ブナの自然林を満喫 扇ノ山
UPDATE 2025-09-30
【日 程】 2025/09/27(土)
【参加者】 会員6名
【コース】 小ヅッコ登山口―小ヅッコー大ヅッコー扇ノ山―「水とのふれあい広場」登山口
【記 者】 kangetu
兵庫県と鳥取県の県境に位置する1310mの扇ノ山に登ってきました。
海上集落からシワガレの滝の入口を過ぎると、ススキ原が広がる上山高原。更に車を走らせ、今日のスタート地点小ヅッコ登山口駐車場に着く。車から出ると、ヒヤッとする冷たい空気に思わず身を固めてしまう。
登山口から木の階段を上がり、しばらく歩くと小ヅッコ小屋。そこから針葉樹と広葉樹が混ざり合って生えている林を抜けると、見過ごしそうな小ヅッコ。この辺りから一面、広い範囲でブナ林が続く続く。綺麗で気持ちよく、心癒される空間である。木道あり木の階段ありと、整備された道を歩く。行く手のブナ林にうっすらもやがかかり、幻想的な世界に変わると「素敵やな」とつぶやく声が聞こえる。大ヅッコから最後の登りの先に展望台が現れる。鳥取市街、日本海は見えるが、大山には雲がかかっていて残念、見えない。そこからすぐ、広々とした山頂に到着。ここは鳥取県である。立派な避難小屋で休憩後、南を眺めるも氷ノ山も見ることができない。
往路と同じ道を下山する。大ヅッコを過ぎると、ブナ林の間から青空がのぞき、日が差してブナの幹や葉が光る。これまた綺麗なこと。平坦な道に差し掛かった頃、星空観察会参加者からの提案で「お地蔵さま」探しを始める。見つけられたお地蔵さまは、ブナ林の中で凛と立っている、風格ある一本杉の穴の中に祀られていた。ゆとりある山行だからこそできた楽しいひとときであった。分岐から「水とのふれあい広場」の登山口にコースを取り、無事下山。車窓から扇ノ山を確認し、山行を終えた。
山頂が扇を広げているように見えるといわれる鳥取市側からの姿をみてみたいものだ。
深山 秋風満喫!
UPDATE 2025-09-29
【日 程】 2025/09/28(日)
【参加者】 8名
【コース】 るり渓側ハイキングロードを深山まで往復
【記 者】 里山
よくお世話になっている深山。その中でも一番短い距離と歩く標高差が少ないコース。
近場の山であることも手伝って、夏の間、体調を気遣って登山を控えていた人たちも集まってくれました。
このコースは体力的に優しいけれど、稜線上は、木陰がないススキの原。夏の日差しの下では、絶対に行きたくないコース。でも、今日は青空の下、秋風さわやか、ススキの穂と足元には柴栗(シバグリ)のイガ。記録的猛暑の上に長く居座っていた夏は、ここにきて足早に秋への歩を進めているようです。
八ツ淵の滝 沢登り
UPDATE 2025-09-24
【日 程】 2025/09/21(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 ガリバー青少年旅行村登山口ー大擂鉢ー七編返しーガリバー村登山口
【記 者】 カリメロ
急に朝晩が涼しくなってきたけれど、日中はまだ暑い。
今年最後の沢登り?日本の滝100選に選ばれている八ツ淵の滝へ。
亀岡を6時に出発。ガリバー村の駐車場に8時過ぎに到着。
管理棟の受付で駐車料金を支払い、装備の準備。
天候が微妙だったので混んでなく、スムーズに準備が出来た。
管理棟の横道から八ツ淵の滝へのルートが案内されており、ハイキング道を進んでいく。
前日は雨が降ったこともあり、道は濡れていてキノコもたくさん生えていた。
立派なキノコがあちこちに!これ食べれたらえぇのになぁと、しめじやマイタケを探すがあるわけもなく、キノコに秋を感じつつ進んだ。
八ツ淵の滝は、下流から魚止の滝、障子の滝、唐戸(空戸)滝、大擂鉢、小擂鉢、屏風滝、貴船の滝(主瀑)、七遍返しの滝の8つの滝がある。
少し上部まで歩いた私たちは魚止の滝を越えたあたりから入渓し、残りの6つの滝を越えていく。岩場やからとつま先立ちになってしまう我々にY師匠から「フエルトシューズはつま先で歩くなよ!足裏全面つけて歩け!」と激が飛び、またルートファインディングの練習に先頭を交代しながら進む。
ここからなら上に上がれるかと思ったが、Y師匠から「その上の岩も見なあかんど!持つ手もないようなツルツルしてるの見えるやろ、2段目で登れなくなってしまうから、ここは右側から巻いていかなあかんな。」と指導も受け、また滝までいってからどこを登るか、あかんかったら戻ってどこから巻くのかなど、ご指導受けながら進む。
巻き道には、ロープや鎖もあり、また道幅も狭くヒヤリとする箇所が多かった。
貴船の滝は、圧巻の迫力がある落差30m。右側にある巻き道を登り、上で早めのお昼に。ここでは昔遭難があってなとY師匠。横をみると遭難の碑があり、切なくなった。
休憩すると寒さがきて、Hさんにお湯をわけていただく。もうこの時期はお湯やなぁ~。ウェットスーツないと寒いなと色々談笑しながら休憩。お腹も満たされ、七編返しまで進み、沢沿いの登山道から下山した。
