奥飛騨・池ヶ原湿原
UPDATE 2023-04-28
【日 程】 2023/04/24(月)
【参加者】 会員5名+体験1名
【コース】 亀岡5時出発ー湿原P9時過ぎ到着~湿原散策約2時間~P11時半ー道の駅昼食ー亀岡帰着18時頃
【記 者】 norokame
2年前に行ったときは、水芭蕉が咲き終わりかけていたのと、今年は春の花が早いというので、20日程早く行ってみた。
高速道路を北へと向かうにつれ季節が逆戻りしていき、緑も浅くなり山桜もあちこちに咲いていて、とてもうれしい気分! 湿原駐車場の事務所も2日後の開山に向けて準備に大わらわ。「京都から・・?」「ようこそ!」と歓迎の言葉をかけてもらい入山させてもらう。
100M程下ると、いきなり目の前に広く湿原が広がり、思わず大きく息を吸い込む。空気がおいしい!!
お目当ての水芭蕉と黄色いリュウキンカが、いらっしゃい!と手招きしている。咲き始めたばかりの小さな花たちの可愛いことったら、うっとりしそうな程だ。思い思いに写真を撮りながら木道を奥へと進む。最奥まで行って、入口方面を見ると遙か遠いように見える程広い。その中に何本もの小さな流れがあり、流れに沿ってリュウキンカが咲き始めていて、黄色い小川のようだ。 やはり標高が高いのでゴールデンウィーク頃が見頃かもしれない。また、夏にかけてもいろいろな花が咲くようなので、ぜひ再訪したい場所となった。
帰りがけに協力金を収めて、駐車場をあとにする。帰路には「飛騨のおいしいもん」を探したりしながらゆっくり走り、明るいうちに亀岡着。
「高岳」 常神半島を歩く
UPDATE 2023-04-22
【日 程】 2023/04/16(日)
【参加者】 7名
【コース】 漁港近くの登山口・・・P82・・・高岳・・・常神集落・・・駐車場
【記 者】 KANGETU
常神半島の尾根を活用した古道を歩いて、半島の先端にある高岳を目指す。
常神漁港近くの登山口から、石積みが何箇所もある道を登る。痩せたコルに出ると北側は断崖となり、海へと落ちている。もろに風が当たり日本海は荒波だが、ここは絶景ポイント。西に向きを変え、自然林の中アップダウンを繰り返しながら進んでいく。展望はないものの木々の間から光が差し込んで明るく、広い尾根歩きは気持ちがよい。前に前に進むのみ。
『燈台へ450m』の標示のあるコルから九十九折れ道を、眼下に見える海の景色を楽しみながら登って、高岳へ。この山頂に立って眺めてみると、常神集落は稜線に包み込まれるような地形の中にある。地元の方に海は穏やかだと聞いていたが、納得である。ここには、燈台も設置されている。コルに戻り、常神集落へと続いている細いジグザグ道を下って下山する。
機会があれば常神社から歩いてみたいし、青の洞窟にも行ってみたい。そして、海の幸も楽しみたいなあ。
これぞまさに つつじ尾根
UPDATE 2023-04-11
【日 程】 2023/04/09(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 JR保津峡駅-つつじ尾根-愛宕山-竜ヶ岳ピストン-つつじ尾根-保津峡駅
【記 者】 いちご大福
これまで何度となく歩いた、愛宕さんへ伸びるつつじ尾根。命名の所以たるコバノミツバツツジに、ようやく出会うことができました。
気持ちのよい青空に、ツツジが生える。ピンクのお花に包まれながらのお山歩きは、たまりません。「わ〜綺麗。わ〜凄い。」連発です。本当に気持ち良い春のつつじ尾根、おすすめします。
歩きはじめ 8時50分頃
竜ヶ岳ピストン 往復約2時間
下山16時10分
赤岳鉱泉ステイ
UPDATE 2023-04-05
【日 程】 2023/03/25(土)~2023/03/26(日)
【参加者】 会員5名+非会員1名
【コース】 25日 京都ー美濃戸口ー赤岳鉱泉 泊
26日 アイスキャンディ登攀or鉱泉周辺散歩ー美濃戸口ー茅野ー京都
【記 者】 norokame(文)
25日 今年最後のアイスに行きたい組に便乗してクリスマス・イブのリベンジに「2日とも雨」の予報が外れることを期待しながら東へと向かう。京都は黄砂で周囲の山も見えない。美濃戸口では4頭の鹿の歓迎を受け、雪の無い林道を美濃戸へと乗り入れた。駐車場の車の台数からすると今日の鉱泉はガラガラかな?
