雪のみすぎ山

UPDATE 2023-01-29


【日 程】 2023/01/28(土)
【参加者】 4名
【コース】 馬堀駅ー登山口ーみすぎ山ー登山口ー馬堀駅
【記 者】 わんわん


余呉湖への山行が交通事情により中止となったため、唐櫃越~みすぎ山に行ってきました。

前日は電車のことが気になり行かないつもりでしたが、朝起きたら嵯峨野線は問題なさそう。家にいてどうするの?せっかくチャンスがあるのに!やっぱり行きたい!急遽、参加させていただきます<(_ _)>  今日は2回目の雪山です。わくわく(^^♪

馬堀駅から住宅地を抜けて登山口へ。初めから雪がいっぱい。新雪なので、ノーアイゼン・ノーワカンで登ります。枝についた雪・青空・雪道。もうめちゃくちゃ綺麗です。しかも今日は晴れで暖かい。最高の雪山山行日和。登り1時間半でしたが、景色を楽しみながらお喋りしていると、あっという間の山頂でした。昼食後、下山途中に嵯峨野線の鉄橋が見えます。一応写真をパチリ。そしたら、Y氏が11時〇分に電車が通る!〇分にも通る!〇分にも!と言い出すではありませんか。もちろん、カメラスタンバイします。音が聞こえた!来る!と言いながらわき見していると電車を写せず・・・再チャレンジでなんとか撮れました。電車が通るのを見てキャーキャー騒ぐ50代と70代(笑) あんなに電車を見て嬉しかったのは、生まれて初めてかも(笑)

いつも思うのですが、山登りでは山行以外に心が躍ることがあり、日常生活とは別の次元に私を連れて行ってくれます。ありがとう。山。山の会の皆さん。

綺麗です✨
師弟でまったり
キターーーーーー

S女史のワカンデビューin八ヶ峰

UPDATE 2023-01-28


【日 程】 2023/01/21(土)
【参加者】 会員6名
【コース】 美山町知見~知井坂~八ヶ峰山頂ピストン
【記 者】 norokame(文)photo(T女史)


山にはそこそこの積雪があり、車道には雪が無いところを狙って、美山町へとレッツゴー!

美山町の茅葺きの里では雪が無い!と悩んでおられるとか・・・。そこが狙い目。

知見奥の駐車場に乗り入れ、出発準備。「ワカン要るウ?」「せっかく持って来たんやし~!」で担いで出発進行!

雪交じりの落ち葉を踏みながら登るにつれて、雪だらけの綺麗な新雪歩行となり、ワカンデビューへの期待が膨らむ。青空も見えてきて一汗かく頃、スキー場跡に到着。いよいよワカン装着。初めてのS女史にそれぞれが口々にティーチングするもんだから・・・?結局同じワカンのT女史がアドバイス。いつぞやの「赤坂の悲劇(A氏曰く)」?「赤坂の喜劇(周り曰く)」?の二の舞にならぬようにしっかりセッティング!

ルンルンと先頭を交代しながら峠を目指すが、途中短いけれどトラバースするところがあり、慎重に通過。雨量観測所を過ぎ、古い石塔を左に見て、しばらくで知井坂峠に着くが、ここは若丹尾根、北からの冷たい風が頬を刺す。しばらくは緩い尾根を進み、急坂を登ると送電線鉄塔のピークに上がり、そこから小さなピークを2~3越えて山頂着。

舞鶴の青葉山は双耳峰でわかるが、他は同定出来ない・・・。暖かいところまで降りて日だまりでランチタイムするも、北からまた黒い雲が押し寄せてきたので早々に下山開始。

トラバースの所を避けるためトレースの無い尾根を行く事にするが、ワカンを外していたので、つぼ足で膝上辺りまで潜りながら進む。朝のルートへと降りるタイミングをそれぞれで模索しながら、斜面にたくさんのトレースをつけてスキー場跡へと戻り、来た道を駐車場へと降りる。

満足感いっぱいの雪の八ヶ峰でした。ワカンデビュー、おめでとう!

 

 

上谷山、4度目のチャレンジ!

UPDATE 2023-01-24


【日 程】 2023/01/22(日)
【参加者】 会員3名+会員外1名
【コース】 広野ダム近く浄水場前-手倉山-上谷山のピストンコース
【記 者】 Koume.S


今週もまたこっそり暗やみの中、4時半過ぎに家を出ました。

今日は、滋賀と福井の県境の上谷山。

それまで何度となく無雪期の沢の藪漕ぎや、違うルートからのチャレンジをしたが敢えなく敗退されたYさん。今回上谷山登頂の4度目の正直⁈
雪山での登頂を目指します。

週末北陸は、雪予報でしたが、下道には、雪もなく、本当に雪はあるのか不安になり登山口へ到着。

広野ダム近くの浄水場横駐車スペースに車を停め、8時すぎに出発。登り始めは、ガチガチの固まった雪の上に少し雪がかぶって、ちょいふわガリガリ。

登り始めた直後に土の上と雪道に熊の足跡発見🐾冬なのに熊⁈こわ。

クヌギの3本の幹が途中で1本になっている不思議な木や、カッピカピに乾燥してしまったナメコが高い所までびっしり生えた木を発見。大きくて革製品の様な光沢のなめこ。「もどして食べれるんかな?」固くなったこの時期のなめこって、食べれるのでしょうか()

