和泉山地 / 岩湧山

UPDATE 2022-11-14


【日 程】 2022/11/12(土)
【参加者】 会員8名+体験1名
【コース】 滝畑ダムバス停-カキザコ-岩湧山頂上-五ッ辻-根古峰-越ヶ滝分岐-紀見峠駅
【記 者】 T.Y


本日の例会山行は、会員8名に体験参加の方1名を加えた9名で岩湧山へ向かいました。

河内長野駅に集合しバスで滝畑ダムバス停に向かいます。目的のバス停に到着し、しばらく歩いた先にある登山口から10:08に登山を開始しました。

登山口からしばらくは緩やかな登りが続きます。このコースはダイヤモンドトレールの一部として良く整備されており、とても歩きやすい山道でした。それでも登りはペースが上がりすぎないよう注意して進みます。

そしていよいよ稜線に出たとき、一面にススキの草原が広がり、思わず全員から「おー!」と声があがりました。雲一つない青空に黄金色のススキが映える景色がとてもきれいで、山頂へ向かう足取りも軽くなります。

山頂手前の西峰にある開けた場所で、お昼のモグモグタイムに。あたり一面をススキに囲まれた眺望の良い場所でおいしくご飯を食べて元気を回復(^^♪その後、岩湧山山頂(897.7M)で記念撮影し、下山を開始しました。

下りは足元に気を付けながら少しペースアップして軽快に進みます。その途中、メンバーが山道脇に「フユイチゴ」を発見。緑の葉っぱの下に小さな赤い実が隠れている様子に「かわいい~!」という声が上がりますが、、、その後、隠れていたフユイチゴたちは次々と見つかり、パクリ、パクリ、と女性陣の口の中に吸い込まれていくことに・・・( ゚Д゚)

そんなこんなで楽しい山行は続きましたが、下山した際には最後のご褒美として真っ赤な紅葉が迎えてくれました。そして、15:20にゴールの紀見峠駅に到着。全員けがなく元気に下山することができました。本日は大変おつかれさまでした(^^)

滝畑ダムバス停の近くにある登山口より登山開始
登山開始後、しばらく登りが続きますが、道が良く整備さされていました。
山頂へ向かう途中、ススキが一面に広がります。
雲一つない青空に、黄金色のススキが映えます。
山頂付近。一面のススキの向こうに眺望が広がります。
紀見峠駅に向かう途中。下山のご褒美にきれいな紅葉が見れました。

神戸の上高地~摩耶山 698.6m

UPDATE 2022-11-07


【日 程】 2022/10/29(土)
【参加者】 会員7名
【コース】 新神戸駅~布引の滝~市ケ原~地蔵谷出合~トゥエンティクロス~森林植物園東入口~徳川道~桜谷出合~穂高湖沿~シェール槍~アゴニー坂~掬星台~摩耶山~青谷道~下山口
【記 者】 AKKOKKA


新神戸駅で8時過ぎに仲間と合流。
オシャレな街神戸  それだけでテンションは上がる⤴️⤴️

駅から急坂と階段で布引の滝(雄滝)まで行く。
ここのところのお天気で水量は少なめか?
それでもかなりの迫力があった。
展望広場まで行き、今日の長い行程を確認。布引貯水池〜市ケ原の桜茶屋まで行こか。

あじさい広場までの道に崩落場所が一箇所あるとの情報だが、とりあえず行ってみる事にする(引き返すのもあり)

崩壊場所もあり、荒れてはいるが踏み跡もしっかりあり、無事全員通れた。
よっ! 河童橋があるではないか!! そうここは神戸の上高地 (笑)  

河童橋を渡りそこから森林植物園までの間はトゥエンティクロス(渡渉20回)という名前がつけられており
渡渉を数えて行ったけど
20もなかったような… ツー堰堤クロス?ちゃうか? て誰かが呟いていたな~

森林公園を過ぎ、徳川道へと進む。
陽射しと風がとても気持ちいい。
どんどん進むと、シェール道と穂高湖の案内。
杣谷峠の方に進み、穂高湖を目指す。
湖の周りにはたくさんの人たちで溢れていた。

河童橋→穂高湖の次は槍❗️
シェール槍とい名前の槍が・・・ドイツ人のシェールさんが好んだ道だとか、ここから貝が出てきたとか…
ここで少しの腹ごしらえ・・・見晴らしも良し!

