尾瀬and赤城山

UPDATE 2022-10-16


【日 程】 2022/10/08(土)~2022/10/09(日)
【参加者】 会員8名+会員外1名
【コース】 一ノ瀬登山口ー三平峠ー沼尻ー見晴十字路ー竜宮ー山の鼻ー鳩待峠  
赤城神社p-黒檜山ピストンー赤城神社参拝
【記 者】 norokame(文)photo(メンバー各位)


10/8  また、来ました!三ヶ月ぶりの尾瀬。遙かなる尾瀬!

どんな装いで迎えてくれるのか、わくわくの出発。

燧ヶ岳初冠雪の情報が入っていて小雨模様なので、防寒具に雨具装着で三平峠へと向かう。次第に青空が広がり一枚脱ぎ二枚脱ぎしながら峠に到着。濡れた木道を慎重に下り、三平下の尾瀬沼湖畔へ。夏にはどか~んと見えた燧ヶ岳は、真白いベールで隠れんぼ!

美味しいきのこ汁で暖まり、沼尻へと夏とは別のルートで向かう。右手に沼を見ながら小さなアップダウンを繰り返して、11時過ぎに沼尻到着。すっかり晴れ渡り、ベールを脱いだ燧ヶ岳が「いらっしゃい!」とお出迎え。

小休止後見晴十字路へ。このコースは展望もなくて何回かのアップダウンもあり、その上、夏と違って濡れた木道が滑ることすべること!!滅多にこけない私が2回も転け、後ろからは時々悲鳴がきこえました・・・。

見晴十字路で昼食休憩後、尾瀬ヶ原へと進む。夏の青々とした躍動感あふれる景色もすてきですが、秋色にお色直しをした景色もまた、す・て・き!気持ちがほんわかとするっていうのか、優しい気分になれる、そんな景色です。

竜宮小屋を過ぎると、ますます尾瀬の広さに圧倒されて、「広いなぁ!」「広いなあ!」の声が。

池塘には紅葉したヒツジ草が水面に浮かび、前方の至仏山は中腹の紅葉を見せていて、ゆっくりと周囲を眺めたい所。

この頃から、夜行で走ってきた疲れが出始めたり、鳩待峠発の最終バスの時間も気になったりで、黙々と木道を歩く。コースタイムより少し早く着いた山の鼻で小休止して、今日一番の登りに気合いを入れる。

もう少しで峠に着く辺りから、ここまでトップを歩いていた私は、しんがりを務めることと相成った!先頭切って走って行ったST嬢がチケットをゲット、おかげでバスに間に合い、ペンションへと帰着。

木道が8割ほどもあった今日のコース、やっぱり土より硬い!自然には優しいけど、膝にきた人、足裏にきた人など、人間の足にはちょっと応えました。

「ミズバショウの頃に来たいなぁ!」という声が漏れ聞こえてきました。

10/9  夜行の疲れも昨日の疲れも、温泉とおいしい夕食、朝食で吹っ飛び、今日もまた、山へ向かいます。

赤城山も火山で、その外輪山のそのまた縁を遠回りして、やっとこさ登山口に到着。ガスがかかり全貌は見えないが、最高峰の黒檜山を目指していざ、出発。小さな子供連れの外国人パーティに追われるように、急登をひたすらあえぎあえぎ登る。

尾根に登り着くと、足下に火口湖の大沼が見え、歓声が上がる。空気が澄んだ日には富士山が見えるらしい。尾根筋になると少しは緩やかになるかと思いきや、相変わらず急なまま、山頂へ15分くらいの所で漸くゆるやかになり、霧の山頂到着。あまり広くない頂上に結構たくさんの人・人・人。記念写真を撮ってもらったり撮ってあげたりして、来た道を下山する。

赤城神社は女性のパワースポットとなっているそうで、今日のメンバーは9人中8人が女性なので、厳粛に参拝をして帰途についた。

 

 

 

尾瀬 秋
尾瀬 池塘 秋
尾瀬 至仏山を背に
尾瀬 秋
群馬 赤城山
群馬 赤城山から
燧ヶ岳と尾瀬沼

初秋の越中・越後の旅 八海山&頸城駒ケ岳

UPDATE 2022-09-13


【日 程】 2022/09/10(土)~2022/09/11(日)
【参加者】 3名(会員2名+会員外1名)
【コース】 1日目:ロープウェイ山頂駅〜女人堂〜浅草岳〜薬師岳〜地蔵岳〜大日岳〜入道岳 (往復) 8.9km
2日目:海谷三峡パーク〜頚城駒ヶ岳(途中引返し) 2.8km
【記 者】 へっぴりゴシ