先頭を交代しながら、尾根道を登り、標高800メートルほど歩くと、積もった雪もだんだん多くなってきました。11時前に手倉山に到着。東側斜面に真っ白な樹氷が見られます。

「さっさと、早よ行くで。」今日のYさんは、いつも以上に気合い入ってます。「待ってー。ついていきますー。」

主稜線を歩き、白く細い綿毛の様な霧氷のついた木々が一面に見られます。周りの雪山と霧氷の美しさにため息が出ます。東側に雪庇が迫り出した細い稜線を慎重に進みます。雪庇や斜面の雪の状態で、どちらから風が吹いているか、雪の斜面の歩き方など教えてもらいました。左右急斜面の切り立ったかなり細い稜線を一歩一歩踏み締めながら、慎重に歩きます。

登り返して、最後の急斜面を登ると上谷山山頂に到着。

Yさんの4度目のチャレンジ成功。みんなで、手をたたきながら、喜びました。

360度のパノラマ。遠くの深い山々まで、青白く、クリアに見えます。雪山の最高の景色に癒されます。

この日唯一私達の前に同じコースをスキーで、登っていた男性に会いました。今日は、珍しく人に会った!いつも人気(ひとけ)のない山が多いから()

早々にお昼ごはんを食べ、下山します。

今日の下山後の楽しみは、「温泉とダブルトンカツ⁈」らしい。

ピストンで、来た道を足早に下山しながら、下りの足の使い方、かかとからしっかり踏み締めながら下るなど、教えていただいて、実戦するとほんとに足の運びが全然違う!

上谷山を下山し、振りかえると上谷山の南側、遠くに美しく光った琵琶湖と竹生島が見えました。

山座同定しながら、北東の山々を確認します。

楽しみが待っているので、下山の早い事。重たくザクザクの雪に足を取られながらも15時過ぎには、下山しました。

帰りに「花はす温泉そまやま」で、はす風呂の熱い温泉に浸かり、杉津PAで、お腹いっぱいご飯を食べて、また今週も長い1日を満喫して、京都方面に帰りました。

不思議なクヌギの木。3本の幹が途中で一本になってます。自然ってすごい。
ふわふわの雪の尾根道を進みます。
白く細い綿毛の様な霧氷のついた木々。
今日のYさん、いつもより気合い入ってます。とても早い!
もう少し。上谷山。
雪庇の上の稜線で、余裕のポーズ?
稜線を足早に下山します。
遠くに光ってみえるのは、琵琶湖。竹生島が浮かんで見えます。

南丹市 城山

UPDATE 2023-01-23


【日 程】 2023/01/22(日)
【参加者】 2名
【コース】 亀岡市交流会館🅿ー城山(往復)
【記 者】 里山


朝8:30。牛松山へ登ろうと「和らぎの道/駐車場」に集まった亀岡市在住の二人でしたが、亀岡名物の霧のあまりの濃さに「ここより、もっと雲海が期待できる山へ行こう!」ということになりました。で、場所移動。

8:55。サッと移動して登り始めたのは、八木の城山。亀岡市交流会館の駐車場から出発し、よく整備された登山道をサクッと登って30分。山頂は南東の方角から北西にかけての広角の展望がある場所なのですが、霧が濃すぎて眼前にあるはずの山も見えない💦。愛宕山から地蔵山にかけての稜線がうっすらと浮かぶばかり。それでも、山頂は日が当たっているし、ベンチもあるので腰かけてひと休み。

・・・と、10分くらいたつと、あれよあれよという間に、山が姿を現して来ました。目前の牛松山の高さから換算すると、300mは、雲海が沈んだかのような感覚です。ほとんど無風の朝。霧がよそへ流れていくこともなく、時間とともに上空へ上がっていくこともなく、雲海が沈む。一瞬マジックのように思いましたが、約30分後に完全に足元にきた雲海の上面(地表面から150mほどでしょうか)を見て、やっと気づきました。日光を浴びて雲の粒が蒸発してたんですね。雲が消えるというお天気ショーを目の当たりにしてテンションが上がった二人は、この後、一気に現れた遠くの山々の同定に熱中し、気づけば山頂到着から1時間がたっていました。

亀岡の方角を見ると街はまだ霧の中ですが、昼からは家事をしようという事で、来た道をサクッと下山(11時前)。車を走らせる頃には、下界の霧は全くなく、青空が広がっていました。偶然にも、近場の低山で気象のダイナミックさを実感しました。

