大峰山系 南奥駈道第ニ弾!

UPDATE 2022-11-29


【日 程】 2022/11/26(土)
【参加者】 会員3名
【コース】 行仙岳〜持経ノ宿(往復)
【記 者】 koume.s


大峰南奥駈道の山行第二弾です。

またまた早い夜中1時半出発。普段は、眠たいはずなのに山行となるといつも目が冴えます。

今回は、かなり山深いの425号線沿いの登山口から行仙岳〜倶利伽羅峠〜輪法輪岳〜持経ノ宿のピストンコース、9時間の予定。

まだ真っ暗の6時前にヘッデン付けて、スタート。登り始めて、30分後にようやく夜が明けてきました。まわりの山々に霧が立ち込めて、雲海にも見えます。  

1時間後に行仙岳到着。思い切り下って、倶利伽羅峠から転法輪岳に840分到着。ここまで3時間弱ほぼ休憩なしのノンストップ。

途中急登ありのアップダウンを繰り返し、稜線を歩きながら、平治ノ宿に到着。

ナツツバキ(赤い幹)、ミズナラ、ブナ、モミの木が生えており、落葉しているので、木の樹皮(皮の色や柄)で、見分け方を教えてもらいます。足元を見るとたくさんブナの実。ブナに生えた宿木。詳しい人の話を聞いたり、教えてもらうのも楽しみの1つ。たくさんの巨木を見上げながら進みます。

持経ノ宿に10時前到着。スタートより約4時間。予定より早く着きました。

ここからのピストン。いつものことながら、「またあの急登を戻るのかー」と思いつつスタート。

途中朽木に生えた天然シイタケを発見し、「天然のシイタケ、上手いでー」とYさん。「ほ、ほんまにシイタケですか?」とビビリの私。袋に入れてお持ち帰り。ドキドキの焼きシイタケで美味しくいただきました。(キノコは、くれぐれもお気をつけ下さい)

鎖場をすぎ、行仙岳の急登を登り、振り返って、周りの山を確認。どうしても山ナビには出てこない山を眺めては、地図で納得いくまで3人で山座同定し確認。

巻道を歩き、行仙ノ宿へ。とても広い室内で、装備も充実した山小屋。ここから小雨が降りはじめ、目印の鉄塔目指して進みます。登山口まであと少し。クネクネ曲がった登山道を降り、14時到着。14.2km8時間。大変お疲れ様でした。

土曜日なのに1人も会わず、登山口にも一台も車のないひっそりとした南奥駆道。

帰りに杉の湯の温泉で汗を流し、いつもの台湾料理を食べて、満足で帰路へ。

続きの第三弾。またマニアックな山行を楽しみにしてます。

夜明けの大峯山系
薄暗い中ヘッデン付けて歩きます。
雲海も見れました。
モミの巨木
ミズナラの巨木 周囲は、5.4メートル。
小雨の後、おひさまが差してきました。虹も写ってます。
山すそは、まだ紅葉きれいです🍁

サンヤリ 天狗堂 読図山行

UPDATE 2022-11-22


【日 程】 2022/11/03(木)
【参加者】 会員 4名
【コース】 醤油坪橋付近ーサンヤリー展望岩ー天狗堂ー醤油坪橋付近
【記 者】 Kame Kuri


【標 高】サンヤリ 958.1m 天狗堂 988m 展望岩 955m

8:51醤油坪橋付近の林道からスタート⇒ 9:41 標高600mから尾根にとりつく⇒

11:19 標高940m付近の稜線にたどり着く⇒11:46サンヤリ着⇒12:43展望岩 ⇒

12:44 天狗堂 ⇒14:00標高711mからルートのない尾根道へ ⇒ 15:05 醤油坪橋付近の尾根に降りる

  • 林道からルートのない尾根に登るときは尾根の中心より取り付く
  • 尾根の山腹を通過する時に尾根の中心が自分の背より高ければ反対側の尾根が見えないので違う尾根に行かない様に注意が必要

今回は登山ルートの無い道を目で見た光景(主)と地形図(副)を見比べて進んで行った

現場をよく見るには、山に何回も登り経験を積むことである。

 

多紀アルプス・御嶽~西ヶ嶽へ

UPDATE 2022-11-20


【日 程】 2022/11/06(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 栗柄奥八柱神社~分岐~御嶽~分岐~西ヶ嶽~八柱神社
【記 者】 Mt.Boku


多紀アルプスは篠山盆地の北側に連なる連峰で、東西20kmに及ぶ。由良川水系と加古川水系の源流となる分水嶺で西から西ヶ嶽(727m)、主峰の御嶽(三嶽793.2m)、小金ヶ嶽(725m)と連なる三峰が中心となる。今回はその一部、栗柄奥の八柱神社~御嶽~西ヶ嶽~八柱神社へのコースを歩いてきた。

平安時代末期から中世にかけて吉野大峯と並び修験道の行場として栄えていたそう。役行者が切り開いた修行の道で、鎖のある岩場があり、楽しい+ちょい緊張感でテンションも上がる。といっても登りなら鎖がなくても何とかなりそうなくらいの岩場。