健康診断の前日には無理な山行は控えましょう!…っと、思っても我慢できないへっぴりゴシ

今回は八海山・八ツ峰縦走と米子沢の沢登りが目的で、コシヒカリとお酒の美味しい越後へ♡
9/9(金)の0時頃に京都を脱出、北陸自動車道を走って、魚沼の八海山を目指す。

1日目:
3人で運転交代し、それぞれ2、3時間の睡眠でロープウェイ乗り場にとうちゃこ!
眠さであくびが止まらない。始発のロープウェイに乗車(往復¥2,200)
山頂駅から早々に出発も、若い人達はすごい速さでどんどん追い抜いていく。
しかし、こちらはウサギとカメ作戦

視界はガスっていて、下界は見えない。雲の上に居てる状況で登山道を進む。
フェーン現象なのか、新潟の気温は真夏並み💧
しかし、所々で葉っぱの色が黄色くなり始め、ナナカマドの実も赤く色づき秋の気配。
少しずつ高度を上げて薬師岳を超えた千本檜小屋に到着、しかしココでYさんの作戦発令!
鎖場での渋滞を避けるために休まず一気に進み、他の登山者🐇を追い抜かす🐢
(これも安全登山のためで、競争しているのではありません)
小屋を超えてすぐ、大きな岩の地蔵岳が見える。ここからがいよいよ八海山・八ツ峰の核心部へ
地蔵岳、不動岳、七曜岳、白川岳、釈迦岳、摩利支岳、剣ヶ峰、大日岳、そこから少し足を伸ばしてこの日最高峰の入道岳へ。

大日岳を超えるまでは鎖場の乱高下&岩場のトラバースの連続
岩はほぼ乾いているが、所々人が通り岩が丸まってツルッと滑る。しかし、しっかりとした鎖が張ってあって安心。
こういう場所は自分よりも他の人の動きにヒヤヒヤして緊張が走る(;゜(エ)゜) アセアセ
寝不足のせいか頭もクラクラ、いつもより慎重に進む。
途中で振り返ると、上がったり下ったり通ってきた岩の稜線が雲の間から見えて美しい♡
よくココまで歩いて来たなぁと実感。沢山の人が岩に取り付いているのも見える。

大日岳では多くの登山者が休憩中。切れ落ちた場所でワチャワチャしている人を見るのは怖いので、ここもサッと通過。
最後の鎖を下る。ここはソコソコ長い垂直の下り、最後まで気を抜かないように足場をしっかり見て降りる。
地に足がつくとやっと一安心、入道ヶ岳までは一般の登山道を10分ほど歩く。気が緩むとアクビが止まらない。
12時に入道岳山頂(1778m)に到着!ここでようやく腰を下ろして休憩。
まだ雲は晴れないので、遠くの景色までは拝めないが、通ってきた山並みを楽しみながら小腹を満たす。

復路は地蔵岳まで迂回コースを帰る。迂回コースもハシゴや落ちたら終わりな岩棚をトラバースするルートなどで気を抜けないが、
大きな登りもなく横移動で楽チン。千本檜小屋で、下山を待ちきれず全員で炭酸を注入!プッファ~=3
喉を潤してロープウェイ山頂駅へ・・・なぜだろ、ピストン山行はいつも帰りが長く感じる。同じ道のはずなのにね。
15時過ぎに山頂駅に到着、皆怪我もなく無事に下山。おつかれ山

今日のお風呂は、「萌気園さくり温泉 健康館」(¥400)、地元の方が多く入りに来られている畑の中にある小さな温泉。
ダクダクにかいた汗をさっぱり洗い流してリフレッシュ。下から見上げる雲を被ったギザギザの八海山はやけに大きく見える。

お風呂の後は、この日のもう一つのメイン、「片貝まつりの花火大会」へ🎇
世界一の四尺玉の巨大花火が打ち上げられる事で有名らしく、初めてYさんから教わった((o(´∀`)o))ワクワク。
魚沼から片貝市まで移動すると、すでに花火大会は始まり渋滞。土地勘のない我々は30分ほど車で彷徨うも、
Yさんの野生の本能をフル稼働させ、ピンポイントでベストポジションの駐車スペースを発見!!
大迫力の爆発音と巨大な尺玉花火が次々と打ち上がり、今まで見たことのない三尺玉の花火にも度肝を抜かれたが、最後のメインの四尺玉は期待通り圧巻で綺麗な花火でした。日本人に生まれてきて良かったなぁ~

