】 会員10名+体験1名
【コース】 倉見登山口~三十三間山~轆轤山~黒龍大明神~倉見登山口
【記 者】 たくみ
福井県若狭市と 滋賀県高島市の県境にある三十三間山へ行ってきました。山名には諸説ありますが、京都の三十三間堂の棟木を山中から切り出したことに由来するとも言われています。
倉見登山口には20台ほど置ける無料駐車場にトイレも完備(協力金100円)されています。登山口から林道を抜け、涼しげな沢沿いを歩きます。風神の滝でマイナスイオンを浴びた後は、樹林帯に入り山頂までひたすら登りです。木々の間から指す日差しが心地よいですが、蒸し暑さで汗が止まりません。ホッコリ手書きの看板やかわいいお花に元気をもらい、みんなでワイワイお喋りをしながら稜線へ出ると、一気に展望が開けます。
三方五湖や若狭の町、若狭湾や雄大な山並みを眺めながらの気持ちいい稜線歩き。すばらしい景色にウットリしました。山頂は木々に囲まれていたので、少し降りて見晴らしの良い場所でランチタイムです。日差しもそれほどきつくなく、心地よい風が吹く中、フカフカの芝生の上で少しお昼寝するメンバーも。気持ちよさそうでした。
ランチ後は轆轤山(ろくろ山)へ。大きなアップダウンもなく、眺望も良いので、食後の重たいお腹でもなんとか気持ち良く歩けました(笑)。山頂は開けており360度の素晴らしい展望でしたが、風をまともに受けて何度も帽子が飛ばされそうになりました。こんな環境でも樹木は低い姿勢でしっかり根を張って、健気に花を咲かせていました。遠くから見えた地面の丸い模様はコケの群生で、こちらもよく見ると小さな花を付けており、素敵なアートに見えました。
下山路はジブリ感のある巨岩や御神木(岩)などの見どころもあり、意外と楽しめました。そこを過ぎると、あとは駐車場まで長〜い林道歩きです。ここが地味に疲れました。
登山道には小紫陽花やアブラギリ、エゴノキ、ヤマボウシなど、この時期ならではのお花が見られました。雲が多めでスッキリ快晴とまではいきませんでしたが、梅雨の時期にしては上出来なお天気。
予定より早く下山できたので、帰路途中の道の駅若狭熊川宿で行列に並んでバナナシェイク「サンキューバナナ」を堪能。お土産に焼き鯖寿司も購入し、心もお腹も満たされた一日になりました。
清掃登山 京都一周トレイル
UPDATE 2023-06-05
【日 程】 2023/06/04(日)
【参加者】 9名+一般参加者1名
【コース】 ケーブル比叡駅-瓜生山-北白川(京都一周トレイル)
【記 者】 里山
京都山岳連盟では、毎年6月の第一日曜日に「清掃登山」を行っています。いつもの年は亀岡の牛松山で行っている活動ですが、今年は「京都一周トレイル創設30周年」と聞き、「たまには、遠征しましょう。」と比叡山へ。
2日前には全国各地で線状降水帯の被害が出ていましたが、その大雨は、幸い京都では猛威を振るわず、新緑の中、好天に恵まれた一日となりました。私たちは、ケーブルの山上駅からの下山ルートでの清掃活動でしたが、逆に登ってくる登山者の多さにびっくりしつつ進みます。
途中、同じルートを逆向きに登りつつ清掃活動しているよその団体とすれ違い、お互いの手元にあるゴミ袋を見ながら「ここから先は、清掃活動が終わっているな。😊👌しめしめ」とみんな思ったハズ。あちらの団体が持っているゴミ袋に対して、こちらの量が少なかったので、一瞬「負けた-…。」と思いましたが、登山道では、生活圏に近い方がゴミが多いのは、「登山あるある」です。終わってみれば、うちの成果は、用意したゴミ袋の1/3にも満たなくて、登山客のマナーが向上してきているのだと少しうれしくなった次第です。
実は、当会で登山に行く山は、大なり小なり登山道がある山です。「先達が、地元の方たちが安全に山を楽しめるように心砕いて下さっている山」ばかりです。そして、自然に目を向ければ、登山をする我々は、そこに生息する動植物の生活の場にお邪魔しながら山を楽しませてもらっています。
