西山に春を告げるフクジュソウ

UPDATE 2022-03-04


【日 程】 2022/03/03(木)
【参加者】 会員2名、山友1名
【コース】 森の案内所(9:45)~フクジュソウ保護区(10:43~10:53)~ポンポン山山頂(11:35~12:05)~森の案内所(13:05)
【記 者】 dekopon


フクジュソウ自生地は、大原野森林公園保護区域の中にある。
今日のスタートは森の案内所。最短で自生地に辿り着きたい人は、たいてい竃ケ谷ルートを上がっていく。楽に行きたい私たちももちろん! 何度かの渡渉を繰り返し、休憩なしで1時間程度ゆっくり登れば自生地に到着。

係員の方がおられ、「保護区域立入届書」に記名をして中に入る。
平日で人は少なかったけれど、一方通行の観察道は、写真を撮る人たちで順番待ちができている。フクジュソウは満開で見頃。 
「撮って、撮って。」といわんばかりに陽を浴びて、可愛く輝いている。
今年もこの場所でフクジュソウに出逢い、元気をもらった。私にとって、年中行事の1つにする大切な場所なのだ。

その後は、西尾根を山頂に向かう。山頂の方向からは、いそいそとフクジュソウに逢いに来るシニア集団が下ってくる。
これはチャンス!とばかりに、3人はフリーペーパーの配布活動。どの人も快く受け取ってくださる。山頂でランチをしているグループもいくつかあり、持参した30部はすぐになくなった。

さすが、ポンポン山。フクジュソウを待ちわびている地元人がとても多い。

「ぐるっと西山大会」のチラシを中に挟み込んで持って行けば良かった・・・。
1ヶ月後、カタクリの小塩山には必ず!

山頂に30分もいると冷えてきたので、西尾根ルートで下山する。

◆その翌日、意外な展開が!
森の案内所でフリーペーパーを受け取ったという男性から、
「2022年度登山学校基本コース」に参加したいという申し込みが届きました。

るり渓 掃雲峰 天狗岩

UPDATE 2022-02-16


【日 程】 2022/02/13(日)
【参加者】 会員3名
【コース】 京都府立るり渓自然公園駐車場-奏雲峰(高度405m)ー天狗岩―掃雲峰(P723) ピストン
【記 者】 Ron Ron


現地に9時に集合して女子3人で、るり渓の奥、深山の東にある掃雲峰(天狗山)と天狗岩のハイキングに出掛ける。瑠璃渓谷沿いの車道から歩き始める。掃雲峰の登り口を示す看板があり、右手に入る。
舗装路を突き当たりまで進み登山道を進んで行くと倒木があった。通行止めの目印かと別の道を探すが踏跡が薄い。再度倒木のあった登山道を少し先まで進み確認してもらうと、踏跡もしっかりしていてテープもある、天狗岩までの案内もある倒木なのか通行止めの為に置いてある木なのか、判断するのは難しい。少し先まで確認する事は、必要である。
それから、急登を登ると大岩が見えてきた。天狗岩である。垂直な木の梯子を登りへっぴり腰で大岩に上がると、息を吞む展望に怖くて真っ直ぐ立つ事が出来ない。山座同定する余裕もなく早々に降りようにも降りれない。足掛かりを誘導してもらいながら恐々降りる。「登らないのも選択のひとつ。恐いと思ったら登らなくてもよいよ。」と言われていたのに登って少し後悔。「あんたなんで登ったんや~。でも、ちゃんと降りて来られた。頑張ったじゃん」とは、先輩の弁。
意気消沈していると先輩二人は、「せっかく来たのだから掃雲峰まで行くよ~。」と、さっさと歩き始める。
しばらく緩やかな尾根を登ると掃雲峰。展望はなかった。
そのころから天気予報通り雪がちらつき始め、下山後のランチの楽しみもあって足取りも軽くなってくる。
るり渓温泉の近くのお店で、ランチを食べてお腹いっぱいになり帰路に就く。
帰るころには雪も本降りとなり、早く下山して良かったと安堵する。
次回は、下山後にるり渓温泉にゆっくりつかるのもよいかな♨…        