花火大会終了後は渋滞を嫌い、そのまま少しの間車中でうたた寝。0時頃に一度起きて車を移動させるも、
運転手のYさんは電池切れで、高速の高架下に横付けし今晩は車中で就寝。

2日目:
巻機山の米子沢へ遡行の予定・・・・

“きーのぉ〜は、車で寝た♫”って忌野清志郎の歌じゃないけど車中泊

「ん!?今何時??」目が覚めて時計を見るともう5時半(•́ε•̀;ก)💦
「あちゃぁ~、寝過ごした!もう今から米子沢行く時間ないわ!」3人とも車中でかなりの爆睡し、朝まで一度も目が覚めず。
仕方なく、米子沢はまた次回のお預けって言うことで、行き先を糸魚川にある頸城駒ケ岳に変更。
まぁ、これも自由な個人山行のいいところ。

全国に駒ケ岳は沢山あるが、ここは春にはお花の綺麗な山だそうで、「越後の上高地」と呼ばれる海谷高地があることで有名だそうです。
映画「楢山節考」のロケ地にもなったそう。

キャンプ地脇にある駐車場へ駐車(登山の人の駐車場はここではないと言われましたが、そうなの?)。
登山口を少し登ると草ボーボーの藪漕ぎ。全然登山者来ていないのかな?って具合の登山道。
草に付いた夜露でズボンはビチョビチョ
おそらく熊くらいしか歩いていなさそう。
きっと春先にしか登山に来ないところなのかな?
40分ほど歩いてもず~っと草ボーボー地獄から抜け出せず、ハシゴ場まで来たところで心も折れて引き返すことに決定。
台形に切り立った駒ケ岳を背に、温泉入って美味しいもの食べて帰りましょ♫3人とも気持ちの切り替えは早い。

少し車で走った「塩の道温泉」(¥510)はナトリウムの多く含んだ美人の湯✨お肌すべすべになって、
途中は観光モードで海鮮を求めて富山県の氷見港に寄り道。
「氷見漁港場外市場 番屋街」で新鮮な海鮮の定食を食べて京都へ。

食欲の秋突入の越中・越後の旅は、次回に宿題を残して幕を閉じたのでした。

雲が時折晴れて見えた八海山の全貌が美しかった
岩から体を話して、足元をしっかり見ましょう!人が降りてるの見る方が怖い
高度感と緊張に少しずつ慣れながら8つの岩を超える
鎖場の連続、手のひらにサビの匂いを堪能
最後の大日岳下り、やっと地に足がついた
下山の岩棚トラバース、横移動なので楽チン
片貝まつりの花火、夏の終わりに素晴らしいものを観れました
糸魚川の海谷渓谷、またいつか

ゴジラの背中って大きいの?確認しに甲ヶ山

UPDATE 2022-08-29


【日 程】 2022/08/28(日)
【参加者】 12名(♂4名、♀8名)
【コース】 東坂登山口〜船上山〜勝田ヶ山〜甲ヶ山(往復) 約12km
【記 者】 へっぴりゴシ


毎回ビールで酔った勢いで山行レポートを書くへっぴりゴシどす。

今回は天気情報の予測から私の独断で、当初計画していた星空ナイトハイク大台ケ原&アスレチック大普賢岳を諦め、天気が良いであろう北西の甲ヶ山へ予定を変更。大台ケ原&大普賢岳方面を期待して頂いた皆様、ご期待にそえずすみません。また、大峯方面へはリベンジ山行を企画しますのでお願いします。

この日は皆さんと4時に京都を出発。
まだ夜明け前の名神自動車道を西へ向かって走る。赤松PAで全員合流し、朝食を頬張りながら中国横断自動車道と山陰自動車道を経て琴浦東ICから東坂登山口へ。日本海上空は雲の間から晴れ間がチラホラ。8時前に到着すると駐車場にはすでに数台の車、意外に多い。準備をしていざと登山道へ…

最初はそうきつくない坂道スタート、目の前には船上山の「千丈のぞき」の絶壁が広がる。
しかし北斜面で日当たり悪く、海に近いので湿気が多いからか、土の上は少し苔むしてよく滑る坂道(((;´•ω•`;)))
帰りの下りを今から心配
喋りながら歩いているうちに40分ほどで避難小屋に到着。外も内も綺麗な避難小屋、トイレも水洗で臭くない🌼
そこから脇道に逸れて「千丈のぞき」へ。下り道がこれまた日当たり悪いのか、よぉ〜滑ります。木に捕まったり、クマ笹持ったりしながら慎重に下り、覗きポイントへ。雄滝と雌滝が見えるが、人数も多いので、誰か落ちないかヒヤヒヤスースー💦早々に元来た道へ撤収

