中ア 越百山(~南駒ヶ岳周回リタイヤ)

UPDATE 2024-08-20


【日 程】 2024/08/17(土)
【参加者】 会員3名+1名(もうすぐ会員)
【コース】 伊奈川ダム…越百登山口…越百小屋…越百山(往 復)
【記 者】 kamemaro


   越百(コスモ)ス。この名前と勘違いして、何となく行ってみたいという気になるのかなぁ?予想以上の人が登っている…しかし、コスモの意味は「多くの峰(例えとして百もの峰)を越えていかないとたどり着けない。」ということから、この名が付いたという説がある(Wikipedia)」。確かに林道がなければ、誰も登りに行こうとは思わない山だろうね。

 まあ、それはさておき今回は、伊奈川ダムの少し手前から登山口に着くまでに、登る気力をそがれるように長い林道を歩く(毎回…)。

   やっと登山口に着いたと思えば早速、熊笹と樹林帯の蒸し暑い中を300m余り急登……さらに変化もなく休む場所もない尾根が延々と続く。「夏も冬も登り、もう3回目やからもう、ええわ!こんな尾根!」何回も何回も…しかし、「これも脚力や体力が弱ってきているンかなぁ?」と思うと、負けずにはおれないが、一抹の寂しさが。

   尾根にある唯一の水場を過ぎると、さらに傾斜はキツくなる。10分も歩けば立ち止まって一息入れる。そうしなければ歩けない…情けない。

   ジグザグ道を登り、ピークを巻くトラバース道に入ると、仙涯嶺から南駒に続く稜線が目に入る。「明日はあそこか。少しは面白くなるな。」 20年近く前、越百・南駒の周回はしているが、山がどんなに変わっているか見るのが楽しみになる。

   ようやく赤い屋根の越百小屋に着く。小屋でテント場について聞くと、『テント場はない、皆さん適当にテントを張っているみたいだが、原則禁止!』『小屋前の広場も×!』「そしたら、どこなっとで張ろう!」と周辺部を探すが、お一人様ならともかく、4人用のテントとなるととても無理。

 仕方なく小屋のおばさんに、『隣の避難小屋に素泊まりでいいから泊めてもらえないか?』と聞いてもジャマくさいのか『今日は、これからまだ20名からの人が登ってくるから×です。』と、素っ気ない。それに拍車を掛けたように『早く下りな暗くなる。雨も降る。』とケンもほろろに追い返えされる。我々のリサーチ不足もあるが、もう気分が悪いので、「山頂だけ登って帰ろう!」ここで周回はア・キ・ラ・メ!

 早速、空身で山頂を往復する(私は、途中でリタイヤ…でもみんな、私よりワンストロークが、1.5倍はあるんやもん。さすがビックリするほど早く登ってきた。

 下山を初め30分ほどで降り始めた雨で、パンツまでドボドボ。今回は、これでお終い…。

 途中で出会った登山客は2名のみ「おばはん。ウソつきやがったなあ。リベンジはウットウシイ小屋の閉まっているときに来よう。」と衆議一決!

 そうと決まれば後は、温泉と夕食。阿寺渓谷にある「あてら荘」で入浴後(車の中はこの間の栂海のように臭くはなかったが)、いつも帰りに立ち寄る中津川IC手前にある「洋食の松葉」で腹一杯メシ(O君は、「メシ大」で、不通の4杯分はあったが、ペロッ!とたいらげた。)を食い、恵那峡SAで仮眠を取った後、明け方に京都へ戻った。

京都一周トレイル・稲荷~蹴上

UPDATE 2021-12-07


【日 程】 2021/12/05(日)
【参加者】 5名
【コース】 伏見稲荷大社ー清水寺ー東山展望台ー粟田神社ーねじりまんぽー日向大神宮ー七福思案処ー琵琶湖疏水ー御陵駅
【記 者】 norokame


久しぶりにトレイル歩きに出かける。ほとんどが日本人参拝者なんて初めてかも!あの混雑からは桁外れではあるが、結構な人出だ。

四つ辻からは人も少なくなり、足取りも軽く北へ北へと歩を進める。泉涌寺、今熊野、そして剣神社へ。剣神社のトビウオを拝みましょうと、お参りする。絵馬に描かれていました。

清水寺に立ち寄り、東山展望台目指して清水寺を下に見ながらのトラバース道を上がると、トレイルに合流する。東山展望台で市内や大阪のビル群を見ながら昼食。一気に粟田神社へ下山。さて、予定より早いので相談の上、交通の便が良い御陵駅へ向かうことにする。下界を見てからの足取りは少し重いが、日向大神宮へと上がり、気合を入れて七福思案処へと向かう。台風であちこちの木々が倒れ、整理されて、どのコースでも明るくなっていたように思う。疏水までのルートも以前は穏やかな源流の雰囲気だったのが、護岸がえぐれて荒れた谷になっていた。

明治時代にかけられた橋を渡り、南へまっすぐ下ると地下鉄東西線御陵駅はすぐそこだ。