ロープワークもあり、アタフタすることも多く実践でスムーズに出来るようにロープワークの復習をしっかりしないといけないと感じた。
今日はヒルおらんかったなぁと言いながら駐車場につくと、ギャーっと叫び声が。
Kさんの足にヒルが!ヒルの父、Y師匠の出番である。さっと指につけて、今年生まれたやつやな!ちっさいなぁ、可愛いサイズやといって、すぐさま虫よけスプレーで息の根を止めていた。
そしたら、Sさんが、わ!こっちにも!と声がしてY師匠、またもや即座に息の根を・・・。
今年の沢も今回で終わりなのかぁ?と寂しくも、来年に向けてロープワークをしっかり身につけて課題を減らしていきたい。
書写山 (円教寺)
UPDATE 2025-09-21
【日 程】 2025/09/14(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 刀出坂登山口P-六角坂登山口-分岐-書写山(圓教寺)-分岐-刀出坂登山口-P
【記 者】 AKKOKKA
書写山(しょしゃざん)は姫路市に位置する標高371mの山である
映画の「ラストサムライ」や大河ドラマの「軍司官兵衛」のロケ地としても有名 (知らなかった((+_+)))
西の比叡山とも呼ばれ、山頂一帯は西国三十三観音霊場第二十七番札所でもある天台宗別格本山・書寫山圓教寺の壮大な伽藍が広がっている
山頂へ向かうルートは下山コースで歩いた刀出坂(近畿自然歩道)登りに歩いた沢沿いに沿ってのコース六角坂以外に
置塩坂・東坂・西坂・鯰尾坂がある
ロープウェイもあるので手軽に山頂まで上がれる
六角坂の特徴は沢沿いの道を歩き いくつかの渡渉がある
ここのところの雨で沢の水はどうだろう?と渡渉の苦手な私は内心ドキドキしたが、思いのほか水量は少なく拍子抜けした(笑)
急登もなく歩きやす沢沿いであったがやはり暑い!
と本日久しぶりに参加してくださった C先輩が「梨」の差し入れ♡
みずみずしくてとても美味しかった
ゆっくり休憩しながら歩いても1時間半で圓教寺へ
ベンチもあり茶店もあり(10時からで開いてなかった)で小休憩してお詣りへ
摩尼殿へお詣りして 下山方向の食堂(じきどう)へ
ここは2階建築で長さが約40m 現在は1階が写経(この日も体験されてました)
2階が寺宝の展示館で観覧することができた
下山方向の奥の院に立ち寄りお寺なのに鳥居もあって狛犬もあり不思議に感じた
下山道の刀出坂参道も歩きやすい
雨で少し濡れている古い石畳もあるが そこは慎重に
おっと 今日のコースで一番の渡渉が・・・
安心してください 親切に手すりが付いてた
無事に駐車場まで到着 参拝してゆっくり休憩して 3時間半のコース!
楽しかった (#^.^#)
その後 法華山 「一乗寺」に立ち寄り 帰路についた
あっ! 書写山の山頂…行ってない…(T_T)/~~~
秋に別ルートで再度登ろう~
遠征に向け 岩登りトレーニング⛰️
UPDATE 2025-09-21
【日 程】 2025/09/09(火)
【参加者】 会員3名
【コース】 金比羅山 Y縣尾根
【記 者】 takenoko
岩稜帯への遠征に向けて、不安な初心者2名にY師匠が時間を作ってくださりました。私は半年に1回ぐらいのペースで、3回目の岩登り。
10時頃、江文神社手前の駐車場を出発、Y縣尾根まで移動。ハーネス・スリング・カラビナなどの装備をつける。
9月に入っても、まだまだ暑い。陽射しが強いので、日の当たらない岩の前で、スリング・プルージック・セルフビレイコード・カラビナなどについての説明。その後、三点支持・登山靴での足の置き方を丁寧に教えていただく。
短い距離で、登り下りの練習。確保器でビレイ、ロワーダウン(クライミングで終了点に着いたクライマーが、ビレイヤーにロープを操作してもらい、体重をロープに預けてゆっくりと地上に降ろしてもらう降下方法)を練習する。ビレイをする時は、ロープを引っ張ったり、繰り出したりする時の手の動きが難しい。
お昼休憩後、上へ登っていく。
Y師匠が付けてくださった「お助けスリング」に頼らないといけない難しい部分を通る。危険なところはロープを出してくださり、プルージックの代わりに、タイブロックという器具を初めて使用させていただく。ロープよりも操作が簡単で、滑りが良く使いやすい。
雨が降ってきて、鞍部に移動してレインウェアを着る。少し待機していると雨が止みレインウェアを片付け、残り50メートルぐらい登り、いつもの場所で休憩する。ここでは、Y師匠から道具について色んな話を伺う。
下る途中、「馬の背」を歩く練習を始めるが、また雨雲が近づいてきたので、急いで下山することに。苦手な下りと最後の林道歩きも、一歩一歩気をつけて、駐車場へ戻る。
残念ながら、天候不良の為、遠征の行き先は変更になりました。次の機会に備えて、岩登りをする回数を増やせればいいと思います。普段から、岩場では足の置き方を意識していきたいです。