新六甲全山縦走⑥その他山行

UPDATE 2025-04-04


【日 程】 2025/03/30(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 阪急芦屋川駅ー岩梯子ー荒地山ー芦屋ゲートーゴロゴロ岳ー奥池ー(バス)ー阪急芦屋川駅
【記 者】 T.Y


新六甲全山縦走の第六段。春の陽気から一転、この日は寒の戻りで肌寒さを感じる中、会員5名で芦屋川駅をスタート。

きれいに咲いたツツジを楽しみながらしばらく登ると、大きな岩がそびえ立つ岩梯子に到着。一般の登山道ながら、険しい岩のルートにドキドキ。Y師匠が先導し、両手を使って三点支持で注意しながら岩場を超えていく。途中、垂直に近い大きな岩へのチャレンジを検討するも、流石に全員がクリアするのは厳しいかなと断念。それでもザックを降ろさないと通れない新七右衛門嵓(しんしちえもんくら)という岩の隙間を苦戦しながら通り抜け、荒地山に到着。全身を使ったせいか、腹減った〜と早めのランチタイム。

荒地山から芦屋ゲートに下り、芦屋森の会ルートの整備された登山道を通ってゴロゴロ岳に向かう。ゴロゴロ岳?どんなところ?と想像を膨らませながら歩みを進め、山頂に到着。ゴロゴロというイメージとは少し違った、こじんまりしたかわいい山頂だった。後で由来を調べたところ、計測当時は565.6m(現在は565.3m)だったことから、5656(ごろごろ)という説があるとのこと。

ここで、次回のルートを確認しつつ、奥池へ下山してバスで芦屋川駅へ。本日の登山はここで終了したものの、師匠の「おしゃれなカフェ」リクエストで、全員でおいしいコーヒーを楽しんでから帰宅。

新六甲全山縦走はこれで最終回の予定でしたが、うれしいことに、まだ次回が予定されているようです。次回の案内をお楽しみに。

綾部市 三国岳でちょっとルートファインディング。例会山行

UPDATE 2025-04-01


【日 程】 2025/03/29(土)
【参加者】 7名
【コース】 綾部市老富町登山口🅿-東側の谷筋道-三国岳-胡麻峠-🅿

【記 者】 里山


登山口から右手の林道を歩き始める。林道の終点では、山積みの倒木と倒れた関電巡視路の看板。「さあ、山登りだ。」ところどころに道案内らしきテープはあるが、急斜面上の細いトラバース道の上にうず高く積もった枯葉で足元不明瞭。横に滑り落ちないように、ほんの数メートル先の目印テープまで、一歩ずつのルートファインディング。倒木、渡渉を乗り越えて…「うん。狙い通りの登り。この緊張感!」

標高420mあたりまで登り、正面の尾根を登り始めると巡視路用の立派な階段。これまでの荒れた道も巡視路なので、道を補修するそばから崩れてしまう場所なのだろう。胡麻峠側の道は、もう少し歩きやすいだろうから「こちらから登って正解だったね」と言っているうちに山頂到着。山頂からは舞鶴湾の眺望が良い。

下りでの胡麻峠から先。こちらも谷道なのである程度予想はしていたが道が荒れている。上りに引き続き、道を塞ぐ倒木と渡渉がたくさん現れる沢沿いの道。低山だが集中力を要する山だった。

下山後、車で、東隣にある老富ミツマタ群生地へ。まだ7分咲きとのことだったが、黄色のぼんぼりのような花が広い斜面を埋め尽くす様子に一同感動。現地で栃餅入りのぜんざいに舌鼓。やっぱり最後は食欲で〆なきゃね。

 

 

 

 

 

あっ!という間の蛇谷ヶ峰その他山行

UPDATE 2025-03-27


【日 程】 2025/03/21(金)
【参加者】 会員4名
【コース】 朽木スキー場-山頂ピストン
【記 者】 norokame


タイトルほどは短くはないけれど、平日山行メンバーでレッツゴー!

