海と水仙 番所山・重山

UPDATE 2024-01-28


【日 程】 2024/01/14(日)
【参加者】 会員10名
【コース】 白崎海洋公園P-水仙群生地-番所山-白崎海洋公園P  車移動  重山登山口 そばの海辺通路に駐車-重山-駐車場
【記 者】 okaQ


初めての山行リ-ダ-、行き先を迷っていたところ親切なHさんに今回のコ-スを教えて頂きました。とても魅力的に感じたので、そのまま拝借させて頂きました。(感謝です)

お天気に恵まれ青空と海を眺めながら気持ちよく番所山登山口へ向かいます。登山口から少し歩くと水仙の群生地。可憐な水仙の花には独特の力強さを感じました。番所山には明治時代まで海の番所があったらしく、港と海がよく見える箇所がいくつかありましたが、なんと頂上では三角点が見つからない!道を戻ってピークで探し回りましたが見つけられず、皆で「柵で囲われた中にあるのでは?」という事にして、そのまま駐車場には戻らず荒れた道を降りて海辺の集落から海洋公園Pへ戻ります。海洋公園のダイナミックな石灰岩と青い海のコントラストは本当に「エーゲ海!!」の様です。もちろん行った事ないけど。

車移動をして重山登山口近くの駐車場(と勘違い!)で降りようとすると、ご近所の方らしいおじさんが「ここはあかん!無料のところじゃないから。海辺の方に停めたら」と、ご親切に停める場所までついて来て下さり「ここならええわ」と了承頂き、皆でお礼を言って重山登山口へ。

階段を登り切った後、草だらけの細い道を抜け整備された登山道を登り頂上へ向かいます。ここではしっかり三角点も確認。登山口に降りて来ると予想通り先ほどのおじさんが待って下さっていました。お礼を言って、おじさんとにこやかにお別れ。

ご当地グルメの由良ちゃんぽんを食べに行く予定でしたが、お店と連絡取れず断念。帰り道の紀の川SAで和歌山ラ-メンなどを食べて由良ちゃんぽんの無念をしっかり晴らして京都に帰って来ました。

「吐きそう」なくらい緊張していましたが、ご参加のみなさまのおかげで無事に終わることが出来ました。また、「当日の参加は難しいので」と、前日に行ってコースの様子も教えて下さったHさん、何から何まで本当にありがとうございました。

京都一周トレイル~西山連峰を繋ぐ満腹山行

UPDATE 2024-01-25


【日 程】 2024/01/07(日)
【参加者】 会員8名
【コース】 西芳寺川林道入り口(8:02)~丁塚(8:13)~沓掛山(9:30)~老ノ坂峠(11:09)~首塚大明神(11:17)~大枝山(11:55)~大暑山(12:46)~ゴール(13:54)
【記 者】 dekopon


自分が叶えたいことの引き出しに入ったままで、数年間、実現できないままのことがいくつかある。《大峯奥崖道》に比べたら全然大したことではない! のだけれど、引き出しの中のひとつを年の初めにやりきっておこうと思い立ち、計画を立ててみた。 【空白の「老ノ坂峠~大暑山」間を繋ぐ】

(しかし、こんなことに関心のある人などいないかもしれない。でも、ご褒美を付けたらご一緒してもらえるかも・・・)と思い、【ピッコリーノでピザを食べる」】をオプションに付けてみたら、あれよあれよと食いしん坊さんたちが飛びついてきて、あっという間に8名になった。

【西芳寺川林道入り口スタート(7時半)~老ノ坂峠(11時頃)~大暑山(12時半頃)~ピッコリーノ予約(14時)】という大まかなコースタイムをグループラインで心づもりしてもらう。

当日、スタートが8時になり、行動時間は正味6時間。スタート前に喝を入れる。
「いつもの亀さんペースで歩いていたら間に合いません。休憩も2~3分しかとれません。2時までに到着するために、時間を意識して気を引き締めて歩きましょう!」

ピザ目的のメンバーだから、ガッテンしたら気合も入り足取りも順調。陽ざしも差してきたので、唐櫃越えの緩いアップダウンでも汗をかく。

西山団地からは西山霊園~老ノ坂峠旧道ルートで縦貫道の上を通って安全に首塚大明神に抜けることができた。(このルートを教えてくださった元会員T氏に感謝。)

西山連峰トレッキングコースに入る。次に目指すは大枝山。以外に急登で、ゆっくりでも30分登り続けると、思った以上に疲れた。そして、誰もが方向を間違うらしい《案内板》で我々も同じように方向を間違い、(案内板の書き方にもう一工夫あればな)と思いながら西山団地へと向かう。途中、「あれが大暑山やね。もう近いね!」と目的の山が見えるとやや気が緩んだのか、一番楽な平地でゆっくり亀さんペースに戻り、いかんいかん!

