京都北山・桟敷ガ岳

UPDATE 2022-05-11


【日 程】 2022/05/04(水)
【参加者】 9名
【コース】 京北大森ー長谷分岐ー山頂
【記 者】 norokame


恒例になった、山シャクヤクを愛でる山行を今年も企画。桟敷ヶ岳周辺に群落が見られるが、これも熊笹が枯れて日当たりが良くなったおかげなのかもしれない。

いつもは下降しながら花を楽しむのだけど、ここは一般道ではなく非常に歩きにいので、今回は登りに使うこととした。古い「京都北山」の地図には小さい谷の名前が書き込まれていて、この谷は「奥山椒」というらしい。そのまた支流を登る。谷を渡り、水のないガレた斜面を慎重に上がると、目当ての山シャクヤクが迎えてくれる。登るにつれて蕾もたくさんあり、歓声があがる。

今年は山の花が例年に比べて早いようだ。木々の芽吹きも早く、谷の上部に生えているウリハダカエデが青々としている。繁殖力が非常に強いらしく、年々増殖しているようだ。

珍しく山頂は私たちだけの天下で、ゆっくり昼食を済ませ、次のお目当て探しに付近をウロウロ、キョロキョロ。あ~、これもやはり早く芽吹いたようだ。

「都ながめの石」から京都市内を眺め、稜線まで来ている林道を下へ下へと下り長谷分岐へと帰り着いた。

出会った花たちは、山シャクヤク、真っ白で小さなミヤマハコベ、二輪草、葉っぱの裏が紫色のニシキゴロモでした。いつもなら山を彩っている三つ葉ツツジは終わり、山ツツジが少し咲いていました。

鈴北岳〜御池岳 福寿草

UPDATE 2022-04-19


【日 程】 2022/04/10(日)
【参加者】 会員5名+他1名
【コース】 鞍掛峠(8:25)〜鈴北岳(10:10)〜御池岳(12:00)〜ボタンブチ〜御池岳(13:00)〜コグルミ谷〜鞍掛峠(14:50)
【記 者】 Mt.Boku


残雪の鈴鹿山系鈴北岳〜御池岳辺りを周回、目的は福寿草。
この日下界では夏日の予報、春を告げる花?福寿草?なんか季節外れに感じながら鞍掛峠を出発。
鈴鹿山脈の最高峰御池岳一帯は広々とした台地が開けている。今冬の大雪のせいか、日本庭園辺りは雪原が広がり、ドリーネに雪が残っていたりと、以前来た時とはまた違う雰囲気。下山ルートのコグルミ谷にはしっかり雪が残っていて、サクサク?ズルズル?と残雪の感触を楽しむ。もちろんお目当ての福寿草にも出逢えたし、春のお花たちも顔を揃え始めた鈴鹿のお山でした。

ふるさとの山 半国山

UPDATE 2022-04-11


【日 程】 2022/04/09(土)
【参加者】 8名
【コース】 赤熊登山口から往復
【記 者】 里山


午後2時から「森のステーションかめおか」で当会の総会がある。昼食は、同施設内のレストランで「薬膳料理」を頂く予定。予約時間の1時には戻ってこなくちゃ!

というわけで、会場から車で10分の赤熊登山口から半国山への登山が決定。
赤熊登山口には、獣除けゲートを過ぎて奥に車4台ほどの駐車場が整備されている。そこから、音羽渓谷に沿って幾つもの滝を巡りながら、よく整備された道を登る。整備されてはいるが「侮ることなかれ」。ガッツリ登山が楽しめる道になっている。牛つなぎ広場を経由して尾根道を山頂へ。そして来た道を戻る。ごつごつした岩が多いので、登りより下りの方が要注意。空きっ腹に気持ちは急くが、我慢して丁寧に下山した。勿論、行動食はきちんと摂っていたんですけれどね。(上り1時間40分、下り1時間20分)

 

 

