醬油の町の裏山「新龍アルプス縦走」
UPDATE 2024-02-08
【日 程】 2024/02/04(日)
【参加者】 会員11名
【コース】 たつの市営観光P(8:00)~JR本竜野駅(8:38発)~JR播磨新宮駅(8:48着~9:00)~水布弥登山口(9:40)~祇園嶽(10:32)~亀の池(11:21)~亀山(11:58)~城山城跡展望所(12:10~12:30)~的場山(14:11)~鶏籠山(15:04)~鶏籠山古城登山口(15:31)~武家屋敷資料館~観光P(15:50)
【記 者】 dekopon
辰年・・・たつの市揖保川の西側に、南北に伸びる細長い山並み【新龍アルプス】を干支の山山行として縦走する。
武家屋敷資料館近くの駐車場から龍野橋を渡り、JR本竜野駅に向かって歩く。さっそく「しょうゆ饅頭」の看板が目に入る! が、開店前なので残念ながら素通り。小豆島で食べたしょうゆソフトを思い出す。趣のある城下町の街並みなので下山後の時間にゆとりがあれば散策したいがどうだろう・・・。
揖保川を渡り、「ヒガシマル醤油」「揖保乃糸」の看板を目にしながらJR姫新線本竜野駅に到着。
ホームで待っていると、登山者集団が下車してきた。彼らは、ここから的場山へ登るのだと。我々は新龍アルプス縦走なので、2駅北の播磨新宮駅まで電車移動し、一番北の祇園嶽から的場山方面に向かう。
水布弥登山口まで、車道の道のりが長い。こんな道ではよくある光景なのだが、
・地形図を見ることも忘れ、先頭に任せてついて歩いているだけ
・世間話におしゃべりが弾む
・パーティーの距離をぐんと開けてしまう
そんな様子が、当日も見られた。
「こういう単調な道でも地図読みのポイントがあるよ。」と、F女史から地図読みのアドバイスを聴く。
自分を振り返り、我に返った人がいたように、その時から自分の意識を変えていこうと思えたなら、今回の山行で一番大事なことに気づけたのではないかと思う。
山歩きでは、地形図を持つ・見る・読むといった段階を踏みながら地図に慣れ親しんでいくことが、安全で楽しい山歩きにつながる。景色を眺め、地形図に表されている情報と実際の地形や景観とを見比べながら確認できるよう、皆で主体的に学び合っていきたい。
祇園嶽(340.2)~亀の池~亀山/きのやま(457.8)~的場山(394)~鶏籠山(218)と何度もアップダウンを繰り返す尾根歩き。低山ながらなかなか歩きごたえがあって楽しい。山城跡有り、眼下にはたつの市街地、遠方には淡路島や家島群島も見えるオーシャンビュー。快適な縦走道だった。
下山が16時前だったので、武家屋敷資料館だけ覗き、お土産も買わずに、たつの市を後にした。帰りに立ち寄ったPAで、皆「小豆島のしょうゆせんべいを」買いこんでいる。それって、ちょっと可笑しいがな・・・と思いつつ、私が買うときには、売り切れになっていた。
海と水仙 番所山・重山
UPDATE 2024-01-28
【日 程】 2024/01/14(日)
【参加者】 会員10名
【コース】 白崎海洋公園P-水仙群生地-番所山-白崎海洋公園P 車移動 重山登山口 そばの海辺通路に駐車-重山-駐車場
【記 者】 okaQ
初めての山行リ-ダ-、行き先を迷っていたところ親切なHさんに今回のコ-スを教えて頂きました。とても魅力的に感じたので、そのまま拝借させて頂きました。(感謝です)
お天気に恵まれ青空と海を眺めながら気持ちよく番所山登山口へ向かいます。登山口から少し歩くと水仙の群生地。可憐な水仙の花には独特の力強さを感じました。番所山には明治時代まで海の番所があったらしく、港と海がよく見える箇所がいくつかありましたが、なんと頂上では三角点が見つからない!道を戻ってピークで探し回りましたが見つけられず、皆で「柵で囲われた中にあるのでは?」という事にして、そのまま駐車場には戻らず荒れた道を降りて海辺の集落から海洋公園Pへ戻ります。海洋公園のダイナミックな石灰岩と青い海のコントラストは本当に「エーゲ海!!」の様です。もちろん行った事ないけど。