ところで、同行のY女史によると、亀岡は太古の昔、湖だったそうです。眼下の雲海はそれを納得させてくれる景色でした。

大峰 なんだか夢で見た様な気がするぅ〜あると思います!伯母谷覗

UPDATE 2023-01-18


【日 程】 2023/01/15(日)
【参加者】 会員4名+会員外1名
【コース】 川上村上谷登山口〜天竺平〜伯母谷覗 (ピストン) 10.9km
【記 者】 へっぴりゴシ


昨年末から毎週末に3時起きが続いてて、どっぷり疲れて月曜スタート、週末に元気になるへっぴりゴシです。

今週は土曜が全国的に雨だと分かっていたので、日曜日の天気が良さげなところ狙って「おヒマならどこかの雪山行きませんかぁ?」って声掛けで集まった5人。Yさんの提案で大峰の伯母谷覗へ。
大峰で”覗”ってつくと、崖っぷちの景色がいい場所と期待して、いざっ京都を出発。
この日は少しゆっくりめの5時過ぎ出発で、朝マックの時間。とーーーーぜん、奈良市内で朝マック

国道169号線から逸れて山の中へ進むと、突如現れる上谷集落。集落横の登山口に7時半頃に到着。

周辺には雪の形跡すら見当たらない杉林からのスタート。
山あるあると分かっていても、しんどい初っぱなの急登を詰めて、尾根に到着。
ここからは少しなだらかな尾根道。ひたすら続く杉と檜の林はずっと霧が立ち込めていて、まるで夢の中をさまよっている様な幻想的な世界。・・・そんな夢見たことないけど

道端に2丁(1丁=約109m)毎に建てられた丁石を確認しながら、南西へ進みます。
天竺平周辺では少し風も出て来たので、風下の陰に隠れて一休み。
ようやく所々に現れ始めた残雪にウキウキしながら、この先雪があるか分からないので、あえて雪を踏みしめて足跡を残す一行。

中盤に差し掛かると、細い登山道に積もった雪の上は歩き辛くなり、道を逸れて破線ルートの尾根芯を進む方が得策とルート変更。出来るだけ尾根芯から外れない様にルートファインディングしながら進む。途中でシャクナゲ林に行くてを阻まれたり、地図では道があるはずなのに崖になっていたりで、周囲を見てルートを探すのは本当に楽しい♬

そうこうしていると、これまで夢の中の様な霧の中だったのに(そんな夢見たことないけど)、急に晴れ間が現れ、南には雲海の中の大普賢岳がドドォ〜〜〜ン!と姿を現す、東の方には雲海に浮かぶ台高の山々。
大峰らしい壮大な景色に皆ため息が漏れ、写真を撮るのに忙しくなる。
今のうちに伯母谷覗へ!と急ぐ。

最後の急斜面を登り詰めるとようやく姿を見せてくれた覗。12:30頃到着。視界を遮るもの一切なく、雲海の中の大普賢岳と崖下を見下ろすとお尻がモゾモゾする様な高度感に足がすくむ。こんな場所で「押すなよ!絶対に押すなよ!!」って冗談は到底言えない(;゜(エ)゜) アセアセ
この景色を見るとこれまでの上りの苦労は一気に消えて、「やっぱり来て良かったぁ〜♡」って気分になるのは毎回不思議で、これだから登山は辞められない。

景色を見ながら昼食をしている間にどんどんガスに覆われて、先までの絶景は姿を消す。
グッドタイミングで景色も見てれ、今日は行いの良いメンバーばかりで良かった良かった(笑)

下りは一般登山道を辿って下山も、腐った雪がそこそこ残っているのでアイゼンを装着。
膝程度のトレースのない雪の中を順番に先頭を交代し、コースを探して進む。
途中から細いトラバースルートに変わり、足元の雪をしっかり踏んで固めて慎重に一歩ずつ進むことをお勉強。
足元固まらずに2mほど滑り落ちるメンバーもいたが、怪我のない範囲で勉強が出来てこれも楽しい山行になりました。

途中で、登頂時のルートに合流して、来た道を引き返します。っが、やっぱり帰り道は長く感じられ、「こんな長かったっけ?」と、何回言ったことか。
帰りも丁石をカウントしながらそれでも歩いていたらいずれ到着するもので、皆無事に上谷集落の登山口に16時前に下山。

帰路は、お決まりの大峰定食フルコースで、温泉でNYタイム。汗と疲れを流した後は、台湾料理屋さんでお腹ハチ切れんばかりの炭水化物とタンパク質を補給して京都へ

天気予測、地図読み、ルートファインディング、雪山歩行と今回も充実の山行で楽しかったです。

夢の中へ、夢の中へ行ってみたいと思いませんか?ウフッフ〜と、霧立ち込める登山道
夢の中を彷徨う
雲海の向こうの台高
雲海の絶景にため息=3やっぱり大峰好き
ルーファイ・ルーファイ楽しいなぁ〜♬
雲海に浮かぶ大普賢♡
見えますでしょうか?T子さんの寝そべり(笑)
大峰の定番、台湾料理。いまだに店の名前は知らない、読めない(笑)