ここからの林道の雪は踏み固められて氷になっていたり、その上を水が流れていたりと、歩きにくいことこの上ないので、アイゼンを装着し、土の上もジャリジャリと歩く。林道終点の橋を渡ると雪道だ。薄暗くなりそうな頃、夕食で賑わう鉱泉小屋に到着。予想以上の客だ。急にお腹がグゥ~!テーブルの上をチラッと見ると、ステーキだ!(ラッキー**)
26日 夜中の雨は屋根をたたいていたらしいが、今朝は小降りのようだ。
我が家のディナー以上に品数豊富な朝食をゆっくりと頂き、今日の行動を確認し合う。アイスキャンディ組は行動あるのみ!
さて、散歩組はどこにしようか・・・。このままぬくぬくと小屋にいたい気持ちもなくはないが、それじゃあ亀岡山の会の名がすたる!ってんで(ホントはランチのためにお腹をすかさないと・・・)アイゼントレーニングを兼ねて美濃戸中山へと登りに行く。山々はガスって展望もないし、小雨やらみぞれやら降ってるし、さぶっ!・・でも、私達3人、やっぱり雪の上を歩きた~い!
中山乗越まで上がると、なんと、大同心が見えるではないか!一気に気分が盛り上がり、一つ目のピークへあがる。晴れていればここから赤岳や阿弥陀岳が目の前に見えるはず。二つ目のピークへ向かうが、途中からトレースは無くなり、みぞれは雪に変わり、引き返すタイミングとする。
小屋へ戻り、ストーブを囲んでコーヒーやらココアやらレモネードやらでアイス組が終わるのを待ちつつ談笑。あ~のんびり~・・・・
アイスクライミングデビューのSぐちさんのうれしそうな顔ったら・・・それぞれのクライミング目標を終えたアイス組より一足先に下山を始めるが、すぐに追いつかれ、そして追われるように最後の楽しみの「温泉」と「ほうとう鍋」目指して車へと帰着。
お天気には恵まれなかったけど、こんなのんびりも、たまには、た・ま・に・は、いいかなあ~って。
福井県の文殊山へカタクリに会いに
UPDATE 2023-03-28
【日 程】 2023/03/27(月)
【参加者】 会員4名
【コース】 二上登山口~小文殊~大文殊(山頂)~奥の院~橋立山~往路ピストン~二上登山口
【記 者】 ひろさん
お花の好きな人この指とまれ! で、とまっていただいた4人で、福井県の文殊山へカタクリに会いに行ってきました。
文殊山は、福井市にある越前五山の一つで標高365メートル。文殊菩薩のまつられる信仰の山で、日本百名山の著者である深田久弥氏が生まれ育った地元でよく登られた山であり、頂上のお堂には同氏が中学時代に仲間と書いた落書きが残されているそう。春のカタクリをはじめとする花や秋の紅葉が美しく、いつ訪れても地元愛を感じる「ザ・里山」といった感じの素敵なお山です。
今年は、春が駆け足でやってきて、あっという間に過ぎ去っていきそうな勢い。花好きにとっては忙しく、わくわくする季節であり、ちょっと早いかなと思いつつ、まちきれずの山行です。
二上登山口駐車場に車を停めてスタート。前日までの雨で登山道はぐちゃぐちゃ。特に奥の院から橋立山への道では足を置くとスケート靴のように滑り出す。こんな所でこけたくないと慎重に歩いていたが、慎重すぎたか、不覚にも尻餅。念のため車に積んできた替えのズボンが役立つことに。
本日メインのカタクリさんは、登りではほとんどつぼみでしたが、下山時には開いていてくれた。お日様の力ってすごい。
ただ、春の妖精さんたちはみな恥ずかしがり屋さん。うつむいていてこっちを向いてくれない。地面が乾いていれば地面にはいつくばって写真を撮るところだが、今回は泥々でそうもいかない。それでも何とか美しい姿を写そうと夢中になる私たち。そんな姿を冷静に見つめていたF女さんがぽつりと一言「カタクリをこうしてキャーキャーいいながら喜んでいるのは京都の人だけ」。確かに、今日は平日で、ほとんどが地元の毎日のお散歩姿の方たちばかりで日常の何気ない様子でした。
当初、文殊山の後、下市山にも行く予定でしたが、頂上の大文殊で出会った地元の方から「下市山、な~んもないよ」の一言で、文殊山を下りた後は、美味しいもの食べてゆっくりしようということで全員一致。
ネットで調べた帰り道の鯖江市にあるケーキ屋さんに寄り道して帰りました。ちょっとお高めで上品なケーキでしたが、無農薬のハーブティーやコーヒーなどの飲み物と見た目も美しいケーキで、平日にとびっきり贅沢な時間をいただきました。
山って、人それぞれいろんな楽しみ方がある。がっつり歩くのもよし、今回みたいに花を目当てにゆっくり歩くのもよし、チャレンジャーで高みを目指すのもよし。山岳会は、さままざまな思いと個性をもった方たちが集まって、個人個人では味わえない出会いと経験を重ねられる良さがあると思います。今回は、はじめてM原さんにお会い出来て嬉しく、まだ一度もお会いできてない会員の方ともご一緒できることを願っております。