上高地を満喫した後にアゴーニ坂から摩耶山へ。
掬星台で神戸の街を一望し、摩耶山の三角点に寄って、青谷道を下山した。
海と山と神戸の街並み(⋈◍>◡<◍)。✧♡ ルンルンの一日だった。

摩耶山の北側に、新穂高(648m)もある。
次回は是非そこまで脚を伸ばしたい😄

大峰山系/白谷林道〜持経ノ宿〜地蔵岳〜太古ノ辻〜前鬼 【B班】

UPDATE 2022-10-09


【日 程】 2022/10/02(日)
【参加者】 会員9名+会員外1名(B班5名)
【コース】 白谷林道〜持経ノ宿〜地蔵岳〜太古ノ辻〜前鬼
【記 者】 T.Y


今回は2つのグループに分かれての交差登山。こちらは白谷林道ゲート発のB班のレポートです。

道の駅上北山でA班と別れ、B班は車で白谷林道ゲートへ。5:06、まだ暗い中、ヘッドライトを点けて登山開始。林道の登りはじめは少し道が荒れていたたため、足元を照らしながら慎重に進みます。緩やかな登りを30分ほど進む頃には周りも明るくなり、ライトなしで歩けるようになりました。

6:33に持経の宿に到着。小屋の中はとてもきれいで、暖房、布団、その他設備が充実しており登山者には心強い味方です。ここから稜線に沿って複数のピークを越えながらの登りが続きます。登りは少しゆっくりかな?と感じる程度に抑え、下りはテンポ良く。絶妙なペース配分で、メンバー全員が疲れを溜めず、景色を楽しみながら順調に進むことができました。先頭を歩いてくれたメンバーを始め、経験豊富なみなさんのペース設定の上手さに感心しました。さすがです。

7:55に証誠無漏岳の山頂に到着。1回目の無線交信を試みるも、まだお互いに離れていることもあり上手くつながりません。ただ、その後はお互いが近づいていくにつれて、クリアに交信できるようになりました。この日はとても天気が良く、稜線を歩きながら遠くの山々を見渡すことができました。花は咲いていなくても、夏椿や石楠花など変化に富んだとても素敵な山道でした。

10:18に計画より少し早く、合流地点である地蔵岳(子守岳)に到着しましたが、無線交信でA班の位置を把握していたため、少し先に進みます。そして、10:47に嫁越峠にてついにA班と合流。他の登山者グループもいない中、無事にA班・B班が合流できて大いに盛り上がりました(笑)

つかの間の再会を楽しんだ後、またしばらく稜線を進みます。天狗山を越え、石楠花岳、蘇莫岳を過ぎ、13:05に稜線から前鬼に向かって下る分岐に到着。ここからは急峻な下りです。足場の悪いところや延々と続く階段を進みながら、「この登りきつかったやろうな・・・」とA班の頑張りを労います。交差登山ならではですね。とはいえ、こちらも8時間の歩行でさすがに疲労が蓄積し足の踏ん張りが効かない中、慎重に、慎重に、下っていきます。下山して小仲坊(おなかぼう)に到着したのは15:11、そして駐車場到着は16:04。長時間の山行となりました。その後、道の駅で無事にA班と合流しました。

長時間の寝不足登山でしたが、盛り沢山の充実した山行でした。大変おつかれさまでした。企画してれたリーダーさん、そして安全運転して下さったドライバーのみなさん、ありがとうございました。

林道を歩き始めて30分ほどで明るくなってきました。
持経の宿。中はとてもきれいで、暖房や布団など設備が充実しています。
稜線に出て最初の登り。慎重に登ります。
遠くまで山々を見渡しながら気持ちよく歩けました。
表面がつるつるしたこの木は夏椿とのことです。
地蔵岳(子守岳)の山頂。
稜線から前鬼へ向かう分岐。ここから一気に下ります。
前鬼に向けて下山中。水の透明度が高すぎて写真にうまく写りません。

大峰山系/前鬼〜太古ノ辻〜地蔵岳〜持経ノ宿〜白谷林道 【A班】

UPDATE 2022-10-05


【日 程】 2022/10/02(日)
【参加者】 会員9名+会員外1名 (A班5名)
【コース】 前鬼〜太古ノ辻〜地蔵岳〜持経ノ宿〜白谷林道
【記 者】 koume.s