誰も登ったことが無いという朽木スキー場からのコース(私は遠い昔、下山したことがあるような・・・?)

今シーズンの営業を終了したスキー場の駐車場に一番乗り!

登山者用のコース標識がしっかりあって、登り口でうろうろすることも無く、残雪を踏みながら、たぶん前日のであろうトレースをたどる。尾根の斜面の急登をジグザグと繰り返して1時間ぐらいで尾根に上がると、前方遙か向こうに山頂が見える。積雪もかなり深くなり、時々深みにはまり、悲鳴とも歓声とも付かぬ大きな声が辺りにこだまする。空は青空、雪はいっぱい、誰もいない自分たちだけ!こんなに楽しい気分って、他にある???

「朽木温泉、天空の森」方面からのコースと合流すると、にわかに雪面が賑やかになり、トレースが乱れてちょっとガッカリ(´・ω・`)

山頂の雪はさすがに溶けかけていて土も見えている。遠くの展望は霞んでいて風も冷たく、長居は無用と下山開始。

スキー場上部を目指して途中から別コースを下りるが、尾根通しの急降下。枯れ葉の上に腐った雪はすべる滑る!お守り代わりにと持参したチェーンスパイクを装着。「もっと早く着けたら良かった!」

サクサクと安心して歩を進めスキー場へと無事帰還。これから登るパーティがびっくり顔してる(゜ω゜)

このコース、全員、気にいりました(^▽^)

 

 

春の花を求めて~山門水源の森その他山行

UPDATE 2025-03-27


【日 程】 2025/03/26(水)
【参加者】 3名
【コース】 長浜市 山門水源の森 四季の森コース(反時計回り)
【記 者】 里山


数日前は、こちらの南西に位置する蛇谷ヶ峰で雪山ハイキング、そして今日は、春のハイキング。贅沢な山遊びを満喫している一行。

お目当ては、キタヤマオウレン。「山門水源の森」が発信してくれているHPのおかげで、開花のピークに訪れることが出来ました。花の可憐さは、写真で一目瞭然。
 選んだ「四季の森コース」は、「四季の森」の南側が急斜面の狭いトラバース道なので油断できませんが、最長コースの「ブナの森コース」なら尾根道to尾根道。最高地点の守護岩を少し登れば「余呉トレイル」の稜線歩きが出来そう。四季のお花の種類も豊富だそうで、いいとこ見つけちゃった気分。(整備されているとはいえ、しっかり山道。軽登山靴が必要です。)

 山門湿原のわきから西を見上げれば、山頂にはまだ雪。冬は湿原も雪に閉ざされるのだと思うと、尚、ありがたい春の山遊びです。

山門湿原
キタヤマオウレン
ショウジョウバカマ
マルハナバチ⁈活動中

ゴイゴイスーな横山岳その他山行

UPDATE 2025-03-26


【日 程】 2025/03/15(土)
【参加者】 5名
【コース】 金居原登山口〜阿蘇岳〜横山岳東峰〜横山岳西峰(ピストン)
【記 者】 へっぴりゴシ


低気圧が近づく土曜の朝5時過ぎ、亀岡から順に車でピックアップしてきてもらった4人(SGW、SUGC、HSSE、KUC・・・DAIGOか!)のメンバーと、阪急西山天王山駅近くの駐車場で落ち合う。私の車に5人全員乗り込んで京都を脱出。前夜にNetflixで映画見てしまったもんだから寝不足⤵︎自業自得です。しかし、雪山へ行くのはテンション爆上がりウィッシュ。
今日は、SGWリーダーの発案山行。夏山のイメージではただただしんどい修行の山のイメージしかない滋賀県の横山岳へ。
雪山での下りを練習したいという一部メンバーのリクエストにお答えして、金居原コースから山頂を目指すピストンコースをチョイス。