先に御嶽をやっつけてから来た道を戻り分岐から西ヶ嶽を目指すが、この縦走路、御嶽から西ヶ嶽の間にはピークがいくつもある。西ヶ嶽山頂かと思って急登を登りきると,また登ったり降りたり。地形図には現れない小ピークもあり、どんだけピークあるねんて感じで…。

そんな修験の道を越え、西ヶ嶽山頂にたどり着く。ランチの後は優雅に野点で一服、まったりとした時間をたっぷり楽しみ下山開始、今度は果てしなく続く階段が……、距離はなくとも地味に脚に来る修験の道でした。

西の覗より
綾部方面の雲海
御嶽(三嶽)山頂
西ヶ嶽山頂より、奥の三角の山が御嶽
西ヶ嶽山頂で野点

「鈴鹿の上高地」に惹かれて♥♥♥ 

UPDATE 2022-11-18


【日 程】 2022/11/16(水)
【参加者】 会員2名
【コース】 武平峠西駐車場7:38 ~ 茨谷登山口7:59 ~ 沢谷峠~クラ谷分岐8:30 ~ コクイ谷分岐9:50 ~ 鈴鹿の上高地10:36 ~ 根の平峠11:15 ~ 県境稜線縦走路 ~ 国見岳12:42 ~ 御在所山13:30 ~ 武平峠西駐車場14:50
【記 者】 dekopon


「鈴鹿の上高地の紅葉って、ホンマ、素晴らしいんですよ!!」
と興奮して画像を見せてくれる山友。
そこから入手した情報を頼りに、地図やネットでもルートの状況を調べてみる。
谷筋を行くため、何度も渡渉を繰り返すそう。
“そんないいとこなら、来年の例会の下見に行ってみましょ!”
そんなこんなで、下見の話がまとまり、行ってきました。

【結論】 沢谷峠からクラ谷分岐を経てコクイ谷出合に向かうルートは、確かに楽しいけれど、遭難多発注意看板があちこちで目に付く。このアスレチックルート、技術を磨く練習になるけれど、みんなに歩いてほしいけれど、もし、ここでアクシデントに見舞われたらどうする? 引き返すことも困難。先は長い。無理したらあかんな。

そんなことも話しながら、渡渉が終わり、ピンクリボンに誘導されて馬酔木の中を進んで行くと、広~く穏やかな上高地に到着した。素晴らしかったであろう紅葉は落葉し、落ち葉の絨毯が一面に敷き詰められている。 

“うわあ~!ええとこやん!”
“紅葉がきれかったやろなあ!”
“キャンプもできそう!”
“みんなで来たいなあ! そうやん、別ルートを計画すれば来れるやん。”

ということで、来年は朝明渓谷から「鈴鹿の上高地」を目指すことにまとまったのであります。乞う御期待を!

紅葉の時期なら さぞかし・・・。

寅女寅男が虎子山へ行く!

UPDATE 2022-10-28


【日 程】 2022/10/22(土)
【参加者】 4名
【コース】 国見峠登山口ー虎子山ー国見峠ー国見岳ー国見峠
【記 者】 わんわん


年女・年男の会員2名を含む4名で、虎子山と国見岳へ行ってきました。久しぶりの滋賀県で、どちらも初めての山。ワクワクしながら6時15分に出発します。「とらこ山」を連呼していると、「とらす山」と読むこと、年女だから今年の干支・寅がつく山に登りたかったことを教えてもらいます。

登山口まではくねくね山道が続きます。運転してくださる方に感謝。渋滞に巻き込まれたので、3時間近くかかり国見峠の駐車場に到着。トイレはありません。

まずは虎子山から登ります。上り始めは急登ですが全体としては傾斜は緩く、足元はふかふかの枯れ葉が散らばり歩きやすいです。木々は自然林で、黄色に染まる山の紅葉🍁を楽しみます。緑と黄色が綺麗。この紅葉は山に登った人しか見れない景色。ずっと元気で登り続けたいと思う。今日はガスってて眺望は少なかったですが、晴れてたら周囲の山々が見渡せるそうです。

虎子山をピストンで下山し、本日2座目の国見岳を目指します。国見岳は、足元が滑りやすく石も多いし、傾斜もそこそこある。しんどいなーと思っていましたが、午後からは太陽が見え隠れし、景色が少し楽しめました👍そして昼食。ワイワイ言いながら山で食べるご飯はいつも美味しい(^^) 皆さんありがとうございました。

追記。年女・年男さんの本日のエピソード

①年女さんが道中で出会った方に寅年生まれの話をしたら、一回り若く勘違いされた。 美魔女

②年男さんは、象の鼻みたいな木を見てはしゃぐ。「登りたい!」 万年少年 

③車の中で、「雲が魚の形に見える!」「しっぽが取れたー」、とみんなで盛り上がってる。私は運転に集中。 箸が転んでも~は、大辞林第3版によれば十代後半らしい

皆さんから若さの秘訣も学んだ一日でした。

この木の上に乗れるはずやで!
私はここからでええよ~ 
乗れるかな~