普段から、自分が通った跡を残さずに山道を通過したいものだと考えていますが、清掃登山は、その考えを再確認する良い機会でした。
来年は、また牛松山で清掃登山を行えたらと考えています。毎年決まった日程で行いますので、皆さん来年以降も(一般参加の方も含めて)積極的に参加してくださいね。
追記】
清掃登山は、京都府山岳連盟所属の各団体によって府下16の山域とコースで行われました。当該の清掃登山に参加して下さった皆さんのほかに、当会から京都府山岳連盟登山学校のスタッフとして別ルートで活動された方もいます。個人で別ルートの清掃をされた方もいます。皆さま、お疲れ様でした。
ラピュタの世界へ 友ケ島周遊記
UPDATE 2023-05-21
【日 程】 2023/05/20(土)
【参加者】 会員6名+会員外1名
【コース】 加太港~船~野奈浦桟橋~友ケ島灯台~旧海軍聴音所跡~第3砲台跡~野奈浦桟橋~船~加太港
【記 者】 ひろさん
山岳会に所属しながら、「山より海が好き」と言い続けて幾年月……
以前から行きたいと思いつつ、交通アクセス等の関係もあって行けてなかった友ケ島に上陸することが出来ました。
加太港から友ケ島に渡る船を事前にHPで調べたところ、始発が9時だったので、その船に乗船出来るよう早めに出発。
亀岡で車の少ない道を走り慣れている私は、阪神高速の難しい分岐等に戸惑い、乗り間違えて戻ること二回……(帰りはナビを推奨ではなく高速優先にしたら阪神高速ではなく普通走る道を選択してもらえてスムーズでした)。
それでも8時20分ころには到着。まだ出発時間までは時間があると列に並び、念のため列の前に行って切符売り場で聞くと8時半の船があるとか。慌てて皆を集めて切符を購入。その船に乗船することが出来ました。
友ケ島までは20分程度の短い時間ですが、それでも船で島に渡るって特別感があります。
9時前に野奈浦桟橋に到着。わくわく感しかありません。少し曇っていて、まっ青な空とまっ青な海とまではいかないまでも、前日の雨からしたら一夜にして回復して過ごしやすい気候。今月、私が企画していた山行が二回続けて雨で中止にしていたので、本来、晴れ男のはずの私の名誉回復?できてほっと。
桟橋近くの案内センターで島内の地図をゲット。この地図には至る所に設置されている道標の番号が記載されており、すごくわかりやすいので入手をオススメします。
みんな初めてなので、とりあえず名所探訪コースを左周りで周回。各所それぞれに趣があり、インスタ映えしそうな場所が多数。写真撮りまくりで後から整理するのが大変そう……。これまで何度も見ていた「ラピュタの世界」の第三砲台跡では、迷子になりそうなぐらい地下に張り巡らされた道をたどり、感慨に浸るとともに、そもそもこのような施設が作られた意味、ここが軍事上、重要な拠点だった訳、ここで先の見通せない時代を過ごしていた人々などに思いを馳せ、今、こうして観光的に非日常の穏やかな時間を過ごさせていただいている幸せに感謝しかありません。こうした時間をこの先の未来に続けていくことの難しさと大切さ。ちょっと真面目に考えながらの旅となりました。
帰りは、13時30分発の船に乗船予定で、桟橋近くの売店でソフトクリーム(自分で作れます)や飲み物等をいただいてから並んでいると、時間前に出航。朝もそうでしたが、混雑具合に応じてHPに書かれてある時間以外にも船が出るようです。
道の駅みさきに寄り道して、シラスやお刺身などゲットして帰宅。皆さん、夕餉は海鮮丼など豪華な食卓のおみやげ付きで、いつもの山行とはひと味違う、時間がゆっくり流れる一日を楽しむことができました。登山とはいえないかもですが、たまにはこんな企画もいいのでは? また、海や離れ島の旅にご一緒いただければうれしいです。
(インスタグラムにSさんが素敵な投稿していただいてますので合わせてご覧くださいね)