7時に登山口近くの道路脇の駐車スペースに到着。すでに一台の先客2人が車を止めて身支度をしていました。
我々も、準備を整えていざ出発。ここ最近は暖かい日も有ったために取付き周辺は雪が少なくなっていました。
しかし、尾根はいきなりの急登で周りの木の枝を掴みつつ登っていく。
参加した女性4人はタフガイなので、そんな登りもなんのその💧途中からは雪も増えてきてひと安心。
稜線へ出る最後の登りがさらに急登なので、そこでアイゼンを装着。「3分以内で!」っていうの忘れてた。
アイゼンを付けると登りは一気に楽になり、すぐに稜線へ出ました。すっきりした気分。
なだらかな稜線では、「ここテント張れそう」、「こっちも張れそう」と雪山テント泊に味をしめている5人。
皆、ここまで黙々と登ったもんだから、阿蘇岳まで写真を撮るのを忘れてました。
阿蘇岳山頂の標識は小さなプレートと、木にマジックで直書きの「阿蘇岳865m」の文字。直書きかよ!

天気はまだ薄曇り、空気は澄んでいて遠くまで見える✨。
西を見れば、琵琶湖や竹生島。南を見たら金糞岳や伊吹山の山頂。東を見たら白山まで望むことができて、
予想外の景色のプレゼントがありました。サプライズプレゼントはおっさん、おばさんになっても嬉しいものです。
天気が悪ければ、最悪は東峰まで行ってピストンすることも考えていましたが、まだ天気は持ちそうなので、西峰の山頂へ。10:30頃に到着(はやっ)。山頂で軽く腹ごしらえ。朝も早かったのでお腹はぺたんこ。
山頂からの景色は、夏は鬱蒼と木が生い茂り、景色はほとんど見えないのに、冬は葉っぱも落ちて綺麗に琵琶湖が見えました。冬山のいいところの一つです。

30分ほど休憩して、いざ下山。雪庇にできたクラックを観察したりし、遊びながら稜線を進む。天気は確実に悪くなってきていて、行きに見えていた白山も見えなくなっていました。
稜線が終わると、今回の目的だった急な下りのアイゼン練習。歩幅は小さく、重心は鉛直に、足は斜面にフラットフッティングが基本。怖がると重心がぶれて後重心になるので余計に滑ります。
私がY師匠から教わったのは、とにかく沢山山を歩くこと。本や雑誌で歩き方のポイントを見て頭で分かっていても経験しないと中々分からないもので、たくさん歩いて色んな山の斜面を経験するのがいちばんの近道。Y師匠にいっぱい色んな雪山を経験させてもらえたことに感謝。いい人だったなぁ〜・・・って、まだご健在です(笑)

下山終盤に、少しでも楽にと思って、雪が少なくなったあたりから夏道の一般ルートを下る方向へコース変更。
しかし途中から、他の人のトレースを頼りに下っていくと崖。こりゃあかんわと登り返して、結局朝に登ったコースへ復帰して登山口まで無事に13:30下山しました。この日すれ違ったのは4人の方、人気のない山でしたが楽しいコースでした。

帰路につき車を走らせると、フロントガラスに雨粒が当たり始め、ギリセーフ。きっと今日の5人は日々精進しているのでしょう。雨に打たれることを想定してお風呂の準備をしていたので、「天然温泉 北近江の湯」でひとっぷろ♨️。駐車場で、朝イチに先客で居た登山者の2人に出会い、「近江ちゃんぽんを食べてました」との事🍜。
それが脳にインプットされたため、お風呂上がりは近くにあった「総本家ちゃんぽん亭」でお腹を満たす。私が食べたチゲちゃんぽん2辛は、お酢を足すとゴイゴイスーで最高でした。

稜線に出れば楽ちん
山頂までの稜線。雪庇観察①
雪山の稜線歩きはホッとします♬
山頂で、ゆっくり腹ごしらえ。ぺこぺこです
雪庇観察② 雪庇ツンツン
今回のメインディッシュ 急な下り練習
チゲちゃんぽん2辛