15分遅れで大暑山到着。下山で取り戻せるかと思っていたら、なんのなんの。

我らが選んだ下山コースは、落ち葉が降り積もったかのようにふっかふか状態、斜面なのに道の状態も段差も見えず落ち葉ラッセルをしながら進まないと危なっかしい。慎重に足を置かなければ何度も転びそうになる。30分ほど下ると堰堤が見えた。しかし、堰堤付近は想定外の土砂崩れ状態。あらら、道はどこに? あの道に渡りたい。

M氏が先頭でルートを導いてくれ、みんな、斜面に這いつくばるようにして無事に通過する。(あ~、思った以上に下山に時間をくってしまった・・・。)

やっと縦貫道の下に出て、やれやれ。歩きながら、「あと〇分!」とカウントダウンが始まる。ピッコリーノに到着したのは6分前。
(全行程ヤマップ平均速度130~150 いいペースやん!)

すぐに靴を脱いで席に案内してもらうなり、4種類のピザを注文する。時間差で1枚ずつ運んでもらっては、ピザ担当が手際よく盛り付けてくれる。「まだまだ入るね。」さらに2種類追加。「こんなご褒美は最高やね!」「6種類のピザを味わえたのも8人で来たからやね。」

この満腹山行で、私の叶えたかったことのひとつ【伏見桃山城~天王山】がめでたく繋がった。ご一緒していただいた皆さん、ご協力ありがとうございました。

新春登山 愛宕山-竜ヶ岳

UPDATE 2024-01-04


【日 程】 2024/01/03(水)
【参加者】 10名
【コース】 A班)JR保津峡駅-ツツジ尾根-愛宕神社(往復)
B班)JR保津峡駅-ツツジ尾根-愛宕神社-竜ヶ岳-月輪寺への道の途中から空也滝へ下山-清滝-JR嵯峨嵐山駅
【記 者】 里山


今年は辰年。新春登山を愛宕山から延ばして北の竜ヶ岳まで行く計画にしたのだが、朝の雨雲レーダーをみると午後2時には雨雲がかかってきそう。出発時(8:10)に相談して愛宕神社往復に計画を変更した。

サクサクと登れて気持ち良い。息が上がる一歩手前のペースで登ったので、ずーっと歩き続けられる。先導のベテランの技です。「水尾分れ」で一服していると表参道からOさんが追い付いて来た。「事前申込してないけれど、みんなに上で逢えたらいいな。」と思って来たのだそう。

ここから10名揃って愛宕神社へお参りし、お札を頂く順番を待っている間に軽く食事。
そうこうするうちに、「んン⁈ お日様が差してきた?」
Y師匠すかさず携帯で天気予報を確認。そして、「竜ヶ岳へ行くぞ!」。雨が降るのは夕方以降になりそうです。

こちらで急遽2班に分かれ、Y師匠と若手3名が竜ヶ岳へ。残り6名はツツジ尾根へ向かう。
ツツジ尾根班は下りも快調。途中すれ違った当会会員のKさん(真っ赤な60or70Lのザックに奉納する水をたっぷり詰め込んだ)と立ち話をするなど約30分のロスをしながらも、1:40に保津峡駅に到着。
駅にて竜ヶ岳班に電話してみたら、あちらも空也滝近辺まで下山しているとのこと。

暖かいお正月、黒門から上の参道の凍結も雪の気配も全くなし。ちょっと残念だけれど、これはこれで良い一年の始まりです。

門松を囲んで、お年始のご挨拶
竜ヶ岳に向かって、雪の跡
空也滝に向かって
空也滝手前の渡渉

新六甲新縦走①

UPDATE 2023-12-24


【日 程】 2023/12/23(土)
【参加者】 会員16名
【コース】 山陽塩屋駅から神戸電鉄丸山駅まで、
指定された地点を通過しながら。

【記 者】 T.Y


六甲全山を数回に分けて縦走するコースの第一弾。この日は会員16名が参加し、4グループに分かれて塩屋駅をスタート。企画してくれたYさんから地図が配られ、そこに記された10個のポイントを辿りながらグループごとに活動しました。