元の場所へ登り直して、いざゴジラの背目指して出発!
出発早々、目の前に見えていた道を進むと、これまたツルツルよく滑る下り坂道。数m進んだところで…ん??尾根を登って行くのに、こっちの道ちゃうで!っとボスが吠える。確かに尾根芯から遠ざかっていて、元の避難小屋近くへ引き返す。ルートの地形を頭に入れて行動すべきと、いい勉強になりました。
しばらく歩くと船上神社。立派な社殿に今回の山行の無事を祈って、またここへ帰ってくる事を誓います。

ここからがこのルートのメインイベント、ちょっとした熊笹の薮漕ぎ体験( ´•̥ω•̥` )ずーーっとクマクマクマ、笹笹笹・・・・
足元にはしっかりした道があるので歩きは簡単だけど、景色はずっと笹の中で気持ちが滅入る。空も雲が多いが雲の切れ間には晴れ間がのぞき、山頂に着く頃には晴れるはずと天気予想を信じて進む。それにしても、笹の中の時間が長すぎる。時折風が吹いて暑すぎない環境で歩けているものの、眺めの良い景色は一向に現れて来ない。徐々に脚にも疲労は溜まる中、勝田ヶ山のそこそこ急な上り坂。
勝田ヶ山付近まで来ると笹薮漕ぎも少なくなり、いきなり日本海側の眺望が目の前に広がる。みんなの顔からも雲が晴れる。
ここにきて、やっと来てよかったなぁって確信する。
…かと思えば、また木々の中を歩くことになり、ゴジラはいずこへ?

木々のトンネルの先に空が見え、「ゴジラ、来たか!?来たんじゃね?」全員ざわつく。
川床登山口からの合流点には、鐘が設置されていて、鐘を鳴らしゴジラへきた事を知らせる🔔
少し痩せた稜線を進むと、ドドォ〜ン!!、ついに目の前にゴジラの背が現る。…思ってたよりゴジラの背中小さい??
他の登山者は少なく、ほぼ貸切状態でゆっくりと甲ヶ山山頂を目指せる。
そこそこの高度感を味わいながら、皆それぞれ戸惑いながらも大岩を超えてゴジラを攻略にかかる。絶対に岩に対峙して三点支持でゆっくり焦らずに登る事。手よりも足元のホールドに集中です。行きは比較的登りなので皆さん放っておいても山頂に向けてがむしゃらに登っていました。

甲ヶ山山頂1338mにとうちゃこ!狭い山頂でぶつからないように気を付けながら記念写真を撮影し、いよいよ下山。
今度は下りのゴジラの背。さっき登りで足を掛けた場所を忘れて、「あれ?どうやってこの段差降りるの?」
クライムダウンの難しさをプチ体験する。

ゴジラの背を振り返りながら、また来た笹の中を歩いて帰路へ。いつもの如く、「こんな長い距離歩いて来たんだっけ?」と何度も言いながら下りで滑らないよう下山。神社と避難小屋を経てようやく駐車場へ
誰も大きな怪我をする事なく無事に16:58下山、泥だらけの登山靴を脱いで足を解放する。

帰りは、海鮮丼かお風呂か?時間的に海鮮丼はもう有り付けないと判断して、クチャい身体を洗い流しに「なかやま温泉 ユーユー倶楽部」へ。ササッと汗を流して、現実の世界が待つ京都へ向かう。
途中の車中で、中国道佐用付近で星空。この付近は”西はりま天文台”もあり、星の撮影では有名な場所(また行ってみてください)。当初の星空を見に・・・の目標はここで果たせたかな?(笑)

船上山の絶壁
千丈のぞき…ヒヤヒヤするぅ
船上神社で安全祈願
クマ笹と何時間も戯れる
今から行く甲ヶ山!ゴジラ待っててよ〜
みんなでゴジラを攻略
甲ヶ山山頂、これだけの人数だと狭い
ゴジラを攻略し、満足して帰路へ・・・また笹薮⤵️