天狗岩に登って
天狗岩

紅葉谷道 氷瀑巡り

UPDATE 2022-02-14


【日 程】 2022/02/11(金)
【参加者】 2名
【コース】 有馬温泉駅(7:40)~後悔の廻り道~稲荷神社登山口(8:26)~分岐から魚屋道北コースに入る~分岐から炭屋道に入る(8:45)~東屋(9:00)~渡渉をし、紅葉谷コースに入る~滝巡り開始(9:05~11:23)《 滑滝⇒白石滝⇒百間滝⇒蟇滝⇒七曲滝 》~紅葉谷道~極楽茶屋跡(12:06~12:30)~全縦コース~六甲ケーブル山上駅(13:25)~ケーブル・阪急バス利用~阪急六甲駅着(14:50)
【記 者】 dekopon


早朝5時過ぎの電車に乗り、阪急京都線~阪急神戸線~神戸市営地下鉄~神鉄有馬線と4回乗り継ぎ、2時間18分。終点の有馬に到着した頃には、夜が明けていた。

今日、2人が目指すのは、紅葉谷道の滝巡り。「氷瀑」が残っていればラッキー、なければ、来年の「氷瀑」の為の下見とする。

湯煙の上がる、しかし閑散とした立派な温泉街を抜ける。六甲有馬ロープウェーから東屋までの谷沿いの道は、頻繁に大型ダンプが通行。ガードマンがいて全面通行禁止と表示有り。虫地獄登山口を右手に見て通過し、稲荷神社の登山口から登り始める。1時間程登って、虫地獄から登ってくる魚屋北コースと合流する分岐に辿り着いた時、「ありゃ、虫地獄から登った方が緩やかだったね。」と改めて等高線を見て後悔する。でも、「階段トレーニングだ!」と気持ちは前向き、前向き!
炭屋道を下り東屋に着いた。工事の大きな音、ガードマンが「こちらですよ。」と誘導してくれ、砂防ダムの工事中であることを教えてくれた。渡渉をし、いよいよ紅葉谷道へ入る。

沢へ下り、渡渉をし、ダムの奥の「滑滝」からスタート。
「滝巡り」は、紅葉谷道から沢まで下り、渡渉をしながら奥にある滝壺まで入っていく。また、進んだルートを戻って紅葉谷道まで上がり、次の滝を求めてまた沢まで下り、渡渉をしながら奥にある滝壺まで入っていく。その繰り返し。
「氷瀑」を求めて滝から滝へ。滝でも道迷いでも顔を合わせるのはほぼ同じメンバー。スマホに俳諧していた軌跡を残しながら、「滑滝」「白石滝」「百間滝」「蟇滝」「七曲滝」を無事に巡ることができ、目的は達成した。

念のためにチェーンスパイクを用意して行ったが、今回はルート上に凍結した場所はなく、「氷瀑」も4年前に観た迫力のあるスケールにはほど遠かったが、季節の風物詩を味わいに来た人たちを楽しませてくれるくらいの「氷瀑」は残っていた。しかし、「氷瀑」を観るためには、渡渉はもちろん、危険ルートも含まれており、ここで足を滑らせたらドボンだ~とスリルを味わう崖も行き来しなければならない。

滝巡りを満喫し、紅葉谷道コースを極楽茶屋跡まで上がり、神戸港を眺めながら陽だまりで昼食。翌日に雪山を控えているので下山は楽ちんなのが良い。全縦コースを歩き、六甲ケーブル・阪急バスを利用して阪急六甲駅にゴールインした。

霧氷と出逢えた地蔵山

UPDATE 2022-02-10


【日 程】 2022/02/06(日)
【参加者】 会員8名
【コース】 越畑バス停(9:10)~芦見峠(10:00~10:10)~地蔵山(12:03~12:30)~旧愛宕スキー場跡(13:08~13:40)~愛宕神社境内(14:00~14:10)~荒神峠(15:05)~保津峡駅(16:00)
【記 者】 dekopon