六甲東半縦走~夏山登山に向けて~

UPDATE 2022-04-02


【日 程】 2022/03/21(月)
【参加者】 5名
【コース】 市ケ原8:40-掬星台10:00-六甲ガーデンテラス12:00-一軒茶屋13:05-船坂峠14:15-大谷乗越15:05-塩尾寺16:00-宝塚駅16:40

【記 者】 S.N


 

 本日の目的は、夏山登山に向けてのトレーニング。長距離を歩ける体を作ろうということで、六甲東半縦走ルートを選んだ。

 8時、新神戸駅出発。まずは市ケ原を目指して歩く。ここからが登山道となる。掬星台までの道は、階段の連続。階段の合間に岩・平らな道、そしてまた階段。足に応える道だが、ここまでのタイムはコースタイムの約8割ほどの速さ。自分達のスピードの確認をする。

 この先は、車道・山道の繰り返し。掬星台までの険しさは無いものの、階段の多さに閉口してしまう。しかし、六甲山過ぎてからは、エスケープルートもない。ただひたすらに、ただ黙々と歩き続ける。所々で開ける海の景色がささやかなご褒美。そのご褒美に励まされながら、歩いて歩いて25㎞。

 目標にしていた8時間は達成できず、8時間42分でゴール。このタイムについてはメンバーそれぞれ思うところもあるだろうが、目標タイムを大きく超えることなく全員無事ゴールできたこと、日の明るいうちに全行程を確認できたこと。まあまあの充実感、大きな安堵感、そしてどっと押し寄せる疲労感に包まれながら帰路についた。

 さて、次のトレーニング山行はいつ…?

 

湖北 武奈ヶ嶽(865m)

UPDATE 2022-03-15


【日 程】 2022/03/12(土)
【参加者】 会員4名 他1名‎
【コース】 石田川ダム8:20ーワサ谷登り口8:40ー北尾根ー山頂11:50~12:20ー赤岩山13:10ー東尾根ー石田川ダム14:30‎
【記 者】 norokame‎


‎ 2月に例会を組んでいたけれど、雪が多すぎて中止になり、そろそろ登りやすくなったかと出かける。 ダムから出発してすぐにワカンの出番。 夏道の登山口、ワサ谷入り口から早速尾根に取り付く。 緩急取り混ぜた尾根をひたすらラッセル、ラッセル! ‎
‎   ラッセルにあこがれていた、とK女史が先頭を切ってぐいぐいと登っていく。 大汗をかいた頃、振り返ると箱館山スキー場のリフト支柱が目の高さに見える。 北の方には真っ白な三重嶽から大御影山がぼんやりと霞んで見える。 ようやく青空が出てきた頃、三重嶽との分岐に到着。 山頂は遙か向こうに真っ白な頭で手招きしているようだ。 ‎
‎   緩やかにいくつかのピークをアップダウンして登りついた一番広いピークが、山頂だ。 確か立派な山頂標識があったはずだが、雪の下に隠れているらしい。 日本海、真っ白な三十三間山、湖北の山々、そして琵琶湖が見える最高の展望だが、少し霞んでいて残念。 ‎
‎下山は赤岩山西峰から東の尾根を慎重にルート確認しながら下りる。 倒木の下に空間が出来て、そこへズボッとはまると引き出すのに、ピッケルのピックでワカンを引っかけて引き上げる技術も学習。 しかし、引っかけるまでに時間がかかり、体力を消耗する。 ‎
‎急な斜面を、ワカンのかかとをしっかり蹴り込んで下りる。 最後は小さなルンゼに下り立ち、ワカンから解放されたが、慎重にルンゼを下降して、ダムからの道に下山。 ‎
‎  山頂からほんの少しの快楽のためにフリートレックを担いできたY氏、憧れのラッセルを存分愉しんだK女史、(もちろんラッセルは交代しましたけど)皆それぞれ、今期最後の、つ・も・りの雪山を満喫しました。‎