A班B班に分かれての交差登山。

A班は、前鬼ゲート前を450分スタート。

満天の星空の下、ヘッドライトを付けて出発します。無数の小さな星まで、秋の夜空にはっきり見えて、感動です。

520分小仲坊の宿泊所に着くころには、夜が明けてきました。

登山道を進むと圧巻の巨木や苔が広がります。

朝日が当たって、大峯の山深い神秘的な独特の雰囲気。キツツキのコンコンという音や野鳥の声を聞きながら進みます。

100段、200気が遠くなる835段の木段。

巨岩の二つ岩。8時にB班とのトランシーバー交信の約束でしたが、山中は、うまく繋がらず、もう少し開けた場所で再チャレンジするも感度不良。

820分に太古の辻に到着。

北側には、大日岳が見えます。

ここから大峯南奧駈道の始まり。

朝露に濡れた笹漕ぎの道をザクザク入り、足元ずくずく。気にしない気にしない。

蘇莫岳で、B班とトランシーバー交信も繋がり、ひと安心。

石楠花岳山頂に910分到着。

眺めのいい稜線を歩きます。ここからシャクナゲジャングルです。

きっとシャクナゲが咲く季節に来たら、最高にきれいだろうなぁと満開のシャクナゲを想像しながら進みます。

ようやく天狗山に950分。1,537m。今日の1番高いピークです。

稜線を歩きながら、北側に大日岳、釈迦ヶ岳に続く稜線が見えます。

西側に見える稜線は11月の例会で歩くコース。とても気持ち良さそうなコースです。

嫁越峠から地蔵岳を見上げ、B班の声とメンバーの姿が見えた時の嬉しかった事。1050分、久しぶりの再会の様にハイタッチをしながら、喜びました。これも交差登山ならではの楽しみですね。

ここで車の鍵を交換。(おっと喜びすぎて、忘れてしまうところでした笑)

お互いに写真を撮り合い、手をふりながら、またスタートです。

地蔵岳目指して登ります。ピークかと思いきや天狗の稽古場。

そこから10分ほど歩いて、地蔵岳に1115分着。

般若岳から滝川辻、乾光門を進み、ようやく涅槃岳に13時着。

稜線を歩いていると、夜中からの出発もあり、眠気が襲ってきます。気をつけないと。

証誠無漏岳をすぎ、今回唯一の鎖場。声をかけてもらって慎重に降ります。目の前には、今日の最後のピークの阿須迦利岳。もうひとがんばり。

山頂に1420分。そこからの激下りです。

15時に持経ノ宿に到着。

ここから林道を歩く事1時間。最後の林道ほんとに長かった。ようやく白谷林道ゲートに到着。

まだまだ続く大峯奥駈道。次回もチャレンジしたいですね。11時間半、17キロ。皆さま長い長い一日を大変お疲れ様でした。

苔、巨木や朽ちた大木。前鬼からの登山道。
835段の木段が続きます。
巨岩の二つ岩。
長い年月をかけて伸びた大木の根。
嫁越峠から地蔵岳を目指して。
稜線が美しい。
交差登山の再会シーン♪
大峯周辺の山々。

可愛いシルエットの「三尾山」へ

UPDATE 2022-10-05


【日 程】 2022/09/17(土)
【参加者】 会員5名+体験2名
【コース】 三尾山(東峰−西峰−主峰)〜 黒頭峰
【記 者】 T.S


数ヶ月前、山行の帰りに通った丹波。

車中から見る長閑な里山の景色に、気になる山が。3つ並んだ山頂のシルエットが何ともユニークで。まるで「山」という漢字の成り立ちを見ているようで。

調べてみると、「三尾山(みつおさん)」という山であることがわかり、しっかりとしたトレッキングルートもある様子。これは行ってみるしかないでしょう。

日程は3連休の初日。台風が近づいてきたり、体調不良者が出たりで、ギリギリまで変更続きの計画でした。最終的には会員5名の参加。加えてこの日は2名の体験参加がありました。お天気の方は何とか持ちそうです。

紅葉にはまだ早い時期ですが、車を停めた場所には足元にはたくさんの毬栗が落ちており、少しだけ秋を感じながらのスタート。ところが、登り出したらすぐに汗だくで。残暑も感じる山行となりました。

登り出して15分ほどで「山岳練習場」に。そびえ立つ岩壁を眺め、登ってみたくてウズウズしながらも、今回はその予定なく準備もしてきていないので、今日は先に足を進めます。見つけた植物に足を止めたりしながらも、ゆっくりと登っていきました。

登り始めて1時間ほどで、まずは1つ目の頂「東峰」。ここからは里山の景色が一望でき、爽快な眺めです。お天気の心配をしていたことが嘘のようで、素晴らしい景色が広がっていました。

続いて「西峰」「主峰」と登っていきます。主峰には、「三尾城址」が。

何も残ってはいないのですが、こんな険しい山の上に築かれていたお城、どんなものだったのか気になるところです。山に登ると、その土地に纏わる色々なことに興味が広がっていきます。そしてそれらを知ることで、また登山が楽しくなっていきます。

三尾山の3つの頂を過ぎ、そのまま南方へ。その先にある「黒頭峰」へも足を伸ばし、そこでお昼の休憩を取りました。お二人の体験者さんも交え、お喋りを楽しみながらの休憩でした。

休憩の後、予定のルートへ少し歩みを進めましたが、体験参加の方の体力などを考慮して予定変更することに。来たルートを戻っての下山となりました。この判断が適切だったようで、ルート変更をしながらも予定通りの時間に下山することができました。

時期の問題かもしれませんが、全然人に会う事なく、私たちだけでのんびりと楽しい登山でした。素敵な景色も独占。紅葉の時期などに来たら、もう少し人がいるのでしょうか。

通りすがりの興味から始まり、素敵な山との出会いになりました。また季節を変えて登ってみたいと思います。