車移動をして重山登山口近くの駐車場(と勘違い!)で降りようとすると、ご近所の方らしいおじさんが「ここはあかん!無料のところじゃないから。海辺の方に停めたら」と、ご親切に停める場所までついて来て下さり「ここならええわ」と了承頂き、皆でお礼を言って重山登山口へ。
階段を登り切った後、草だらけの細い道を抜け整備された登山道を登り頂上へ向かいます。ここではしっかり三角点も確認。登山口に降りて来ると予想通り先ほどのおじさんが待って下さっていました。お礼を言って、おじさんとにこやかにお別れ。
ご当地グルメの由良ちゃんぽんを食べに行く予定でしたが、お店と連絡取れず断念。帰り道の紀の川SAで和歌山ラ-メンなどを食べて由良ちゃんぽんの無念をしっかり晴らして京都に帰って来ました。
「吐きそう」なくらい緊張していましたが、ご参加のみなさまのおかげで無事に終わることが出来ました。また、「当日の参加は難しいので」と、前日に行ってコースの様子も教えて下さったHさん、何から何まで本当にありがとうございました。
京都一周トレイル~西山連峰を繋ぐ満腹山行
UPDATE 2024-01-25
【日 程】 2024/01/07(日)
【参加者】 会員8名
【コース】 西芳寺川林道入り口(8:02)~丁塚(8:13)~沓掛山(9:30)~老ノ坂峠(11:09)~首塚大明神(11:17)~大枝山(11:55)~大暑山(12:46)~ゴール(13:54)
【記 者】 dekopon
自分が叶えたいことの引き出しに入ったままで、数年間、実現できないままのことがいくつかある。《大峯奥崖道》に比べたら全然大したことではない! のだけれど、引き出しの中のひとつを年の初めにやりきっておこうと思い立ち、計画を立ててみた。 【空白の「老ノ坂峠~大暑山」間を繋ぐ】
(しかし、こんなことに関心のある人などいないかもしれない。でも、ご褒美を付けたらご一緒してもらえるかも・・・)と思い、【ピッコリーノでピザを食べる」】をオプションに付けてみたら、あれよあれよと食いしん坊さんたちが飛びついてきて、あっという間に8名になった。
【西芳寺川林道入り口スタート(7時半)~老ノ坂峠(11時頃)~大暑山(12時半頃)~ピッコリーノ予約(14時)】という大まかなコースタイムをグループラインで心づもりしてもらう。
当日、スタートが8時になり、行動時間は正味6時間。スタート前に喝を入れる。
「いつもの亀さんペースで歩いていたら間に合いません。休憩も2~3分しかとれません。2時までに到着するために、時間を意識して気を引き締めて歩きましょう!」
ピザ目的のメンバーだから、ガッテンしたら気合も入り足取りも順調。陽ざしも差してきたので、唐櫃越えの緩いアップダウンでも汗をかく。
西山団地からは西山霊園~老ノ坂峠旧道ルートで縦貫道の上を通って安全に首塚大明神に抜けることができた。(このルートを教えてくださった元会員T氏に感謝。)
西山連峰トレッキングコースに入る。次に目指すは大枝山。以外に急登で、ゆっくりでも30分登り続けると、思った以上に疲れた。そして、誰もが方向を間違うらしい《案内板》で我々も同じように方向を間違い、(案内板の書き方にもう一工夫あればなあ)と思いながら西山団地へと向かう。途中、「あれが大暑山やね。もう近いね!」と目的の山が見えるとやや気が緩んだのか、一番楽な平地でゆっくり亀さんペースに戻り、いかんいかん!
15分遅れで大暑山到着。下山で取り戻せるかと思っていたら、なんのなんの。
我らが選んだ下山コースは、落ち葉が降り積もったかのようにふっかふか状態、斜面なのに道の状態も段差も見えず落ち葉ラッセルをしながら進まないと危なっかしい。慎重に足を置かなければ何度も転びそうになる。30分ほど下ると堰堤が見えた。しかし、堰堤付近は想定外の土砂崩れ状態。あらら、道はどこに? あの道に渡りたい。
M氏が先頭でルートを導いてくれ、みんな、斜面に這いつくばるようにして無事に通過する。(あ~、思った以上に下山に時間をくってしまった・・・。)
やっと縦貫道の下に出て、やれやれ。歩きながら、「あと〇分!」とカウントダウンが始まる。ピッコリーノに到着したのは6分前。
(全行程ヤマップ平均速度130~150 いいペースやん!)