地図に記されたポイントを手掛かりに、グループごとに地図をみて相談しながら進んでいきます。途中、一般の全縦走コースから外れるポイントもあったため、全縦走の案内に惑わされながらも地図アプリに頼らず各ポイントをクリアしていきました。ただ、慎重に進みすぎたことで時間切れになったため、残念ですが8個目のポイントまでとし、当初予定の鵯越駅より近い丸山駅に向かい、この日の山行を終了としました。

この日のルートは低山ではあったものの、須磨アルプスの名物である馬の背や、高取山に向かう岩場の登りなど、変化を楽しめる山行でした。また、朝からかなり冷え込みましたが、天気は見事な快晴で、神戸の海が見えるビューポイントから見事な景観が見られて、楽しい一日をなりました。

個人山行を企画してくださったYさん、ありがとうございました。第二弾は2月に予定されていますので、ぜひ多くの会員の方の参加をお願いします。

納山山行(唐櫃越-松尾山。山の上でこんにちは。)

UPDATE 2023-12-18


【日 程】 2023/12/17(日)
【参加者】 21名
【コース】 阪急嵐山駅-松尾山-トレイル№43(集合)
その他の出発地 苔寺谷/トレイル№61 唐櫃越/JR馬堀駅、老ノ坂峠バス停、桂坂野鳥遊園(沓掛山を経由)
※唐櫃越からは、丁塚から苔寺谷に至るルートあり。
下山路は、嵐山方面、苔寺谷方面、野鳥遊園方面    
【記 者】 S.H


5年振りに参加した納山会。
過去には、キノコ狩りになったり10センチ以上の積雪に悩まされたりの納山会もありましたが、今年は、京都トレイル/西山コースのトレイル№43を目指して各コースから登るという斬新な企画でした。

私が参加した嵐山コースは楽なはずが、体がついて行きません。松尾山付近で高齢男性(80歳は優に越えておられる?)方に出会い、岩場からビューポイントまで案内して貰う事になりました。毎日山歩きされていて健脚すぎるのに驚き、朝起きる度に体のあちこちが痛い等と嘆いている自分は恥じいるばかりです。

全員集合したあとは、装備の確認ザックの詰方、選び方、図解入りでの解説等、丁寧に教えて貰えました。
Y師匠より一言「1つのパーティーを分けての行動は絶対にしない。」
登山中、パーティーメンバーの歩く速さがそれぞれ異なるのは、当たり前のこと。「先に行くね」「後から行くから先に行ってぇ」とパーティが分かれた結果、片方が遭難して対処が遅れ、重大な結果になる事例のなんと多いことか。だから、「会として仲間と歩くなら、一番遅い人に合わせて全員でまとまって歩かなければ、山の会の意味がない」。 

Y師匠! 肝に銘じます!!

事前に準備された役員の方々、大変であったろうと思います。ありがとうございます。苔寺谷へ下山のパーティーは鈴虫寺で大根だきを御馳走になり、松尾大社でみたらし団子を買い求め、帰路つきました。

 

追記】集合は、西山トレイル№43に12:30。出発地は、阪急嵐山駅、苔寺谷のほか、亀岡市から始まる「唐櫃越」の三つの登山口。(計5か所)
企画グループとしては、「唐櫃越」は山の主稜線を同じ方向に行くルートなので、三つの班の時間を合わせれば段々と合流できると考えました。それぞれの班が各リーダーのもと自主的な登山をしつつ、狙った地点で計画時刻に無理なく合流できました。木立の向こうからの仲間の声に気づいたとき、パズルのピースを見つけたみたいに嬉しかったのは私だけでしょうか。
沓掛山では、普段から唐櫃越の整備をしてくださっている方と遭遇。楽しんでおられた「ハンモック」についてのお話を伺い、新たな山の楽しみ方が見つかりました。(by里山)

唐櫃越 東ベンチから 初日の出 期待大
鈴鹿の山並みがこんなにハッキリ⁉
Y師匠お誕生日おめでとう!