計画していた高見山の「霧氷」、前日の登山者から得た情報が「無氷」だったので、まだまだ雪を楽しめそうな地元の山「地蔵山~愛宕山縦走」に変更する。

八木駅から京阪京都バス神吉・原行きに乗車。登山口のある越畑バス停までは約35分の道のり。乗降客は、一般女性1名と、私たち8名だけだった。

神吉辺りから、田畑、屋根、道路にもうっすらと積雪がある。積雪量・凍結があれば、バスは越畑まで上がってはくれない。無事に到着でき、運転手さんに感謝する。

地形図・スマホを手に、実際の地形と地形図上に表された尾根、谷、等高線等を見比べながら、ゆっくりと芦見峠まで進む。地蔵山へは右に上がっていく。かつては越畑スキー場があったという緩やかな斜面。当時は地元の子ども達がスキーやソリ遊びで雪と戯れていたのだろうと思いを馳せる。

中腹を越えた辺りから上は、木々の枝に小さな「霧氷」や「エビのしっぽ」が見られた。

「これが見たかったんや~!」「綺麗なあ~」「可愛いなあ~」

小さくても、感激は大きい。さらに進むと積雪量はぐんと増え、雪を被った馬酔木の森が現われた。先輩達の山行報告には、行く手を阻む「馬酔木モンスター」と戯れながら匍匐前進でくぐり抜けたと書かれている。私たちはしっかりと踏み固められたトレース上を楽に登ってきたが、山頂手前にはまだまだ「馬酔木モンスター」が残っており、匍匐前進も楽しめて良かった。「雪が降ったらまず地蔵山」・・・新雪にトレースをつけたい先輩達に、地元人ならではの「地蔵山愛」を感じずにはいられない。

地蔵山で昼食、樒原ルートで登ってきたその先輩方と山頂で合流後、我々は旧愛宕スキー場へ向かう。トレースのない雪面をラッセル練習、スキー場跡斜面ではヒップソリ遊び、ワカン練習。愛宕山参道の下りは階段が埋もれ、路面はアイスバーン状態でアイゼンが欠かせないところも。荒神峠でアイゼンを外し、保津峡駅到着は午後4時。

今日は近場であっただけに、盛沢山な内容を楽しめた。残念なのは、府内の一等三角点最高峰でありながら、雪の中から三角点を掘り出せなかったこと。        つつじ尾根のコバノミツバツツジが満開の頃、またこのコースを歩こうと思う。

国見山・交野山から くろんど園地・ほしだ園地

UPDATE 2022-02-04


【日 程】 2021/11/15(月)
【参加者】 4名
【コース】 津田駅-国見山登山口-国見山-交野山-くろんど園地-ほしの園地-河内磐船駅
【記 者】 えっこ


今日は、女子4人で国見山〜交野山〜くろんど園地〜ほしだ園地へ。

津田駅近くに車を停め、国見山登山口を目指す。登り始めが遅かったので、国見山を越えた白旗池のベンチで昼食をとり、交野山からほしだ園地までの最短コースを調べて出発する。道はよく整備されており歩きやすく、散策やハイキングに来られている方も多く見受けられる。交野山には観音岩と呼ぼれる巨大な岩があり、その迫力に圧倒される。眼下に広がる大阪平野、その360度の景色も圧巻で見応えありである。そこからは、くろんど園地に入り、ゴルフ場横を通り、最後は心臓破りのコンクリート坂を登るとそこは、ほしだ園地。時間に余裕がなく、とにかく歩く歩く。一度訪れたかった星のブランコを見た時は、ホッとし、やっと来られたかという安堵感、これが星のブランコか〜と感慨深く渡り切り、帰路を急いだ。途中大きくオレンジ色に輝く夕日を見ながら、今日は本当によく歩いた。これも皆さんのおかげであると感謝の気持ちでいっぱいになった。
星のブランコ