すぐに靴を脱いで席に案内してもらうなり、4種類のピザを注文する。時間差で1枚ずつ運んでもらっては、ピザ担当が手際よく盛り付けてくれる。「まだまだ入るね。」さらに2種類追加。「こんなご褒美は最高やね!」「6種類のピザを味わえたのも8人で来たからやね。」
この満腹山行で、私の叶えたかったことのひとつ【伏見桃山城~天王山】がめでたく繋がった。ご一緒していただいた皆さん、ご協力ありがとうございました。
新春登山 愛宕山-竜ヶ岳
UPDATE 2024-01-04
【日 程】 2024/01/03(水)
【参加者】 10名
【コース】 A班)JR保津峡駅-ツツジ尾根-愛宕神社(往復)
B班)JR保津峡駅-ツツジ尾根-愛宕神社-竜ヶ岳-月輪寺への道の途中から空也滝へ下山-清滝-JR嵯峨嵐山駅
【記 者】 里山
今年は辰年。新春登山を愛宕山から延ばして北の竜ヶ岳まで行く計画にしたのだが、朝の雨雲レーダーをみると午後2時には雨雲がかかってきそう。出発時(8:10)に相談して愛宕神社往復に計画を変更した。
サクサクと登れて気持ち良い。息が上がる一歩手前のペースで登ったので、ずーっと歩き続けられる。先導のベテランの技です。「水尾分れ」で一服していると表参道からOさんが追い付いて来た。「事前申込してないけれど、みんなに上で逢えたらいいな。」と思って来たのだそう。
ここから10名揃って愛宕神社へお参りし、お札を頂く順番を待っている間に軽く食事。
そうこうするうちに、「んン⁈ お日様が差してきた?」
Y師匠すかさず携帯で天気予報を確認。そして、「竜ヶ岳へ行くぞ!」。雨が降るのは夕方以降になりそうです。
こちらで急遽2班に分かれ、Y師匠と若手3名が竜ヶ岳へ。残り6名はツツジ尾根へ向かう。
ツツジ尾根班は下りも快調。途中すれ違った当会会員のKさん(真っ赤な60or70Lのザックに奉納する水をたっぷり詰め込んだ)と立ち話をするなど約30分のロスをしながらも、1:40に保津峡駅に到着。
駅にて竜ヶ岳班に電話してみたら、あちらも空也滝近辺まで下山しているとのこと。
暖かいお正月、黒門から上の参道の凍結も雪の気配も全くなし。ちょっと残念だけれど、これはこれで良い一年の始まりです。
新六甲新縦走①
UPDATE 2023-12-24
【日 程】 2023/12/23(土)
【参加者】 会員16名
【コース】 山陽塩屋駅から神戸電鉄丸山駅まで、
指定された地点を通過しながら。
【記 者】 T.Y
六甲全山を数回に分けて縦走するコースの第一弾。この日は会員16名が参加し、4グループに分かれて塩屋駅をスタート。企画してくれたYさんから地図が配られ、そこに記された10個のポイントを辿りながらグループごとに活動しました。
地図に記されたポイントを手掛かりに、グループごとに地図をみて相談しながら進んでいきます。途中、一般の全縦走コースから外れるポイントもあったため、全縦走の案内に惑わされながらも地図アプリに頼らず各ポイントをクリアしていきました。ただ、慎重に進みすぎたことで時間切れになったため、残念ですが8個目のポイントまでとし、当初予定の鵯越駅より近い丸山駅に向かい、この日の山行を終了としました。
この日のルートは低山ではあったものの、須磨アルプスの名物である馬の背や、高取山に向かう岩場の登りなど、変化を楽しめる山行でした。また、朝からかなり冷え込みましたが、天気は見事な快晴で、神戸の海が見えるビューポイントから見事な景観が見られて、楽しい一日をなりました。
個人山行を企画してくださったYさん、ありがとうございました。第二弾は2月に予定されていますので、ぜひ多くの会員の方の参加をお願いします。