半国山・音羽渓谷 沢歩き

UPDATE 2022-08-30


【日 程】 2022/08/21(日)
【参加者】 会員6名
【コース】 赤熊🅿→音羽渓谷沢登り→音羽の滝→登山道→赤熊🅿
【記 者】 Ron Ron


赤熊登山口に車を停め、9時よりスタートする。前日までの雨で水量が普段の3倍で多く水の流れもキツい。水しぶきで底が見えにくいので足で探りながらスリップしないか恐々歩き始める。その時、沢登りの手解きを受ける。苔けている岩場を歩くより、沢の中を歩くほうが滑らないという事。石に乗る時は、石の頂点に土踏まずより先の方で乗る事。岩面の角度に合わせて接地面積を最大にして岩にぐっと乗り込んで前に体重移動しながら進むという事。これらのことを注意しながら歩く。小滝でもかなりの水流で、流れが激しい。この激しい流れの滝を登るのかと思うと緊張感が走る。水が跳ねている所(窪地になっている)を探し足をかけ、届く岩に手をかけの繰り返しで無我夢中で登って最後はえい!と勢いよく登りつめた時の達成感は、ひとしおでした。

沢の中では登山のように作られた道はなくて歩くルートは自由で、自分の好きなルートをとれる面白さがあります。第一に夏の暑い中は、爽やかな清涼感が味わえます。

今回は、沢登りで3時間程かかり半国山山頂までの登山はなかったけれど、なかなか楽しい体験ができました。

 

立山縦走

UPDATE 2022-08-13


【日 程】 2022/07/30(土)~2022/07/31(日)
【参加者】 5名
【コース】 (1日目)
室堂→室堂平→一ノ越→雄山→大汝山→富士ノ折立→真砂岳→内蔵助山荘(泊)
(2日目)
内蔵助山荘→別山→別山北峰往復→剱御前小舎→新室堂乗越→ミクリガ池→室堂
【記 者】 いろは


お天気を心配していたが、なんとか大丈夫であろうと、29日の夜に出発。立山駅近くの駐車場に4時前に着き、ケーブルの時間まで、少しの仮眠をとる。前もってWEB切符を購入していたので、乗車する時間に間に合うように駅に向かう。この日、天気は快晴☀️ケーブルカー〜高原バスに乗り継ぎ、ウキウキしながら、室堂へと向かう。

さぁ、これから1日目の山行の始まりだ。室堂ではチングルマやイワイキョウ、イワカガミ、ミヤマキンバイなどの花が私達を出迎えてくれた。高度順応のことも考えて室堂で少し時間をかけて散策し、そして、一ノ越までゆっくりと進む。ここから雄山までは岩場で、上を見上げた途端、なんとも言えない気持ちになったが、いやいや大丈夫!気を引き締めて進む。雄山に着く寸前に雷鳥親子に遭遇‼︎ちょっとテンションがアップしたが、お天気が怪しくなって来た。ポツポツと雨が降り初め、社務所にて様子を見ていたが、晴れ間が出てきたので、今のうちにと進む。しかし…直ぐに本格的に雨が降り始め、雨ガッパを羽織るも、雨は容赦ない。大汝の休憩所に一旦入るが、雨は止む気配もなく進むことに決める。富士ノ折立では上から土砂が流れ始め、雷も鳴り始めてきた。身を隠すような岩場もなく、とにかく身を屈める。ただ恐いという気持ちと、じっとしていると寒さも襲ってくる。稜線に出て内蔵助山荘の屋根が見えた時は、とにかくホッとし、もうすぐ着くからと自分に言い聞かせながら進んだ。山荘に着いた時は、自分でも気付かないうちに身体が冷え切っていたのであろう。宿泊者名簿に自分の名前を書こうとするが、手がかじかんで思うように書けないという状態であった。この日、夕方には雨も止み、夕焼けや夜には満天の星空をみることができた。そして何よりも山荘の美味しいご飯をいただき、身も心も満足して眠りについた。

 

【2日目】

今日の天気は、午前中は晴れ予想。お昼からは崩れる予想なので、それまでには下山しようと、朝食をとった後は手早く準備を済ませ別山へと向かう。別山からはその先の北峰へ。前方にドンと剱岳 が見え最高の展望‼︎すっごい山だなぁ〜と感無量になった。…と思っているのも束の間…あれよあれよという間にガスで周りの景色見えなくなってしまった。この後、剱御前小舎でまで行き 休憩をとり、新室堂乗越の道から下りる。雷鳥沢キャンプ場から室堂までの整備されたルートは、なかなかの階段で早く室堂に着きたいとの一心で進んだ。そして、室堂に着いた時は、着いたーっとの充実感‼︎ 皆さん!お疲れさまでした!

 

この2日間、いろんなことがあったけど、まだまだ勉強不足だと感じた山行であった。でもまた行きたいと思うし、山はいいなぁ〜と思う。今度は、快晴の立山にチャレンジしたい。